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SybSQLContext

SybSQLクラスの、デフォルトのエラーコール バックメソッドを実装しています。

スーパークラス

  • SybContext
  • 使用モジュール

  • SybConstant
  • メソッド

    srvmsgCB( con,msghash)
    SybSQLクラスで、デフォルトで定義される サーバメッセージコールバック関数です。

    SybSQLクラスを使用して、サーバメッセージに対応する振るまいをカスタマ イズしたい場合は、このメソッドを再定義しなくてはなりません。

    conは、メッセージを引き起こした SybConnectionオブジェクトです。

    msghashには、メッセージの内容が格納されています。キーに対するそ の値は、SyBaseクライアントライブラリーのCS_SERVERMSG構造体メンバ変 数として与えられます。
    キー値 (CS_SERVERMSGメンバ変数)
    'msgnumber'msgnumber(サーバメッセージ番号)
    'severity'severity(メッセージの重大性)
    'state'state
    'line'line(原因となった行)
    'status'status
    'srvname'srvname(サーバ名)
    'text'text(サーバメッセージ文字列)
    'proc'proc(原因となったストアドプロシジャ名)
    'sqlstate'sqlstate
    なを、拡張エラーメッセージはサポートしていません。
    詳細は、SyBase Open Client Library マニュアルを見て下さい。

    cltmsgCB( con,msghash)
    SybSQLクラスで、デフォルトで定義される クライアントメッセージコールバック関数です。

    SybSQLクラスを使用して、クライアントメッセージに対応する振るまいをカスタマ イズしたい場合は、このメソッドを再定義しなくてはなりません。

    conは、メッセージを引き起こした SybConnectionオブジェクトです。

    msghashには、メッセージの内容が格納されています。キーに対するそ の値は、SyBaseクライアントライブラリーのCS_CLIENTMSG構造体メンバ変 数として与えられます。
    キー値 (CS_CLIENTMSGメンバ変数)
    'msgstring'msgstring (クライアントメッセージ文字列)
    'osstring'osstring( OSメッセージ文字列)
    'sqlstate'sqlstate
    'status'取り得る値は、'first','last','both'
    'msgnumber'msgnumber
    'layer'CS_LAYER(msg->msgnumber)
    'origin'CS_ORIGIN(msg->msgnumber)
    'number'CS_NUMBER(msg->msgnumber)
    'severity' nil -- 単なる情報メッセージ(エラーではない)
    'CONFIG_FAIL' -- SyBase構成エラー
    'RETRY_FAIL' -- リトライ可能なエラー(たぶんタイムアウト)
    'API_FAIL' -- たぶん、文法のミス
    'RESOIRCE_FAIL' -- たぶん、資源不足
    'COMM_FAIL' -- 通信エラー
    'INTERNAL_FAIL' -- 内部エラー
    'FATAL' -- 重大なエラー
    'unknown' -- この拡張ライブラリーが理解しないエラー
    詳細は、SyBase Open Client Library マニュアルを見て下さい。