Schema Generator を使用する主な利点は、
データベース管理者 (DBA) が、OLAP (online analytical processing) Center を使用して Cube Views™ スキーマを
手動で作成する必要がない点です。ビジネス指標モデルをサポートするキューブ・モデルおよびキューブを含む Cube Views XML ファイルを自動的に生成します。
Schema Generator は、ビジネス指標モデルを使用して、DB2® Cube Views XML ファイルを生成します。この XML ファイルには、このビジネス指標モデルに関連付けられたスター・スキーマを説明する情報が含まれます。
スキーマの生成後、DBA は、生成された DDL スクリプトをデプロイする必要があります。これにより、
ヒストリー・データベースに追加のデータベース・テーブルが作成されます。次に、DBA は OLAP Center を
使用して手動で Cube Views スキーマをインポートします。
重要: - すべてのデータベースおよび関連する静的テーブルは、Cube Views スキーマがデプロイされる前に
作成されます。
- 実行中のデータベース・テーブルを示すために生成される DDL は、Cube Views メタデータの実行の前に実行する必要があります。
Schema Generator は、
ビジネス指標モデルを、OLAP Center でデプロイされる単純なスター・スキーマ表現にマップします。
Cube Views スキーマの生成方法に関する重要な点を以下に示します。
- キューブ・モデルは、各ビジネス指標グループに対して作成されます。キューブ・モデルの名前は、ビジネス指標モデルから派生します。
- ファクト・テーブルは、各ビジネス指標グループに対して存在します。ファクト・テーブル名は、ビジネス指標モデルで定義されます。
- 各メトリックには、1 つ以上の集計タイプ (SUM、AVG、COUNT、MAX、または MIN など) と、対応する指標名がある場合があります。
- スキーマ名は、製品のインストール時に指定されます。ランチパッドは、インストール・プロセス中にスキーマ名を収集します。
- キューブ・モデルおよびキューブは、最新の ビジネス指標モデルに基づいています。
したがって、ビジネス指標モデルを変更する場合は、Cube Views メタデータを再生成および再デプロイする必要があります。