OmniFind Edition IBM DB2 Information Integrator OmniFind Edition エンタープライズ・サーチ インストール要件 バージョン 8.2 本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、『特記事項』に記載され ている情報をお読みください。 http://www.ibm.com/jp/manuals/main/mail.html なお、日本 IBM 発行のマニュアルはインターネット経由でもご購入いただけま す。詳しくは http://www.ibm.com/jp/manuals/ の「ご注文について」をご覧ください。 (URL は、変更になる場合があります) お客様の環境によっては、資料中の円記号がバックスラッシュと表示された り、バックスラッシュが円記号と表示されたりする場合があります。 +------ ----------------------------------------------------------------+ |   IBM DB2 Information Integrator OmniFind Edition | | 原典: Installation Requirements for Enterprise Search Version 8.2 | | | | 発行: 日本アイ・ビー・エム株式会社 | |   | | 担当: ナショナル・ランゲージ・サポート | |   | +-----------------------------------------------------------------------+ 第1刷 2004.10 Copyright International Business Machines Corporation 2004. All rights reserved. (C) Copyright IBM Japan 2004 目次 1.0 インストール要件について 1.1 エンタープライズ・サーチにサポートされるオペレーティング・システム と必須ソフトウェア 1.2 エンタープライズ・サーチのハードウェア要件とディスク・スペース所要 量 1.3 エンタープライズ・サーチでサポートされるデータ・ソース 2.0 エンタープライズ・サーチのインストールの入力項目 - Linux および AIX 用 3.0 エンタープライズ・サーチのインストールの入力項目 - Windows 用 4.0 特記事項 4.1 商標 1.0 インストール要件について 「インストール要件」の資料には、DB2(R) Information Integrator OmniFind(TM) Edition (エンタープライズ・サーチ) の、 サポートされるオペ レーティング・システムのレベル、前提ソフトウェア、ハードウェア要件、 サ ポートされるデータ・ソース、およびインストール・プログラムの入力項目に ついての説明が含まれています。 DB2 Information Integrator OmniFind Edition は、エンタープライズ・サー チと呼ばれるテクノロジーを提供します。エンタープライズ・サーチ・ソリュ ーションをインストールするには、正しい前提ソフトウェアが必要です。エン タープライズ・サーチのインストール・プログラムは、オペレーティング・シ ステム および WebSphere(R) Application Server フィックスパック以外の前 提ソフトウェアのインストールを行います。 1.1 エンタープライズ・サーチにサポートされるオペレーティング・システムと 必須ソフトウェア エンタープライズ・サーチをインストールする前に、サポートされている必要 なハードウェアおよびソフトウェアがあることを確認してください。 サポートされるオペレーティング・システム エンタープライズ・サーチは、以下のオペレーティング・システム上でサポー トされます。 * AIX(R) 5L および 5.2 (August 2004 C++ Runtime for AIX PTF を適用済み) * Red Hat Enterprise Linux(TM) Advanced Server Version 3.0、Update 2 * SUSE Linux Enterprise Server 8、サービス・パック 3 (United Linux 1.0 SP3) * Microsoft(R) Windows(R) 2000 Advanced Server、サービス・パック 4 AIX 5.2 PTF をダウンロードするには、以下の手順を実行してください。 1. Web サイト www.ibm.com/software/awdtools/vacpp/support/にアクセスす る。 2. 「Download」の下にある「All updates (fixes, patches, etc.)」をクリッ クする。 3. 「Additional search terms」フィールドに、「AIX PTF August 2004」と入 力する。「Platforms/Operating system」フィールドで、「AIX」を選択す る。「Download type」フィールドで、「-Updates」を選択する。「Go」を クリックする。 4. 検索結果のリストで、「August 2004 C++ Runtime for AIX PTF」を選択す る。 PTF のインストール方法についての説明は、AIXの資料を参照してください。 必須ソフトウェア エンタープライズ・サーチには、以下のソフトウェアが必要です。 * IBM(R) DB2 Universal Database(TM) Enterprise Server Edition バージョ ン 8.2 * IBM DB2 Universal Database Information Center バージョン 8.2 * IBM DB2 Universal Database Run-time Client バージョン 8.2 (マルチサ ーバー・インストールの時のみ必要) * IBM WebSphere Application Server Network Deployment バージョン 5.1.1 (Web アプリケーション・サーバー、IBM HTTP Server、および Deployment Manager を含む。