要約 -------- 本資料には、IBM WebSphere MQ バージョン 7.1.0、フィックスパック 9 に関する README が収められています。 本書の英語版が最新版です。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 説明 ------------ この README ファイルの内容: 1. 各フィックスパックの新機能 2. 制限、既知の問題、およびその他の変更点 3. IBM WebSphere MQ バージョン 7.1.0、フィックスパック 9 を入手し、インストールする方法 4. 特記事項と商標 製品ライセンスに若干の更新が加えられ、誤って z/OS に言及されている部分が削除されました。 詳しくは、以下を参照してください。 http://www.ibm.com/software/sla/sladb.nsf/lilookup/C7B6AE18DBB9EA2F85257945003596E8?opendocument&li_select=005F6A9250D3F20A85257945003596E1 この README ファイルのほかに詳細情報を確認できる IBM MQ Web サイト: http://www.ibm.com/software/products/ibm-mq 翻訳版の場所: ftp://public.dhe.ibm.com/software/integration/wmq/docs/V7.1/Readme/ SupportPac Web ページ: https://ibm.biz/mqsupportpacs 既知の問題と使用可能なフィックスに関する最新の情報を確認できるサポート Web サイトの IBM MQ ページ: https://www.ibm.com/support/home/product/P439881V74305Y86/IBM_MQ Web 資料の更新 Web ベースの IBM MQ 資料に関する最新の更新情報を確認できる IBM MQ ライブラリー: http://www.ibm.com/software/integration/wmq/library/ 発表レター: IBM WebSphere MQ バージョン 7.1 の発表レター (米国英語) を確認できる Web サイト: IBM WebSphere MQ Distributed http://www.ibm.com/common/ssi/cgi-bin/ssialias?infotype=an&subtype=ca&supplier=897&letternum=ENUS211-395 IBM WebSphere MQ for z/OS http://www.ibm.com/common/ssi/cgi-bin/ssialias?infotype=an&subtype=ca&supplier=897&letternum=ENUS211-394 発表レターで確認できる情報の種類: - 詳細な製品説明 (新機能の説明など) - 製品の位置付けに関する説明 - 注文に関する詳細事項 - ハードウェア要件とソフトウェア要件 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 更新履歴 2017 年 11 月 17 日 - IBM WebSphere MQ バージョン 7.1.0、フィックスパック 9 のための更新 2017 年 1 月 12 日 - IBM WebSphere MQ バージョン 7.1.0、フィックスパック 8 のための更新 2016 年 2 月 12 日 - フィックスパック 7 での非推奨 SSLv3 CipherSpec のための更新 2015 年 11 月 19 日 - IBM WebSphere MQ バージョン 7.1.0、フィックスパック 7 のための更新 2015 年 11 月 3 日 - IBM MQ Explorer 7.1.0、フィックスパック 6 のアンインストール時の警告 (IBM MQ Explorer 7.1.0、フィックスパック 7 で修正) 2014 年 11 月 21 日 - IBM WebSphere MQ バージョン 7.1.0、フィックスパック 6 のための更新 2014 年 5 月 16 日 - IBM WebSphere MQ バージョン 7.1.0、フィックスパック 5 のための更新 2013 年 11 月 11 日 - IBM WebSphere MQ バージョン 7.1.0、フィックスパック 4 のための更新 2013 年 5 月 15 日 - IBM WebSphere MQ バージョン 7.1.0、フィックスパック 3 のための更新 2012 年 8 月 15 日 - IBM WebSphere MQ バージョン 7.1.0、フィックスパック 2 のための更新 2012 年 5 月 31 日 - IBM WebSphere MQ バージョン 7.1.0、フィックスパック 1 のための更新 2011 年 11 月 11 日 - IBM WebSphere MQ バージョン 7.1.0 のための更新 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ セクション 1 : リリース・ノート - このリリースの新機能 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ バージョン 7.1.0、フィックスパック 9 ------------------------- 新機能はありません。 バージョン 7.1.0、フィックスパック 8 ------------------------- 新機能はありません。 バージョン 7.1.0、フィックスパック 7 ------------------------- IBM WebSphere MQ で、JMS の IBM WebSphere MQ クラスを特定バージョンの CICS Open Services Gateway initiative (OSGi) Java 仮想マシン (JVM) サーバーで 使用するためのサポートが追加されました。 