Wireless Application Protocol (WAP) は、主として音声通信に使用されるワイヤレス・ネットワークを介してインターネット・データを配送するために、特別に設計されたプロトコルです。通常、WAP コンテンツを提供するために、WAP ゲートウェイ・サーバーをワイヤレス・ネットワークと標準 Web サーバーの間に配置します。これに対して、Wireless Markup Language (WML) は、WAP コンテンツがワイヤレス端末でどのように提示されるのかを記述するために設計された言語です。WAP サービスにアクセスするために、いくつかの WAP 対応電話機が作られています。コンテンツおよびアプリケーションは Web サーバーでホスティングされますが、ワイヤレス装置にはマイクロブラウザーが組み込まれています。
Web Query の場合、これは、通常の (標準) Web ブラウザーにより Web を介して使用可能なほとんどの機能を利用して、DB2 内のコンテンツにアクセスできることを意味します。SQL 照会を作成および実行したり、後で使用するために SQL 照会とその結果を保管したり、WAP インターフェースを使用して照会結果を 1 行ずつ表示したり、照会結果を E メールで送信したり、新規 DB2 表を作成したりすることができます。
Web Query 用の WAP インターフェースを使用することにより、Web Query で使用可能なほとんどの機能を利用して、DB2 内のコンテンツにアクセスすることができます。SQL 照会を作成および実行したり、後で使用するために SQL 照会とその結果を保管したり、WAP インターフェースを使用して照会結果を 1 行ずつ表示したり、照会結果を E メールで送信したりすることができます。
WAP インターフェースからデータ (新規結果セット) をインポートすることはできません。
DB2 Table Editor は WAP 装置では実行できないため、表を編集することはできません。
WAP インターフェースからデータをエクスポートすることはできません。その代わりに、結果を E メール送信することができます。「出力選択」ページのオプションでは、XML、XSL、HTML、テキスト、および区切りテキストについては、結果は E メールを介してのみ送信することができます。WAP 装置で結果を表示するためには、「出力選択」ページで「結果セットの表示」を選択してください。
WAP 装置では表示が制限されているため、結果は 1 行ずつ表示されます。
長い照会ストリングの場合、ストリングは WAP 装置のサイズ限界に合わせて切り捨てられます。ストリングの先頭の部分のみが表示されます。