IBM® Integration
Bus Healthcare Pack のインストール処理を完了するには、IBM Integration
Bus を構成する必要があります。
医療デバイスの統合コンポーネント、Web ベースのモニター・コンポーネント、または IBM Integration
Explorer コンポーネントの運用モニターがインストールされている場合、インストール・ウィザード完了後に以下の手順を実行する必要があります。
- 医療デバイスの統合のコンポーネント、または IBM Integration
Bus Healthcare Pack の Web ベースのモニター・コンポーネントがインストールされている場合、以下の手順を実行します。
これらの手順を、IBM Integration
Bus Healthcare Pack を使用可能にして作成したそれぞれの統合ノード
(integration node)と、作成するすべての新しい IBM Integration
Bus Healthcare Pack 統合ノード
(integration node)について実行します。
Linux では、WebSphere MQ ライブラリーを格納するディレクトリーを LD_LIBRARY_PATH 環境変数に追加します。 WebSphere MQ ライブラリーは、<MQInstallDir>/lib ディレクトリーにあります。ここで、<MQInstallDir> は WebSphere MQ のインストール先のロケーションです。
WebSphere MQ のデフォルトのインストール・ロケーションは、/opt/mqm です。
- コマンド・コンソールを開きます。
Windows でコマンド・コンソールを開くには、をクリックします。ここで version は、IBM Integration
Bus Healthcare Pack を使用する対象の IBM Integration
Bus のバージョン番号です。
Linux では、mqsiprofile コマンドを実行してコマンド環境を初期化します。
mqsiprofile コマンドの詳細については、コマンド環境: Windows プラットフォームおよびコマンド環境: Linux および UNIX システム
(IBM Integration
Bus 製品資料内) を参照してください。
- ライセンスを購入した動作モードで 統合ノード
(integration node)を実行するために、mqsistart コマンドを実行して 統合ノード
(integration node)を開始してから、次のコマンドを実行します。
mqsimode integrationNodeName -x modeExtensions
ここで、
- integrationNodeName
- 統合ノード
(integration node)の名前を指定します。
- -x modeExtensions
- 統合ノード
(integration node)を使用する資格のあるモード拡張を指定します。
以下のいずれかの値を使用します。
healthcare
この値は、MedicalDeviceInput ノード以外のすべての機能の使用を許可するライセンスを保有している場合に使用します。
-
medicalDevices
この値は、MedicalDeviceInput ノードのみの使用を許可するライセンスを保有している場合に使用します。
-
"healthcare,medicalDevices"
この値は、すべての機能 (MedicalDeviceInput ノードを含む) の使用を許可するライセンスを保有している場合に使用します。
-x パラメーターは、IBM Integration
Bus Healthcare Pack のモード拡張を切り替えます。
これらの一式のパラメーターを指定してコマンドを実行するには、IBM Integration
Bus Healthcare Pack を使用する資格が必要です。
mqsistart コマンドおよび mqsimode コマンドの詳細については、mqsistart コマンドおよびmqsimode コマンド (IBM Integration
Bus 製品資料内) を参照してください。
- エラー・メッセージを確認します。 デプロイされたリソースには適さないモードに 統合ノード
(integration node)を再構成すると、そのモードへの変更は許可されていないことを示す警告が mqsimode コマンドから出されます。
問題を解決する方法について詳しくは、メッセージ・フローのデプロイメント中に発生する問題の解決 (IBM Integration
Bus 製品資料内) を参照してください。
- 統合ノード
(integration node)を再始動します。mqsistop コマンドを実行した後、mqsistart コマンドを実行します。
mqsistop コマンドおよび mqsistart コマンドの詳細については、mqsistop コマンドおよびmqsistart コマンド (IBM Integration
Bus 製品資料内) を参照してください。
- ワークステーション上のデフォルトの作業パスを使用しているのではない場合、MedicalDeviceInput ノードのインストール・スクリプトおよび Web
ベースのモニターのインストール・スクリプトを作業パスに移動する必要があります。
Windows において、C:¥ProgramData¥IBM¥MQSI¥Common¥profiles¥ フォルダーに移動してから、MedicalDeviceInputNode_3.0.0.0.cmd と HealthcareWebMonitoring_3.0.0.0.cmd のファイルを your_work_path¥common¥profiles¥ フォルダーに移動します。
Linux において、/var/mqsi/common/profiles/ ディレクトリーに移動してから、MedicalDeviceInputNode_3.0.0.0.cmd と HealthcareWebMonitoring_3.0.0.0.cmd のファイルを、your_work_path/common/profiles/ ディレクトリーに移動します。
作業パスと、使用している作業パスを見つける方法について詳しくは、作業パスの変更 (IBM Integration
Bus 製品資料内) を参照してください。
- 「Healthcare 運用モニター」ビューを IBM Integration
Explorer で使用するには、以下の手順を実行します。
IBM Integration
Explorer に対するこれらの手順は、IBM Integration
Bus Healthcare Pack がインストールされている各コンピューターについて 1 回ずつ実行する必要があります。
- root または管理者権限を持つユーザーとしてログオンしていることを確認してください。
- IBM Integration
Explorer を始動します。
Windows では、をクリックします。ここで version は、IBM Integration
Bus Healthcare Pack を使用する対象の IBM Integration
Bus のバージョン番号です。
Linux では、コマンド行で strmqcfg コマンドを入力するか、または /usr/bin/strmqcfg を実行します。
- をクリックした後、「OK」をクリックします。
- をクリックします。
Windows 7 または Windows Server 2008 では、IBM Integration
Toolkit を実行するために使用する予定のユーザー ID が IBM Integration
Toolkit のインストール・フォルダーおよびすべてのサブフォルダーにあるファイルとフォルダーに対するアクセス権限を持っていることを確認します。
次に行う事柄:これらのインストール後の手順を実行した後、インストールの検証の手順に従って、IBM Integration
Bus Healthcare Pack が正常にインストールされたことを検証できます。