バージョン 5.1.1 は、バージョン 5.1 にフィックスパッ ク 1 を適用済み。) オプションのソフトウェア Lotus Domino データベース、DB2 Content Manager データベース、フェデレー テッド・リレーショナル・データベースのようなデータ・ソースをクロールし たり、またはカスタム検索アプリケーションを作成したりするために、以下の ソフトウェアをインストールすることができます。 * IBM Lotus(R) Domino(R) Server 6.0.2 (Linux 版および AIX 版)、また は、Lotus Notes データベースを検索するには Lotus Notes 6.0.2 以降 (Windows 版)。この製品はエンタープライズ・サーチのインストールには必 要ありません。インストールの説明は Lotus Domino Server の資料を参照 してください。 * IBM DB2 Content Manager Toolkit バージョン 8.2 (Linux 版)、または、 DB2 Content Manager データベースを検索するには IBM DB2 Information Integrator for Content バージョン 8.2 (Windows 版および AIX 版)。こ の製品はエンタープライズ・サーチのインストールには必要ありません。イ ンストールの説明は DB2 Content Manager の資料を参照してください。 * フェデレーテッド・リレーショナル・データ・ソースを検索するには IBM DB2 Information Integrator Standard Edition バージョン 8.2。この製品 はエンタープライズ・サーチのインストールには必要ありません。インスト ールの説明は DB2 Information Integrator の資料を参照してください。 * Java(TM) Development Kit 1.3.x または 1.4.x (JDK 1.5 はサポートされ ない)。エンタープライズ・サーチ API で作成される Java 検索アプリケー ションをコンパイルするために必要です。これらの JDK は、エンタープラ イズ・サーチのインストールには必要ありません。 1.2 エンタープライズ・サーチのハードウェア要件とディスク・スペース所要量 ハードウェア要件は、 ご使用のオペレーティング・システムとエンタープライ ズ・サーチの使用目的によって決まります。 ハードウェア要件 ディスク・スペース所要量は、クロールしたり、インデックスしたい文書の数 とサイズによって異なります。これらの要件は、継続的に索引を作成すること、 つまり索引に新規文書が追加、除去、更新されることを前提としています。 最小ハードウェア要件と最小ディスク・スペース所要量を、シングル・サーバ ー構成とマルチサーバー構成について、以下のリストに記載します。 小規模ソリューション シングル・サーバー構成 * 2 つ以上のプロセッサー: Intel および AMD の場合 2.0 GHz 以 上; RISC の場合 1.5 GHz 以上 * RAM 4 - 6 GB (追加のアクティブ・コレクションごとに、RAM 1 - 2 GB を追加) * ディスク・スペース 200 GB (1 つ以上のコレクションで 1 000 000 文書、平均文書サイズは 20 KB の場合) 中規模ソリューション 4 サーバー構成 * 2 つ以上のプロセッサー: Intel および AMD の場合 2.0 GHz 以 上; RISC の場合 1.5 GHz 以上 * 各サーバーに RAM 4 - 6 GB * ディスク・スペース 2 TB (1 つ以上のコレクションで 7 000 000 文書、平均文書サイズは 20 KB の場合) 大規模ソリューション 4 サーバー構成 * 4 つ以上のプロセッサー: Intel および AMD の場合 2.0 GHz 以 上; RISC の場合 1.5 GHz 以上 * 各サーバーに RAM 8 GB (Windows の場合、RAM 4 GB) * ディスク・スペース 6 TB (1 つ以上のコレクションで 10 000 000 文書、平均文書サイズは 20 KB の場合) 1.3 エンタープライズ・サーチでサポートされるデータ・ソース エンタープライズ・サーチを使用して、多くのデータ・ソースからデータを収 集できます。 DB2 Content Manager スクリプト 、Lotus Notes(R) スクリプト 、および DB2 Information Integrator を インストールすると、さらに多くの データ・ソースから、データを収集したりクロールしたりできます。 次の表は、エンタープライズ・サーチのクローラーがクロールできる、デー タ・ソース、データ・ソースのバージョン、およびオペレーティング・システ ムについて説明しています。 +-------------------+-----------------------+-------------------------+ | データ・ソース バージョン オペレーティング・シス | | テム | +-------------------+-----------------------+-------------------------+ | IBM DB2 Content 8.2 Linux、AIX、Windows | | Manager | +-------------------+-----------------------+-------------------------+ | IBM DB2 * DB2 Universal * Informix: Linux、AI | | Information Database for z/OS(R) X、Windows | | Integrator フェデ バージョン 7.1 以降 * Oracle: Linux、AIX、 | | レーテッド・ソー * Informix(R) IDS バ Windows | | ス ージョン 9 以降 | | * Oracle 9i | +-------------------+-----------------------+-------------------------+ | IBM DB2 Universal 8.1 以降 Linux、AIX、Windows、ま | | Database たは Solaris | +-------------------+-----------------------+-------------------------+ | IBM Lotus Domino リリース 5.0.9a 以 Linux、AIX、Windows、ま | | Server 降、またはリリース たは Solaris | | 6.0 以降 | +-------------------+-----------------------+-------------------------+ | Microsoft 2000 または 2003 Windows | | Exchange Server | +-------------------+-----------------------+-------------------------+ | Microsoft Windows 適用外 Windows | | ファイル・システ | | ム | +-------------------+-----------------------+-------------------------+ | Network news 適用外 適用外 | | transfer protocol | | (NNTP) | +-------------------+-----------------------+-------------------------+ | UNIX(R) ファイ 適用外 UNIX、Linux、および AIX | | ル・システム | +-------------------+-----------------------+-------------------------+ | Venetica ソース FileNet Panagon 適用外 | | Content Services バー | | ジョン 5.3 および バ | | ージョン 5.4、および | | Documentum バージョン | | 5 | +-------------------+-----------------------+-------------------------+ | Web (HTTP または 適用外 適用外 | | HTTPS) | +-------------------+-----------------------+-------------------------+ 2.0 エンタープライズ・サーチのインストールの入力項目 - Linux および AIX 用 ソフトウェアをインストールする前に、エンタープライズ・サーチのインスト ールの入力項目をよく確認してください。 インストールの操作は、現在のシステム構成によって異なります。例えば、前 提ソフトウェアの一部またはすべてをインストール済みの場合、前提ソフトウ ェアをインストールしていない場合とインストールの入力項目が異なります。 サポートされるソフトウェアについては、「1.1, "エンタープライズ・サーチ にサポートされるオペレーティング・システムと必須ソフトウェア"」を参照し てください。 次に、エンタープライズ・サーチのインストールの間に出される入力項目をリ ストして説明します。エンタープライズ・サーチのインストール・プログラム を使用して、前提ソフトウェアをインストールし、そのあと、エンタープライ ズ・サーチ・コンポーネントをインストールします。 DB2 Universal Database のインストールの入力項目 DB2 UDB インストールの CD イメージ・ディレクトリー DB2 UDB がまだインストールされていなければ、CDイメージのディレ クトリーを指定します。 DB2 UDB インストール・ディレクトリー DB2 UDB がインストール済みであれば、インストール・ディレクトリ ーを指定します。 DB2 管理者ユーザー ID DB2 管理者のユーザー ID を指定します。 DB2 管理者グループ DB2 管理者のグループ ID を指定します。 DB2 管理者パスワード DB2 管理者ユーザー ID のパスワードを指定します。 DB2 管理者ホーム・ディレクトリー DB2 管理者のホーム・ディレクトリーを指定します。 DB2 インスタンス ID DB2 インスタンス ID を指定します。 DB2 インスタンス・グループ DB2 インスタンス・グループ ID を指定します。 DB2 インスタンス・パスワード DB2 インスタンスのパスワードを指定します。 DB2 インスタンス・ホーム・ディレクトリー DB2 インスタンスのホーム・ディレクトリーを指定します。 DB2 fenced ID とパスワード fenced プロセスは、データベース・マネージャーと別個のプロセス で実行されます。 fenced ユーザーの ID とパスワードを指定しま す。 DB2 fenced グループ fenced ユーザーのグループ ID を指定します。 DB2 fenced ホーム・ディレクトリー DB2 UDB のホーム・ディレクトリーを指定します。 WebSphere Application Server Network Deployment のインストールの入力項目 WebSphere Application Server の CD イメージ・ディレクトリー WebSphere Application Server がまだインストールされていなけれ ば、CD イメージのディレクトリーを指定します。 WebSphere Application Server Deployment Manager の CD イメージ・ディレ クトリー WebSphere Application Server Deployment Manager がまだインスト ールされていなければ、CD イメージのディレクトリーを指定します。 WebSphere Application Server Deployment Manager および WebSphere Application Server のインストール・ディレクトリー WebSphere 製品がインストール済みであれば、IBM HTTP Server、ア プリケーション・サーバー、および Deployment Manager のインスト ール・ディレクトリーを指定します。 