J2EE ツールのリリース情報

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リリース情報

1.0 既知の問題と回避方法
   1.1 SCM Clearcase アダプターを使用した J2EE プロジェクトのインポート
   1.2 Web デプロイメント記述子エディターのサーブレットの詳細セクションの「参照」ボタンが機能しない
   1.3 XDoclet 注釈付き EJB プロジェクト交換ファイルでの EJB バリデーターからのリフレクション・エラー
   1.4 すべての J2EE プロジェクトにプロジェクト固有のコンパイラー設定がある
   1.5 自動ビルドを使用する Linux® での WAR インポート中の Java ソースの欠落
   1.6 「新規 J2EE モジュール」ウィザードが EAR サーバー・ランタイム・バージョンを正しく指定しない
   1.7 J2EE プロジェクトのマイグレーション - ビルドの完了を待機する必要がある
   1.8 J2EE プロジェクトのマイグレーション - エラー・メッセージ「WTP メタデータをマイグレーションする必要があります」

1.0 既知の問題と回避方法

1.1 SCM Clearcase® アダプターを使用した J2EE プロジェクトのインポート

「既存のプロジェクトからインポート」ダイアログを使用して ClearCase からプロジェクトをインポートすると、インポートされたプロジェクトの「プロジェクト・エクスプローラー」ビューから「デプロイメント記述子」ノードが欠落する場合があります。

回避方法: ワークスペースをクローズしてから再オープンしてください。 

1.2 Web デプロイメント記述子エディターのサーブレットの詳細セクションの「参照」ボタンが機能しない

Web デプロイメント記述子エディターのサーブレット詳細セクションにある、Servlet クラスの「参照」ボタンが機能しません。  

回避方法: 「ソース」ページを使用して Servlet クラス属性を編集します。 

1.3 XDoclet 注釈付き EJB プロジェクト交換ファイルでの EJB バリデーターからのリフレクション・エラー

自動ビルドをオンにしている場合、プロジェクト交換を使用してインポートすると、リフレクション・エラーが発生する可能性があります。  自動ビルドをオフにして手動でプロジェクトをビルドする場合も、エラーが発生する可能性があります。

回避方法: プロジェクトをクローズしてから再オープンしてください。

1.4 すべての J2EE プロジェクトにプロジェクト固有のコンパイラー設定がある

J2EE プロジェクト (Web、EJB、EAR、コネクター、Java ユーティリティー、App クライアント) は、使用される JRE レベルのデフォルトを使用して、プロジェクト・レベル・コンパイラー設定を追加します。 デフォルト以外のワークスペース・コンパイラー設定が設定されている場合は、「プロジェクト・レベル設定を有効にする (Enable project level settings)」を選択解除するか、または /.settings/org.eclipse.jdt.core.prefs を削除して、プロジェクト・レベルの設定を除去する必要があります。 

1.5 自動ビルドを使用する Linux での WAR インポート中の Java ソースの欠落

Linux において、自動ビルドがオンに設定されていると、EAR インポートがネスト WAR アーカイブ Java ソース・ファイルの正常なインポートに失敗する場合があります。

回避方法: インポートを行う前に、自動ビルドを使用不可にしてください。  この問題が WAR インポートで発生した場合も、同じ回避方法が役立つ可能性があります。

1.6 「新規 J2EE モジュール」ウィザードが EAR サーバー・ランタイム・バージョンを正しく指定しない

この状態は、異なるランタイム・バージョンをターゲットにしている複数の EAR 下に、複数の J2EE モジュール・プロジェクトを作成する場合に発生する可能性があります。

ターゲット・ランタイム・フィールドは、既存の EAR に追加されると使用不可になりますが (EAR バージョンは継承する)、このバージョンが正しくない場合があり、最新表示するために、「EAR に追加 (Add to EAR)」チェック・ボックスを 2 回切り替える (選択し、クリアする) 必要があります。 

1.7 J2EE プロジェクトのマイグレーション - ビルドの完了を待機する必要がある

V5.1.2/V.6 プロジェクトが V7.0 のワークスペースにインポートされた後、ビルダーがアクティブになり、既存のメタデータが V7.0 のスタイルにマイグレーションされます。

大規模なワークスペースではこのビルドに数分かかる場合があり、処理が完了するまでは、それらのプロジェクトの操作を避ける必要があります。  プロジェクトをインポートした後、ビルドが完了するまで待たなかった場合に、インポートした EAR の「デプロイメント」ページを開こうとしたときに WebSphere® Server 警告プロンプトなどの問題が発生した場合は、ワークベンチをクローズし、再オープンします。

1.8 J2EE プロジェクトのマイグレーション - エラー・メッセージ「WTP メタデータをマイグレーションする必要があります」

プロジェクトのマイグレーション中に、操作に失敗し、プロジェクトがマイグレーション中の状態のままになる場合があります。  

回避方法: 「リソース」パースペクティブで、プロジェクト・ルート内の「.project」ファイルを開き、以下のエントリーを削除します。

<nature>org.eclipse.wst.common.modulecore.ModuleCoreNature</nature>

その後、ワークベンチを再始動して、クリーン・ビルドを実行します。   これにより、このプロジェクトでのマイグレーションが再度アクティブになります。