ダッシュボード・ビューには、3 つのモード (構成、編集、およびビュー) があります。ユーザーは、それぞれのニーズに対して最適になるように、ダッシュボードを準備、変更、および使用できます。
ビューの構成は、ビュー上で実行する基本アクションです。ダッシュボード管理者は、構成モードを使用して、ビューの基本構成およびデフォルト構成を設定します。ダッシュボードを作成し、ビューを追加する際、最初にビューが構成されていないという内容のメッセージがフレームに表示されます。この構成には、ビューのデータ内容および外観の選択が含まれます。
ビューの構成を保管する前に、ダッシュボード管理者は、ビューをプレビューして構成を保管したり、さらに変更を加えたりすることができます。データ内容または外観のいずれかの構成設定の一部を変更する場合は、構成モードを使用して、常に変更、プレビュー、および新規構成の保管が可能です。
ビューの編集とは、ダッシュボード管理者が行った事前設定の一部を変更することを意味します。ダッシュボード管理者は、WebSphere® Portal のアクセス制御オプションを使用して、変更を行うユーザーまたはユーザー・グループに特権ユーザーの役割を割り当てる必要があります。編集モードには、各ユーザーのビューの個人設定データが保管されています。 個人設定の属性が保管されていない場合、デフォルトの属性が構成設定から取り込まれます。
編集モードには、ダッシュボード管理者が構成モードを使用して実行できる設定のサブセットが含まれます。一般に、このサブセットの使用は、データ内容に対してではなく、表示プロパティーのカスタマイズに限定されます。 「プロセス・ダイアグラム」ビューおよび「値のエクスポート」ビュー以外のすべてのダッシュボード・ビューは、編集モードをサポートします。 このビューは、ダッシュボード管理者のみが構成できます。 「レポート」ビューおよび「ディメンション」ビューの両方ともデータ内容の操作を実行できますが、サブジェクト・エリアの選択は実行できません。