ランタイム・データベースの構造は、状態データベースと類似しています。 すべての実行中プロセスの現在の状況、および最近完了または失敗した プロセスの最終状況に関して、複製された情報を状態データベースから 受信します。この情報は WebSphere® Business Monitor ダッシュボードによって使用されます。また、ランタイム・データベースは、アラート通知を保管するために、Adaptive Action Manager によっても使用されます。WebSphere Business Monitorインストールあたりランタイム・データベースは 1 つのみです。
ランタイム・データベースの情報は状態データベースから複製されます。
ランタイム・データベースは、WebSphere Business Monitor ダッシュボードによって使用されます。 ダッシュボードは、ビューにデータを取り込むために必要な、実行中または最近完了したインスタンスのデータを、ランタイム・データベースから取得します。ダッシュボード・ビューは、ランタイム・データベースを 分析の目的で使用するため、ランタイム・データベースはクエリー処理と集約クエリー処理に対して 最適化されます。
ダッシュボード・ビューについて詳しくは、ダッシュボードの使用 のトピックを参照してください。