使用者の手引き
オペレーティング・システム用のゲートウェイ・ファイルをインストールすると、
ユーザーはゲートウェイ・ファイルを検出して認識するための Web サーバーを構成する必要があります。
ユーザーは以下に詳しく説明されているタスクを行わなければなりません。
- ユーザーが使用しようとしている Web サーバー・インターフェースを適合
させるため MQSeries インターネット・ゲートウェイ・ファイルへのパスを構成する。
2 つ以上のインターフェースを構成する場合には、ユーザーの入力フォームは
検出された最初の構成済みインターフェースを使用します。
- MQSeries インターネット・ゲートウェイ構成ファイルへのパスを構成する。
- MQSeries インターネット・ゲートウェイの資料ファイルへのパスを構成する。
- ユーザーのプラットフォームに必要な追加構成を行う。
- Web サーバーを再始動する。
CGI インターフェース、構成ファイル、
および資料パスはみな Netscape Admin Server を使用して構成されます。
NSAPI インターフェースの場合には、
ユーザーは幾つかの Web サーバー・ファイルを編集しなければなりません。
次のプロシージャーでは、gateway_dir はユーザーの設置システムの
ゲートウェイ・ファイルのディレクトリーへのパスで、
docs_dir はユーザーの設置システムの
資料ファイルのディレクトリーへのパスです。
- Netscape Admin Server を開始します。
- Netscape Server Selector ページを表示します。
このページのデフォルト・ロケーションはホスト・マシンのポート 8304 にありますが、
これはユーザーのローカル構成ですでに変更されている可能性があります。
- ユーザーが変更したいサーバーを選択する。
- 「プログラム」をメニュー・バーから選択する。
- 「CGI ディレクトリー」を左方の「インデックス」から選択する。
- 表示されているフォームに次のデータを入力して、
ユーザーの CGI ディレクトリー情報を追加する。
プラットホーム | フィールド名 | データ |
---|
AIX, HP_UX, Solaris | 「URL 接頭部」 | dmq-bin |
| CGI ディレクトリー | gateway_dir/dmqcgi |
OS/2, Windows/NT | 「URL 接頭部」 | dmq-bin |
| CGI ディレクトリー | gateway_dir\dmqcgi.exe |
- 「了解」をクリックする。
- 「保管と適用」をクリックする。
- 「確認ウィンドウ」の「了解」をクリックする。
- 「CGI ファイル・タイプ」を左方の「インデックス」から選択する。
- 「ワイルドカード」ボタンを選択する。
- 表示されているウィンドウに、次のように入力する。
*.mqf
- 「はい」 を選択して CGI をファイル・タイプとしてアクティブにする。
- 「了解」をクリックする。
- 「確認ウィンドウ」の「了解」をクリックする。
- CGI 構成のステップ 1-5 を繰返す。
- 表示されているフォームに次のデータを入力して、
ユーザーの構成ファイル・ディレクトリー情報を追加する。
プラットホーム | フィールド名 | データ |
---|
AIX, HP-UX, Solaris | 「URL 接頭部」 | dmq-bin/dmqcnf |
| CGI ディレクトリー | gateway_dir/dmqcnf |
OS/2, Windows/NT | 「URL 接頭部」 | dmq-bin/dmqcnf.exe |
| CGI ディレクトリー | gateway_dir\dmqcnf.exe |
- 「了解」をクリックする。
- 「保管と適用」をクリックする。
- 「確認ウィンドウ」の「了解」をクリックする。
- CGI 構成のステップ 1、2、および 3 を繰返す。
- 「目次 mgmt」をメニュー・バーから選択する。
- ページの左方サイドのリストから「追加資料ディレクトリー」を選択する。
- 表示されているフォームに次の情報を入力する。
フィールド名 | データ |
---|
「URL 接頭部」 | dmq |
「ディレクトリーへのマップ」 | docs_dir |
- 「了解」を選択する。
- 「保管と適用」を選択する。
NSAPI インターフェースを構成するには、ユーザーは 3 つの Web サーバー・ファイルを編集する必要があります。
- MIME.TYPES
- OBJ.CONF
- MAGNUS.CONF
ユーザーは必ずユーザーの Web サーバー・ディレクトリーにあるファイルを編集してください。
これは、多くの場合、'\httpd-hostname' に似た名前をもつサブディレクトリーにあります。
ディレクトリー '\admserv' にあるファイルは、決して編集しないでください。
各ファイルを下記のように編集してください。
注:OS/2 および Windows/NT のプラットホームへのインストールには、
すべての '/' 記号は '\' の記号に置き換えてください。
- MIME.TYPES
- この行を追加する。
type=mqseries/form exts=mqf
これは、拡張子 'mqf' を 'mqseries/form' 型にマッピングします。
- OBJ.CONF
- 次のこの行
Service method="(GET|POST)" type="mqseries/form" fn="DMQNSAPI"
を
と
の間に追加する。これにより 'mqseries/form' 型を 'GET|POST' の
サービス・メソッドと 'DMQNSAPI' 機能にマッピングします。
- MAGNUS.CONF
- OS/2 および Windows NT の場合、次の行を追加する。
Init fn=load-modules shlib=install_dir\bin\dmqnsapi.dll funcs="DMQNSAPI"
ここで、install_dir は MQSeries インターネット・ゲートウェイをインストールするディレクトリーです。
- AIX の場合は、次を追加する。
Init fn=load-modules shlib=/usr/lpp/mqm/lib/libdmqnsapi_r.a funcs="DMQNSAPI"
- HP-UX の場合は、次を追加する。
Init fn=load-modules shlib=/opt/mqm/lib/libdmqnsapi_r.sl funcs="DMQNSAPI"
- Solaris の場合は、次を追加する。
Init fn=load-modules shlib=/opt/mqm/lib/libdmqnsapi_r.so funcs="DMQNSAPI"
これは、MQSeries インターネット・ゲートウェイ機能をロードするためです。
ユーザーはファイルを編集し終わると、
上記の CGI インターフェースの構成で説明されているように、
Netscape Admin Server にあるユーザーのサーバー・ページに行き、
メニュー・バーからシステム設定を選択してください。
1 つのメッセージが表示されて、
ユーザーは今ユーザーが作成したばかりのマニュアルの変更を適用したいかどうかを質問されます。
ページの上部のある「適用」ボタンを選択してください。
注: この構成でユーザーの間違いがあった場合には、
NSAPI インターフェースだけでなく、
ユーザーの完全な Web サーバーも開始できない可能性があります。
大部分のサーバー機能のデフォルト・ユーザー名は 'nobody' です。
セキュリティーの保守のために、
この名前は次のプロシージャーを使用して変更されなければなりません。
- 「サーバー設定の表示」 をメニュー・バーから選択する。
- 「ユーザー」を選択する。
- 「ユーザー名」フィールドに新規にユーザー名を入力する。
- 「保管と適用」を選択する。
ユーザーは、ユーザーの mqm グループにすでにある名前を使用できます。
または、特別にユーザーの Web サーバー用に新規の名前を作成
してこれをグループに追加することもできます。
ユーザーの Web サーバー構成が完了したときには、ゲートウェイは使用できる状態になっています。
別の Web サーバーを構成するには、次のリスト上のサーバー名をクリックしてください。
![[Help]](images/help.gif)
[ Home |
Order |
Search |
Contact IBM |
Legal ]
(C) IBM Corporation 1997, 1999. All Rights Reserved