バージョン 7.1.0、フィックスパック 6 ------------------------- 新機能はありません。 バージョン 7.1.0、フィックスパック 5 ------------------------- 新機能はありません。 バージョン 7.1.0、フィックスパック 4 ------------------------- 新機能はありません。 バージョン 7.1.0、フィックスパック 3 ------------------------- フィックスパック 7.1.0.3 以降、Windows 2012 がサポートされるようになりました。 ただし、この新しいサポートを利用するには、7.1.0.3 レベルに更新されたインストール・ イメージを使用する必要があります。 バージョン 7.1.0、フィックスパック 2 ------------------------- フィックスパック 7.1.0.2 以降、WebSphere MQ キュー・マネージャーと MQI クライアントには、 FIPS モードで構成された場合に、FIPS SP800-67 の Triple-DES (3DES) の推奨事項が適用されます。 つまり、FIPS 140-2 準拠の 3DES CipherSpecs は、単一セッション鍵を使用して最大 32 GB のデータしか転送できません。 WebSphere MQ が FIPS モードで動作していない場合には、この制限は適用されません。 デフォルトでは、FIPS モードは無効になっています。 チャネルが FIPS モードで 32 GB を超えるデータを転送すると、チャネルはエラー AMQ9288 で終了します。 この制限は、すべてのタイプのチャネルに適用されます。 クライアント接続の会話共有が有効の場合には、同一セキュア・ソケットを共有するすべての接続によって 送信されるデータの合計量に、この 32 GB の制限が適用されます。 影響を受ける 3DES CipherSpecs は、以下のとおりです。 ECDHE_ECDSA_3DES_EDE_CBC_SHA256 ECDHE_RSA_3DES_EDE_CBC_SHA256 TLS_RSA_WITH_3DES_EDE_CBC_SHA FIPS モードの使用時に AMQ9288 エラーを回避するには、以下のいずれかの操作を実行します。 1) 3DES を使用しない別の CipherSpec を使用するようチャネルを変更する。 2) 転送されるデータが 32 GB を超える前にセッション鍵がリセットされるよう、共通鍵のリセットを有効にする。 3) 最終手段として、FIPS モードを無効にする (ただし、これは推奨しません)。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ セクション 2: 制限、既知の問題、およびその他の変更点 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ Windows で以前のフィックスパックに戻した後、MQ Explorer を開始できない --------------------------------------------------------------------------- Windows でフィックスパックをアンインストールし、以前のフィックスパックに戻した後、 以前のフィックスパックで strmqcfg を使用して MQ Explorer を開始できない場合があります。 この問題は、バージョン 7.1.0、フィックスパック 9 からバージョン 7.1.0、フィックスパック 8 に戻したときに、最初に確認されました。 この問題を解決するには、以下の技術情報を参照してください。 http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg22010470 GSKit 8.0.50.69 以降で stash ファイル・フォーマットが変更される ----------------------------------------------------- IBM WebSphere MQ バージョン 7.1.0、フィックスパック 8 用に、APAR IT16295 は GSKit コンポーネントのレベルを 8.0.50.69 以降に更新します。この更新により、鍵データベースの パスワードを隠すために .sth ファイルの生成時に使用される stash ファイル・フォーマットが 変更されます。このレベルの GSKit によって生成される stash ファイルは、これより前の GSKit レベルでは読み取れません。 互換性を確保するために、このレベルの GSKit を使用して生成された stash ファイルを 使用するアプリケーションまたはその他のインストール済み環境は、GSKit 8.0.50.69 以降を 組み込んだバージョンの MQ に更新する必要があります。 アプリケーションやその他のインストール済み環境を更新できない場合は、後方互換性のある stash ファイル・フォーマットを要求できます。そのためには、runmqakm コマンドまたは runmqckm コマンドで「-stash」オプションまたは「-stashpw」オプションを使用して stash ファイルを生成するときに、「-v1stash」パラメーターを指定します。 iKeyman GUI を使用する場合は、後方互換性のある stash ファイルを生成することはできません。 脆弱 CipherSpec のサポートの非推奨 --------------------------------------------- IBM WebSphere MQ バージョン 7.1.0、フィックスパック 7 では、キュー・マネージャーに 関連付けられたチャネル定義で、SSLv3 プロトコルおよび以下の CipherSpec の使用が 非推奨になりました。 