特定のビジネス指標モデルのデータ移動サービスは、関連付けられた Capture コンポーネント・インスタンスおよび Apply コンポーネント・インスタンスを開始および停止することで開始および停止されます。データ移動サービスのデプロイメント時に、
開始スクリプトおよび停止スクリプトが作成され、データ移動サービスを開始および停止するために
これらのスクリプトを使用できます。
コンポーネント・インスタンスを実行するマシンによってトポロジーが
決まります。一般的に、Capture コンポーネント・インスタンスは、状態データベースをホストする
マシン (状態データベースからランタイム・データベースへのデータ移動サービスの場合)、および
ランタイム・データベースをホストするマシン (ランタイム・データベースからヒストリー・データベースへの
データ移動サービスの場合) で実行する必要があります。Apply コンポーネント・インスタンスは、
ランタイム・データベースをホストするマシン (状態データベースからランタイム・データベースへのデータ移動サービスの
場合)、およびヒストリー・データベースをホストするマシン (ランタイム・データベースからヒストリー・データベースへの
データ移動サービスの場合) で実行する必要があります。この構成では、
Apply コンポーネント・インスタンスはソース・データベースからデータを取り込みます。その結果、これらが、
状態データベースをホストするマシン (状態データベースからランタイム・データベースへのデータ移動サービスの場合)、
およびランタイム・データベースをホストするマシン (ランタイム・データベースからヒストリー・データベースへの
データ移動サービスの場合) にある場合よりも良好なパフォーマンスが
得られます。
以下の内容は、状態データベースからランタイム・データベースへのデータ移動サービス、およびランタイム・データベースから
ヒストリー・データベースへのデータ移動サービスの開始方法について説明しています。
また、状態データベースからランタイム・データベースへのデータ移動サービス、およびランタイム・データベースからヒストリー・データベースへのデータ移動サービスの停止方法についても説明しています。
注: 状態データベースからランタイム・データベース、およびランタイム・データベースからヒストリー・データベースへのデータ移動サービスは、相互に独立しています。
ただし、ランタイム・データベースからヒストリー・データベースへのサービスを開始する前に、状態データベースからランタイム・データベースへのサービスを開始することをお勧めします。特定のインスタンスでは、
モニター・サーバーがビジネス指標モデルのエントリーを処理した後、および状態データベースからランタイム・データベースへのデータ移動サービスにより、このモデルをサポートするランタイム・データベース・テーブルにデータが取り込まれた後に、ランタイム・データベースからヒストリー・データベースへのデータ移動サービスを開始することが望ましい場合があります。これにより、ランタイム・データベースからヒストリー・データベースへのデータ移動サービスの間隔を待機するより高速にヒストリー・データベースに情報を取り込むことが
できます。