WebSphere Application Server のセキュリティー・ユーザー ID とセキュリテ ィー・パスワード WebSphere Application Server がインストール済みで、WebSphereセ キュリティーが使用可能であれば、ユーザー ID とパスワードを指定 します。 DB2 UDB Run-time Client のインストールの入力項目 これらの入力項目は、エンタープライズ・サーチをマルチサーバーにインスト ールすることを選択した場合にのみ現れます。シングル・サーバー・インスト ールの場合は、DB2 Universal Database Run-time Client はインストールしま せん。 DB2 UDB Run-time Client のインストール・イメージ DB2 UDB Run-time Client がまだインストールされていなければ、CD イメージのディレクトリーを指定します。 DB2 UDB Run-time Client のユーザー名 DB2 UDB Run-time Client のユーザー名を指定します。 DB2 UDB Run-time Client のグループ名 DB2 UDB Run-time Client のグループ名を指定します。 DB2 UDB Run-time Client のパスワード DB2 UDB Run-time Client のユーザー名に対応するパスワードを指定 します。 DB2 UDB Run-time Client のホーム・ディレクトリー DB2 UDB Run-time Client のホーム・ディレクトリーを指定します。 エンタープライズ・サーチのインストールの入力項目 シングル・サーバー・インストールか、マルチサーバー・インストールか エンタープライズ・サーチとその前提ソフトウェアを、1つのサーバ ーにインストールするのか、4 つの分散サーバーにインストールする のかを選択します。 エンタープライズ・サーチ・サーバーのコンポーネント マルチサーバー・インストールについて、インストールするエンター プライズ・サーチのコンポーネントを選択します。エンタープライ ズ・サーチのコンポーネントは、次の順序でインストールしてくださ い。 1. クローラー・サーバー 2. 検索サーバー (2 つ) 3. 索引サーバー クローラー・サーバーと検索サーバーをインストールしたときに指定 した情報は、索引サーバーをインストールするときに指定できるよう に、記録しておく必要があります。 ご使用条件 ご使用条件に「同意する」または「同意しない」を選択します。同意 しなければ、インストール・プログラムは停止します。 エンタープライズ・サーチ管理者 ID とパスワード 管理者ユーザー ID とパスワードを指定します。このユーザー ID と パスワードは、マルチサーバー構成のすべてのエンタープライズ・サ ーチ・サーバー上で同一でなければなりません。新規にユーザーを登 録するにはユーザーを作成する」チェック・ボックスを選択してくだ さい。既存のユーザー ID とパスワードを使用している場合は、この チェック・ボックスは選択しないでください。 インストール・ディレクトリー エンタープライズ・サーチのインストール・ディレクトリーを指定し ます。インストール・ディレクトリーには、通常は変更されないファ イルが保管されます。エンタープライズ・サーチの資料では、 ES_INSTALL_ROOTで、エンタープライズ・サーチのインストール・デ ィレクトリーを表します。 重要: マルチサーバー・インストールの場合、このディレクトリー は、4 つのサーバーすべてで同一でなければなりません。 データ・ディレクトリー エンタープライズ・サーチのデータ・ディレクトリーを指定します。 データ・ディレクトリーには、クローラー、パーサー、および索引か らのファイル、およびその他の定期的に更新されるファイルが保管さ れます。エンタープライズ・サーチの資料では、ES_NODE_ROOTで、エ ンタープライズ・サーチのデータ・ディレクトリーを表します。 このコンピューターのホスト名とポート エンタープライズ・サーチをインストールするコンピューターのホス ト名とポートを指定します。このポートは、エンタープライズ・サー チの内部の通信に使用されます。 言語 インストールする言語を 1 つ以上選択します。選択した言語に加え て、英語もインストールされます。選択した言語について、この製品 または資料、あるいは両方の言語ファイルが使用不可であれば、シス テムは、デフォルトの英語を使用します。 DB2 UDB 情報 次の情報を指定します。 * DB2 データベース名:デフォルトのデータベース名は fountain で す。これは、エンタープライズ・サーチのクローラーが使用する データベースです。 * DB2 インスタンス名:デフォルトのインスタンス名は db2inst1 で す。これは、エンタープライズ・サーチのクローラーが使用する DB2 データベースのインスタンスです。 * 表スペース・パス:表スペースは、エンタープライズ・サーチが使 用する DB2 データベースが保管されている場所です。表スペー ス・ディレクトリーは、大容量のデータを保管できるパーティシ ョンまたはファイル・システム上になければなりません。 WebSphere Application Server Network Deployment をインストールか、既存 のバージョンを使用か WebSphere Application Server Network Deployment の既存のバージ ョンを使用することを選択する場合は、既存のバージョンがバージョ ン 5.1 であることを確認してください。WebSphere Application Server Network Deployment バージョン 5.1 (これには、WebSphere Application Server、HTTP サーバー、および Deployment Manager が含まれます)をインストールした場合、ベースおよび ND のフィッ クスパック 1 をダウンロードし、インストールしてください。エン タープライズ・サーチのインストール・プログラムで、WebSphere Application Server Network Deployment とそのコンポーネントをイ ンストールする場合は、エンタープライズ・サーチをインストールし たあと、フィックスパック 1 をインストールします。 