署名検証の環境設定

署名された文書を開く前に、署名の検証向けに Reader を最適化するように環境設定を行います。

  1. 編集/環境設定(Windows/UNIX)、または Reader/環境設定(Macintosh)を選択し、左側で「セキュリティ」をクリックします。
  2. 文書を開いたときに PDF 内のすべての署名を自動的に検証するには、「文書を開くときに署名を検証」を選択します。このオプションはデフォルトでは有効になっています。
  3. 「詳細環境設定」をクリックし、「検証」タブをクリックします。
  4. 以下のオプションを選択します。
    検証方法
    これらのオプションで、署名を検証するときに選択するプラグインを決定する方法を指定します。通常は、適切なプラグインが自動的に選択されます。署名を検証するための特定のプラグインの要件については、システム管理者に連絡してください。

    署名検証の際に証明書の失効確認が成功することを要求
    検証時に除外される証明書の一覧と照合して証明書を確認する必要がある場合は、このオプションを選択します。このオプションが選択されていない場合、承認署名の失効ステータスは無視されます。証明用署名の場合、失効ステータスは常にチェックされます。

    署名の検証に使用する時刻
    電子署名に表示される時刻に、現在の時刻、署名に埋め込まれたタイムスタンプサーバなどによって保証される時刻、見つからない場合は現在の時刻、または署名が作成された時刻のいずれを反映させるかを決定するオプションを選択します。

    署名が有効な場合は署名フィールドの有効性を示すアイコンを表示しない
    署名が有効な場合は署名ステータスを非表示にします。署名されてから文書が変更された場合(緑色のチェックマークと警告三角形アイコンで示されます)でも非表示にします。

  5. 「Windows 統合」タブをクリックし、Windows 証明書ストアから証明書を信頼済み証明書の一覧に取り込むかどうかを指定します。また、署名を検証するときや証明済み文書を検証するときに Windows 証明書ストアのすべてのルート証明書を信頼するかどうかも指定します。これらのオプションを選択すると、セキュリティを損なう可能性があります。 このオプションは UNIX では使用できません。