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パッチファイル名: Patch.HTML
適用: 全てのプラットフォーム
日付: 9/24/99
ID: R5.0.1_P13
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注意事項:
このファイルでは、1つ以上のEssbaseパッチによって回収された不具合を記述しています。1つのパッチで解決する不具合しか発生していない場合でも、すべてのパッチをインストールしてください。
シリウス社のウェブサイトからダウンロードすることにより、該当するファイルを入手できます。必要であれば、CD-ROMを提供いたしますので、CD-ROMからパッチをインストールしてください。CD-ROMをご希望のお客様はEssbaseサポートセンターで発行いたしました「ユーザID」と「希望送付先」をご記入の上、Essbaseユーザサポートデスクまで電子メール(essbase_support@sirius.co.jp)またはファクシミリ(03-5562-5209)でお申し込み下さい。
Essbaseのインストールに関する情報は、製品についてくるインストールノートに詳しく書かれていますのでご参照下さい。
インストールに必要なファイルについてはダウンロードファイルを参照してください。
ファイルをインストールするときの操作についてはは、シリウスウェブサイトからパッチをインストール 、または CD-ROMからパッチをインストールを参照してください。
Essbase バージョン 5.0.1のパッチは、パッチ1に始まり、累積しています。すなわち、本パッチには、最新のパッチ、及び以前のパッチすべての回収情報が含まれています。
R5.0.1_P13 はリリース 5.0.1のパッチ 13のキーです。
R5.0.1_P12 はリリース 5.0.1のパッチ 12のキーです。
R5.0.1_P11 はリリース 5.0.1のパッチ 11のキーです。
R5.0.1_P10 はリリース 5.0.1のパッチ 10のキーです。
R5.0.1_P9 はリリース 5.0.1のパッチ 9のキーです。
R5.0.1_P8 はリリース 5.0.1のパッチ 8のキーです。
R5.0.1_P7 はリリース 5.0.1のパッチ 7のキーです。
R5.0.1_P6 はリリース 5.0.1のパッチ 6のキーです。
R5.0.1_P5 はリリース 5.0.1のパッチ 5のキーです。
R5.0.1_P4 はリリース 5.0.1のパッチ 4のキーです。
R5.0.1_P3 はリリース 5.0.1のパッチ 3のキーです。
R5.0.1_P2 はリリース 5.0.1のパッチ 2のキーです。
R5.0.1_P1 はリリース 5.0.1のパッチ 1のキーです。
パッチ13はすべてのサーバプラットフォーム、及び16ビットと32ビットのクライアントに対応します。
パッチ12はすべてのサーバプラットフォーム、及び16ビットと32ビットのクライアントに対応します。
パッチ11はすべてのサーバプラットフォーム、及び16ビットと32ビットのクライアントに対応します。
パッチ10はすべてのサーバプラットフォーム、及び16ビットと32ビットのクライアントに対応します。
パッチ9はすべてのサーバプラットフォーム、及び16ビットと32ビットのクライアントに対応します。
パッチ8はすべてのサーバプラットフォーム、及び16ビットと32ビットのクライアントに対応します。
注意事項:
不具合回収に加えて、パッチ8は共有メンバがそれらに対応する通常のメンバから、ユニークなリンクレポートオブジェクトがあるか指定できる新しいESSBASE.CFG
設定を含みます。詳細につきましては、共有メンバのLROsを参照下さい。
パッチ7はすべてのサーバプラットフォーム、及び16ビットと32ビットのクライアントに対応します。
パッチ6はすべてのサーバプラットフォーム、及び16ビットと32ビットのクライアントに対応します。
注意事項:
バグ回収に加え、パッチ6は、ストリームデータロードのためのEssbaseAPIの3つの新しいグループ、ARBORPATH設定、ハイペリオンインテグレーションサーバドリルスルーを含みます。詳しい情報については、新しいEssbase APIを参照ください。
パッチ5はすべてのサーバプラットフォーム、及び16ビットと32ビットのクライアントに対応します。
注意事項:
パッチ4はすべてのサーバプラットフォーム、及び16ビットと32ビットのクライアントに対応します。
パッチ3はすべてのサーバプラットフォーム、及び16ビットと32ビットのクライアントに対応します。
注意事項:
Bad Binary Spreadsheet Table
このクライアント/サーバ゙の非互換性は、パッチ 2でハイペリオンインテグレーションサーバドリルスルーのコードを導入したために発生いたします。
なお、パッチ2以前のスプレッドシートアドインは、パッチ2、もしくは最新のサーバと共に使用することができます。
パッチ2はすべてのサーバプラットフォーム、及び16ビットと32ビットのクライアントに対応します。
注意事項:
詳しい情報については、次の項目を参照してください:
パッチ1はNTか、WindowsとOS/2サーバプラットフォームと、16ビットと32ビットのクライアントの問題を解決する。
以下に記述された不具合がパッチ13において回収されました。このパッチで解決された問題の最新のリストに関しては以下のシリウス社ウェブサイトでも公開されておりますので参照してください。
http://bi-support.sirius.co.jp/essweb/default.html
日本語版Essbaseにおいて、時刻、日付が正しく表示されない (8566, P13)
日本語版Essbaseにおいて、月、日、そして時刻が正しく表示されていませんでした。この不具合がP13で回収されました。
クエリ用仮想メモリが足らない (8859, 12721, 14409, P13)
大きなクエリが仮想メモリの問題を生じていた可能性がありました。この不具合がP13で回収されました。
日本語版Essbaseにおいて、サーバ情報のダイアログボックスで月が表示されない (9040, P13)
日本語版Essbaseにおいて、サーバ情報のダイアログボックスで月が表示されませんでした。この不具合がP13で回収されました。
ロータス1-2-3リリース5のアドインにおいて、EssGetMbrInfoマクロが動作しない (9174, P13)
ロータス1-2-3リリース5のアドインにおいて、EssGetMbrInfoマクロが動作しませんでした。EssGetMbrInfoマクロを正常動作させるために、以下のステップに従うことをお勧めします。
メンバ名や別名に('\')がある場合、データ取得が実行できない (9310, 9311, 9312, P13)
メンバ名や別名に'\'がある場合、メンバ選択ができませんでした。この不具合がP13で回収されました。
あるケースにおいてスプレッドシートのピボット時、任意の行が欠落する (12126, P13)
Excelアドイン実行時、あるケースにおいてスプレッドシートのピボットを実行すると任意の行が欠落していました。この不具合がP13で回収されました。
連続的な繰返しデータ取得がメモリリークを生じる (12185, 13762, P13)
Excelアドインにおいて、連続的な繰返しデータ取得がメモリリークを生じていました。この不具合がP13で回収されました。
あるスプレッドシートの表示において、”メンバラベルの繰返し”オプションを有効にしピボットを実行すると予期せぬ結果が生じる (12386, P13)
あるスプレッドシートの表示において、”メンバラベルの繰返し”オプションを有効にしピボットを実行すると予期せぬ結果が生じていました。この不具合がP13で回収されました。
連続する次元構築がメモリリークを生じる (12463, P13)
アプリケーションサーバ (ESSSVR
プロセス) は、ESSCMDスクリプトを使用して終了した連続次元構築のメモリの増加合計を使用していました。この不具合がP13で回収されました。
アプリケーションデザイナの権限を持つユーザ/グループが自分自身の計算スクリプトを実行できない (13297, P13)
Essbaseクライアントが”権限が不十分”とのエラーメッセージを返すために、アプリケーションデザイナの権限を持つユーザ/グループが自分自身の計算スクリプトを実行できませんでした。この不具合がP13で回収されました。
”メンバの保持/削除時に保持”オプションでアプリケーションサーバがクラッシュする (13816, P13)
”メンバの保持/削除時に保持”オプションを有効にした場合、データ取得後、メンバの保持やメンバ削除の操作を実行するとアプリケーションサーバがクラッシュしていました。この不具合がP13で回収されました。
”メンバラベルの繰返し”有効時、メンバの保持/削除操作を実行できない (14139, P13)
”メンバラベルの繰返し”オプションを有効にした場合、スプレッドシートアドインにおいてメンバの保持/削除操作が実行できない場合がありました。この不具合がP13で回収されました。
特定のデータベースにおいて、データがロードされない時デフォルト計算ができない (14405, P13)
空データベース上での特定データベース アウトラインのデフォルト計算が無限ループしていました。この不具合がP13で回収されました。さらに、データキャッシュ設定を30MB、CFG
ファイルの CALCLOCKBLOCKDEFAULT設定を少なくとも107にしてください。
データ取得後、スプレッドシートのセルに正しい値ではなく#MISSINGが表示される (14588, P13)
ある動的計算メンバが計算されず、スプレッドシート上でデータ値が#MISSING
となっていました。この不具合がP13で回収されました。
日本語版Essbaseにおいて、置換による次元構築ができない (14809, P13)
ルールファイルがMBCS文字の置換文字列を使用した場合、次元構築が実行できない場合がありました。この不具合がP13で回収されました。
オプションメニューの取得モードの変更が一時的な設定表示となる (14824, P13)
Essbaseオプションメニューにおいて、モードページの”詳細設定”を”フリーフォーム”へ変更し、表示ページの”#Missing行”、”値0の行”を非表示にした後、OKボタンを押下しても設定が保持されず、再度設定し直す必要がありました。この不具合がP13で回収されました。
検証エラーのあるパーティションでデータを複製するとアプリケーションがクラッシュする (14852, P13)
あるシナリオにおいて、検証エラーのあるパーティションでデータを複製するとアプリケーションがクラッシュしていました。この不具合がP13で回収されました。
疎メンバをレベル0からレベル1へロールアップした時、計算結果が正しくない。 (14996, P13)
データベース設定で”#Missingの集計”を有効にした場合、集計計算が正しくない可能性がありました。この不具合がP13で回収されました。
計算スクリプト内で @PRIOR 関数使用後、データベース情報の”統計”で余分なレベル0ブロックが作成されたと表示される (15035, P13)
計算スクリプト内(データベース設定の”等式によるブロックの作成”無効時)での @PRIOR 関数使用がデータベース情報ダイアログボックスの”統計”で余分なレベル0ブロックを表示していた可能性がありました。この不具合がP13で回収されました。
計算キャッシュONとOFFで、同一計算にもかかわらず異なる値が返される (15083, P13)
計算キャッシュ使用時、配列を使用する計算スクリプトは間違った計算をしていました。例えば、ESSBASE.CFG
ファイルでの以下のように設定します。
CALCCACHEHIGH 30000000 CALCCACHEDEFAULT 10000000 CALCCACHELOW 5000000この不具合がP13で回収されました。
パッチ7からパッチ11へのアップグレード後、計算時間が長くなった。 (15195, P13)
パッチ7からパッチ11へのアップグレード後、計算時間が長くなっていました。この不具合がP13で回収されました。
スプレッドシート アドインにおいて、動的計算が正しく実行されない (15357, P13)
スプレッドシート アドインにおいて、動的計算が正しく実行されていない可能性がありました。この不具合がP13で回収されました。
オプション無効時、Essbaseが#MISSINGブロックを作成する (15371, P13)
Essbaseは”等式によるブロックの作成”が有効でない場合、余分な#MISSINGブロックを作成していました。この不具合がP13で回収されました。
OUTLINECHANGELOGがTRUE時、メンバ名の名前を変更するとサーバがクラッシュする (15385, P13)
パラメータOUTLINECHANGELOGがTRUEに設定されている場合、アウトライン内のメンバ名の名前を変更しようとするとサーバがクラッシュしていました。この不具合がP13で回収されました。
タイムバランスの計算で動的計算を実行すると間違った値が返される (15416, P13)
タイムバランスの計算で動的計算を使用した場合、間違った値が返されていました。この不具合がP13で回収されました。
スプレッドシート クライアントでデータベースへの接続方法を変更するとクラッシュする (15428, P13)
データベースへの接続やロックと送付を実行している時に、データベースへのアクセスを読込み専用から読込み/書込みへ、または読込み/書込みから読込み専用に変更した場合、アプリケーション サーバがクラッシュしていました。この不具合がP13で回収されました。
レポートスクリプト内に動的時系列メンバが存在する場合、間違った結果を返す (15533, P13)
レポートスクリプトにおいて、最も内部の列メンバが動的時系列メンバである場合、データセルが間違ったセルへ移動されることがありました。この不具合がP13で回収されました。
アプリケーションマネージャのイベントログの表示において、2000年以降の日付の表示が空白となる (15608, P13)
時間を進めて2000年以降の日付を設定した場合、アプリケーションマネージャのイベントログの表示で2000年以降の日付が空白で表示されていました。この不具合がP13で回収されました。
動的計算メンバが多い場合、アプリケーションがクラッシュする (15647, P13)
”等式によるブロックの作成”が有効な場合、以下の計算スクリプト実行中にアプリケーションがクラッシュしていました。
Set cache high; Set Aggmissg On; Set Frmlbottomup On; Set Updatecalc off; Calc all;この不具合がP13で回収されました。
ロータス1-2-3スプレッドシート アドインでEssRetrieveマクロは間違ったシートを取得する (15760, P13)
ロータス1-2-3のスプレッドシート アドインでEssRetrieveマクロを使用した場合、取得は指定されたシートではなくカレントシートを取得していました。この不具合がP13で回収されました。
データベースの情報表示後、サーバクラッシュ、新規インデックスやデータファイル作成不可が発生する (15783, P13)
アプリケーションマネージャにおいてデータベースの情報選択後、以下のいずれか1つが発生していました。
間違ったデータファイルからデータをロードするとサーバがクラッシュする (16024, P13)
重複したメンバ名(またはエラー)を持つデータファイルからデータをロードした場合、サーバがクラッシュしていました。この不具合がP13で回収されました。
読込み/書込み権限を持つユーザが計算を実行するとEssbaseが失敗する (16147, P13)
デフォルト計算を連続実行中、Essbaseはエラーメッセージを表示し失敗していました。この不具合がP13で回収されました。
特定の計算を実行する権限を持つグループのデフォルトがすべての計算実行権限を持つ (16193, P13)
特定の計算を実行する権限を持つグループのデフォルトがすべての計算を実行できる権限に設定されていました。この不具合がP13で回収されました。
疎メンバのみの変更後、密の再構築が実行される (16630, P13)
疎メンバの移動、追加、変更を実行するとアウトライン保存時、密の再構築が実行されていました。アウトライン保存時、インデックスのみ再構築されるよう修正しました。
疎/密次元で構成時、タイムバランスが正しく計算されない (16740, P13)
時間軸に疎次元があり、かつ会計軸にタイムバランスがある場合データ計算が正しく実行されない可能性がありました。この不具合がP13で回収されました。
ロータス1-2-3 スプレッドシートアドインのカスケードにおいて、プリンタへの結果出力ができない (16809, P13)
