Unix は現在に至るまで、常にシリアル通信機能をサポートしていました。 実際、本当に初期の Unix マシンは、ユーザとの入出力にシリアル通信を使っていました。 10 文字毎秒のシリアルプリンタ、 キーボードから構成された 「端末(terminal)」 が広く使われていた当時とは、 何もかもがすっかり変わっています。この章では、FreeBSD でシリアル通信を行なういくつかの方法について説明しています。
この章を読むと、以下のことがわかります。
FreeBSD システムへの端末の接続方法
リモートホストへダイヤルするためのモデムの使い方
リモートのユーザがモデムでシステムにログインできるようにする方法
シリアルコンソールからのシステム起動方法
この章を読む前に、以下のことを行っておくべきです。
新しいカーネルを構成してインストールする方法を覚える (9章FreeBSD カーネルのコンフィグレーション)。
Unix のパーミッションとプロセスについて理解する (4章Unix の基礎知識)。
FreeBSD で使おうとしているシリアルハードウェア (モデムまたはマルチポートカード) のテクニカルマニュアルを読めるようにする。
本文書、および他の文書は ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/doc/ からダウンロードできます。
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