Tukubaiオンラインコマンドマニュアル
divsen(1)
【名前】
divsen : 指定フィールドを1,000で除算
【書式】
Usage : divsen [-s] <f1> <f2> ... <file> Version : Thu Dec 15 13:46:38 JST 2011
【説明】
引数のファイルまたは標準入力のテキストデータの数値を1,000で除算し出力する。千単位の表を作成する場合などに使用する。引数において1,000で除算する各フィールドを順に指定する。なお、小数点以下の数値は四捨五入される。-sオプションを指定すると四捨五入せず、小数点の値をそのまま出力する。
【例1】
$ cat data 20060201 296030 6710000 20060202 1300100 3130000 20060203 309500 20100 20060204 16300 300100 20060205 41000 210000 20060206 771100 400000 $
$ divsen 2 3 data ←2フィールドと3フィールドを1,000で除算 20060201 296 6710 20060202 1300 3130 20060203 310 20 20060204 16 300 20060205 41 210 20060206 771 400 $
-sを指定して小数点まで表示させる。こうしたデータは以降でmarume(1)などを使って加工する。
$ divsen -s 2 3 data ←小数点まで表示 20060201 296.030 6710.000 20060202 1300.100 3130.000 20060203 309.500 20.100 20060204 16.300 300.100 20060205 41.000 210.000 20060206 771.100 400.000 $
【ワンポイント】
divsenされた結果をさらにパイプでつないでdivsenを実行すると、100万単位のデータを作成することができる。