AES_SHA_US (SSLV3 のみ) RC4_SHA_US RC4_MD5_US TRIPLE_DES_SHA_US DES_SHA_EXPORT1024 RC4_56_SHA_EXPORT1024 RC4_MD5_EXPORT RC2_MD5_EXPORT DES_SHA_EXPORT TLS_RSA_WITH_DES_CBC_SHA (SSLV3 を除く) NULL_SHA NULL_MD5 FIPS_WITH_DES_CBC_SHA FIPS_WITH_3DES_EDE_CBC_SHA TLS_RSA_WITH_NULL_SHA256 (SSLV3 を除く) これらの CipherSpec のいずれかを使用または構成しようとすると、 キュー・マネージャーのエラー・ログに以下のメッセージの 1 つ以上が入ります: AMQ8242、AMQ9616、AMQ9635。 上記リストに記載されたいずれかの SSLv3 CipherSpec (つまり「SSLV3 を除く」のフラグが 付けられた 2 つ以外の CipherSpec) の使用を継続するには、キュー・マネージャーを 開始する際に使用する環境で、環境変数 AMQ_SSL_V3_ENABLE の値を「TRUE」に設定します。 別の方法として、次の項目をキュー・マネージャーの qm.ini ファイルの SSL スタンザに 追加します。 AllowSSLV3=Y 環境変数を設定すると、その設定で、qm.ini ファイルに指定されたどの値も オーバーライドされます。 上記リストに記載されたいずれかの CipherSpec (「SSLV3 のみ」のフラグが付けられた 1 つ以外) の使用を継続するには、キュー・マネージャーを開始する際に使用する環境で、 環境変数 AMQ_SSL_WEAK_CIPHER_ENABLE を「Yes」に設定するか、この変数をエクスポートします。 別の方法として、次の項目をキュー・マネージャーの qm.ini ファイルの SSL スタンザに 追加します。 AllowWeakCipherSpec=Yes 環境変数を設定すると、その設定で、qm.ini ファイルに指定されたどの値も オーバーライドされます。 APAR IV31952 ------------- APAR IV31952 のフィックスでは、RESET CHANNEL コマンドの実行時に IBM WebSphere MQ が チャネル・オブジェクトに対して行う権限検査が変更されました。このフィックスを適用すると、 変更後の動作を使用できます。また、一部の権限の変更が必要になる場合があります。 ご使用のシステムが影響を受けるのは、mqm ユーザー以外のユーザーに解決される MCAUSER ユーザー ID を使用してチャネルを実行する場合だけです。Reset Channel コマンドは、 WebSphere MQ コードの内部で実行可能です。このため、Reset Channel コマンドを手動で実行 していない場合でも、システムが影響を受ける可能性があります。 チャネルの MCAUSER ユーザー ID に少なくともチャネル・オブジェクトに対する +DSP 権限と +CTRLX 権限の両方があることを確認し、このユーザー ID で Reset Channel コマンドを実行できるようにしてください。IV31952 のフィックスより前は、 チャネル処理の実行のために以前に付与した可能性のある +ALTUSR 権限がユーザー ID に あることを WebSphere MQ で検査していました。 フィックスパック 3 以降を適用後、Reset Channel コマンドではチャネル・オブジェクトに 対する MCAUSER の +ALTUSR 権限は不要になるため、この権限を削除できます。また、MCAUSER ユーザー ID にチャネル・オブジェクトに対する +DSP 権限と +CTRLX 権限があることを 確認する必要があります。 AIX および HP-UX でのアンインストール -------------------------------- アンインストール・プロセスには、キュー・マネージャーを実行するために使用されている IBM WebSphere MQ インストールを誤って除去することがないようにするロジックが存在します。 このロジックは AIX および HP-UX では不完全とみなされ、キュー・マネージャーが実行されている間に、そのインストールを使用してアンインストールを実行することができます。 アンインストール処理の前に、アンインストールするインストール済み環境で実行されているすべてのキュー・マネージャーがシャットダウンされていることをよく確認してください。また、 アンインストールしようとしているのが対象のインストールであることもよく確認してください。これらのプラットフォームでは、キュー・マネージャーが実行されている別のインストールが誤ってアンインストールされることを防ぐことができません。 これは、IBM WebSphere MQ バージョン 7.1.0 とそのフィックスパックでの永続的な制限です。 Windows での IBM WebSphere MQ バージョン 7.1.0 へのマイグレーション --------------------------------------------------- Windows プラットフォームで以前のバージョンの IBM WebSphere MQ をバージョン 7.1.0 に マイグレーションする場合、以下の問題のいずれかまたは両方が発生する場合があります。 MQ サービスおよび MQ アラート・モニター (タスクバー・アイコン) は、マイグレーションの前に停止されていないと、以降のマイグレーションの再始動に失敗する場合があります。 これらの失敗では、イベント・ビューアーに表示されるエラーが記録されます。