宛先キュー・サイズの設定

WebSphere® Business Monitor 宛先キューのサイズを増加させるには、以下の手順を実行します。

モニター・サーバーが使用するイベント・バスからのイベント・メッセージを受信する宛先キューの最大サイズを増加させることが必要な場合があります。この操作は、何らかのランタイム例外によってモニター・サーバー・アプリケーションが停止されたかイベントのコンシュームがブロックされ、結果としてイベント・メッセージがバス宛先キューからコンシュームされないためにキューがメッセージでいっぱいになり、受信したイベント・メッセージがキューに保存されない場合に、イベント損失を避けるために必要となります。また、このような状況は、受信したメッセージの比率がモニター・サーバーのメッセージのコンシューム比率に比べて非常に高い場合にも起こり、これによりキューがメッセージでいっぱいになり、イベント損失が発生します。

WebSphere Business Monitor 宛先キューのサイズを増加させるには、以下を実行します。

  1. WebSphere Application Server 管理コンソールのナビゲーション・ツリーで、「サービス統合」 > 「バス (Busses)」を選択します。
  2. 「バス (Busses)」テーブルで、バス「MONITOR.<Cell_Name>.Bus」 (<Cell_Name> は、モニター・サーバーがインストールされているセルの名前) を選択します。
  3. 「追加プロパティー」リンクで、「宛先」リンクをクリックします。
  4. 「宛先」テーブルで、「Monitor_Bus_Queue_Destination」を選択します。
  5. 「メッセージ・ポイント」リンクで、 「キュー・ポイント」リンクをクリックします。
  6. 「キュー・ポイント」テーブルで、「Monitor_Bus_Queue_Destination@<Node_Name>.<Server_Name>- MONITOR.<Cell_Name>.Bus」を選択します。
  7. 「メッセージの高しきい値」フィールドで、使用する最大キュー・サイズの値を入力します。デフォルト値は 50000 メッセージです。
  8. 「OK」をクリックします。
  9. 「メッセージ」情報ボックスで、「保存」 をクリックして、変更を適用します。「保存」 ページが表示されます。
  10. 「保存」をクリックします。

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