ロータス1-2-3 スプレッドシートアドインにおいて、カスケードメニュー->出力先オプション->出力先の種類で”プリンタ”を指定(スプレッドシートの替わりにプリンタ使用)してもプリンタへ結果が出力されませんでした。この不具合がP13で回収されました。
制限付きSKU スプレッドシート アドインがExcel終了時クラッシュする (17008, P13)
Windows95において、制限付きSKU スプレッドシート アドインがExcel終了時、エラーメッセージを出力し失敗していました。この不具合がP13で回収されました。
以下に記述された問題点がパッチ 12 において回収されました。
ある英数字や日本語使用時、セル数が正しくない (8680, P12)
メンバ名に英数字や日本語が含まれていた場合、メンバ選択ツールのセル数が間違っていました。この不具合がP12で回収されました。
最初のスプレッドシートで別名使用を有効にし、2番目のスプレッドシートを接続するとエラーメッセージが出力される (9224, P12)
Hyperion Essbase スプレッドシート アドインにおいて、最初のシートでデータベースに接続し、オプションメニュー「行次元としてメンバ名、別名(B)両方を使用」を有効にした後、2番目のシートで2番目のデータベースへ接続しようとするとエラーメッセージが出力されていました。この不具合がP12で回収されました。
スプレッドシートアドインの取得においてメンバ名の並びが変更されてしまう (9286, P12)
ある英数字や日本語を使用した場合、取得後スプレッドシート内のメンバ名の並びが間違っていました。この不具合がP12で回収されました。
動的計算メンバ上で複数の取得を実行すると異なった結果が戻ってくる (11451, P12)
あるスプレッドシートにおいて、動的計算メンバ上で取得を複数回実行すると、実行毎に異なる結果が返されていました。この不具合がP12で回収されました。
EssVGetDataPointがログファイル内にネットワークエラーを出力する (11910, P12)
多くの行を含む範囲のデータ取得時、API関数 EssVGetDataPoint がネットワークエラー#10053 を発生し、ログファイルへ出力していました。EssVGetDataPoint の繰返し使用はログファイル内へ多くのエラーを出力することになり、結果として関数の失敗の原因、シャットダウンそしてアプリケーションの再起動が必要になっていました。この不具合がP12で回収されました。
アプリケーションデザイナーがコピーされた計算スクリプトにアクセスできない (13297, P12)
アプリケーションデザイナーの権限を持つユーザが他のアプリケーションからコピーされた計算スクリプトにアクセスすることができませんでした。この不具合がP12で回収されました。
EsbOtlAddMember()のためのメンバ コメントをアウトラインに書き込めない (13732, P12)
VB用API関数 EsbOtlAddMember() を使用してアウトラインにメンバを追加した場合、MbrInfo.szCommentフィールドが更新されませんでした。この不具合がP12で回収されました。
OUTLINECHANGELOG (.OLG)
が TRUE時、多くのメンバ式を持つアウトラインが保存できない (14043, P12)
ESSBASE.CFGファイルで OUTLINECHANGELOG
が TRUE に設定されている場合、多くのメンバ式を持つアウトラインの保存ができませんでした。この不具合がP12で回収されました。
レベル0の周期メンバが動的計算メンバである場合、Year-to-Date の計算ができない (14256, P12)
密次元で計算式を持つレベル0の動的計算メンバの計算時、動的時系列 Year-to-Date の計算結果が間違っていました。この不具合がP12で回収されました。
WindowsNT用 Hyperion Essbaseサーバへのログイン時刻の表示が正しくない (14439, P12)
WindowsNT用 Hyperion Essbaseサーバが日本語OS上で動作中、不正なログイン時刻がエージェントウィンドウに表示されていました。この不具合がP12で回収されました。
パーティションデータを複製する EsbPartitionPutReplCells() 関数呼び出し時、VB アプリケーションがクラッシュする (14443, P12)
VB用API関数 EsbPartitionPutReplCells() を使用してソースからターゲットへパーティションのデータを複製するとアプリケーションがクラッシュしていました。アプリケーションマネージャでは正常動作します。この不具合がP12で回収されました。
リンクレポートオブジェクト (LRO) のファイルがロータス1-2-3のデータセルに追加できない (14630, P12)
リンクオブジェクトを使用して添付されたファイルを表示/起動しようとするとエラーメッセージが表示され実行できませんでした。再度、ファイルを表示するとリンクオブジェクト用ブラウザウィンドウにファイルがリストされていませんでした。この不具合がP12で回収されました。
同時に2つの計算スクリプトを実行するとアプリケーションがクラッシュする (14681, P12)
同一のデータブロックに書き込みをする2つの計算スクリプトが同時に実行された時、アプリケーションがクラッシュする可能性がありました。この不具合がP12で回収されました。
権限以上のグループにメンバを追加できるが、そのメンバが表示されない (14827, P12)
作成/削除のユーザ権限を持つユーザが自分より高いセキュリティ権限を持つグループにメンバを追加することができていました。メンバは追加されますが、メンバのグループ一覧では見る事ができず、ログファイルにエラーが出力されるにすぎませんでした。本パッチにて、このようなユーザが自分より高い権限を持つグループやスーパバイザで作成されたグループへメンバを追加できないようにしました。
多くのPAGファイルの作成、更新時、サーバがクラッシュする (14931, P12)
サーバがPAGファイルを作成、更新時、PAGファイルの数が WindowsNT や OS/2では 99 、UNIXでは 82 を超えた場合、Hyperion Essbaseサーバはクラッシュしていました。この不具合がP12で回収されました。
以下に記述された問題点がパッチ 11 において回収されました。
アウトラインエディタや計算スクリプトエディタの検索画面で日本語を検索できない (9201, P11)
HP-UX上において、リンクレポートオブジェクトを実行するとExcelアドインやアプリケーションマネージャが停止する (12030, P11)
HP-UX上の Essbase サーバで、データベース接続時、スプレッドーシトアドインのセルノートも添付を実行するとExcelアドインやアプリケーションマネージャが停止していました。この不具合がP11で回収されました。
インストレーション後の長い $ARBORPATH が LRO の問題の原因となる (12524, P11)
インストール場所の変更(例、ネットワーク上へのインストールなど)により $ARBORPATH の内容が長くなった場合、LRO プレビュー中にアプリケーションマネージャがクラッシュしていました。この不具合がP11で回収されました。
時間軸が疎の場合、密次元の動的計算メンバの計算式内で @PRIOR 関数が間違った結果を返す (12722, P11)
時間軸が疎の場合、密次元の動的計算メンバの計算式内で @PRIOR 関数を使用すると間違った結果が返されていました。この不具合がP11で回収されました。
Solarisサーバ Patch9 インストール時、エラーメッセージ "bad tag" が表示される (12759, P11)
Solaris上で Patch9 の Essbase サーバ、API、SQL インターフェイスのインストールを実行するとエラーメッセージ "bad tag"
が表示されていました。この不具合がP11で回収されました。
Windows NT、95/98上でのサーバインストール時、環境変数 PATH の内容が切捨てられる (13005, P11)
Windows NT、95/98上で Essbase サーバ インストール時、環境変数 PATH の内容が 256バイト長を超えた場合、PATH の内容が切捨てられていました。本パッチにて、必要な時のみ更新されるようになりました。更新内容が長すぎる場合、更新は行わず、必要情報を表示するようにしました。
インテグレーション サーバ ドリルスルーのデータが切捨て、破壊される (13324, P11)
ロータスや Excel アドインにおいて、インテグレーション サーバ ドリルスルーのデータが切捨て、破壊されていました。この不具合がP11で回収されました。
AIX SQL インターフェイスにおいて、Intersolv以外のドライバ構成用の大文字/小文字区別の設定が無視される (13372, P11)
DB2 ODBCドライバを持つ AIX上で ESSSQL.cfg
ファイルの 'UpperCaseConnection' パラメータが有効とならず、DB2 への接続ができませんでした。この不具合がP11で回収されました。
無効なスプレッドシート上での操作がアプリケーションを強制終了させる (13485, 13969, 13526 P11)
無効なスプレッドシート表示(内部に不明瞭なメンバ存在)でアプリケーションが異常終了していました。本パッチにて、クラッシュを防止すると同時にエラーメッセージを表示するように回収しました。
API関数 EssBeginReport() のロックパラメータがレポート定義で表示された全ブロックをロックできない (13657, P11)
API関数 EssBeginReport() は1ブロックしかロックできないため、2ブロックのロックを必要とするデータベースを更新できませんでした。この不具合がP11で回収されました。
ルールファイル ヘッダ定義において、エラー検索無しでデータロードが実行される (13787, P11)
データソースのメンバ名がルールファイルのヘッダ名フィールドで定義されたメンバ名と同次元である場合(データ定義エディタ:オプション > データロード設定 > ヘッダ定義)、エラーが表示されずデータレコードが間違った次元にロードされた可能性がありました。本パッチにて、データファイルにヘッダ名フィールドで定義されたメンバと同次元であるメンバが存在する場合、データロードは中止し、エラーを出力するように回収しました。
アプリケーションマネージャで削除したにもかかわらず DB2 OLAP サーバからアプリケーションを削除できない (14275, P11)
DB2関数 EssSmAppDelete() がアプリケーション削除に失敗した後、Essbase はアプリケーション用の App
フォルダやセキュリティ ファイルを削除できませんでした。この不具合がP11で回収されました。
密次元の再構築後の LRO 再作成中アプリケーションが強制終了する (14321, P11)
密次元の再構築や計算後、リンクレポートオブジェクトが非表示となり、新規 LRO を作成するとアプリケーションが強制終了していました。この不具合がP11で回収されました。
言語用環境変数 ESSLANG
がドキュメントに記述されていない (14499, P11)
Essbase用の言語用環境変数 ESSLANG
についての情報がバージョン5.0.1のドキュメントに記述されていませんでした。英語版は正しいコードページがデフォルトとして設定されています。クライアント、サーバが英語以外の場合、クライアント、サーバ両方に同じ内容の環境変数 ESSLANG
を設定しなければなりません。環境変数 ESSLANG
はユーザ変数、または、システム変数として設定することができます。$ARBORPATH がシステム変数として設定されている場合、ESSLANG
をシステム変数として設定してください。$ARBORPATH がユーザ変数として設定されている場合、ESSLANG
をユーザ変数として設定してください。
ESSLANG
の設定方法 : ESSLANG=<locale>
<locale>
は Uniscape社 GlobalC の設定フォーマットです。
設定フォーマットは <Language>_<Country>.<code page name>@<sort order> です。
日本語の場合、環境変数 ESSLANG
は次の様な設定となります。
ESSLANG=Japanese_Japan.MS932@binary
詳細については Uniscape社のホームページ http://www.uniscape.com/products/globalc_locales.html をご参照ください。
以下に記述された問題点がパッチ 10 において回収されました。
#MISSINGと値0を比較する交差次元を使用する計算スクリプトから誤った結果が返される (9303, P10)#MISSING
の場合、誤った結果を返していました。
#MISSING
の場合、IF文 (Actual->Sales->Feb < 0)
は真、偽の判定がされていませんでした。この不具合がP10で回収されました。
次元構築時、共有メンバに別名が付加できない (9417, P10)
アウトラインエディタの”アウトラインの更新”メニューでルールファイルを使用してアウトラインを更新した場合、共有メンバに共有元と同一の別名を付加することができませんでした。この不具合がP10で回収されました。
Solarisサーバで、最後の文字が同じデータベースを作成できない (11713, P10)
Solaris上の日本語版Essbaseサーバにおいて、既存のデータベース名の最後の文字と同じ文字を持つ新規データベースを作成しようとした場合、エラーメッセージ”The database already exists.”が表示され作成することができませんでした。この不具合がP10で回収されました。
Excelアドインにおいて、#MISSING行の非表示オプションが有効とならない (11849, P10)
バージョン5.0以降のEssbaseサーバにおいてExcelアドインのオプションメニュー ”#MISSING行の非表示”を有効にしてもアクセス不可なセルは表示されていました。この不具合がP10で回収されました。なお、本パッチは、この問題の回避策として以下の新しい Essbase.cfg 設定を含んでいます。
SupNA ON
= アクセスしないセルを非表示にする
SupNA OFF
= アクセスしないセルも表示する
デフォルト値は OFF です。この問題を回避するために、お使いの Essbase.cfg ファイルに SupNA ON
を追加してください。
@IRR 関数があるメンバに対して不正な値を返す (12210, P10)
入力値に依存するメンバに対して @IRR 関数は不正な値を返していました。この不具合がP10で回収されました。
Excel 7、8 でリンクレポートオブジェクト(LROs)を削除できない (12222, P10)
Excelアドインのリンクオブジェクトブラウザで LRO を削除した後、一旦ブラウザを終了し再度ブラウザを起動するとオブジェクトは削除されず残ったままでした。この不具合がP10で回収されました。
AIX上でアプリケーション削除後、アプリケーション用ファイルが削除されない (12760, 12653 P10)
AIXにおいて、アプリケーション削除後、アプリケーション用PAG、INDファイルが削除されずディスク上に残ったままでした。この不具合がP10で回収されました。
動的計算メンバに対してデフォルト計算が誤ったデータ値を返す (12769, P10)
@CURRMBRRANGE 関数は動的計算メンバが疎である場合、正常動作しませんでした。この不具合がP10で回収されました。
APIで共有メンバに付加されたリンクレポートオブジェクトがExcelアドインで表示されない (12825, P10)
APIで共有メンバに付加された LROs はアプリケーション マネージャでは表示されるが、Excelアドインでは表示されませんでした。この不具合がP10で回収されました。
NTサーバにおいてアプリケーションのプロセスIDを表示して欲しい(要望) (12858, P10)
NTタスクマネージャで表示されるEssbaseアプリケーションの個々のプロセスIDがどのアプリケーションに該当するのか判断できず(実行中のEssbaseアプリケーションはすべて ESSEVR.EXE
として表示)、アプリケーションがハングした場合、該当するアプリケーションを強制終了することができませんでした。本パッチにて、ESSBASE
ディレクトリに存在する Essbase.log
ファイルに個々のアプリケーションのPIDを出力する機能が追加されました。Essbaseアプリケーション開始時、次のような行”Application Sample loaded - connection established.
