ブローカー上のメッセージ・フローから ATNA 監査メッセージを送信できるようにするには、構成可能サービスを使用して、ATNA 監査リポジトリーの位置を含め、ATNA 構成の詳細をブローカーに追加します。
ATNAAudit ノードで使用される設定を制御する構成可能サービスを新規作成するには、以下の手順を実行します。
プロパティー | 値 | 例 |
---|---|---|
auditEnabled | 監査メッセージをリポジトリーに送信する場合は true、監査メッセージを送信しない場合は false。 注: ATNA 監査メッセージが ATNAAudit ノードから送信されるのは、構成可能サービスで auditEnabled プロパティーが true に設定されており、かつ ATNAAudit ノードで「監査使用可能」プロパティーが選択されている場合だけです。ATNAAudit ノードを参照してください。
|
true |
auditEnterpriseSiteID | 任意のテキスト値。この値は、ATNA 監査メッセージの AuditSourceIdentification エレメントにおいて、ブローカーから送信されるすべてのメッセージに対応する AuditEnterpriseSiteID の値として使用されます。 | MySiteName |
auditHumanRequestor | 任意のテキスト値。この値は、ATNA 監査メッセージの ActiveParticipant エレメントにおいて、ブローカーから送信されるすべてのメッセージに対応する UserID の値として使用されます。この値は、要求側が人間である監査メッセージにしか使用されません。 | Admin |
auditRepositoryURI | メッセージの送信先となる監査リポジトリーの URI。トランスポート (UDP または TLS)、アドレス、およびポートを含みます。 | udp://myrepository.myorg.com:3001 |
auditSourceID | 任意のテキスト値。この値は、ATNA 監査メッセージの AuditSourceIdentification エレメントにおいて、ブローカーから送信されるすべてのメッセージに対応する AuditSourceID の値として使用されます。 | OTHER_MYCO |
auditSystemAlternativeUserID | 任意のテキスト値。この値は、ATNA 監査メッセージの ActiveParticipant エレメントにおいて、システムから送信されるすべてのメッセージに対応する AlternativeUserID の値として使用されます。この値は、トランザクションに応じてソースまたは宛先のいずれかの参加者に関連付けられます。IHE 監査トランザクションにおいて、これが送信するシステム参加者の JVM のプロセス ID として定義されることに注意してください。この値を空のままにすると、ノードは解決を試行し、プロセス ID を使用します。 | MyAltUserID |
auditSystemUserID | 任意のテキスト値。この値は、ATNA 監査メッセージの ActiveParticipant エレメントにおいて、システムから送信されるすべてのメッセージに対応する UserID の値として使用されます。この値は、監査メッセージのタイプとトランザクションに応じてソースまたは宛先のいずれかの参加者に関連付けられます。 | MyUserID |
auditSystemUserName | 任意のテキスト値。この値は、ATNA 監査メッセージの ActiveParticipant エレメントにおいて、システムから送信されるすべてのメッセージに対応する UserName の値として使用されます。XUA が関係するトランザクションの場合、このフィールドは、XML 監査メッセージに含まれている正しくフォーマット設定された XUA ユーザー名で上書きされます。 | MyUserName |