その症状は、amqxcs2.dll が見つからない、またはアプリケーション SID が接続 SID と一致しない、などです。 マイグレーション処理は正常に終了するためこれらのエラーは無視できますが、MQ サービスおよび MQ アラート・モニターでは、マイグレーションの後に手動の再始動が必要な場合があります。 マイグレーション後、「Remove Fix Pack」アイコンがスタート・メニューから除去されない場合があります。これらのアイコンは、以前のバージョンのマイグレーション前のインストール済み環境に適用されるものであるため、手動で安全に除去することができます。 これは、IBM WebSphere MQ バージョン 7.1.0 とそのフィックスパックでの永続的な制限です。 HP-UX での IBM 以外のライセンス・テキストの表示 ----------------------------------- HP-UX で、テキスト専用モードで IBM 以外のライセンス・テキストを表示した場合、テキストが表示されません。 該当する IBM 以外のライセンスはありませんが、このモードで表示する場合にはこの問題は解消されていません。 これは、IBM WebSphere MQ バージョン 7.1.0 とそのフィックスパックでの永続的な制限です。 UNIX/Linux での WebSphere MQ Telemetry Service ログ・ファイルの権限 ------------------------------------------------------------------ WebSphere MQ Telemetry Service で作成されるログ・ファイル (mqxr.log、mqxr.stdout、 mqxr.stderr) の権限が、他の WebSphere MQ ログ・ファイルの権限と整合していません。 認証されたユーザーが権限を変更し、他ユーザーがそれらのログ・ファイルの内容を読み取れる ようにしなければならない場合があります (例えば、問題を診断する場合など)。 これは、IBM WebSphere MQ バージョン 7.1.0 とそのフィックスパックでの永続的な制限です。 MQ エクスプローラーのマイグレーション ---------------------- マルチバージョン・システムで MQ V7.0.1.6 以上を MQ V7.1 以上にマイグレーションする場合、 自動始動でないキュー・マネージャーが、手動で始動された後、MQ エクスプローラーで実行中として表示されません。 キュー・マネージャーが実行中として表示されるようにするには、MQ エクスプローラーを再始動してください。 これは、IBM WebSphere MQ バージョン 7.1.0 とそのフィックスパックでの永続的な制限です。 長い時間待機しているコンシューマーをクローズする場合の XMS .NET アプリケーションの停止 ---------------------------------------------------------------- IBM Message Service Client for .NET (XMS .NET とも呼ばれる) を使用する Windows アプリケーションの場合、非管理クライアント・モードで、クライアントへの再接続後に consumer.close() が呼び出されると、アプリケーションの停止遅延クローズが発生する場合があります。 非管理クライアント・モードは、接続ファクトリー接続モード・プロパティーを XMSC.WMQ_CM_CLIENT_UNMANAGED に設定して構成されます。これが自動クライアント再接続と組み合わせて使用されている場合に再接続が発生すると、consumer.receive() または consumer.receive(wait) (wait は拡張されたタイムアウト時間) への呼び出しは、consumer.close() の処理との不整合のためにクローズダウン中に停止します。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ セクション 3 : IBM WebSphere MQ バージョン 7.1.0、フィックスパック 8 を入手し、インストールする方法 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 製品/コンポーネントのリリース: 7.1 更新名: IBM WebSphere MQ バージョン 7.1.0、フィックスパック 8 内容 --------- 3.1 ダウンロードの場所とフィックス・リスト 3.2 前提条件と相互前提条件 3.3 インストール 3.3.1 インストールの前に 3.3.2 フィックスパックを適切な場所にダウンロードする操作 3.3.3 フィックスパックのインストール・イメージの解凍 3.3.4 フィックスパックのインストール・ファイルの抽出 3.3.6 インストール 3.4 インストールの後に 3.4.1 インストール後に必要になるタスクの実行 3.4.2 GSKit および JDK のインストールに関する詳細情報 3.4.3 サポート・サイトによるインストールのトラブルシューティング 3.5 アンインストール 3.1 ダウンロードの場所とフィックス・リスト ---------------------------------- 各 IBM WebSphere MQ バージョン 7.1 フィックスパックについて、情報とフィックスの リストを以下のページでダウンロードできます。 http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg27024302 3.2 前提条件と相互前提条件 ----------------------------------- フィックスパック 8 をダウンロードする前に、以下の手順を実行します。 