”が出力されます。この行の後に続いて該当アプリケーションのPIDが出力されます。このPIDを使用して操作を強制終了することができるようになりました。
タイムバランスタグを使用した計算が #MISSINGブロック後の値を無視する (12860, P10)
タイムバランスタグが付加された会計メンバ(疎次元で動的計算)の計算が #MISSING
ブロックを展開した非#MISSING
ブロックを無視していました。 例えば、一連の #MISSING
に続く非#MISSING
が親メンバの平均に含まれていませんでした。この不具合がP10で回収されました。
旧クライアントバージョンのAPI関数 EssSetDatabasestate が取得バッファ設定を0に再設定する (13109, P10)
クライアントバージョン5.0以前のAPI関数 EssSetDatabasestate を使用した場合、取得バッファサイズや並べ替え取得バッファサイズの設定値が0に再設定されていました。この不具合がP10で回収されました。
以下に記述された問題点がパッチ 9 において回収されました。
32ビット ロータス 1-2-3 スプレッドシート アドインが実行できないEssnet.dll
が含まれていませんでした。そのためアドイン実行時、エラーメッセージ ”USE または USELSX モジュールのロードエラーです: lsx123.DLL
” が出力され 32ビット ロータス 1-2-3 スプレッドシート アドインが実行できませんでした。この不具合がP9で回収されました。
特定の日本語を使用したデータベースを作成できない (8989, P9)
ESSCMD スクリプトで CREATEDB コマンドを使用して、特定の日本語を持つデータベース名を作成することができませんでした。この不具合がP9で回収されました。
アウトライン内で子メンバ移動後、#MISSING が正しく集計されない (9338, P9)
”#Missingの集計”オプションを使用可能にし、ある親のすべての子を同次元内の他の親へ移動した後、SET UPDATECALC 、 CALC ALL を用いてデータベースの計算を実行し、スプレッドシートで結果を確認すると、移動元の親の値は変わらず移動前の値のままでした。(#MISSING
となるべきところが、移動前の子供の値を維持したまま) この不具合がP9で回収されました。
インテグレーション サーバ ドリルスルー レポートが実行できない (11648, P9)
EssbaseサーバがUNIXの場合、スプレッドシート アドインから インテグレーション サーバ ドリルスルー レポート を実行すると、Essbaseは無効なログイン
メッセージを返していました。この不具合がP9で回収されました。
計算式を持つ動的計算メンバを取得するとサーバ ウィンドウ 上のメッセージが無限ループする (11791, P9)
スプレッドシート上で、手動で計算式を持つ動的計算メンバ名を入力し取得を実行すると、サーバ ウィンドウ 上のメッセージが無限ループしていました。この不具合がP9で回収されました。
アドインにおいて、ロック&送付後、子メンバの#MISSINGが集計されない (11929, P9)
アドインにおいて、ロック&送付後、あるアウトライン内の子メンバの #MISSING
が集計されず、データ取得後、親の値は #MISSING
として表示されていませんでした。この不具合がP9で回収されました。
'&' を持つデータベース名が作成できない (11977, P9)
ESSCMD、または、アプリケーション マネージャにおいて、'&' を持つデータベース名を作成しようとした時、エラー”1019002 - unable to create database
”が出力され作成できませんでした。この不具合がP9で回収されました。
特定の計算シナリオ実行でサーバがクラッシュする (12018, P9)
@PRIOR 関数を使用したメンバ式を実行すると、計算スクリプト内で2度計算が実行されアプリケーション サーバがクラッシュしていました。この不具合がP9で回収されました。
”メンバラベルの繰返し”でズームインを実行するとスプレッドシートの表示がおかしくなる (12347, 12348, P9)
スプレッドシートのオプションメニューで”メンバラベルの繰返し”を使用可能にし、メンバのズームインを実行すると、スプレッドシートの表示がおかしくなり、エラーメッセージが出力されていました。この不具合がP9で回収されました。
”メンバラベルの繰返し”で列のピボットを実行するとスプレッドシートの表示がおかしくなる (12385, P9)
スプレッドシートのオプションメニューで”メンバラベルの繰返し”を使用可能にし、列のピボットを実行すると、スプレッドシートの表示がおかしくなっていました。この不具合がP9で回収されました。
以下に記述された問題点がパッチ 8 において回収されました。
Essbaseの日本語バージョンで、日本語のアウトラインメンバの式はアウトライン更新の後に削除される(8685,P8)
"メンバラベルの繰り返し"オプションが可能にされる時、Spreadsheet Add-inで特定のクエリーが失敗する (8968, 8984, 9087, 9291, 11672, P8)
"メンバラベルの繰り返し"オプションがSpreadsheet Add-inで可能にされるとき、あるタイプのクエリー(取得、ピボット、及びズーム)は失敗して、エラーメッセージを返すという不具合がP8で回収されました。
URLsをリンクするためのEssGUpdateLROがエラーを返す(11491, P8)
EssGUpdateLRO GRID API関数はファイルとセルの注意事項のために適切に動作しますが、リンクされたURLsは以下のエラーを返すという不具合がP8で回収されました。
[Invalid object option for URL link entered - 3 ]
NT上で地域設定が"ポーランド語"または"英語(ニュージーランド)"の時、Essbaseはスタートを失敗する(11507,11945P8)
地域設定が「ポーランド」か「英語(ニュージーランド)」に設定される時、Windows NTでEssbase Agentはスタートしなく、下記のエラーメッセージは現れます:
Failed on GcSetLocale ()
この不具合がP8で回収されました。
データベースクエリーは特定の計算後、サーバをクラッシュさせる(11518,P8)
「#Missingの集計」と「等式によるブロックの作成」オプション(データベース|設定でボックスをチェックする)を使用した特定の計算後、データベースクエリーはEssbaseサーバをクラッシュさせます。
パッチ8は不具合を回収して、増強されたクラッシュのリカバリをこのバグだけに影響されるデータベースへ提供します。クラッシュを残す空かバックアップのデータベースを始めるのを避け、Patch 8以前のデータベースの適所にPatch 8をインストールして下さい。それから、データベースを再選択して下さい。
注意事項: データベースを再選択する前にPatch 8をインストールしないと、クラッシュのリカバリは同じ不具合が出てしまいます。
Excelでのフリーフォーム取得モードは、非常に大きいまたは小さい値を不当に解釈する(11528,P8)
フリーフォームモードがExcelのSpreadsheet Add-inで可能にされるとき、非常に大きいか小さい数における取得はテキスト文字列として不当に数値を返します。例えば、0.000005の取得は左詰めのテキスト値として不当に5e-006を返すという不具合がP8で回収されました。
タイムバランス期末タグは、上位レベルの時間次元メンバの不当な値を返す(11570, P8)
最後の子メンバに(~)(非集計)をサインすると、タイムバランス期末タグは、上位レベルの時間次元メンバの不当な値を返すという不具合がP8で回収されました。
CCONV計算コマンドは不当にデータを#MISSINGに設定する(11779, P8)
ある計算スクリプトで、関連通貨データベースアウトラインが動的計算メンバを含むならば、CCONV計算コマンドは、#MISSINGにデータを設定するという不具合がP8で回収されました。
ESSCMDのValidateは、LROsをもったデータベースの疎次元再構築後に、"LRO free catalog page"エラーを出力する(11859,P8)
ESSCMDのValidateは、LROsをもったデータベースの疎次元再構築後に、"LRO free catalog page"エラーを出力するという不具合がP8で回収されました。
以下に記述された問題点がパッチ 7 において回収されました。
特定の日本語のメンバが存在するとデータロードが中断される(10639,P7)
次元の中に特定の日本語のメンバが存在すると、そのデータを読み込む際にデータロードが中断されるという問題がパッチ7で回収されました。
ハイペリオンインテグレーションサーバドリルスルーへのログインに失敗した際、間違ったエラーメッセージが表示される(10845,P7) (10845, P7)
スプレッドシートアドインからハイペリオンインテグレーションサーバドリルスルーへログインを試み失敗した際に表示されるエラーメッセージで、エラーメッセージ中にインテグレーションサーバ名が表示されませんでした。パッチ7において、このエラーメッセージが変更され、ユーザが接続しようとしているインテグレーションサーバの名前が正しく表示されるようになりました。
カスタマイズされたハイペリオンインテグレーションサーバドリルスルーレポートを作成するとWindows95クライアントがハングする(10861, P7)
Windows 95のExcel及びLotus
1-2-3において、カスタマイズされたハイペリオンインテグレーションサーバドリルスルーレポートを作成した後スプレッドシートクライアントがハングするという問題がパッチ7で回収されました。
マッキントッシュ4.1.2
Excelクライアントにおいて、データ取得時にエラーが返される(10946,P7)
マッキントッシュ4.1.2 ExcelクライアントをEssbase Version 5 WindowsNTサーバに対して実行しした際、データの取得で以下のエラーメッセージを出力し失敗しましたがパッチ7で回収されました:
Binary Spreadsheet Table Token Error
メンバ計算式で@MDPARENTVALを使用している動的計算メンバを取得すると、サーバがクラッシュする(11169,P7)
メンバ計算式で@MDPARENTVALを使用している動的計算メンバを、スプレッドシートから取得すると、Essbaseサーバがクラッシュしましたが、パッチ7で回収されました(11169,P7)
ハイペリオンインテグレーションサーバドリルスルーレポート作成し、エージェントを停止するとEssbaseサーバがクラッシュする(11251、11428,P7)
スプレッドシートアドインからHISドリルスルーを実行した後エージェントを停止すると、Essbaseサーバがクラッシュしエージェントの停止が中断するという問題がありました。この不具合がパッチ7で回収されました。
タイトル列に重複するメンバがある場合、データ取得でサーバがクラッシュする(11350,P7)
シートのタイトル列に重複するメンバを含み、かつ、重複するメンバが列の最後のメンバである場合、スプレッドシートからの取得でサーバがクラッシュします。この不具合を回収しました。以下はメンバEastがMarket次元に重複している例です:
Market |
Measures |
Product |
Scenario |
East |
|
Year |
パーティションウィザードにおいて、作成したパーティションをセーブする際に表示されるダイアログでキャンセルを行うとパーティションウィザードが閉じる(11402,P7)
パーティションウィザードにおいて、作成・変更されたパーティションをサーバへセーブする際に表示されるダイアログでキャンセルを行うと、Essbaseは不当にパーティションウィザードを閉じ、パーティションマネジャーへ戻っておりました。この問題はパッチ7で回収され、メッセージダイアログが変更されました。現在このダイアログは以下の様に表示されます:
The source, target, or type information has changed in this session.
Yes: Create a new partition. No: Overwrite the existing partition. Yes No Cancel
括弧を含んだ動的時系列メンバをスプレッドシートアドインで取得するとエラーが返される(11434,P7)
Time次元からメンバ名の中に括弧を含む動的時系列メンバを取得する際、スプレッドシートアドインは、シートに未知のメンバを含むというエラーメッセージを返しておりましたが、パッチ7で回収されました。この問題は"Mar(March)"または"04(YTD)"というメンバ名等で発生しておりました。
動的計算時に@PARENTVAL関数が正常動作しない(11450, P7)
動的計算メンバの子メンバにおいて@PARENTVAL関数を使用すると、取得時に間違った値が動的計算メンバの値として返される不具合が回収されました。(更新後の動的計算メンバの値が表示されません)
計算スクリプトで値を#MISSINGとセットされたにも関わらずメンバの値を返す(11459,P7)
データをロック&送付した後、以下のスクリプトを実行しメンバの値を#MISSINGに設定したにも関わらずデータ取得で前の値が返されておりました。この問題をパッチ7で回収しました:
Set UPDATECALC OFF;
FIX (Sales, Budget, Jan)
Cola = #MISSING;
ENDFIX;
データローディング重複メンバを含むレコードは、エラーを出す代わりに不当にデータをロードする(11464,P7)
同じ列で重複メンバを含むレコードをロードすると、レコードはエラーを出す代わりに不当にデータベースの間違っている領域へロードしましたが、パッチ7で回収されました。
アウトラインを更新した後、すべてのデータを再構築するのを失敗した(11483、11486、11006P7)
データを含んだアウトラインを更新した後、すべてのデータの再構築を失敗しましたInternal Logic Error 7118
が、パッチ7で回収されました。
AIXサーバのためのバージョン5.0.1パッチ4
SQLインタフェースインストールプログラムは、不当にIntersolvドライバーをデフォルトとしました(11501,P7)
AIXサーバでは、Version 5.0.1 Patch 4 SQL Interfaceインストールプログラム(sql-inst.sh)は、もはやIntersolvかDB2 ODBCドライバーを選ぶように、入力をうながさず、不当にIntersolvをデフォルトとしました。この問題は、Version 5.0.1の一般的なリリースでしたように、プログラム作業をインストールする事によって回収されました。
4.1.2や5.0.1バージョンで計算された結果は矛盾する(11569,P7)
計算スクリプトでは、IF文の中のクロス次元の割り当てはVersion 5.0.1でdirtyとしてブロックにマークせず、不当な結果を返しましたが、パッチ7で回収されました。
Linkコマンドを含むレポート作成スクリプトが、サーバをクラッシュさせる(11585,P7)
レポート作成では、レポートスクリプトがLINKコマンドを含むと、Essbaseサーバは例外ログを出さないでクラッシュしましたが、パッチ7で回収されました。
アプリケーションマネージャは不当に同じ別名をもった2つのメンバを許容する(11613,P7)
アプリケーションマネージャは、同じ別名で2つの異なったメンバをつくるのを不当に許容して、エラーメッセージを表示しませんでした。別名が属性フィールドを通して設定されるときだけ、適切なエラーメッセージは表示されましたが、パッチ7で回収されました。
あるレポート作成スクリプトをもった不当な動的時系列結果(11616,P7)
あるレポート作成スクリプトを実行した後に、動的時系列メンバは不当な結果を返しましたが、パッチ7で回収されました。
@PRIOR関数は、割り当て演算子なしで正確に動作しない(11638、11465、10325P7)
@PRIORステートメントを割り当て演算子(=)なしでの使用は、矛盾する計算とレポートスクリプト結果を返しました。@PRIOR、@NEXTと@SHIFT(その他)が割り当てにかかわらず機能すべきでしたが、パッチ7で回収されました。
AIXサーバ SQL Interface Installation Program は ivoracle7。so
ファイルを作成しない(11656, P7)
AIXサーバでは、SQL Interface Installation Program(sql-inst.sh
)が実行される時、ivoracle7.so
ファイルが作成されませんでしたが、パッチ7で回収されました。
以下に記述された問題点がパッチ 6 において回収されました。
Visual Basic用の EssLoginSetPassword APIが使用できない(10040,P6)
EssLoginSetPassword APIの Visual Basicバージョンが使用できませんでした。代わりに新しいAPI、EsbLoginSetPasswordが追加されました。
ある特定の式を含んだ Excel 97ファイルからのデータローディングが中断される(10864, P6)
Excel 97の文字列結果を返す式が含まれたシートをデータとしてローディングすると途中で中断されてしまいます。また、データルールエディタのデータファイルを開くで同様のファイルを開く際にも発生しておりました。これらの不具合はこのパッチにおいて回収されました。
空のデータベースで疎の次元を再構築を行うとサーバが次元構築中にクラッシュする(11084,11103 P6)
空のデータベースで疎の次元の再構築を実行した後、Essbaseサーバはその後の次元構築でクラッシュし、エラーメッセージ(Assertion 8400
)を表示してましたが、パッチ6で回収されました。
レポートライタは、複数の動的時系列メンバを持つ非対称のレポートに0を返す(11220,P6)
レポート作成は、複数のDTSメンバを持つ非対称のレポートに0を返しておりましたが、このパッチで回収され正しい結果を返すようになりました。
メンバをズームアウトすると、アプリケーションがクラッシュする場合がある(11264,P6)
「メンバラベルの繰り返し」オプションが設定されているスプレッドシートでは、特定メンバのズームアウトでアプリケーションがクラッシュする場合があった。この不具合が回収されました。
パッチ 4で、EssOtlQueryMembersByName API関数がessotln.lib
ファイルに入っていない(11331,P6)
パッチ4のEssbase APIにおいてEssOtlQueryMembersByName関数がessotln.lib
から削除されていました。間違ったファイルがパッチ4インストール時にコピーされたことから発生しておりました。パッチ6のインストーラではこの問題に対応いたしました。
@IRR関数がいくつかのメンバに対し、不当な値を返す(11347,P6)
@IRR関数が特定のメンバに対し不当な値を返しておりましたが、パッチ6において回収されました。
ESSCMDでアプリケーションとデータベースをコピーする時、コピー先として無効な名前を入力すると、データ消失を引き起こす場合がある(11354,P6)
ESSCMDでアプリケーションやデータベースをコピーする時に、コピー先として無効な名前を入力する事ができました。その結果、データの消失を引き起こす可能性もありましたが、パッチ6で回収されました。