すでに WebSphere 製品をインストールしている場合は、フィックスパックを インストールできます。 WebSphere Application Server インスタンスのノード名と、WebSphere Application Server のホスト名 ノード名 (たいていの場合、ホスト名のショート・ネーム)は、管理 に使用され、ノード (セル)のグループ内で固有でなければなりませ ん。例えば、ホスト名が mynode.mysite.us.ibm.comであれば、ショ ート・ネームの mynode を入力します。また、WebSphere Application Server のこのインストールのホスト名を入力します。完全修飾の DNS 名を使用します。例えば、mynode.mysite.us.ibm.comと入力します。 クローラー・サーバーの DB2 UDB サーバー情報 (マルチサーバー・インストー ル時) クローラー・サーバー上のデータベースをカタログするために索引サ ーバー上で使用される、次の情報を指定します。 * ポート: DB2 UDB がリモート・クライアントとの通信に使用す る、DB2 UDB コンピューター上のポート。 * クローラー・サーバー上のデータベース名:エンタープライズ・サ ーチのクローラーが使用する DB2 データベースのインスタンス。 デフォルトのデータベース名は fountain です。 * データベース別名: DB2 データベースのローカルの別名。デフォ ルトのデータベース別名は fountain です。 * ノード名:リモート・クライアントがデータベースをカタログする ときに使用する名前。 * インスタンス名: DB2 インスタンス名。デフォルトのインスタン ス名は db2inst1 です。 索引サーバーのインストール (マルチサーバー・インストール時) 索引サーバーをインストールするとき、他のエンタープライズ・サー チ・サーバーに関する次の情報を指定する必要があります。 * クローラー・サーバーのホスト名とポート * クローラー・サーバーのデータ・ディレクトリー * 各検索サーバーのホスト名とポート * 各検索サーバーのデータ・ディレクトリー ファースト・ステップの開始 ファースト・ステップ・プログラムを開始する場合、このチェック・ ボックスを選択します。ファースト・ステップ・プログラムから、イ ンストールの検査、エンタープライズ・サーチ・システムの開始、管 理コンソールの開始、または資料の表示を行うことができます。 3.0 エンタープライズ・サーチのインストールの入力項目 - Windows 用 ソフトウェアをインストールする前に、エンタープライズ・サーチのインスト ールの入力項目を よく確認してください。 インストールの入力項目は、現在のシステム構成によって異なります。例え ば、前提ソフトウェアの一部またはすべてをインストール済みの場合、前提ソ フトウェアをインストールしていない場合とインストールの入力項目が異なり ます。サポートされるソフトウェアについては、「1.1, "エンタープライズ・ サーチにサポートされるオペレーティング・システムと必須ソフトウェア"」を 参照してください。 次に、エンタープライズ・サーチのインストールの間に出される入力項目をリ ストして説明します。エンタープライズ・サーチのインストール・プログラム を使用して、前提ソフトウェアをインストールし、そのあと、エンタープライ ズ・サーチ・コンポーネントをインストールします。 DB2 Universal Database のインストールの入力項目 DB2 UDB インストールの CD イメージ・ディレクトリー DB2 UDB がまだインストールされていなければ、CDイメージのディレ クトリーを指定します。 DB2 UDB インストール・ディレクトリー DB2 UDB がインストール済みであれば、インストール・ディレクトリ ーを指定します。 DB2 管理者ユーザー ID とパスワード DB2 UDB の全権限と全特権を持った DB2 管理者 ID を指定します。 WebSphere Application Server Network Deployment のインストールの入力項目 WebSphere Application Server の CD イメージ・ディレクトリー WebSphere Application Server がまだインストールされていなけれ ば、CD イメージのディレクトリーを指定します。 WebSphere Application Server Deployment Manager の CD イメージ・ディレ クトリー WebSphere Application Server Deployment Manager がまだインスト ールされていなければ、CD イメージのディレクトリーを指定します。 WebSphere Application Server Deployment Manager および WebSphere Application Server のインストール・ディレクトリー WebSphere 製品がインストール済みであれば、IBM HTTP Server、ア プリケーション・サーバー、 および Deployment Manager のインス トール・ディレクトリーを指定します。 IBM HTTP Server を Windows サービスとしてセットアップ IBM HTTP Server を Windows サービスとして実行することを選択で きます。 WebSphere Application Server を Windows サービスとしてセットアップ WebSphere Application Server を Windows サービスとして実行する ことを選択できます。 WebSphere Application Server の Windows サービスのユーザー ID とパスワ ード WebSphere Application Server Windows サービスの ID とパスワー ドを指定します。 WebSphere Application Server Network Deployment を Windows サービスとし てセットアップ WebSphere Application Server Network Deployment をバックグラウ ンド・サービスとして実行することを選択できます。 