Main Page   Modules   Data Structures   Globals   Appendix  

FLT API

ウィンドウシステムのための FLT サポート. [詳細]

データ構造

struct  MFLTGlyph
 グリフに関する情報の型. [詳細]
struct  MFLTGlyphAdjustment
 グリフ位置調整情報のための型. [詳細]
struct  MFLTGlyphString
 グリフ列の情報のための型. [詳細]
struct  MFLTOtfSpec
 GSUB および GPOS OpenType テーブルの仕様のための型. [詳細]
struct  MFLTFont
 FLT ドライバが使うフォントの型. [詳細]

型定義

typedef struct _MFLT MFLT
 FLT (Font Layout Table) の型.

関数

MFLTmflt_get (MSymbol name)
 指定された名前を持つ FLT オブジェクトを返す.
MFLTmflt_find (int c, MFLTFont *font)
 指定された文字とフォントに合った FLT を探す.
const char * mflt_name (MFLT *flt)
 FLT の名前を返す.
MCharTablemflt_coverage (MFLT *flt)
 FLT の範囲を返す.
int mflt_run (MFLTGlyphString *gstring, int from, int to, MFLTFont *font, MFLT *flt)
 FLT を使って文字をレイアウトする.
void mdebug_dump_flt (MFLT *flt, int indent)

説明

このセクションでは、FLT (Font Layout Table) を用いた文字レイアウト機能に関する m17n FLT API を定義する。 FLT の形式は フォントレイアウトテーブル に記述されている。

型定義

typedef struct _MFLT MFLT

MFLT は FLT オブジェクトのための型である。 この内部構造は、アプリケーションプログラムからは隠蔽されている。


関数

MFLT * mflt_get ( MSymbol  name  ) 

関数 mflt_get() は、name という名前を持つ FLT オブジェクトを返す。

戻り値:
もし成功すれば、mflt_get() は見つかった FLT オブジェクトへのポインタを返す。失敗した場合は NULL を返す。

MFLT * mflt_find ( int  c,
MFLTFont font 
)

関数 mflt_find() は、文字 c をフォント font でレイアウトするために最も適切な FLT を返す。

戻り値:
もし成功すれば、mflt_find() は見つかった FLT オブジェクトへのポインタを返す。失敗した場合は NULL を返す。

const char * mflt_name ( MFLT flt  ) 

関数 mflt_name()flt の名前を返す。

MCharTable * mflt_coverage ( MFLT flt  ) 

関数 mflt_coverage() は、flt がサポートする文字に対して 0 でない値を含む文字テーブルを返す。

int mflt_run ( MFLTGlyphString gstring,
int  from,
int  to,
MFLTFont font,
MFLT flt 
)

関数 mflt_run() は、gstring 中の from から to 直前までの文字を font を用いてレイアウトする。もし flt がゼロでなければ、その値をすべての文字に対して用いる。 そうでなければ適切な FLT を自動的に選択する。

戻り値:
>=0 実行成功を示す。返される値は、gstring->glyphs 中で以前 to によって示されていたグリフへのインデクスである。
-2 結果を格納するには gstring->glyphs が短すぎることを示す。 呼び出し側は、より長い gstring->glyphs を用いて再度この関数を呼ぶことができる。
-1 その他のエラーが起きたことを示す。

void mdebug_dump_flt ( MFLT flt,
int  indent 
)


このページの先頭

Main Page   Modules   Data Structures   Globals   Appendix  

mulemark