特定のスプレッド・シートレイアウトをもったメンバのズームインが「Assertion Failure 6178
」でアプリケーションをクラッシュさせる (11403, P6)
ボトムレベルのカラムメンバが他よりも多くのメンバを持っている場合に、スプレッドシートレイアウトで、ズームインまたはそのメンバで他のアクションを起こした場合、アプリケーションがクラッシュすることがありました。
非対称のグリッドが左右対称のグリッドとして誤って認識されるため発生しておりました。この不具合が回収されました。
大きいアウトラインに対し、ある特定の計算を走らせるとサーバがクラッシュする(11424,P6)
特定の計算を、大きいアウトラインに対して走らせるとサーバがクラッシュしていましたが、パッチ6で回収されました。
レポートライタにおいて、一つのレポートスクリプトに複数のレポートが含まれていると余分なデータを返す(11472,P6)
1つのレポートスクリプトに複数のレポートが含まれていた場合(複数の'!'コマンドが記述されている)、レポートライタは余分なデータを返していました。この不具合の一つの兆候はEAM(Essbase Adjustment Module)でジャーナルのポストを行う際にエラーメッセージが表示されます。この不具合は、パッチ6で回収されました。
以下に記述された問題点がパッチ 5 において回収されました。
Essbase エージェントをサービスとして使用する際 Windows NT イベントビューアでエラーとして報告される (9765, P5)
Essbase バージョン 5.X エージェントをサービスとして開始すると、Windos NT イベントビューアでイベント種別がエラーとして記録されておりました。このイベント種別を情報として記録されるよう改善されました。
同一の代替変数名が定義されたアプリケーションを削除するとセキュリティファイルが壊れる(10343,10426, 10809 P5)
代替変数が定義されたアプリケーション/データベースを削除する際、セキュリティファイルが破壊される事がありました。同じ名前の代替変数がアプリケーションとデータベース両レベルで定義されている際に、アプリケーションもしくはデータベースを削除するとその代替変数が重複して登録されておりました、これによりセキュリティファイルが壊されておりました。
パッチ 4において同じ名前の代替変数を持つアプリケーションを削除する際の不具合を、パッチ5では同じ名前の代替変数を持つデータベースを削除する際の不具合を回収いたしました。
Range 関数を使用した特定の Excel 97シートで「式の保持」が落ちる (10593, P5)
Excel 97 の特定のシートにおいて、Range関数を使用した場合「式の保持」オプションが落ちてしまうという不具合を解消いたしました。
日本語 Excel アドインで、Essbaseのヘルプメニューが表示されない(10656, P5)
日本語バージョンの Excel アドインで "Essbase ヘルプ"が表示されないという不具合を修正しました。
アプリケーションマネージャにおいてユーザに割り当てられた計算スクリプトがスーパーバイザモードで正しく表示されない(10716,10963 P5)
アプリケーションマネージャ上でユーザに割り当てられた計算スクリプト設定がスーパーバイザの確認表示で正しく表示されておりませんでした。あるユーザへ計算スクリプトを割り当て、その割り当てがユーザサイドの計算スクリプトの実行等のダイアログでは正常に反映されるにも関わらず、スーパーバイザが再度計算スクリプト割り当て画面を表示した際に「全計算を許可」にチェックマークがついてしまう(計算スクリプトがそのユーザの使用可能な計算へ割り当てているにも関わらず)という不具合を修正しました。(セキュリティメニュー→ユーザ/グループセキュリティ→ユーザの編集ボタン→アプリケーションアクセスボタン→データベースアクセスボタン→計算ボタン)
「インテグレーションサーバドリルスルー」スタイルを選択するとサーバがクラッシュする(10736, P5)
パッチ 3 において、32 ビットスプレッドシート Add-in の Essbase |オプションダイアログボックスのスタイル頁にハイペリオンインテグレーションサーバドリルスルー用のスタイルが追加されました。しかしパッチ3では、この設定ボックスをチェックするとサーバがクラッシュしてしまうという不具合がありました。パッチ5でこの不具合が解消され、正常にドリルスルーセルのスタイル定義や「インテグレーションサーバドリルスルー」チェックボックスが正常に動作するようになりました。
Essbase |オプションダイアログの「別名を使用」有効時、メンバ選択でエラーが返される(Windows 95のみ) (10880, P5)
Essbase |オプションダイアログボックスの「別名を使用」が有効になっている場合、特定のアウトラインにおいてメンバ選択操作でエラーメッセージが返されるという不具合を修正しました。(Windows95のみ)
時間もしくはメジャー軸に動的計算を含むアウトラインのデフォルト計算でサーバがクラッシュ(10977, P5)
時間もしくはメジャー軸に動的計算タグがある場合、デフォルト計算(CalcAll)を行うとサーバがクラッシュする不具合が修正されしました。
バージョン 5.0.1 パッチ2 および 3の計算関数@PRIORと@NEXTが間違った値を返す(10990, P5)
バージョン 5.0.1 パッチ 2 と 3において、計算関数@PRIORと@NEXTが間違った値を返すという不具合が修正されました。
スプレッドシートアドインのメンバ選択ダイアログボックスの表示方法のデフォルトが選択されない(11167,P5)
すべてのスプレッドシートアドインにおいて、メンバ選択ダイアログボックスの表示方法のデフォルトが「メンバ名による」に設定されない(初期選択がされていない)という現象が存在し、ユーザが自信で選択しなければならないという不具合が修正されました。ただし、この修正は32 ビットのアドインのみで、16ビットのアドインではこの不具合が残っております。
レポートライターが複数の動的時系列メンバを含む対称レポートを作成する際、#MISSINGや間違った値を生成してしまう(11220, P5)
レポートライターが複数の動的時系列メンバを含む対称レポートを作成する際、#MISSINGや間違った値を生成してしまう。これらの現象はESSCMDやアプリケーションマネージャ、スプレッドシートクライアントで確認されております。パッチ5においてこの問題が修正されました。
以下に記述された不具合がパッチ4において回収されました。
SQLドリルスルーを実行する際に直前の問い合わせ結果が残っているとExcel がクラッシュする(8142, P4)
直前のSQLドリルスルーの結果がシート上に残っている状態でSQLドリルスルーを実行するとExcel がクラッシュしてしまうという不具合を修正しました。
EsbOtlDeleteMember API呼び出しで指定外の共有メンバがアウトラインから誤って削除される(10372,P4)
EsbOtlDeleteMemberが呼び出され、かつ、削除されようとしているメンバの子孫メンバが共有メンバに設定されている場合、他のすべての共有メンバもアウトラインから誤って削除されてしまうという不具合を回収しました。
データロード後のインデックスのみの再構築でメモリリークが発生する(10450, 10919 P4)
データをロードした後、インデックスのみのデータベース再構築を行うとメモリリークが発生していました。この不具合を修正しました。
Lotus と Excel クライアントで最上位レベル(次元レベル)でズームアウト操作を行うとEssbase サーバがクラッシュする (10692, P4)
全てのバージョンの Lotus および Excel クライアントにおいて、最上位レベル(次元レベル)でズームアウト操作を行うとEssbase サーバがクラッシュするという不具合を修正しました。
「インテグレーションサーバドリルスルー」スタイルを選択するとサーバがクラッシュする(10736, P4)
パッチ 3 において、32 ビットスプレッドシート Add-in の Essbase |オプションダイアログボックスのスタイル頁にハイペリオンインテグレーションサーバドリルスルー用のスタイルが追加されました。しかしパッチ3では、この設定ボックスをチェックするとサーバがクラッシュしてしまうという不具合がありました。パッチ4でこの不具合が解消され、正常にドリルスルーセルのスタイル定義や「インテグレーションサーバドリルスルー」チェックボックスが正常に動作するようになりました。
HP-UX へ 5.0.1 パッチ2をインストールすると間違ったバージョン番号が表示される (10752,P4)
Essbase バージョン 5.0.1 パッチ 2 の SQL インターフェイスのインストールプログラムで間違ったバージョン番号を表示してしまう問題を修正しました。
"501P132.EXE"(Excel 32
ビットクライアントパッチ)を共有実行モジュールとしてインストールすると落ちる(10781, P4)
"501P132.EXE"パッチファイルのインストール時に"Copy disks as shared executables to network drive"を選択すると、以下の様なメッセージが誤って表示されインストールが落ちてしまうという問題を修正しました。
"Please insert disk 6 of Excel Spreadsheet Add-in for 32-bit Windows"
同一の代替変数名が定義されたアプリケーションを削除するとセキュリティファイルが壊れる(10809,10343, 10426, P4)
代替変数が定義されたアプリケーション/データベースを削除する際、セキュリティファイルが破壊される事がありました。同じ名前の代替変数がアプリケーションとデータベース両レベルで定義されている際に、アプリケーションもしくはデータベースを削除するとその代替変数が重複して残ってしまうという不具合が存在し、これによりセキュリティファイルが壊れる問題が発生しておりました。
パッチ 4では同じ名前の代替変数を持つアプリケーションを削除する際の不具合を修正しました。同じ名前の代替変数を持つデータベースを削除する際の不具合はパッチ5で回収いたします。この問題を回避するには、アプリケーション/データベースを削除する前に、残ってしまう代替変数を前もって削除してからアプリケーション/データベースの削除を行って下さい。
「別名の使用」オプション設定時に、動的時系列メンバ上のデータ取得で別名が削除される(10817,P4)
「別名の使用」オプションが設定されている際に、スプレッドシートで動的時系列メンバ上でデータ取得を行うと誤った別名が削除される問題が修正されました。
複製パーティションで検証を行うとターゲットのアプリケーションサーバがクラッシュする(10821, P4)
複製パーティションで検証を行うとターゲットアプリケーションのサーバがクラッシュするという問題が存在しました。この不具合はソースとターゲット間のセル数の表示を指定した際にも発生しておりました。このパッチに置いてこれらの不具合を修正しました。
メンバ選択操作で Lotus 1-2-3 がハングアップする(10850,P4)
特定のメンバ選択操作を行うと Lotus 1-2-3がハングアップする問題を修正しました。
Essbase バージョン 5.0.1 (パッチ2)製品において、特定の動的計算メンバの計算が正しく行われない (10908,P4)
Essbase バージョン 5.0.1 パッチ 2において、特定の動的計算メンバの取得結果がバージョン 5.0 (パッチ1-4)の結果と異なった値が返されてしまいます。この問題は取得しようとしている動的計算の計算式にクロス次元オペレータが含まれている時に発生します。この不具合を修正しました。
計算スクリプトが Essbase バージョン 4.1.2 パッチ 10 と 5.0.1パッチ 2 またはパッチ 3 と矛盾した結果を返す (10950, P4)
同じ計算スクリプトを実行しても Essbase バージョン 4.1.2 パッチ 10 と5.0.1 パッチ 2 またはパッチ 3では違った結果が返されていました。この現象は 5.0.1ではアウトラインに前方参照を含んでいる際に発生しておりました。このパッチでバージョン4.1.2 と同様の動作をするよう修正しました。
日本語バージョンの Essbaseにおいてマルチバイト文字(全角文字)を含んだメンバ名を計算式に使用するとエラーが発生する(10956, 10921 P4)
日本語バージョンの Essbaseにおいて、サーバの処理中にマルチバイト文字(全角文字)を含んだメンバ名が認識されないため、計算式が表示されない問題が発生しておりました。この不具合を修正いたしました。
Windos 95 環境で Essbase 5.0.1 パッチ 2 もしくはパッチ 3 CDからフルインストールを行うと ESSCMDが動作しない(10958, P4)
バージョン 5.0.1 パッチ 2 では、Windows 95 上ので動作する ESSCMDへキー入力を行うと "<<<<"と表示されコマンドとして認識されません。この不具合は Windows NTサーバ用の ESSD.DLLが Windos 95バージョン用の代わりに使われているために発生しております。インストーラのデフォルトがEssbaseサーバを最初にインストールし、その後、クライアントをインストールするよう設定しているため間違ったDLLを使用してしまいます。回避方法としては最初にクライアントモジュールをインストールしその後Windos 95 用 Essbase サーバをインストールします。
Windos 95 もしくは Windos NT 3.51 環境で Essbase 5.0.1 パッチ2またはパッチ 3 をインストールすると32 ビット Excelスプレッドシートクライアントが使えなくなる (10959, 10972, 11257P4)
Windows 95 もしくは Windos NT 3.51 環境で Essbase 5.0.1 パッチ 2またはパッチ 3 をインストールした場合 32 ビット Excelスプレッドシートクライアントが動作しなくなります。これはスプレッドシートクライアントの動作に必要な.DLLファイルがインストールされないため発生しておりました。このファイルはインストーラの一部として供給されるように修正されました。
特定の日本語文字列を含むデータベースを作成するとサーバがクラッシュする(10986, P4)
"予算"というデータベースを作成しようとするとエラーメッセージが返され、Essbaseサーバがクラッシュするという不具合を修正しました。
Essbase バージョン 5.0.1 パッチ 3において、計算に引き続きデータを取得しようするとサーバは動的計算値として誤った不定な値を返す(11003, P4)
計算に引き続き、その子メンバとして共有メンバを持ちさらにその子共有メンバの実メンバが動的計算メンバである動的計算メンバの値を取得すると、5.0.1パッチ 3サーバは誤った不定な値を返します。この不具合を修正しました。
特定の日本語の名前を持つアプリケーションやデータベースを含むアプリケーションのコピーが失敗する(11064, P4)
特定のアプリケーション名やデータベース名を持つアプリケーションをコピーしようとすると失敗する。この問題は、その名前にマルチバイト文字を含みかつ環境変数ESSLANGが設定されていない時に発生しておりました。この不具合を修正しました。
特定の計算メンバの計算結果が Essbase バージョン 5.0.1 パッチ 2と 5.0.1 パッチ 3 で異なる(11085, P4)
以下に示す計算式の動作が Essbase バージョン 5.0.1 パッチ 2 と 5.0.1パッチ 3 で異なるという不具合を修正しました。
IF (Member == #Missing)
以下に記述された不具合がパッチ3において回収されました。
Excel において長い計算結果がデータ取得後削除される (9920,P3)
Excelにおいて、255文字を越える文字列データを返す計算式はデータ取得後削除されておりました。この問題はExcel 97において解決されております。 Excel 5.0 や Excel 95ではこの問題が残っております。これは Excelシステムの制限によります。
EsbSetDatabaseState関数を呼び出すと特定のデータベース設定をリセットしてしまう(9947, P3)
WindowsNT(x86用)において、EsbSetDatabaseState関数を呼び出すとデータベース設定がリセットされておりました。(例:等式によるブロックの作成、データベース開始許可、アプリケーション起動時に開始、#Missingの集計等)この問題を修正するために以下のフィールドがESB_DBSTATE_T構造体へ追加されました:
Locale情報が無い場合、16ビットスプレッドシートアドインがクラッシュする(10181, P3)
Locate情報が見つからない場合、16ビットのスプレッドシートアドイン(例:Excel5.0, Lotus1-2-3R5)がクラッシュしていました。実際には、\Essbase
のディレクトリから\Locale16
というディレクトリが削除されると、16ビットのスプレッドシートアドインがロードされずクラッシュしておりました。この不具合を回収しました。
取得ウィザードの使用中にEssbaseから接続を切断されると、32ビットのエクセルがクラッシュする(10249, P3)
32ビットのExcelにおいて、取得ウィザードの使用中にEssbaseから切断された場合、Excelがクラッシュしていました。この不具合を回収しました。
Grid APIのEssGGetLRODesc()関数がDescriptionのファイル名の取得に失敗する(10403, P3)
ソラリス上で、Windows NTサーバへ接続して WindosNT用のGrid APIのEssGGetLRODesc()関数を使用してもファイル名が取得できないという不具合を解消しました。
スプレッドシートのセル参照計算式が取得されたデータを正しく参照できない(10432,10467, 10550, 10606, P3)
全てのバージョンのExcelと16ビット用のLotusアドインにおいて(5.0.1クライアントとサーバ使用時)、取得されたデータへのVisual Basicコマンドもしくはセル参照式は正しく動作しません。参照されたメンバからは何のデータも返されません。この不具合は計算式の保持が有効に設定されている際に発生しておりました。この不具合を改修しました。
限定SKUが含まれたライセンス番号でアプリケーションマネージャを使用すると特定のコマンドが正しく動作しない(10457, P3)
限定SKUが含まれたライセンス番号でアプリケーションマネージャを使用すると以下のコマンドの動作が正しく行えませんでした:
これらの問題を回収しました。
HP-UXにおいて、データロードを行っている間、いくつかの#MISSING値が0または他のキャラクタで置き換えられる(10498, P3)
HP-UXにおいて、WindosNTからHP-UXへデータをローディングする際、いくつかの#MISSING値がゼロまたはおかしな値に勝手に置き換えられるという現象がありました。この問題を修正するにはHP社のウェブサイトhttp://us-support.external.hp.com/
へ行き以下のパッチをインストールして下さい:
アプリケーションマネージャは特定のWindowsNTで予約されているシステムファイルの名前を許してしまう(10521,P3)
アプリケーションマネージャはWindowsNTで予約されているシステムファイルの名前を使うことを間違って許していました。この不具合が回収されました。
