「キー・パフォーマンス・インディケーター (KPI)」ビューには、すべての KPI 情報が表示されるため、ビジネス・ユーザーは KPI 情報を容易にモニターし、必要に応じて、対処することができます。
KPI は、ビジネスの成功に重要なアクティビティーのパフォーマンスについて、その向上と低下を定量化できる測定値です。これらの測定値によりビジネスの主要領域を細分化して、ビジネス結果に寄与する度合いを確認できます。KPI はビジネスによって異なります。例えば、通信販売では、お客様からの問い合わせにタイムリーに応答することが、重要なビジネス・アクティビティーです。最初の 1 分間に応答した電話の割合が KPI の 1 つになることが考えられます。
モニターする KPI を選択する場合、ビジネスの目標を反映し、ビジネスの成功にとって重要であり、問題を早期に検出して訂正処置を実行することができる KPI を選択する必要があります。「キー・パフォーマンス・インディケーター (KPI)」ビューには、集約ビジネス指標を表す KPI が表示されます。 上限値および下限値が定義された、モニターする KPI を含むビジネス指標モデルが必要です。
「キー・パフォーマンス・インディケーター (KPI)」ビューで KPI を表示するには、事前にダッシュボード管理者が、ビューの外観および、KPI による データ内容の表現をカスタマイズして、ビューを構成しておく必要があります。
「キー・パフォーマンス・インディケーター (KPI)」ビューは、数値 KPI と非数値 KPI の両方を表示できます。数値 KPI は数値またはパーセンテージを戻し、非数値 KPI は真 (true) か偽 (false)、または日時値などを戻します。
管理者の役割によって保管された構成は、後でその他の役割によって個人設定できます。ただし、特権ユーザーの役割など、ビュー編集モードを使用するためのアクセス権が必要です。