WEA デバイス管理を Mobility Clients で使用するための README


この資料には、IBM(R) WebSphere(R) Everyplace(R) Access (WEA) Device Management Software パッケージ・ポートレットを使用した Mobility Client for Palm OS の更新に関する情報が記載されています。 Mobility Client は、IBM WebSphere Everyplace Connection Manager のコンポーネントです。

このファイルには以下のトピックがあります。

ソフトウェアを Palm OS デバイスにデプロイするには、Device Management Software (DMS) v1.6 がインストールされている必要があります。 カスタム・パッケージを作成するか、 または準備済みパッケージを使用してアップロードして、DMS Software パッケージ・ポートレットを使用するユーザーへの割り当てを行うことができます。


準備済みパッケージの使用法

Connection Manager インストール CD 2 に、ポートレットが Mobility Client コードを デバイスにロードするための準備済み zip ファイルがあります。

Software パッケージ・ポートレットが使用する各 zip ファイルには、アプリケーション・ファイル (.app)、パッケージ・ファイル (.pkg)、WSEPackage.xml という名前のファイル、およびアップロードされ、 ユーザーに割り当てられるコードを含むファイルがそれぞれ 1 ファイル以上含まれています。

Software パッケージ・ポートレットで使用可能なこれらの準備済みファイルは、インストール CD 2 の dmsClients ディレクトリーにあります。 ファイルは次のとおりです。

wcpalm.zip
これは Mobility Client for Palm OS 全体を対象にした更新です。 このファイルはダウンロードされると、強制的にインストールが実行され、 インストールの完了時にデバイスのソフト・リセットを行うように指示されます。

共通 Mobility Client 構成パッケージの作成

本節では、エクスポートされた Mobility Client 構成ファイルの入手方法と、 デプロイ用にパッケージ化する方法について説明します。

  1. 選択したパッケージ (wcpalm.zip) の内容を一時ディレクトリー (たとえば C:\Temp\WCPalm) に抽出します。
  2. クライアント構成ファイルを共通クライアント構成として配布するためにエクスポートします。 この構成ファイルを取得するための 2 つのオプションがあります。

  3. エクスポートされた構成ファイルを、選択された言語を表すディレクトリー (たとえば、ドイツ語の場合 C:\Temp\WCPalm\de、英語の場合 C:\Temp\WCPalm\en、スペイン語の場合 C:\Temp\WCPalm\es など) にコピーします。 また、デフォルトの言語を選択したい場合、構成ファイルを一時ディレクトリーのルートにコピーすることもできます。
  4. 構成ファイルがコピーされた各ディレクトリー内の .app ファイル (wcpalm.app) を、エクスポートされた構成ファイルごとに .app ファイルの最後の項目の後に 1 行追加することによって変更します。 たとえば、ステップ 2 でオプション 2 を使用した場合、ルート・ディレクトリーおよび各言語ディレクトリー内の .app ファイルに以下の行を追加します。

    EWGMyConfig_acct.PDB Xd=File EWGMyConfig_acct.PDB
    EWGMyConfig_adpt.PDB Xd=File EWGMyConfig_adpt.PDB

  5. ZIP ユーティリティーを使用してディレクトリー全体 (たとえば C:\Temp\WCPalm) を再度パッケージ化します。 すべてのファイルがフラット・パス・ディレクトリー構造 (別フォルダーへのパスにファイルが含まれていない) を使用して zip されていることを確認してください。
  6. Mobility Client パッケージをアップロードします。
    1. WebSphere Everyplace Access を使用して、「デバイス管理」-->「ソフトウェア・パッケージ」をクリックします。
    2. 追加」をクリックします。
    3. 準備済みパッケージ wcpalm.zip を探し、「OK」をクリックします。
  7. Manage Recipients ポートレットを使用して、パッケージをユーザーに割り当てます。 詳しくは、ポートレット・オンライン・ヘルプの説明を参照してください。

構成ファイルのみのデプロイ

構成ファイルのみのデプロイを選択した場合、『共通 Mobility Client 構成パッケージの作成』のステップ 2 を参照して、ファイルを (たとえば E メールを使用して) 電子的にユーザーベースに配布することが可能です。 これで、ユーザーベースは PC の HotSync を使用して構成ファイルをデバイスに対して同期できます。


製品資料

WebSphere Everyplace Access InfoCenter には、Device Management ポートレットを使用してカスタム・ソフトウェア・パッケージを配布する方法の詳細があります。 「Everyplace Access Services」-->「管理」>「デバイス管理」--> 「カスタム・ソフトウェア・パッケージのデプロイ」を参照してください。

WebSphere Everyplace Connection Manager インフォメーション・センターには、 製品についてお客様を支援するための、入門、計画、前提条件、インストール、管理、構成、 トラブルシューティングなどの情報があります。

以下の製品資料が、WebSphere Everyplace Connection Manager インフォメーション・センターで提供されています。


商標

Everyplace、IBM、および WebSphere は、IBM Corporation の商標です。

Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。

Microsoft、Windows、Windows NT および Windows ロゴは、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。

他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。


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