特定の計算スクリプトは従来のバージョンのEssbaseと違う結果を返す(10528,P3)
WindowsNT(x86機)において、バージョン4.1.2では正しい結果を返していた計算スクリプトがバージョン5.0.1では違う結果が返るという不具合が見つかりました。この不具合は疎次元の計算式にテンポラリ変数を含んでいる場合に発生します。この問題を回収しました。
Excel上で素早く連続的にピボットを行うとクライアントがクラッシュする(10534, P3)
Excel 5.0とExcel 97上でピボット操作を素早く連続的に行うとクライアントがクラッシュするという不具合を修正しました。
透過パーティションのレポートで#Missing値や間違った値が返される(10540, 10674, P3)
透過パーティションを含むレポートを取得すると#Missing値や間違った値が返されるという不具合を回収しました。
Solarisにおいて、タイミングエラーがアプリケーションをクラッシュさせる(10577, P3)
Solaris上で、データベース情報を取得するかGETDBSTATコマンドを使用する際に、タイミングエラーが発生するとアプリケーションがクラッシュするという不具合が回収されました。
特定のメンバ上でのズームイン操作によりサーバがクラッシュする(10595, P3)
スプレッドシートアドインにおいて、特定のタイプのメンバ上でズームイン操作を行うとEssbaseサーバがクラッシュします。この問題は蜜次元でかつクロス次元オペレータを含んだ計算式を持った動的計算メンバが原因になっていました。この不具合を回収しました。
IBM DB2 OLAPサーバを使用している際、データベース再構築に成功した後サーバがクラッシュする(10614, P3)
データベースの再構築に失敗した後Essbaseサーバがクラッシュしておりました。この問題はIBM DB2 OLAPサーバのリレーショナルストレージインターフェイスを使用しているときに発生しておりました。この不具合を回収しました。
ダブルクォーテーションで囲っていてもメンバ名に英数字以外のキャラクタ(@や!)を含んだメンバ名を計算式で使うと計算エラーが発生する(10637,P3)
ダブルクォーテーションでメンバ名を囲っていても、そのメンバ名に英数字以外のキャラクタを含んでいると計算時や計算スクリプトの検証時にエラーが発生する不具合を回収しました。
ユーザ定義数が多くなるとアプリケーションマネージャは全てのユーザを表示できない(10638, P3)
アプリケーションマネージャで400ユーザ以上登録すると、ユーザ/グループ表示ウィンドウで全てのユーザを表示できないという不具合を回収しました。
特定の対称レポートのメンバ上でズームイン操作を行うとサーバがクラッシュする(10657, P3)
Excel 97いおいて特定の対象レポートのメンバ上でズームイン操作を行うとEssbaseサーバがクラッシュするという不具合を回収しました。
比較演算子の両辺値が同じ値の場合間違った値を返す (10662,P3)
計算メンバの式の中の比較演算子(例:<=,>=)の両辺が同じ値の場合、間違った値を返します。例として計算式が"12>=12"と記述されていた場合に、正しい値を返す代わりに0(間違った値)を返してきます。この不具合を回収しました。
バージョン5.xのレポートライタの実効速度がバージョン4.xに比べて遅い(10670,P3)
Solarisにおいてレポートライターのレポート作成速度がバージョン5.xではバージョン4.xい比べて遅いという現象が改善されました。
特定の動的計算メンバの取得でサーバがクラッシュする (10689,P3)
疎次元でIF文を使った動的計算メンバのデータ取得を行うとEssbaseサーバがクラッシュしてしまうという不具合を回収しました。
特定のリンクレポートオブジェクト(LRO)を設定するとサーバがクラッシュする(10713, P3)
特定のリンクレポートオブジェクトを挿入するとサーバがクラッシュするという問題が回収されました。
特定のスプレッドシート上で動的時系列メンバの取得を行うとクライアントがクラッシュする(10717, P3)
32ビットExcelにおいて、特定のシート上ので動的系列メンバの取得を行うとクライアントがクラッシュしました。この問題は動的時系列の間違った使用に起因しています。(例:動的時系列の周期の開始時期がデータベースアウトライン上にある動的時系列メンバよりも前の時期を指定してしまう)このパッチでは、この様な設定がされた際に適切なエラーメッセージを出力するよう改善されました。
"Assertion 7027"でエラーが発生するとサーバがクラッシュする(10721, P3)
トランザクションのコミットや中止操作が"Assertion 7027"エラーで失敗するとサーバがクラッシュしていました。この問題はバージョン5.0とそのパッチで発生しておりました。バージョン5.0.1においてこの不具合は回収されましたが、その修正の検証はこのパッチ3において行われました。
SQLサーバでは、SELECT句のなかにSUM関数を使えませんでした(10726, P3)
Essbaseバージョン5.xで提供されたドライバではSQLサーバのSELECT句の中でSUM関数を使えませんでした。(バージョン4.1.2では正常に動作していた)この不具合を回収しました。
スプレッドシートアドインに追加されたインテグレーションサーバオプションが動作しない(10736, P3)
このパッチ3で、Essbaseオプションのダイアログのスタイル頁に新しいオプションの「インテグレーションサーバドリルスルー」が追加されました。これはスプレッドシートのセルにインテグレーションサーバドリルスルーレポートを添付する機能です。注意:このスタイルオプションはまだ機能しません。このオプションをチェックするとサーバがクラッシュします。これは時期パッチ4で修正される予定です。
同じレポートを連続して実行するといくつかのデータセルで違う値が返される(10777, P3)
もし、同一のレポートを連続的に実行すると、2番目のレポートの結果として1番目とは違った値が返されていました。この2回の実行の間にEssbaseサーバをシャットダウンすれば同一のレポート結果が返されます。この不具合を回収しました。
スプレッドシートアドインのEssbaseメニューの「データなし操作」が選択されていてもチェックマークが表示されない。ただし、英語以外のバージョンで発生(10779, P3)
英語バージョン以外のスプレッドシートアドインにおいて、データなし操作を指定しているにも関わらずEssbaseメニューのデータなし操作項目にチェックマークがつかない現象を回収しました。
特定の@MDSHIFT関数を使ったスプレッドシート取得でサーバがクラッシュする(10796, P3)
特定のスプレッドシートにおいて、@MDSHIFT関数を使ったメンバの取得を行うとEssbaseサーバが例外ログを残してクラッシュします。この不具合を回収しました。
Excelアドインのインテグレーションサーバドリルスルーは"Unable to Allocate Memory"メッセージを出力して落ちる (10811, P3)
Excel上でデータセルをダブルクリックしインテグレーションサーバへ接続しようとするとリンクオブジェクトブラウザを表示する代わりに以下のメッセージが出力される:
"Unable to allocate memory"
通常のメンバと共有メンバのデータを含んだスプレッドシートをロック&送付でデータを送付すると正しく送付されない(10812, P3)
通常のメンバと共有メンバのデータを含んだスプレッドシートをロック&送付でデータを送付すると正しく送れない。この不具合を回収しました。
動的時系列メンバの取得を行うと0が返される (10813, P3)
データがロードされていない空のデータベースへ動的時系列メンバの取得を行うと"#Missing"の代わりに0が返ってきてしまう。この問題は、一つのシート上に時系列周期の違う複数の動的時系列メンバが含まれているときに発生いたします。この不具合を回収しました。
@ANCESTVAL関数を含んだ計算式が間違った結果を返す (10845,P3)
計算メンバの計算式に@ANCESTVALが含まれていると間違った結果が返されるという問題点に対応しました。
以下に記述された不具合がパッチ2において回収されました。
特定のトランザクション管理メッセージを生成するとサーバがクラッシュする(5547, P2)
全てのOS上のサーバにおいて、特定のトランザクション管理メッセージを生成しようとするとEssbase場がクラッシュしてしまうという不具合を回収しました。
EssbaseエージェントをNTサービスとして動作させている際、アプリケーションとデータベースのローディングを行いログオフすると正常に動作しなくなる(9248, P2)
EssbaseエージェントをNTサービスとして動作させている時に、ESSCMDからアプリケーションとデータベースのローディングを行い、その後、WindowsNTからログオフすると以下に示す問題が発生します:
この不具合を回収しました。
特定のシートにおいて書き込み権限を持ったユーザがロック&送付ができない(10128, 10572, P2)
シート上の最初のデータセルに書き込み現現を持たないスプレッドシートユーザーがそのシートをロック&送付を実行しようとするとエラーメッセージが出力され実行が失敗する。この問題は(1)エラーメッセージが表示されないようにし(2)権限のある適切なセルのロック&送付操作は完了するように改善されました。
ESSCMDから代替変数を使ったレポートを実行するとサーバがクラッシュする(10140,P2)
ESSCMDから代替変数を使ったレポートを実行するとサーバがクラッシュし、例外ログが作成される。このレポートはアプリケーションマネージャからであれば問題なく実行されるが、ESSCMDからRunReptコマンドを使用して実行するとEssbaseは以下のエラーを返す:
"Unknown command [] in Report"
この四角括弧では意味がありません。
バージョン5.xのレポート作成がバージョン4.xに比べ遅くなった(10339, P2)
バージョン5.xでのレポート作成速度がバージョン4.xに比べ遅くなっていました。多数のメンバを持った密次元でのレポート作成効率が高速になるよう改善されました。
バージョン5.xのロック&送付取得がバージョン4.xに比べ遅くなった(10384, P2)
バージョン5.xのAIXにおいて、ロックと送付、取得操作がバージョン4.xに比べ遅いという不具合を回収しました。
UNIXにおいて、ロック操作で大量のメッセージがログファイルに書き出される(10385,P2)
UNIXにおいて、ロック操作により大量のメッセージがログファイルに書き出されるという不具合を回収しました。
インデックスのみの再構築を行った後、"Unable to Write Information to File [.TCT]" エラーが発生する(10394,
P2)
インデックスのみの再構築後、トランザクションマネージャが.TCT
ファイルを拡張する際以下のエラーメッセージが出力される不具合を回収しました:
"Unable to write information to file [<DBPATH>.tct]."
Excel 97において、特定のシートからのデータ取得でサーバがクラッシュする(10478, P2)
Excel 97において、シート上の最初のカラムのメンバがEssbaseにとって未知の場合にシートの取得時にサーバがクラッシュしました。この問題が発生すると以下のようなメッセージが返されます:
"Cannot receive data" この不具合を回収しました。
UNIXにおいて、スワップサイズが2GBを越えた際にエージェントは間違ったスワップ情報を返す (10493,P2)
UNIXシステムにおいて、スワップサイズが2GBを越えた際にエージェントが間違ったスワップ情報を返すという不具合を回収しました。
特定のデータベースにおいてRLE圧縮を使用すると間違った値が返される(10494,P2)
4つ以上繰り返される値がないブロックをもつデータベースでRLE圧縮法をデータベース圧縮に用いると間違った当たりが返されるという不具合を回収しました。
HP-UXにおいて、データロードを行っている間、いくつかの#MISSING値が0または他のキャラクタで置き換えられる
(10498, P2)
HP-UXにおいて、WindosNTからHP-UXへデータをローディングする際、いくつかの#MISSING値がゼロまたはおかしな値に勝手に置き換えられるという現象がありました。この問題を修正するにはHP社のウェブサイトhttp://us-support.external.hp.com/
へ行き以下のパッチをインストールして下さい:
色々な操作により動的再構築でサーバがクラッシュする (10499,P2)
特定の密/疎設定時に、共有メンバからストアメンバへの変更やメンバ名の変更、計算式の変更等の様々な操作時にサーバがクラッシュするという不具合を回収しました。
大きなクロス次元オペレータを使用した計算スクリプトを実行するとサーバがクラッシュする(10506,P2)
クロス次元オペレータを使用した長いセクションを含む大きな計算スクリプトをアプリケーションマネージャから実行すると、Essbaseサーバがクラッシュし例外ログが作成されます。この不具合を回収しました。
大きな計算メンバを含む計算スクリプトを実行するとサーバがクラッシュする(10507,P2)
大きな計算メンバを含む計算スクリプトをアプリケーションマネージャから実行すると、Essbaseサーバがクラッシュし例外ログが作成されます。この不具合を回収しました。
日本語バージョンにおいて名前の最後(漢字コードの第2バイト目)にバックスラッシュコード(0x5C)を含むアプリケーションの名称変更やコピー、削除が動作しない(10517,P2)
日本語バージョンのアプリケーションマネージャにおいて、名前の最後にバックスラッシュコードを含むアプリケーションの削除やコピー、名前の変更ができないという不具合を回収しました。
ESSCMDで日本語の文字が扱えない (10513, P2)
複数バイト(全角文字)やシングルバイト(半角カタカナ)の日本語文字がESSCMDで使えない問題を修正しました。
特定に日本語文字を含んだデータベースを作成するとサーバがクラッシュする(10515, P2)
特定の全角カタカナを含む名前のデータベースを作成するとEssbaseサーバがクラッシュする。
日本語バージョンのアプリケーションマネージャにおいて、大文字・小文字の区別が完全に動作しない(10520, P2)
日本語バージョンのアプリケーションマネージャにおいて、Essbaseは同じ名前のアプリケーション(一つは小文字、もう一つは大文字)の作成を阻止できないという不具合を回収しました。
特定の漢字を含んだメンバ名が正しく選択されない (10522,P2)
パーティションウィザード(アプリケーションマネージャ)とスプレッドシートアドインにおいて、特定の漢字を含んだメンバ名が正しく選択されないという不具合を回収しました。
透過パーティションにまたがる動的時系列メンバの取得が間違ったデータを返す(10536, P2)
透過パーティションにまたがる動的時系列メンバの取得を行うと間違ったデータまたは変動したデータがその値として返されていました。パッチ2においてこの問題が回収されましたので、パーティション供給に関係のあるデータベースを含んだ全てのサーバにパッチ2をインストールして下さい。
英語以外のバージョンのアプリケーションマネージャにおいて、パーティションウィザードのページラベルが英語のまま表示される
特定の言語向けのアプリケーションマネージャにおいて、パーティションウィザードのページナビゲーションタブのラベルが指定された言語ではなく英語で表示されるという不具合を回収しました。
間違ったマップ定義のされた透過パーティションで検証を行うとサーバがクラッシュする(10551, P2)
ターゲットとソースが同じアプリケーションに属するか、間違ったマップ定義のされた透過パーティションで検証操作を行うととEssbaseサーバがクラッシュしていました。この現象はスプレッドシートからデータを取得した後クラッシュします。ソースとターゲットが2つの分かれたアプリケーションに属する場合には発生しません。以下のエラーレポートがアプリケーションサーバログに残されます:
"Incorrect number of dimensions in request from remote site; [4] sent [5] requested; check member mapping between regions;"
スプレッドシートからロック&送付を行ったあとに計算スクリプトを実行するとエラーメッセージが返される(10558, P2)
スプレッドシートよりロック&送付でデータを送った後に計算スクリプトを実行すると以下のエラーメッセージが返されていました:
Need to copy to esm block during dynamic calculation. esm block not found. Internal logic error
この問題は、アウトラインメンバがクロス次元や動的計算メンバに依存しているときに発生していました。
スプレッドシートの取得の際、正しいエラーメッセージが返される代わりにカラムの名前が返される(10573, P2)
Essbaseバージョン4.1.4クライアント(Excel 97)とバージョン5.0.1サーバにおいて、「#Missingの抑制」と「0値の抑制」が選ばれ、空のシートから取得を行った際、エラーメッセージのみ返される代わりにカラムヘッダが返るという不具合が回収されました。
アウトラインエディタにおいてユーザ定義アトリビュートを削除すると間違った結果発生する(10589, P2)
アプリケーションマネージャのアウトラインエディタからユーザ定義アトリビュートを削除するとEssbaseは間違ったユーザ定義アトリビュートを削除してしまう問題を回収しました。
@ANCESTVALもしくは@PRIOR関数を使用した場合、疎のアカウント次元の2パス計算は間違った結果を返す(10615,10616 P2)
疎と設定されアカウントタグが付けられた次元で@ANCESTVALまたは@PRIOR関数を使った2パス計算を実行した際、間違った値が返される問題を回収しました。
スプレッドシート上で特定のアウトラインからデータを取得するとサーバがクラッシュする(10617, P2)
疎の次元がアカウントと設定され、かつ、2パス計算メンバや動的計算メンバが含まれていた場合、スプレッドシートからの取得操作がサーバをクラッシュさせてしまう問題を回収しました。
ごく希なタイミングでアプリケーションやデータベースの停止でサーバがクラッシュする(10636, P2)
ごく希なタイミングで、アプリケーションやデータベースの停止を行うとサーバがクラッシュする問題を回収しました。
特定の日本語の名前のメンバが存在するとデータロードに失敗する(10639, P2)
次元のメンバに特定の日本語の名前が指定されているとデータロードに失敗するという不具合を回収しました。
以下に記述された不具合がパッチ1において回収されました。
SQLインターフェイスにおいて、SQL句にテキストや数値、日付、数式を含んでいると問い合わせが失敗する(4959, P1)
SQLインターフェイスにおいて、SQL句にテキストや数値、日付等の定数及び計算式を含んでいると以下の様なエラーメッセージを出力し、問い合わせに失敗するという問題を回収しました。
"There is no data records for the selected SQL Data
Source"
以下がエラーの発生するSQL文の例です:
SELECT 'A TEXT STRING' FROM TABLENAME.
