WebSphere® Business Monitor のインストールでは、多くの手順を実行します。以下のインストール・チェックリストに、WebSphere Business Monitor のコンポーネントのインストールを実行するための主要な手順を要約します。
チェックリストを読み、実行する必要のある手順を把握してからインストールを開始してください。このチェックリストのコピーを印刷しておき、WebSphere Business Monitor をインストールする際に、実行した手順にチェック・マークを付けていくことができます。これらのチェックリストには、各コンポーネントをインストールするための基本的な手順が含まれています。
1. システムおよびソフトウェア前提条件がインストールされていることを確認します。
システム前提条件
WebSphere Business Monitor のインストールに必要なシステム前提条件
システム |
プラットフォーム |
Windows® サーバー |
- Windows 2000
Server、Service Pack 4
- Windows 2000 Advanced Server、Service Pack 4
- Windows Server
2003 Enterprise Edition
- Windows Server
2003 Standard Edition
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AIX® サーバー |
- AIX 5.2、
メンテナンス・レベル 5200-05
- AIX 5.3、
メンテナンス・レベル 5300-02 および APAR IY58143
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ソフトウェア前提条件
WebSphere Business Monitor ランチパッドの実行、および WebSphere Business Monitor コンポーネントのインストールに必要なソフトウェア前提条件
チェック |
前提条件 |
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Java™ 1.4.2 (ランチパッドの実行に必須) |
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IBM® DB2® Database Server 8.2.1 |
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IBM DB2 Cube Views™ 8.2.1 |
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IBM WebSphere Process Server 6.0 |
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IBM WebSphere Application
Server ND
6.0.2.3 |
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IBM WebSphere Portal 5.1.0.2 |
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IBM DB2 Alphablox 8.3 |
2. 各シナリオを確認して、コンポーネントのインストール方法を選択する参考にしてください。
インストール・シナリオ
最初のシナリオ
チェック |
マシン |
インストールするコンポーネント |
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マシン 1 |
- モニター・サーバー
- 状態データベース
- リポジトリー・データベース
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マシン 2 |
- モニター・クライアント (ダッシュボード)
- ランタイム・データベース
- ヒストリー・データベース
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2 番目のシナリオ
チェック |
マシン |
インストールするコンポーネント |
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マシン 1 |
- リポジトリー・データベース
- 状態データベース
- ランタイム・データベース
- ヒストリー・データベース
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マシン 2 |
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マシン 3 |
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3 番目のシナリオ
チェック |
マシン |
インストールするコンポーネント |
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マシン 1 |
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マシン 2 |
- 状態データベース
- ランタイム・データベース
- ヒストリー・データベース
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マシン 3 |
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マシン 4 |
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3. 完了したインストール手順にチェック・マークを付けます。
インストール・チェックリスト
WebSphere Business Monitor のインストール手順のチェックリスト
チェック |
コンポーネント |
手順 |
注釈 |
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データベース作成 |
- IBM DB2 Database Server をインストールします。
- WebSphere Business Monitor データベースを作成します。
以下のいずれかを使用できます。
- 自動データベース作成用のランチパッド
- または、手動作成用のデータベース作成スクリプト
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リポジトリー・データベース |
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他のデータベースの作成前、または同時に作成する必要があります。 |
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状態データベース |
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リポジトリー・データベースが、同じマシンにカタログまたは作成されている必要があります。 |
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ランタイム・データベース |
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リポジトリー・データベースが、同じマシンにカタログまたは作成されている必要があります。 |
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ヒストリー・データベース |
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リポジトリー・データベースが、同じマシンにカタログまたは作成されている必要があります。 |
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モニター・サーバー |
- IBM DB2 Database Server をインストールします。
- WebSphere Process Server バージョン 6.0 をインストールします。
- リポジトリー・データベースがモニター・サーバー・マシンに存在していない場合、リポジトリー・データベースをこのマシンにカタログします。
- 状態およびランタイム・データベースが同じマシンに存在していない場合、これらのデータベースをカタログします。
- ランチパッド・ウィザードを使用してモニター・サーバーをインストールします。
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Action Manager がインストールされたモニター・サーバー |
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モニター・サーバー管理コンソール |
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モニター・クライアント |
- IBM DB2 Database Server をインストールします。
- DB2 Cube
Views™ をインストールします。
- WebSphere Application
Server ND バージョン 6.0 をインストールします。
- WebSphere Portal バージョン 5.1 をインストールします。
- IBM DB2 Alphablox をインストールします。
- リポジトリー・データベースがダッシュボード・マシンに存在しない場合、リポジトリー・データベースをこのマシンにカタログします。
- ランタイムおよびヒストリー・データベースが同じマシンに存在していない場合、これらのデータベースをカタログします。
- ランチパッド・ウィザードを使用してダッシュボード・クライアントをインストールします。
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4. 正常にインストールされたことを確認します。
インストール後のチェックリスト
WebSphere Business Monitor インストール後の手順のチェックリスト
チェック |
手順 |
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以下のすべてのサーバーが停止していることを確認してください。- IBM WebSphere Process Server バージョン 6.0
- IBM WebSphere Application
Server ND バージョン 6.0
- IBM WebSphere Portal バージョン 5.1
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上記のサーバーを始動します。 |
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モニター・サーバーが正常にインストールされたことを確認します。- ユーザー ID として admin を使用し、パスワードを指定せずに IBM WebSphere Process Server にログインします。
- 「アプリケーション」>「エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。インストール済みアプリケーション・テーブルに IBM_WB_MONITOR_SERVER および IBM_WB_ACTIONMANAGER がインストールされている場合、モニター・サーバーは正常にインストールされています。
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ダッシュボード・クライアントが正常にインストールされたことを確認します。- ユーザー ID wpsadmin、パスワード wpsadmin を使用して、IBM WebSphere Portal にログインします。
- 「管理」>「ポートレット管理 (Portlet Management)」>「Web モジュール」をクリックします。dashboardclient.war がインストール済み Web モジュールである場合、ダッシュボード・クライアントは正常にインストールされています。
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