WebSphere Application Server Network Deployment の Windows サービスのユ ーザー ID とパスワード WebSphere Application Server Network Deployment の Windows サ ービスのユーザー ID とパスワードを指定します。 WebSphere Application Server のセキュリティー・ユーザー ID とセキュリテ ィー・パスワード WebSphere Application Server がインストール済みで、WebSphereセ キュリティーが使用可能であれば、 ユーザー ID とパスワードを指 定します。 DB2 UDB Run-time Client のインストールの入力項目 これらの入力項目は、エンタープライズ・サーチをマルチサーバーにインスト ールすることを選択した場合にのみ現れます。シングル・サーバー・インスト ールの場合は、DB2 Universal Database Run-time Client はインストールしま せん。 DB2 UDB Run-time Client のインストール CD イメージ・ディレクトリー DB2 UDB Run-time Client がまだインストールされていなければ 、CD イメージのディレクトリーを指定します。 DB2 UDB Run-time Client のユーザー名 DB2 UDB Run-time Client のユーザー名を指定します。 DB2 UDB Run-time Client のパスワード DB2 UDB Run-time Client のユーザー名に対応するパスワードを指定 します。 エンタープライズ・サーチのインストールの入力項目 シングル・サーバー・インストールか、マルチサーバー・インストールか エンタープライズ・サーチとその前提ソフトウェアを、1つのサーバ ーにインストールするのか 、4つの分散サーバーにインストールする のかを選択します。 エンタープライズ・サーチ・サーバーのコンポーネント マルチサーバー・インストールについて、インストールするエンター プライズ・サーチのコンポーネントを選択します。これらのコンポー ネントは、クローラー・サーバー、検索サーバー (2 つのサーバ ー)、索引サーバーの順にインストールする必要があります。クロー ラー・サーバーと検索サーバーをインストールしたときに指定した情 報は、索引サーバーをインストールするときに指定できるように、記 録しておく必要があります。 ご使用条件 ご使用条件に「同意する」または「同意しない」を選択します。同意 しなければ、インストール・プログラムは停止します。 エンタープライズ・サーチ管理者 ID とパスワード 管理者ユーザー ID とパスワードを指定します。このユーザー ID と パスワードは、マルチサーバー構成のすべてのエンタープライズ・サ ーチ・サーバー上で同一でなければなりません。「ユーザーを作成す る」チェック・ボックスを選択して、システム上に現在存在しないユ ーザーを作成します。既存のユーザー ID とパスワードを使用してい る場合は、このチェック・ボックスは選択しないでください。 インストール・ディレクトリー エンタープライズ・サーチのインストール・ディレクトリーを指定し ます。インストール・ディレクトリーには、通常は変更されないファ イルが保管されます。エンタープライズ・サーチの資料では、 ES_INSTALL_ROOTで、エンタープライズ・サーチのインストール・デ ィレクトリーを表します。 重要: マルチサーバー・インストールの場合、このディレクトリー は、4 つのサーバーすべてで同一でなければなりません。 データ・ディレクトリー エンタープライズ・サーチのデータ・ディレクトリーを指定します。 データ・ディレクトリーには、クローラー、パーサー、および索引か らのファイル、およびその他の定期的に更新されるファイルが保管さ れます。エンタープライズ・サーチの資料では、ES_NODE_ROOTで、エ ンタープライズ・サーチのデータ・ディレクトリーを表します。 このコンピューターのホスト名とポート エンタープライズ・サーチをインストールするコンピューターのホス ト名とポートを指定します。このポートは、エンタープライズ・サー チの内部の通信に使用されます。 言語 このインストールの言語を 1 つ以上選択します。選択した言語に加 えて、英語もインストールされます。選択した言語について、この製 品または資料、あるいは両方の言語ファイルが使用不可であれば、シ ステムは、デフォルトの英語を使用します。 DB2 UDB 情報 次の情報を指定します。 * DB2 データベース名:デフォルトのデータベース名は fountain で す。これは、エンタープライズ・サーチのクローラーが使用する データベースです。 * DB2 インスタンス名:デフォルトのインスタンス名は db2 です。 これは、エンタープライズ・サーチのクローラーが使用する DB2 データベースのインスタンスです。 * 表スペース・パス:表スペースは、エンタープライズ・サーチが使 用する DB2 データベースが保管されている場所です。表スペー ス・ディレクトリーは、大容量のデータを保管できるパーティシ ョンまたはファイル・システム上になければなりません。 WebSphere Application Server をインストールか、既存のバージョンを使用か WebSphere Application Server Network Deployment の既存のバージ ョンを使用することを選択する場合は、既存のバージョンがバージョ ン 5.1 であることを確認してください。WebSphere Application Server Network Deployment バージョン 5.1 (これには、WebSphere Application Server、HTTP サーバー、および Deployment Manager が含まれます) をインストールした場合、ベースおよび ND のフィッ クスパック 1 をダウンロードし、インストールしてください。エン タープライズ・サーチのインストール・プログラムで、WebSphere Application Server Network Deployment とそのコンポーネントをイ ンストールする場合は、エンタープライズ・サーチをインストールし たあと、フィックスパック 1 をインストールします。 