SELECT A + B FROM TABLENAME
SELECT MAX (COLUMNAME)
SELECT COUNT (*) FROM TABLENAME
ESSCMDからユーザをグループを追加すると失敗する (9725,P1)
ESSCMDスクリプトからユーザをグループに追加したあた、アプリケーションマネージャから確認するとそのユーザ追加が反映されないという問題を回収しました。
DISABLELOGINコマンドが有効と設定されてもログインが正しく阻止されない(9578, 10106, 10151, P1)
以下の状況において、DISABLELOGINコマンドがESSCMDで有効に設定されている、または、"接続を許可する"オプションがアプリケーションマネージャで無効に設定しているにも関わらログインができていました:
この問題は修正されました。なお、スーパバイザとアプリケーションデザイナはログインが無効に設定されていても常にログイン・ログアウトが可能で、DISABLELOGIN設定の影響は受けません。スーパバイザとアプリケーションデザイナはこの設定を操作するため、常にログインできることは正しい動作です。
Windows95においてExcelクライアントから名前付きパイプを使って接続できない(9651, P1)
Windows95環境でExcel用の32ビットスプレッドシートアドインは名前付きパイプを使ってEssbaseサーバへ接続でないという不具合を回収しました。
グループに設定されたデータベースデザイン権限がユーザに反映されない(9733, 10402 P1)
WindowsNT(x86機)環境において、ユーザ自身はアプリケーションへのアクセスの権限がなく、そのユーザが属しているグループにデータベースデザイナ権限がある場合に、グループにその権限があるにも関わらずこのユーザが計算スクリプトを実行できないという不具合を回収しました。
Excelスプレッドシートから#MISSING値でロック&送付を行うと間違ってブロックを生成する(9885, 10451 P1)
Excelにおいて、データの存在しないデータ(#MISSING値)を送付すると、Essbaseはデータベース情報でブロックがページとインデックスに存在すると報告します。この不具合に対応しました。
SQLドリルスルークライアントの接続は他の全てのSQLサーバ6.5へのMicrosoft ODBC接続を阻害する (9908, P1)
SQLドリルスルークライアントで接続すると、SQLサーバ6.5のMicrosoft ODBCドライバの接続を阻害します。直前のクライアント/サーバ間の接続が正しく解除されずその後の接続を阻害してしまいます。この不具合を回収しました。
Windows3.11環境において、Essbaseオプションダイアログボックスのスタイルタブをクリックするとクライアントがクラッシュする(9993, P1)
Windows3.11環境のExcelおよびLotusいおいて、Essbaseぷしょんだいあろぐぼっくすのスタイルタブをクリックするとクライアントがクラッシュするという不具合を回収しました。
ESSCMDのADDUSERコマンドは間違ったユーザアクセス権限を設定する(10018, P1)
ESSCMDでADDUSERコマンドを使い既に存在するグループへユーザを追加すると、アプリケーションマネージャで追加した時のようなアクセス権限がそのユーザへ追加しないという不具合を回収しました。
あるユーザが高い権限を持つ他のユーザwpグループへ追加するとそのグループの他のメンバーが削除される(10026, P1)
ユーザAが、ユーザAより高い権限を持つユーザBをグループに追加すると、それまでにグループに存在していたユーザAより高い権限を持つ他のユーザがグループから削除されてしまうという不具合を回収しました。
WindowsNT環境において名前付きパイプを使ってEssbaseサーバへ接続できない(10078, P1)
名前付きパイプを使用するWindowsNT環境において管理者権限を持つユーザでさえ、アプリケーションマネージャからEssbaseサーバへ接続することができませんでした。この問題を回収しました。
EsbLROUpdateObject関数はセルノートを更新しない (10109,P1)
EsbLROGetCatalogを呼び出した後、EsbLROUpdateObject API関数を呼び出してもセルノートを更新しないという不具合を回収しました。
特定のスプレッドシートにおいてカラムのピボット操作でエラーメッセージが返される(10111, P1)
特定のスプレッドシート表示において特定のカラム次元から行位置へのピボット操作で以下のエラーメッセージが返されます:
"Report heading cannot be interpreted."
この問題は、同じ階層構造をもつ2つ以上の次元をもつデータベースで発生します。この問題を回収しました。
フリーフォームモードでのロック&送付でサーバがハングアップする(10120, P1)
32ビットExcelにおいて、ロック&送付操作をフリーフォームモードで実行するとEssbaseサーバがクラッシュしていました。この問題はスプレッドシートアドインが行のデータを送付する際にループに入ってしまうために発生していました。この問題を回収しました。
データキャッシュ設定がアプリケーションイベントログに反映されない(10123, P1)
Windows NT(x86機)において、データベース | 設定 |ストレージで設定されたデータキャッシュの値をアプリケーションイベントログへ反映されていませんでした。この設定はこのパッチで正確に反映されるよう改善されました。
特定のスプレッドシートの取得でサーバがクラッシュする (10125,P1)
WindosNT(x86機)において、以下状況下のスプレッドシートの取得でサーバがクラッシュしていました:
とびとびに選択された削除でLRO(リンクレポートオブジェクト)が正しく削除されない(10130, P1)
全てのクライアントにおいて、リンクレポートオブジェクトブラウザダイアログボックス上で飛び飛びに選択された状態で「削除」ボタンをクリックしても選択された全てのLROが削除されないという不具合が回収されました。
同時アクセス時設定を「Indefinitely」もしくは「0(No Waiting)」に設定するとエラーメッセージが発生する。 (10132,P1)
アプリケーションマネージャのデータベース設定のトランザクションがコミット有効時に、「同期アクセス時設定」オプションを「Indefinitely」もしくは「0(NoWaiting)」に設定するとエラーメッセジが発生するという不具合を回収しました。
アプリケーション作成/削除権限のあるユーザがアプリケーションを削除できない(10157, P1)
アプリケーション作成/削除権限を持つユーザがアプリケーションを削除できないという問題を回収しました。
特定のスプレッドシートの取得時にサーバがクラッシュする (10158,P1)
WindosNT(x86機)において、時間軸が密次元に設定されかつそのメンバとして動的次元を持っている際に、シナリオ軸に対してスプレッドシートからズームイン操作を実行するとサーバがクラッシュするという不具合を回収しました。
動的時系列における数値メンバ名でのメンバ選択が失敗する (10164,P1)
WindosNT(x86機)において、メンバ選択時に動的時系列の周期の開始時期を指定しる場合、数値のメンバ名を選んでOKボタンを実行すると、Essbaseはエラーメッセージを返します。
シート上に重複したメンバを持つ取得を実行するとサーバがクラッシュする(10169, P1)
以下の状況下でExcelから取得を行うとサーバがクラッシュしていました:
例:
Market |
Measures |
Product |
Scenario |
Market |
|
#MISS |
|||||
Year |
Essbaseバージョン4.1.2ではこの現象は発生していませんでした。この不具合を回収しました。
スプレッドシートアドインもしくはGrid APIにおいてリンクパーティションが結果として0を返す (10171, 10381,P1)
スプレッドシートアドインもしくはGrid APIにおいて、リンクパーティションの取得操作で、ターゲットデータベースの結果をとして0が返されいました。リンクパーティション定義を削除すると正しい値が返されました。この問題を回収しました。
Excel 7.0において、特定の計算式を含んでいるフォーマットされたシートでデータ取得を行うとエラーメッセージが発生する(10173, P1)
Excelバージョン7.0において、特定の計算式を含んだフォーマット済みのシートで取得を行うとエラーメッセージが発生しExcelがクラッシュという不具合を回収しました。
間違った位置でSQLドリルを行うとサーバがクラッシュする (10175,P1)
Windows NT(x86機)において、カラムヘッダ部分でOracle 8データソースに対しSQLドリルスルーを行うとEssbaseサーバがクラッシュするという不具合を回収しました。
Essbaseオプション/グローバルでダブルクリックオプションを変更後、Lotus123でカスケードを行うとクラッシュする (10176, P1)
Essbaseオプション/グローバルでダブルクリック設定を変更し、リンクレポートオブジェクトを起動した後、Lotus1-2-3でカスケードコマンドを実行すると、スプレッドシートアドインがクラッシュします、しかし、ハイペリオンQAラボではこの問題を再現できないため、この問題が回収されたか検証することができませんでした。
世代名オプションとパターンマッチをメンバ選択ツールで使うとサーバがクラッシュする(10178, P1)
Excelにおいて、メンバ選択ツールで世代名オプションとパターンマッチを使うとサーバがクラッシュし、例外ログが生成されます。この不具合を回収しました。
176文字以上のデータをセル上に取得するとExcelがクラッシュする(10179, P1)
Excelスプレッドシートにおいて、セルへ取得するデータが176文字以上のデータを取得するとExcelがクラッシュし、例外ログが生成されるという不具合を回収しました。
スプレッドシートで連続して同じデータの取得を行うと違う結果が返る(10190, P1)
特定のスプレッドシートで、連続して同じデータの取得を行うと違う結果が返されるていました。この問題はアウトラインに複雑なクロス次元計算がある場合に発生していました。この問題を回収しました。
疎のメンバに於ける動的計算の結果取得に失敗する (10201,P1)
スプレッドシートにおいて、特定のアウトライン設定でかつ疎次元のメンバ上の動的計算の結果を取得すると以下のメッセージが出力しサーバがクラッシュするという不具合を回収しました:
"Need to copy ESM block during the dynamic calc. ESM block not
found, Essbase internal error. Report to Arbor."
取得ウィザードをキャンセルするとEssbase ObjectsのGridオブジェクトがクリアされてしまう (10233, P1)
Essbase Objects 1.0および1.1において、取得ウィザードでキャンセルを選択するとVisual Gridが消去されてしまうという問題を回収しました。
特定のシートにおいてスプレッドシート操作がサーバをクラッシュさせる(10289, P1)
入れ子になったカラムの中にメンバラベルが繰り返されているスプレッドシートで問い合わせ操作(例:データ取得、ズーム操作、ピボット)を行うとEssbaseサーバがクラッシュし例外ログが生成されるという不具合を回収しました。
日本語バージョンのアプリケーションマネージャのダイアログボックスのタブの中のラベルが英語で表示される(10296, P1)
日本語バージョンのアプリケーションマネージャのダイアログボックスのタブの中の文字が日本語の文字で表示される代わりに間違ったアスキーキャラクタで表示していたという不具合を回収しました。
空のデータベースへロック&送付を行った際、データが失われる(10348, P1)
アウトラインが変更され再構築された空のデータベースへロック&送付でデータを送信し、同じ再構築が行われるとデータが失われるという問題を回収しました。
致命的エラーの処理でデータベースフリースペースが壊れる (10357,P1)
致命的エラーの処理でデータベースフリースペースを壊してしまうという不具合を回収しました。
複雑な計算式の中で@CURRMBRRANGEと@MDSHIFTを使用すると間違った値が返される(10360, P1)
複雑な計算式の中で@CURRMBRRANGE関数と@MDSHIFT関数を使うと間違った値が返されるという不具合を回収しました。
EsbGetVersion関数が情報を返さない (10367, P1)
EsbGetVersion API関数を呼び出しても、接続されているEssbaseサーバのバージョン情報が返らないという不具合を回収しました。
インストーラーの登録番号処理プログラムは実行が成功しているにも関わらず無効なコードを返す(10368, P1)
インストール中のライセンス番号処理プログラムが、有効なライセンス番号を入力されたにも関わらず無効な4桁の数値を正しい0を返す代わりに返すという問題を回収しました。
Essbase Objects 1.1の条件付き取得操作が失敗する(10370,P1)
Essbase Objects 1.1において、Grid APIのEssGBeginConditionalRetrieve関数もしくはEssGBeginConditionalZoomIn関数を呼び出すとエラーメッセージが返されるという不具合を回収しました。
共有メンバ上でのズームイン操作で全ての次元メンバが削除される(10390, P1)
32ビットExcelにおいて、共有メンバ上でズームインを行うと次元の全メンバが表示されないという問題を回収しました。オリジナルのメンバはそのまま残ります。
サーバがエラーメッセージを表示しクラッシュする (10398,P1)
以下の条件でEssbaseサーバが"Failure of assertion 7061"を表示しクラッシュするという不具合を回収しました:
日本語の計算スクリプトエディタで英語の文字列が表示される
(10408, P1)
日本語バージョンのアプリケーションマネージャにおいて以下の計算スクリプトエディタの文字列が英語で表示される問題を回収しました:
日本語のパーティションマネージャとパーティションウィザードで英語の文字列が表示される(10409, P1)
日本語のパーティションマネージャとパーティションウィザードの特定の部分で英語の文字列が表示される問題を回収しました。
Solaris上で同時にSQLアクセスが行われるとエージェントがクラッシュする(10410, P1)
Solarisにおいて、同時にSQLアクセスが行われるとエージェントがクラッシュしてしまうという不具合を回収しました。
Solarisプラットフォーム上でOracle SQLサーバへ接続しようとするとESSSVRがクラッシュする (10412, P1)
Solarisプラットフォーム上でOracle SQLサーバへ接続しようとするとESSSVR学ラッシュする事がありました。これはサーバスレッドのスタックサイズが小さくなりすぎるとODBC 3.xは接続しなくなることが原因で発生していました。この不具合を回収しました。
特定の計算スクリプトの検証ボタンまたは文法チェックコマンドを実行するとアプリケーションマネージャがクラッシュする(10444, P1)
特定の計算スクリプトにおいて、検証ボタンを押すか文法 |文法チェックコマンドを計算スクリプトエディタ上で実行するとアプリケーションマネージャがクラッシュする問題を回収しました。
REDISTディレクトリにあるGLOBLC32.DLLをBINディレクトリにコピーするとWindowsNT サーバが実行開始で落ちる (10448, P1)
WindowsNT環境において、Redist
ディレクトリにあるgloblc32.dll
ファイルがBin
ディレクトリにコピーされると開始時におちてしまうという問題がありました。この問題はRedist
にある.dll
がBin
ディレクトリにある物より古いために発生しておりました。この不具合を回収しました。
Excel 97環境において、Essbaseのダブルクリックオプションが動作しない (10452,P1)
Excel 97において、Essbaseオプションダイアログボックスの「ダブルクリック有効」オプションがExcelの「セル内編集」オプションを完全に奪いきれていませんでした(「ダブルクリック有効」オプションを設定してもExcelの「セル内編集」オプションが有効になっているとセル上でダブルクリックしてもEssbaseへダブルクリックが渡される前にExcelのオプションがダブルクリックを横取りし、Essbase側の処理が実行されていませんでした)。この問題はEssbaseの「ダブルクリック有効」オプションが設定されると自動的にExcelの「セル内編集」オプションを無効にするよう改善されました。
計算スクリプトエディタとレポートスクリプトエディタにおいて検索機能が動作しない(10454, P1)
