ツリー・ペインは、データを階層構造で表現したものです。 WebSphere® Business Monitorの各ダッシュボードのツリー・ペインでは、基本的にユーザーがダッシュボード・ビューのデータ設定を構成、および編集できます。いくつかのツリー・ペインは、情報を表示するためのみに使用されます。
WebSphere Business Monitor のダッシュボード・ビューのツリー・ペインには、ビジネス指標モデル、ビジネス指標グループ、ビジネス指標、組織構造などの、さまざまなタイプのデータが表示されます。各ツリー・ペインには、階層形式でソートされる独自のコンテンツが含まれます。親フォルダーは、ツリーに 1 つ以上のリーフ・ノード (最終レベル) が表示されるまで、子フォルダーを表示するために展開されます。
ツリー・ペインは、ダッシュボード・ビューを構成するために使用されます。 通常、ダッシュボード・ビューには、複数のツリー・ペインがあります。この場合、データの母集団の関係は、ツリー・ペイン間で作成されます。親のツリー・ペインで選択すると、隣接したツリー・ペインのコンテンツが取り込まれます。親のツリー・ペインのリーフ・ノードをクリックすると、その関連データが隣接したツリー・ペインに表示されます。
ツリー・ペインは、次のビューの構成で使用されます。アクティブ・インスタンス、レポート、キー・パフォーマンス・インディケーター (KPI)、ゲージ、プロセス・ダイアグラム、スコアカード、および値のエクスポート。
例: 「ゲージ」ビューには、2 つのツリー・ペインがあります。1 つ目は、ビジネス指標モデル・ツリー用、2 つ目は、KPI ツリー用です。ビジネス指標モデル・ツリーで別のリーフ・ノードを選択するたびに、KPI ツリーのコンテンツが変更されます。
それ以外のビューでは、ツリー・ペインを情報の表示のみに使用します。ビュー自体を構成しません。例えば、「組織」ビューでは、組織ツリーを使用して、ユーザー・レジストリーから取得した組織構造を表示します。 また、「アラート」ビューでは、シチュエーション・イベント・ツリーを使用して、シチュエーション・イベントに付加されている CBE (Common Base Event) の詳細を表示します。
「ディメンション」ビューのように、データの構成にツリー・ペインを使用しないビューもあります。 このビューでは、「使用可能なディメンション」リストを使用してデータを構成します。
名前 | イメージ | 説明 |
---|---|---|
展開 | ![]() |
ツリー階層でサブレベルを開きます。 |
縮小 | ![]() |
ツリー階層で 1 つ以上のサブレベルを閉じます。 |
チェック・ボックス | ![]() |
リーフ・ノードに、ツリー階層で選択されたことを示すマークを付けます。ツリー・ペインで複数のチェック・ボックスを選択できます。 |
ラジオ・ボタン | ![]() |
リーフ・ノードに、ツリー階層で選択されたことを示すマークを付けます。ツリー・ペインで選択できるのは、1 つのラジオ・ボタンのみです。 |