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ビジネス指標モデルをデプロイするためには、一連のアクティビティーを終わりまで実行して、モニター・サービスを開始する前にすべてのデータベース成果物を作成し、デプロイします。アクティビティーの基本的なフローは以下のとおりです。
- ビジネス指標モデルでビジネス指標エディターを準備します。
- ビジネス指標エディターからビジネス指標モデルをエクスポートします。エクスポート・ファイル monitor.zip には、ビジネス指標モデルが含まれます。
- WebSphere Business Monitor 管理コンソールを使用して Schema Generator を構成します。構成の一部として、生成された成果物の保管方法を計画する必要があります。出力ディレクトリーを選択するときは、ビジネス指標モデルのプロジェクト名、プロジェクト・バージョン、および日付を含んだディレクトリーを選択します。このようなメカニズムを使用すると、生成された成果物の管理、およびサポートを必要とする場合の IBM® サポートの手助けとなります。Schema Generator の管理の詳細については、『スキーマ生成の管理』というセクションを参照してください。
- インポートされたビジネス指標モデルに対して、WebSphere Business Monitor 管理コンソールを使用して Schema Generator から成果物を生成します。生成された成果物は、ビジネス指標モデルとともに別のフォルダーにパッケージされます。このフォルダーの内容は、次のとおりです。
- WebSphere Business Monitor 管理コンソールを使用してインポートされるビジネス指標モデルと Cube Views の定義ファイルを含む ZIP ファイル。
- インポートされたビジネス指標モデルに対応する状態、ランタイム、およびヒストリーの各データベース・テーブルを作成するのに必要なデータベース定義言語 (DDL) スクリプト (3 つの DDL ファイル)。
- スター・スキーマの記述を含む Cube Views 定義。
- 状態、ランタイム、およびヒストリーの各データベース間のレプリケーションを保守するために必要なレプリケーション・スクリプト (3 つの ZIP ファイル)。
- 生成された DDL スクリプトを実行して、状態、ランタイム、およびヒストリーの各データベースに動的テーブルを作成します。これらのテーブルは、インポートされるビジネス指標モデルに対応しています。生成されたスクリプトの実行の詳細については、『動的データベース・テーブルの作成』というセクションを参照してください。
- レプリケーション成果物をデプロイして、WebSphere Business Monitor のデータベース間のレプリケーションを使用可能にします。レプリケーション成果物のデプロイの詳細については、『データ移動サービスのデプロイ』というセクションを参照してください。
- DB2 OLAP Server™ に Cube
Views™ 定義をインポートします。Cube Views モデルのデプロイの詳細については、『Cube Views のデータベース・スキーマのデプロイ』というセクションを参照してください。
- DB2® ALPHABLOX® 管理コンソールで、手動で ABX キューブを作成します。ABX キューブの手動作成の詳細については、『ABX キューブの手動作成』というセクションを参照してください。
- データ移動サービスを開始して、WebSphere Business Monitor のデータベース間の同期を開始します。データ移動サービスの開始の詳細については、『データ移動サービスの開始/停止』というセクションを参照してください。
- リモート WebSphere Application Server マシン上の CEI (Common Event Infrastructure) バスを構成します。CEI バスの構成の詳細については、『リモート WebSphere Application Server セル上の CEI バスの構成』というトピックを参照してください。
- ダッシュボード・クライアントを構成します。ダッシュボードの構成の詳細については、『ダッシュボードとビューの管理』というトピックを参照してください。
- Adaptive Action Manager を構成します。Adaptive Action Manager の構成の詳細については、『Adaptive Action Manager の管理』というトピックを参照してください。
- Schema Generator によって作成され、ビジネス指標モデルと Cube Views 定義を含む .zip ファイルを、WebSphere Business Monitor 管理コンソールにインポートします。
注: 生成された成果物のコピーをバックアップとして必ず保持しておいてください。また、デプロイメント中に生成されたログ・ファイルを保持しておくことも推奨されます。
これらのログ・ファイルは、アンデプロイメント中、および後でエラーの判別が必要になった場合 (例えば、新規バージョンのデプロイメントが失敗した場合) に役立ちます。