「スコアカード」ビューでは、一部の構成可能なビジネス・パースペクティブに基づいてグループ化されたキー・パフォーマンス・インディケーター (KPI) をモニターできます。それぞれの KPI について得られる情報は、目標値と対比させた KPI に関するものです。
スコアカードは、特定のビジネス領域の目的および目標とリンクした一連のパフォーマンス指標です。ビジネス・ユーザーは、それぞれが責任を持つさまざまな領域に関連した KPI を選択し、それらをスコアカードのパースペクティブ (カテゴリー) に配置します。「スコアカード」ビューでは、重要な数値 KPI の実行時の値を容易に監視でき、定義済みの目標値に対して KPI をモニターで きます。
このビューには、目標値が定義された数値 KPI を含むビジネス指標モデルが必要です。これがない場合、KPI の状況、目標、およびスコアはビュー・モードで表示されません。非数値の KPI の場合、スコアカード・ビューには、KPI 値と、KPI 状況の代わりに N/A (適用外) アイコンが表示されます。
スコアカードには、通常、「財務 (Financial)」、「顧客 (Customer)」、「学習と成長 (Learning and Growth)」、および「内部ビジネス・プロセス (Internal Business Process)」の 4 つのパースペクティブが含まれます。 これらはデフォルトのパースペクティブです。さらに、独自のパフォーマンスとゴールの要件を満たすために、追加のパースペクティブを定義することができます。それぞれのパースペクティブ内では、ビジネス指標モデルの 1 つ以上の KPI をモニターできます。ビュー・モードでは、パースペクティブに、KPI のランタイム値とその目標値およびスコアがリストされます。
管理者によって保管された構成は、後でその他の役割によって個人設定できます。ただし、特権ユーザーの役割など、ビュー編集モードを使用するためのアクセス権が必要です。個人設定には、表示列 (値、目標値、およびスコア)、ビューのレイアウト、および KPI 値の状況を表すアイコンの変更が含まれます。