アプリケーションマネージャの計算スクリプトエディタとレポートスクリプトエディタにおいて検索機能が正常に動作しておりませんでした。この不具合を回収しました。
アカウント軸の2パスで動的計算メンバが正しく計算されない(10455, 10460, P1)
特定のアウトライン設定において、計算順序が正しく実行されず間違った計算結果が返されていました。この問題はアカウント軸が疎次元と設定され、さらに2パスと動的計算タグが付いているメンバで発生しておりました。この不具合が回収されました。
有効な代替変数がスクリプトの一部に使われている計算スクリプトの検証で失敗することがある(10461, P1)
アプリケーションマネージャにおいて、有効な代替変数を含んだ計算式の検証時にエラーが返される事がありました。この問題を回収しました。
特定のアウトラインで密/疎の設定を変更するとサーバがクラッシュする(10465, P1)
特定の密/疎設定がされ動的時系列メンバが定義されたアウトラインにおいて、疎と設定された次元を密と変更もしくは逆に設定した場合Essbaseサーバがクラッシュする問題を回収しました。
非常に希なケースでデータベース停止時にサーバがクラッシュすることがある(10466, P1)
非常に希な状況で、データベース停止を行うとサーバがクラッシュするという不具合に対応しました。
代替変数を含むシートのデータをロック&送付した後サーバがクラッシュする(10468, P1)
スプレッドシートアドインから代替変数を含んだデータをロック&送付した後Essbaseサーバがクラッシュするという問題を回収しました。
きちんと閉じていないクォーテーションマーク(")を含んだ計算スクリプトを検証するとアプリケーションマネージャがクラッシュする(10485, P1)
きちんと閉じていないクォーテーションマーク(")を含んだ計算スクリプトを検証するとアプリケーションマネージャがクラッシュするという問題に対応しました。
間違って有効メモリがサーバエラーメッセージとしてレポートされる(10490, P1)
サーバ上の有効メモリが間違ってエラーメッセージとしてレポートされるという不具合を回収しました。
もし、うまく接続ができない場合は以下に示す電話か電子メールでご連絡下さい:
あなたの会社のIDとパスワードをシリウスサポートセンターへ確認して下さい。
シリウスウェブサイトからファイルをダウンロードする際、必要とするファイルを選ぶ際以下のリストをご利用ください。
|
NTサーバ |
|
NT SQLインターフェイス |
|
NTおよび32ビットWindows API |
|
32ビットExcelクライアント(Excel V7およびV8) |
|
32ビットLotus 1-2-3クライアント |
|
32ビットSQLドリルスルー |
|
16ビットExcelクライアント(Excel V5) |
|
16ビットLotus 1-2-3クライアント(Lotus 1-2-3 V5) |
|
16ビットSQLドリルスルー |
|
16ビットアプリケーションマネージャ |
|
16ビットWindows API |
|
HP-UXサーバ |
|
HP-UX SQLインターフェイス |
|
HP-UX API |
|
Solarisサーバ |
|
Solaris SQLインターフェイス |
|
Solaris API |
|
AIXサーバ |
|
AIX SQLインターフェイス |
|
AIX API |
パッチのインストールは、サンプルアプリケーションとデータベースとデータファイルがインストールされない事を除けば、Essbaseの完全インストール版と同様のものです。どの様な場合でも、既に存在するアプリケーションやデータベースには何の影響もおよぼしません。しかしながら、パッチをインストールする前に今あるアプリケーションやデータベースをバックアップしておくことは重要です。インストールに関する詳細な情報は「インストールノート」を参照ください。
以下は各プラットフォーム別のパッチインストール方法です:
もし、一つ以上のパッチをインストールするのであれば、各パッチファイルはインストールを実行する前に別々のディレクトリに入れるか、ダウンロードしすぐにインストールを行いインストール終了後展開された全てのファイルを削除し次のファイルをダウンロードするようにしてください。
実行可能ファイルは分かれたディレクトリ(Disk1, Disk2,...)へ展開されます。その後、Disk1ディレクトリのSETUP.EXEインストールプログラムが実行されます。
UNIXプラットフォームでは、パッチのインストール後SQLインターフェイスは無効となります。パッチのインストール後再度SQLインターフェイスのインストールと設定をして下さい。
tar -xf filename.tar
.tar
ファイルが含まれる一時作業用ディレクトリにおいて、このコマンドを発行することで、パッチのインストールに必要な完全なファイルが展開されます。
essinst
を実行して下さい。
パッチのインストールは、サンプルアプリケーションとデータベースとデータファイルがインストールされない事を除けば、Essbaseの完全インストール版と同様のものです。どの様な場合でも、既に存在するアプリケーションやデータベースには何の影響もおよぼしません。しかしながら、パッチをインストールする前に今あるアプリケーションやデータベースをバックアップしておくことは重要です。
UNIXプラットフォームでは、パッチのインストール後SQLインターフェイスは無効となります。パッチのインストール後再度SQLインターフェイスのインストールと設定をして下さい。
インストールに関する詳細な情報は「インストールノート」を参照ください。
もし、一つ以上のパッチをインストールするのであれば、各パッチファイルはインストールを実行する前に別々のディレクトリに入れるか、コピーしすぐにインストールを行いインストール終了後展開された全てのファイルを削除し次のファイルをコピーするようにしてください。
Windowsプラットフォーム:
SETUP.EXEインストールプログラムが実行されます。
UNIXプラットフォーム:
tar -xf filename.tar
.tar
ファイルが含まれる一時作業用ディレクトリにおいて、このコマンドを発行することで、パッチのインストールに必要な完全なファイルが展開されます。
essinst
を実行して下さい。
両パッチにおいてパッチインストーラはドリルスルーのヘルプとしてOLAPSQLD.HLPファイルをESSBASE\BIN
ディレクトリにインストールします。
ハイペリオンソリューションはODBCインターフェイスをサポートします。
Essbaseバージョン5.0.1パッチ2以降では、InformixやOracle、Sybaseデータベース用のSQLインターフェースとしてINTERSOLVバージョン3.02 ODBCドライバーをAIXとHP-UX、Solarisプラットフォームへ提供いたします。
ハイペリオンソリューションでは以下の組み合わせにおいて動作確認をいたしました:
データベースサーバ (経由クライアント) |
AIX 4.3 |
HP-UX 10.20 |
Solaris 2.6 |
Informix 7.22 サーバ (InformixクライアントSDK 2.01とesql9.14) |
XY |
||
Oracle 7.3.2サーバ (Oracle 7.3.3クライアント) |
X |
||
Oracle 7.3.2サーバ (Oracle 7.3.4クライアント) |
X |
X |
|
Sybase Adaptive Server Enterprise 11.5 (Sybase Open Client 11.1.1) |
X |
X |
X |
X =
はINTERSOLVバージョン3.02 ODBCドライバがデータベースサーバとデータベースクライアントが指定のUNIXプラットフォームにおいてEssbaseバージョン5.0.1パッチ2 SQLインターフェイスで動作確認された事を表します。限定条件についてのドキュメントはシリウス社のウェブサイトで最新のPATCH.HTM
に記述されています。(http://bi-support.sirius.co.jp/essweb/default.html)
XY =
Solaris上のInformix用INTERSOVバージョン3.02 ODBCドライバとEssbaseバージョン5.0.1パッチ2 SQLインターフェイスでは2つのドライバがテストされました。一つはARif7912.soで、Informix 7.22サーバとInformixクライアントSDK 2.0.1とesql 9.14で動作確認されました。限定条件についてのドキュメントはシリウス社のウェブサイトで最新のPATCH.HTM
に記述されています。(http://bi-support.sirius.co.jp/essweb/default.html) もう一つのInformix7クライアント用のARinf12.so(スレッド未対応)は動作しませんでした。
空白のセルは、INTERSOLVバージョン3.02 ODBCドライバでのデータベースサーバとデータベースクライアントが指定されたUNIXプラットフォーム上でEssbaseバージョン5.0.1パッチ2 SQLインターフェイスとテストされていない事を表します。
ハイペリオンEssbaseバージョン5.0.1パッチ2以降のSQL InterfaceはHP-UXプラットフォーム上で動作いたします。
検証されたデータベースバージョンについてはODBCドライバサポート(UNIX SQLインターフェイス)を参照して下さい。ソフトウェアの登録手続きについてはハイペリオンEssbaseバージョン5.0.1インストールノートの第1章を参照して下さい。
このセクションでは以下に記述する内容が含まれます:
ハイペリオンEssbase SQLインターフェイスをHP-UX上へインストールする前に、ハイペリオンEssbase 5.0.1パッチ2以降をHP-UX上へインストールしておく必要があります。以下のステップを確認して下さい:
HP-UX上へのサーバのインストールと環境の更新についての情報はハイペリオンEssbaseバージョン5.0.1インストールノートの第2章「CD-ROMからのインストール」と第6章「UNIXサーバのインストール」を参照して下さい。
また、HP-UX上へSQLインターフェースをインストールする前に、リレーショナルデータベースマネージメントシステム(正しいクライアント設定も含む)がインストールされている必要があります。さらにRDBMSが要求する環境を設定しておく必要があります。
Oracleでは、ORACLE_HOMEとORACLE_SIDが設定されている必要があります。さらにSHLIBに
Oracleのライブラリパス
($ORACLE_HOME/lib
)が含まれていることを確認して下さい。Sybaseでは、SYBASEとDSQUERYが設定され、
Sybaseのライブラリパス
($SYBASE/lib
)がSHLIB
に含まれている事を確認して下さい。
Informixでは、INFORMIXDIR
とINFORMIXSERVER
が設定され、Informixのライブラリパス($INFORMIXDIR/lib
)がSHLIB
に含まれている事を確認して下さい。
CD-ROMからSQLインターフェイスをインストールするには、以下のステップで行って下さい:
arbor
でログインする。cd\cdrom
)lsコマンドを使いsetup.shファイルを探します。
(またはSETUP.SH
)./setup.sh
か./SETUP.SHコマンドを入力します。どちらのコマンドを使用するかはステップ4で確認した結果に依存します。
Ctrl-C
を押して下さい。インストールプログラムはデフォルトとして/home/essbaseディレクトリを使います。もし他のディレクトリへインストールする際はそのディレクトリパスを入力してください。なお、入力されたディレクトリが存在しない場合はインストールプログラムがそのディレクトリを作成します。
HP-UX上へSQLインターフェイスをインストールし終わったら、追加のステップを実行してください。これ以降のステップについては以下の情報を参照して下さい。
シリウスのウェブサイトからファイルをダウンロードしてインストールするには以下のステップを実行して下さい:
501p2hi.tar
という名前のファイルをダウンロードする必要があります。tar -xf 501p2hi.tar
.tar
ファイルが含まれる一時作業用ディレクトリにおいて、このコマンドを発行することで、パッチのインストールに必要な完全なファイルが展開されます。
essinst
を実行して下さい。
setup.sh
を実行してSQLインターフェイスをインストールした後、SQLインターフェイスとODBCドライバをリンクするためにinst-sql.shを実行する前に環境変数を設定しなければなりません。このステップはどの使用するドライバに依存します。
Oracle 7.1で、$ORACLE_HOME/lib
にlibclntsh.sl
を含んでいない場合、このファイルを作成するため以下のステップを完了しておいて下さい:
arbor
というユーザでログインします。$ORACLE_HOME/lib
ディレクトリに対し書き込み権限を持っていることを確認します。例として以下のコマンドを実行します:
su oracle
make -f $ARBORPATH/bin/genclntsh.mk
Oracle 7.2と7.3において、$ORACLE_HOME/lib
にlibclntsh.sl
を含んでいない場合、このファイルを作成するため以下のステップを完了しておいて下さい:
arbor
というユーザでログインします。$ORACLE_HOME/rdbms/lib
ディレクトリへ移動します。clntsh.mkファイル中の各ldコマンドの最後に-lsql
オプションを追加します。make -f clntsh.mk shlib
ODBCドライバーの詳細な情報については「SQL Interface Guide」マニュアルと$ARBORPATH\ODBCDOCSディレクトリ
にインストールされるオンラインドキュメント「INTERSOLV DataDirect ODBC Drivers Reference」を参照して下さい。このオンラインドキュメントは.PDF
フォーマットで作成されています。このマニュアルを参照するためにはEssbase5.0.1 CD-ROMのADOBE
ディレクトリにあるAdobe Acrobat Readerバージョン3.0.1をインストールして下さい。また、各データベースのドキュメントも参照下さい。
以下のファイルがEssbaseサーバのインストール時にHP-UX上にインストールされます:
libesssql.sl
)libesssql.arbor.sl
)SQLインターフェイスをHP-UX上にインストールするとINTERSOLV ODBCドライバファイル (libesssql.insolv.sl
)がインストールされます。
SQLインターフェイスライブラリファイルはSQLインターフェイスがインストールされるまではODBCドライバーのstubファイルへシンボリックリンクされています。inst-sql.sh
を実行してINTERSOLV ODBCドライバーファイルをインストールすると、inst-sql.sh
はサーバプロセスがSQLインターフェイスに必要なソフトウェアにアクセスできるように環境を設定します。
inst-sql.sh
スクリプトは$ARBORPATH/setupディレクトリにあるodbc.iniとodbcinst.ini、テンプレートファイル(拡張子が.tmpl)を使い、Essbaseが正しいドライバー製品を指し示すよう環境を作成します。
このスクリプトは以下の処理を実行します:
$ARBORPATH\bin
ディレクトリに作成します。$ARBORPATH\bin
ディレクトリに作成します。inst-sql.shを実行します。arbor
ユーザから以下のコマンドを実行します:
inst-sql.sh
もし必要であればEssbaseが付加情報を入力するよう求めてきますので入力して下さい。全てのスクリプトが終了すると、コマンドプロンプトが表示されますので以下のコマンドを入力し実行して下さい:
exit
いくつかの理由により、追加のライブラリを動的にコンパイルする必要が発生するかもしれません。もしスクリプトが追加のライブラリを必要と判断したなら、スクリプトは自動的にライブラリをコンパイルし、作成します。
inst-sql.sh
はC Shell用にodbc.csh
ファイルを、BourneもしくはKorn Shell用にodbc.sh
ファイルを生成します。これらのファイルはEssbaseの為の正しい環境を定義するコマンドを含んでいます。inst-sql.sh
の実行が終わり、INTERSOLV ODBCドライバとSQLインターフェイスとのリンクが済みましたら、現在のシェル環境にEssbaseの環境変数を設定しなければなりません。
現在のシェル環境にEssbaseの環境変数を設定するためには以下のどちらかを実行します:
.login
または.cshrcファイル
の中で、odbc.csh
ファイルに対しsourceコマンドを指定して下さい。.profile
ファイルの中で、odbc.sh
ファイルに対し.
