以下に各定義グループの構文を示します。
シソーラス定義の構文 >>-:WORDS--+--------------------------------+--¥n---------------> +-:SYNONYM-----------------------+ '-:RELATED--+------------------+-' '- ( --number-- ) -' .----------------------------------------------------------------. V | >----+-member-term--+--------------------+--------------------+--¥n-+->< | '- ( --strength-- ) -' | '-+-.SYNONYM_OF-----------------------+--associated-term-' +-.RELATED_TO--+------------------+-+ | '- ( --number-- ) -' | +-.BROADER--+------------------+----+ | '- ( --number-- ) -' | '-.NARROWER--+------------------+---' '- ( --number-- ) -'
¥n は構文の一部ではありませんが、シソーラス定義ファイルでの 行の終了を示します。
シソーラス定義ファイルでは、以下のようにしてコメント行を挿入できます。
# my comment text
関係名は関係タイプおよび番号から構成されます。番号を省略すると、システム提供の関係名 であるゼロが想定されます。:SYNONYM は常にシステム提供の関係名です。
:SYNONYM などのコロンで始まる関係名は、同じ関係で互いに関連している ワード・リストの前に置きます。 例:
:WORDS :SYNONYM air steward cabin staff member flight attendant
このパラメーターは、検索した用語と弱い関係をもつワード をシソーラス検索に含ませたくない場合に役に立ちます。強さは、1 から 100 までの数値です。 デフォルト値は 100 です。
.SYNONYM_OF などのピリオドで始まる関係名は、あるワードと別のワードとの関係 を定義します。 例:
:WORDS air steward .SYNONYM_OF cabin staff member .SYNONYM_OF flight attendant
オプションの number はユーザー定義の関係を識別します。 この番号は、 シソーラス定義ファイル全体から取られた重複しない数 (現在は 1 〜 128) でなければなりません。 例: RELATED_TO(42)。
アプリケーションで関係名および番号の代わりにシソーラス関係のシンボル名 を使用したい場合は、アプリケーションで名前と番号のマッピングを処理する必要があります。 例:関係 opposite_of を RELATED_TO(1) として定義する場合は、アプリケーションでこの名前を内部関係名 RELATED_TO(1) にマップする必要があります。
以下に関連用語の例を示します。
:WORDS:SYNONYM reject decline RELATED_TO(1) accept