すでに WebSphere 製品をインストールしている場合は、フィックスパックを インストールできます。 WebSphere Application Server インスタンスのノード名と、WebSphere Application Server のホスト名 ノード名 (たいていの場合、ホスト名のショート・ネーム)は、管理 に使用され、ノード (セル)のグループ内で固有でなければなりませ ん。例えば、ホスト名が mynode.mysite.us.ibm.com であれば、ショ ート・ネームの mynode を入力します。また 、WebSphere Application Server のこのインストールのホスト名を入力します。 完全修飾の DNS 名か、短縮の DNS 名を使用します。例えば、 mynode.mysite.us.ibm.comと入力します。 マルチサーバー・インストールのクローラー・サーバーの DB2 UDB サーバー情 報 クローラー・サーバー上のデータベースをカタログするために索引サ ーバー上で使用される、次の情報を指定します。 * ポート: DB2 UDB がリモート・クライアントとの通信に使用す る、DB2 UDB コンピューター上のポート。 * クローラー・サーバー上のデータベース名:エンタープライズ・サ ーチのクローラーが 使用する DB2 データベースのインスタン ス。デフォルトのデータベース名は fountain です。 * データベース別名: DB2 データベースのローカルの別名。デフォ ルトのデータベース別名は fountain です。 * ノード名:リモート・クライアントがデータベースをカタログする ときに使用する名前。 * インスタンス名: DB2 インスタンス名。デフォルトのインスタン ス名は db2 です。 マルチサーバー・インストールの索引サーバーのインストール 索引サーバーをインストールするとき、他のエンタープライズ・サー チ・サーバーに関する次の情報を指定する必要があります。 * クローラー・サーバーのホスト名とポート * クローラー・サーバーのデータ・ディレクトリー * 各検索サーバーのホスト名とポート * 各検索サーバーのデータ・ディレクトリー 今すぐ再始動する エンタープライズ・サーチ・コンポーネントをインストールしたあ と、インストール・プログラムがシステムを再始動するようにできま す。マルチサーバー・インストールの場合、それぞれのエンタープラ イズ・サーチ・サーバーを再始動する必要があります。システムが再 始動したあと、ファースト・ステップ・プログラムが開始します。 ファースト・ステップの開始 ファースト・ステップ・プログラムを開始する場合、このチェック・ ボックスを選択します。ファースト・ステップ・プログラムから、イ ンストールの検査、エンタープライズ・サーチ・システムの開始、管 理コンソールの開始、または資料の表示を行うことができます。 4.0 特記事項 本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものであり、 米国以外の国においては本書で述べる製品、サービス、またはプログラムを提 供しない場合があります。日本で利用可能な製品、サービス、および機能につ いては、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。 本書で IBM 製品、プログ ラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、または サービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに 代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の製品、プロ グラム、またはサービスを使用することができます。ただし、製造元によって 明示的に指定されたものを除き、他社の製品、プログラムまたはサービスを使用 した場合の評価と検証はお客様の責任で行っていただきます。 IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合があります。本書の提供は、お客様にこれらの特許権につ いて実施権を許諾することを意味するものではありません。実施権についての お問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。 〒106-0032 東京都港区六本木3-2-31 IBM World Trade Asia Corporation Licensing 以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。 IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状 態で提供し、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責 任を含むすべての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。国ま たは地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が禁じられる場 合、強行規定の制限を受けるものとします。 この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。本書は定 期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なし に、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、改良ま たは変更を行うことがあります。 本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、便宜 のため記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものでは ありません。それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部 ではありません。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。 IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負う ことのない、自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるも のとします。 本プログラムのライセンス保持者で、(i)独自に作成したプログラムとその他の プログラム(本プログラムを含む)との間での情報交換、および (ii) 交換さ れた情報の相互利用を可能にすることを目的として、本プログラムに関する情 報を必要とする方は、下記に連絡してください。 IBM Corporation J46A/G4 555 Bailey Avenue San Jose, CA 95141-1003 U.S.A. 本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用することがで きますが、有償の場合もあります。 本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料 は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBMプログラムのご使用条件、また はそれと同等の条項に基づいて、 IBM より提供されます。 この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で決定さ れたものです。そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があ ります。一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性がありますが、 その測定値が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありませ ん。さらに、一部の測定値が、推定値である可能性があります。実際の結果 は、異なる可能性があります。お客様は、お客様の特定の環境に適したデータ を確かめる必要があります。 IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、もしくはその他 の公に利用可能なソースから入手したものです。 IBM は、それらの製品のテス トは行っておりません。したがって、他社製品に関する実行性、互換性、また はその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質 問は、それらの製品の供給者にお願いします。 IBM の将来の方向または意向に関する記述については、予告なしに変更または 撤回される場合があり、単に目標を示しているものです。 本書には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。 より具体性を与えるために、それらの例には、個人、企業、ブランド、あるい は製品などの名前が含まれている場合があります。これらの名称はすべて架空 のものであり、名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶 然にすぎません。 著作権使用許諾: 本書には、様々なオペレーティング・プラットフォームでのプログラミング手 法を例示するサンプル・アプリケーション・プログラムがソース言語で掲載さ れています。お客様は、サンプル・プログラムが書かれているオペレーティン グ・プラットフォームのアプリケーション・プログラミング・インターフェー スに準拠したアプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的 として、いかなる形式においても、IBM に対価を支払うことなくこれを複製 し、改変し、配布することができます。このサンプル・プログラムは、あらゆ る条件下における完全なテストを経ていません。従って IBM は、これらのサン プル・プログラムについて信頼性、利便性もしくは機能性があることをほのめ かしたり、保証することはできません。お客様は、IBMのアプリケーション・プ ログラミング・インターフェースに準拠したアプリケーション・プログラムの 開発、使用、販売、配布を目的として、いかなる形式においても、 IBM に対価 を支払うことなくこれを複製し、改変し、配布することができます。 それぞれの複製物、サンプル・プログラムのいかなる部分、またはすべての派 生した創作物には、次のように、著作権表示を入れていただく必要があります。 Outside In ((R)) Viewer Technology, (C)1992-2004 Stellent, Chicago, IL., Inc. All Rights Reserved. IBM XSLT Processor Licensed Materials - Property of IBM (C)Copyright IBM Corp., 1999-2004. All Rights Reserved. 4.1 商標 ここでは、IBM の商標と、特定の IBM 以外の商標をリストします。 以下は、IBM Corporation の商標です。 IBM AIX AIX 5L DB2 DB2 Universal Database Domino Informix Lotus Lotus Notes Notes OmniFind WebSphere xSeries z/OS 以下は、それぞれ各社の商標または登録商標です。 Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。 Microsoft、Windows、Windows NT および Windows ロゴは、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。 Intel、Intel Inside (ロゴ)、MMX および Pentium は、Intel Corporation の 米国およびその他の国における商標です。 UNIX は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。 Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。 他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。