(ピリオド)コマンドを指定して下さい。以下のC shellでの例を示します。以下の行を.login
もしくは.cshrc
ファイルに追加します:
% source $ARBORPATH\setup\odbc.csh
環境設定を変更する場合は、odbc.csh
もしくはodbc.sh
ファイルを編集します。
HP-UX上へSQLインターフェイスをインストールし環境変数を設定した後、データソースを設定する必要があります。また、ODBCドライバの設定もする必要があります。
データソースとODBCドライバーの詳細な情報については「SQL Interface Guide」マニュアルと$ARBORPATH\ODBCDOCSディレクトリ
にインストールされるオンラインドキュメント「INTERSOLV DataDirect ODBC Drivers Reference」を参照して下さい。このオンラインドキュメントは.PDF
フォーマットで作成されています。このマニュアルを参照するためにはEssbase5.0.1 CD-ROMのADOBE
ディレクトリにあるAdobe Acrobat Readerバージョン3.0.1をインストールして下さい。
スプレッドシートのドキュメントがEssbaseバージョン5.0.1リリースで改訂されました。パッチ5(または、それ以降)では最新の情報を含むようドキュメントが改訂されました。
以下のヘルプファイルが改訂されまし:
ESSEXCEL.HLP
ESSLRO.HLP
これら2つのファイルはパッチのインストールでESSBASE\BINディレクトリにある同名のファイルへ上書きされます。
「Excelスプレッドシートアドインユーザズガイド」が変更されました。このファイル(ESSEXCEL.PDF
)はパッチのインストール時にESSBASE\DOCS\CLIENT
というディレクトリにある同名のファイルへ上書きされます。
不具合回収に加えて、パッチ8は共有メンバがそれらに対応する通常のメンバから、ユニークなリンクレポートオブジェクトがあるか指定できる新しいESSBASE.CFG
オプション、LROONSHAREDMBRを含みます。
デフォルト(Patch8以前)は以下のように動作します:共有メンバは対応する通常のメンバとLROsを共有しません。この動作をするために、特別な設定の必要はありません。
LROONSHAREDMBR TRUE | FALSE
TRUE | 通常ののメンバが持つLROsは、共有メンバと共有しません。デフォルト値はTRUEです。 |
FALSE | 共有メンバは対応する通常のメンバと同じLROsを持ちます。 |
リンクレポートオブジェクト(LRO)は、外部ファイル、セルノート、Hyperion EssbaseデータベースでセルをリンクするURLです。ユーザはスプレッドシートアドインからオブジェクトを取得することができます。TRUEの
LROONSHAREDMBR設定は、Essbaseを通常メンバのLROsから共有メンバのLROsをユニークにするためにあります。
例えば、LROONSHAREDMBRオプションをFalseにするとします。親メンバのColas (100)の下にあるDiet Colas (100-20)に関係するデータセルへLROをリンクしたならば、親メンバのDietの下のDiet Colas (100-20)に関係するデータセルは、同じLROを共有します。
LROONSHAREDMBR FALSE
パッチ6では以下に示す3つの分野の新しいAPIが追加されました:
2つの新しいCメインAPI関数(EssBeginDataLoad()とEssEndDataLoad()) が連続した行ストリームデータのローディング速度を改善および不正な行に出くわした際のエラー記録を行います。
EssBeginDataload() 関数はアクティブなデータベースへ更新するデータの送付を開始し、データブロックを更新の為にロック解除します。データ更新は実際のデータベースへ保存する目的とエラーの検証の為に使用されます。
ESS_STS_T EssBeginDataload (hCtx, Store, Unlock, abortOnError, pRules);
ESS_HCTX_T |
hCtx; |
ESS_BOOL_T |
Store; |
ESS_BOOL_T |
Unlock; |
ESS_BOOL_T |
abortOnError; |
ESS_POBJDEF_T |
pRules; |
hCtx |
Essbase APIコンテントハンドル。 |
Store |
データストア(保存)指示。TRUEに設定されるとデータを保存し、FALSEに設定されるとデータは保存されません。 |
Unlock |
データブロックのロッキング指示。TRUEに設定されるとデータロード後全てのブロックがロック解除され、FALSEに設定されると解除されません。 |
abortOnError |
エラー中断指示。TRUEに設定されると最初のエラーでローディング処理を中止し、FALSEが設定されるとエラーが発生してもローディングを続けます。 |
pRules |
ルールオブジェクト構造体が定義されているファイルへのポインタ。 |
なし。
EssBeginDataload()関数はアクティブデータベースに対して書き込み権限(ESS_PRIV_WRITE)を持ったユーザで接続する必要があります。
ESS_STS_T sts = ESS_STS_NOERR; ESS_BOOL_T Store; ESS_BOOL_T Unlock; ESS_STR_T Query1, Query2; ESS_PMBRERR_T pMbrErr; Store = ESS_TRUE; Unlock = ESS_FALSE; Query1 = "Year Market Scenario Measures Product 12345"; Query2 = " Jan East Scenario Measures Coke 125"; /* 更新処理開始 */ sts = EssBeginDataload (hCtx, Store, Unlock, ESS_FALSE, ESS_NULL); /* 更新データ定義文字列の送信 */ if(!sts) sts = EssSendString(hCtx, Query1); sts = EssSendString(hCtx, Query2); /* 更新処理終了 */ if(!sts) sts = EssEndDataload(hCtx, &pMbrErr);
EssEndDataload()関数はアクティブデータベースに対する更新処理の終了を行います。この関数はEssSendString()関数を使いデータを送信した後必ず呼び出さなければなりません。
ESS_STS_T EssEndDataload (hCtx, ppMbrError);
ESS_HCTX_T |
hCtx; |
ESS_PPMBRERR_T |
ppMbrError; |
hCtx |
Essbase APIコンテキストハンドル。 |
ppMbrError |
エラー情報(ESS_MBRERR_T)のリストへのポインタ。EssEndDataload()関数で確保されます。返されるエラーとしては以下の通りです(括弧内はエラーメッセージ):
|
成功した場合には0が返されます。それ以外では以下に示すエラーコードが返されます:
EssEndDataload() 関数はアクティブデータベースに対して書き込み権限(ESS_PRIV_WRITE)を持ったユーザで接続する必要があります。
ESS_STS_T sts = ESS_STS_NOERR; ESS_BOOL_T Store; ESS_BOOL_T Unlock; ESS_STR_T Query1, Query2; ESS_PMBRERR_T pMbrErr; Store = ESS_TRUE; Unlock = ESS_FALSE; Query1 = "Year Market Scenario Measures Product 12345"; Query2 = " Jan East Scenario Measures Coke 125"; /* 更新処理開始 */ sts = EssBeginDataload (hCtx, Store, Unlock, ESS_FALSE, ESS_NULL); /* 更新データ定義文字列の送信 */ if(!sts) sts = EssSendString(hCtx, Query1); sts = EssSendString(hCtx, Query2); /* 更新処理終了 */ if(!sts) sts = EssEndDataload(hCtx, &pMbrErr); /* エラー処理 */ if (sts) { /* 各エラー処理を行う... */ /* エラー情報メモリを解放する */ EssFreeMbrErr(hCtx, &pMbrErr); }
現在の実行環境に、Localeディレクトリやデフォルトのメッセージデータベース等の指定に使われるARBORPATH環境変数を設定する、3つの新しいAPI(EssSetPath()とEsbSetPath()、EssGSetPath())が追加されました。
EssSetPath()関数は、現在のプロセスにARBORPATH環境変数を設定します。(CメインAPI)
ESS_FUNC_M EssSetPath (pszPath);
ESS_STR_T |
pszPath; |
pszPath |
ARBORPATH環境変数に設定する文字列へのポインタ。 |
ESS_STS_T ESS_SetPath() { ESS_STS_T sts ESS_STR_T pszPath = "C:\Essbase"; sts = EssSetPath (pszPath); return sts; }
EsbSetPath()関数は、現在のプロセスにARBORPATH環境変数を設定します。(VB API)
EsbSetPath (Path) ByVal Path As String
Path |
ARBORPATH環境変数に設定する文字列。 |
Sub ESB_SetPath Dim sts As Long Dim Path As String Path = "C:\Essbase" sts = EsbSetPath(Path) End Sub
EssGSetPath()関数は、現在のプロセスにARBORPATH環境変数を設定します。(C Grid API)
ESSG_FUNC_M EssGSetPath (pszPath);
ESSG_STR_T |
pszPath; |
pszPath |
ARBORPATH環境変数に設定する文字列へのポインタ。 |
ESS_STS_T ESSG_SetPath() { ESS_STS_T sts ESSG_STR_T pszPath = "C:\Essbase"; sts = EssGSetPath (pszPath); return sts; }
ハイペリオンインテグレーションサーバドリルスルー機能をサポートするために、4つの新しいC メイン API 関数と7つの新しいGrid API 関数、幾つかの新しい定数定義とデータ型、構造体が追加されました。
ドリルスルー機能をサポートする、Cメイン関数に追加された4つの関数 (EssDTGetHeader(), EssDTGetData(), EssDTClose(), and EssDTExit())のために、新しい定数とデータ型、構造体が追加されました。
定数 |
定義 |
ESS_DESCRIPTION_LEN |
EssDTGetData()もしくはEssDTGetHeader()で使用される取得データ文字列の最大の長さ(255)。 |
データタイプ |
Essbase型 |
説明 |
typedef ESS_DTINST_T |
*ESS_PDTINST_T |
ドリルスルー初期化構造体へのポインタ。 |
この構造体はデータセルのレポートを定義します。
typedef struct ESS_DTBUFFER_T { ESS_ULONG_T row; ESS_ULONG_T column; ESS_CHAR_T data[ESS_DESCRIPTION_LEN + 1]; } ESS_DTDATA_T, *ESS_PDTDATA_T, **ESS_PPDTDATA_T;
データタイプ |
フィールド |
説明 |
ESS_ULONG_T |
row |
データブロックに与えられる行数(0ベース) |
ESS_ULONG_T |
column |
データブロックに与えられるカラム数(0ベース) |
ESS_CHAR_T |
data [ESS_DESCRIPTION_LEN + 1] |
データブロックに与えられるデータ値 |
EssDTGetHeader()関数は与えられたドリルスルーインスタンスハンドルのレポートデータヘッダを取得します。
ESS_FUNC_M EssDTGetHeader (pDTInst, pBuffer, pulCount);
ESS_PDTHINST_T |
pDTInst; |
ESS_PPDTBUFFER_T |
pBuffer; |
ESS_PULONG_T |
pulCount; |
pDTInst |
初期化されたドリルスルーインスタンスハンドル。 |
pBuffer |
与えられたカラムのヘッダ情報構造体の配列。 |
pulCount |
pBufferの個数を格納する変数へのポインタ。 |
EssDTGetData()関数は与えられたドリルスルーインスタンスハンドルからレポートデータの配列を取得します。
ESS_FUNC_M EssDTGetData (pDTInst, pBuffer, pulCount);
ESS_PDTHINST_T |
pDTInst; |
ESS_PPDTBUFFER_T |
pBuffer; |
ESS_PULONG_T |
pulCount; |
pDTInst |
初期化されたドリルスルーインスタンスのハンドル。 |
pBuffer |
与えられたデータセルのためのレポートデータ構造体の配列。 |
pulCount |
pBufferヘッダ情報配列のデータブロック個数。 |
EssDTGetData()関数はpulCountが0が返されるまで呼び出して下さい。
EssDTClose()関数は与えられたドリルスルーインスタンスハンドルのドリルスルーセッションを終了します。
ESS_FUNC_M EssDTClose (pDTInst);
ESS_PDTHINST_T |
pDTInst; |
pDTInst |
終了するドリルスルーインスタンスハンドル。 |
EssDTExit()関数は与えられたドリルスルーインスタンスハンドルのドリルスルーセッションを閉じ、使用していたメモリ領域を開放します。
ESS_FUNC_M EssDTExit (pDTInst);
ESS_PDTHINST_T |
pDTInst; |
pDTInst |
閉じようとするドリルスルーインスタンスハンドル。 |
Grid APIでは、ドリルスルー機能のために7つの新しい関数 (EssGDTRequestDrillThrough()とEssGDTEndDrillThrough()、EssGDTGetData()、EssGDTGetHeader()、EssGDTGetReportData()、EssGDTListReports()、EssGDTReportCount())と6つの新しい定数、1つのデータ型、2つの構造体が追加されました。
Grid APIドリルスルー関数では3つの定数が使われます。(EssGDTxxx()).
定数 |
定義 |
ESSG_DESCRIPTION_LEN |
EssGDTGetData()のESSG_DTDATA_T構造体もしくはEssGDTGetHeader()のESSG_DTHEADER_T構造体の文字列の最大長(255)。 |
ESSG_ERR_INVALIDDTHANDLE |
渡されたドリルスルーインスタンスハンドルが不正な場合に返されます。 |
ESSG_ERR_NODTREPORTS |
渡されたドリルスルーインスタンスハンドルに一つもドリルスルーレポートが定義されていなかった場合に返されます。 |
以下の3つの定数はEssGDTGetHeader()関数のESSG_DTHEADER_T構造体の中で、取得するレポートデータヘッダの型を定義するために使われます。
定数 |
定義 |
ESSGDTINT |
0 |
ESSGDTFLOAT |
1 |
ESSGDTSTRING |
2 |
新しいデータタイプはGrid APIドリルスルー関数で使われます。 (EssGDTxxx()).
データタイプ |
Essbase型 |
---|---|
typedef ESSG_PVOID_T ESSG_DTHINST_T, *ESSG_PDTHINST_T |
ESSG_DTHINST_T, ESSG_PDTHINST_T |
この構造体はヘッダ情報のカラム定義で使われます。
typedef struct ESSG_DTHEADER_T { ESSG_ULONG_T colIndex; ESSGDTREPORTDATATYPE dataType; ESSG_CHAR_T data[ESSG_DESCRIPTION_LEN + 1]; } ESSG_DTHEADER_T, *ESSG_PDTHEADER_T, **ESSG_PPDTHEADER_T;
データタイプ |
フィールド |
説明 |
ESSG_ULONG_T |
colIndex |
カラムの位置(0ベース) |
ESSGDTREPORTDATATYPE |
dataType |
指定されたカラムのデータ型。 |
ESSG_CHAR_T |
data [ESSG_DESCRIPTION_LEN + 1] |
指定されたカラムのヘッダテキスト。 |
この構造体はレポートデータセルを定義します。
typedef struct ESSG_DTDATA_T { ESSG_ULONG_T row; ESSG_ULONG_T column; ESSG_CHAR_T data[ESSG_DESCRIPTION_LEN + 1]; } ESSG_DTDATA_T, *ESSG_PDTDATA_T, **ESSG_PPDTDATA_T;
データタイプ |
フィールド |
説明 |
ESSG_ULONG_T |
row |
指定されるデータブロックの行番号(0ベース)。 |
ESSG_ULONG_T |
column |
指定されるデータ部とっくのカラム番号(0ベース)。 |
ESSG_CHAR_T |
data [ESSG_DESCRIPTION_LEN + 1] |
指定されたデータブロックのデータ値。 |
EssGDTRequestDrillThrough()関数は、渡されたデータセル範囲のドリルスルーインスタンスハンドルを返します。
ESSG_FUNC_M EssGDTRequestDrillThrough (hGrid, usCells, pCells, ppDTInst);
ESSG_HGRID_T |
hGrid; |
ESSG_USHORT_T |
usCells; |
ESSG_PRANGE_T |
pCells; |
ESSG_PPDTHINST_T |
ppDTInst; |
hGrid |
EssGNewGrid()関数で返されるオリジナルのGridハンドル。 |
usCells |
pCells配列に含まれるセル範囲の数。 |
pCells |
ドリルスルーレポートデータを受けるセル範囲の配列。 |
ppDTInst |
渡されたセル範囲のためのドリルスルーインスタンスハンドル(出力)。 |
EssGDTEndDrillThrough()関数は、渡されたドリルスルーインスタンスハンドルのセッションを終了し、そのセッションで確保していたメモリ領域を開放します。
ESSG_FUNC_M EssGDTEndDrillThrough (pDTInst);
ESSG_PDTHINST_T |
pDTInst; |
pDTInst |
指定されたデータセル範囲のために初期化されたドリルスルーインスタンスハンドル。 |
EssGDTGetData()関数は、渡されたドリルスルーインスタンスハンドルのレポートデータの配列を返します。
ESSG_FUNC_M EssGDTGetData (pDTInst, pBuffer, pulCount);
ESSG_PDTHINST_T |
pDTInst; |
ESSG_PPDTDATA_T |
pBuffer; |
ESSG_PULONG_T |
pulCount; |
pDTInst |
初期化されたドリルスルーインスタンスハンドル。 |
pBuffer |
指定されたデータセルのためのレポートデータ配列(出力)。 |
pulCount |
pBufferに取得されたデータブロックの数(出力)。 |
EssGDTGetData()関数はpulCountに0が返されるまで呼び出してください。
EssGDTGetHeader()関数は、渡されたドリルスルーインスタンスハンドルのレポートヘッダ情報を返します。
ESSG_FUNC_M EssGDTGetHeader (pDTInst, pBuffer, pulCount);
ESSG_PDTHINST_T |
pDTInst; |
ESSG_PPDTHEADER_T |
pBuffer; |
ESSG_PULONG_T |
pulCount; |
pDTInst |
初期化されたインスタンスハンドル。 |
pBuffer |
指定されたカラムのヘッダ情報構造体を受けるための配列(出力)。 |
pulCount |
pBuffer配列に取得されたヘッダ情報データブロックの個数(出力)。 |
EssGDTGetReportData()関数は指定されたデータセルにあらかじめ定義されているデフォルトのドリルスルーレポートを実行し、hDAGrid Gridハンドルを通しレポートデータを返します。
ESSG_FUNC_M EssGDTGetReportData (hGrid, hDAGrid, usCells, pCells);
ESSG_HGRID_T |
hGrid; |
ESSG_HGRID_T |
hDAGrid; |
ESSG_USHORT_T |
usCells; |
ESSG_PRANGE_T |
pCells; |
hGrid |
EssGNewGrid()関数で作成されるオリジナルのGridハンドル。 |
hDAGrid |
ドリルスルーのレポートデータが返される新しいGridハンドル。 |
usCells |
pCells配列に格納されるセル範囲情報の個数。 |
pCells |
ドリルスルーレポートで取得したいセル範囲の配列。 |
EssGDTListReports()関数は与えられたドリルスルーインスタンスハンドルのレポート名のリストを返します。
ESSG_FUNC_M EssGDTListReports (pDTInst, pBuffer, pulCount);
ESSG_PDTHINST_T |
pDTInst; |
ESSG_PSTR_T |
pBuffer; |
ESSG_PULONG_T |
pulCount; |
pDTInst |
初期化されたドリルスルーインスタンスハンドル。 |
pBuffer |
取得されるドリルスルーインスタンスのレポート名の配列。 |
pulCount |
pBufferに格納されるヘッダ情報ブロックの個数。 |
EssGDTReportCount() は指定されたセル範囲に定義されているレポートの数を返します。
ESSG_FUNC_M EssGDTReportCount (hGrid, usCells, pCells, uspReportNum);
ESSG_HGRID_T |
hGrid; |
ESSG_USHORT_T |
usCells; |
ESSG_PRANGE_T |
pCells; |
ESSG_PUSHORT_T |
uspReportNum; |
hGrid |
EssGNewGrid()から返されたオリジナルのグリッドへのハンドル。 |
usCells |
pCells配列のセル範囲個数。 |
pCells |
ドリルスルーのレポートデータを受け取る為に選択されたセル範囲の配列。 |
uspReportNum |
与えられたセル範囲に含まれるレポート定義の数。 |
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