WebSphere Business Monitor のアンインストール

ランチパッドを使用して以前にインストールされた WebSphere® Business Monitor のコンポーネントをアンインストールするには、アンインストール手順を使用します。

アンインストール手順では、インストール手順によって作成されたすべてのWebSphere Application Server リソース (インストール・ディレクトリーおよび各種ログ・ファイルの一部を除く) を削除します。WebSphere Business Monitor のデータベースのアンインストール手順では、これらのデータベースの作成に使用されたファイルのみを削除し、データベースは除去 (ドロップ) しません。その後、必要に応じて、DB2® コントロール・センターまたは DB2 コマンドを使用して、手動でデータベースを除去 (ドロップ) できます。

重要: WebSphere Business Monitor のアンインストールでは、作成された WebSphere Business Monitor データベースは除去またはドロップしません。 同じデータベース名を使用する場合は、WebSphere Business Monitor をインストールして WebSphere Business Monitor データベースを作成する前に、以前の WebSphere Business Monitor のインストールにおいて作成されたデータベースをすべて除去またはドロップする必要があります。あるいは、以前に作成した WebSphere Business Monitor データベースとは異なるデータベース名を指定できます。

WebSphere Business Monitor 、およびそのインストール済み機能とデータベースをアンインストールするには、以下の手順をすべて実行します。

注: 「プログラムの追加と削除」ツールに制御が戻らない場合は、稼働中のWebSphere Application Serverが原因である可能性があります。 アンインストール手順の一部によってこのサーバーが始動され、現在でも稼働中である可能性があります。WebSphere Application Server 始動メニューを使用して、Server1 アプリケーション・サーバーを停止します。
注: モニター・サーバー・マシン上またはダッシュボード・クライアント・マシン上でセキュリティーが使用可能に設定されている場合は、アンインストールを続行する前に使用不可に設定します。
  1. <Monitor_Home_Dir>¥install¥monsrvr¥configuration¥crosscellの下に格納された unconfigureMonitorCrossCellスクリプトを実行して、SI バス構成を除去します。
    注: BPEL Process Server 上で unconfigureCrossCellスクリプトを実行してください。
  2. 以下のように、WebSphere Business Monitor アンインストーラー・プログラムを実行します。
    1. Windows® プラットフォームの場合、「コントロール パネル」「プログラムの追加と削除」アイコンを使用します。 「現在インストールされているプログラム」リストで、「IBM® WebSphere Business Monitor V6.0」を探し、「変更と削除」をクリックします。アンインストーラーが開始されます。
    2. AIX® プラットフォームの場合、WebSphere Business Monitor インストール・ディレクトリー下の _uninst フォルダーにある uninstaller.bin プログラムを実行します。アンインストーラーが開始されます。
    注: JVM – AIX では、アンインストーラーが使用する JVM はインストーラーが使用した JVM と同じです。 そのため、アンインストール時には、インストール時に使用した JVM が同じロケーションにある必要があります。
  3. WebSphere Business Monitor アンインストーラーの「ウェルカム」ページで、「次へ」をクリックします。
  4. 「インストール済み機能 (Installed Features)」パネルで、アンインストールする機能を選択し、「次へ」をクリックします。 アンインストーラーが、選択された機能の除去を開始します。
  5. 「進行状況 (Progress)」パネルの進行状況表示バーでアンインストールの状況が表示されます。このパネルが表示されている間は、すべてのボタンが使用不可になります。
  6. アンインストールが完了したら、「完了」パネルで、「完了」をクリックして終了します。
  7. モニター・サーバー・コンポーネントをアンインストールする場合は、アンインストールの完了後、次のディレクトリーを削除する必要があります。

    <WPS_Profile_Dir>¥databases¥com.ibm.ws.sib¥<Node_Name>.server1- MONITOR.<Cell_Name>.Bus

    ここで、
    • <WPS_Profile_Dir> は WebSphere Process Server プロファイルの場所です。 デフォルトは C:¥IBM¥WebSphere¥ProcServer¥profiles¥monitor です。
    • <Node_Name> and <Cell_Name> は、それぞれ、モニター・サーバー・コンポーネントがインストールされていたノードおよびセルの WebSphere Process Server 名です。
  8. %temp% ディレクトリー内のログ・ファイルを除去します。
  9. インストールされている前提条件をアンインストールします。前提条件をアンインストールするときには、次の点を考慮してください。

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