1. ご使用のシステムが、http://www.ibm.com/software/integration/wmq/ requirements/index.html にあるすべてのシステム要件を満たしていることを 確認します。この操作により、フィックスパックのインストールおよび構成後に 発生する可能性のある技術上の問題を防ぎます。 2. IBM WebSphere MQ の以下のサポート・ポータル上のフラッシュおよび APAR (Authorized Problem Analysis Reports) を検討します。 http://www.ibm.com/support/entry/myportal/product/websphere/websphere_mq APAR にはフィックスパックで対応されている問題が記述されています。 3. ファイル・システムに、フィックスパックをダウンロードして解凍するための 十分なフリー・スペースがあることを確認します。圧縮ファイルと解凍済み インストール・イメージを格納するには、ファイル・システムに 1 ギガバイトの フリー・スペースが必要です。 4. フィックスパックのインストールに必要なフリー・スペースが あることを確認します。このフリー・スペースは、更新する IBM WebSphere MQ インストールがある場所で使用可能な状態になっている必要があります。 UNIX プラットフォーム上の既存の IBM WebSphere MQ 製品で使用されているスペースを 確認するには、以下のコマンドを実行します。 du -k -s MQDIR MQDIR は WebSphere MQ 製品のインストール場所です。 5. IBM WebSphere MQ バージョン 7.1 製品が既にインストールされており、特定の フィックスが適用されている場合、フィックスパック 8 をインストールする前に、 IBM サポートに連絡してそのフィックスの更新バージョンが必要かどうかを判断します。 こうすることで、システムが整合した状態に保たれており、特定のフィックスが 欠落していないことを確認できます。 3.3 インストール --------------- 3.3.1 インストールの前に ---------------------------- フィックスパック 8 をインストールする前に、以下の手順を実行します。 1. この README をすべて読みます。 2. フィックスパックを適切な場所にダウンロードします。 3. フィックスパックを解凍します。 3.3.2 フィックスパックを適切な場所にダウンロードする操作 ---------------------------------------------------------- フィックスパックをダウンロードして解凍するディレクトリー・パスの名前にスペースが 入っていないことを確認します。このディレクトリー・パス名にスペースが存在すると、 インストールは失敗します。 3.3.3 フィックスパックのインストール・イメージの解凍 ----------------------------------------------------- ダウンロード・サイトにあるフィックスパックのすべてのインストール・イメージは gz/Z/zip 形式で圧縮されています。このフォーマットからフィックスパックを 適用できるようにするには、ダウンロードしたファイルを一時ディレクトリーに コピーしてから、gunzip/uncompress および tar を使用してフィックスパック・ インストール・イメージを解凍します。 3.3.4 フィックスパックのインストール・ファイルの抽出 -------------------------------------------- フィックスパックのインストール・ファイルを抽出するには、以下の手順を実行します。 1. gzipped/Z イメージを一時的な場所にコピーします。 2. イメージのコピー先ディレクトリーに移動します。 3. フィックスパックのインストール・イメージを解凍するためのコマンド例を 以下に示します。 gunzip -c filename.tar.gz | tar -xvf - zcat filename.tar.Z | tar -xvf - unzip filename.zip filename.tar.gz などは、ダウンロードしたファイルの名前です。 3.3.5 フィックスパックのインストール ------------------------------ 保守レベル・アップグレードのインストール方法については、以下の IBM WebSphere MQ 資料で保守作業のセクションを参照してください。 http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSFKSJ_7.1.0/com.ibm.mq.doc/zi00090_.htm 3.4 インストールの後に ---------------------- 3.4.1 インストール後に必要になるタスクの実行 -------------------------------------------------------- フィックスパック 8 のインストール後に、キュー・マネージャーを再始動します。 フィックスパック適用後のアプリケーションの再コンパイルは必須ではありません。 3.4.2 GSKit および JRE のインストールに関する詳細情報 ------------------------------------------------------------ この製品に含まれる GSKit および JRE のレベルについては、以下のリンクを参照してください。 http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg27038676 3.5 アンインストール ----------------- 保守レベルの除去については、以下の WebSphere MQ 資料で保守作業のセクションを参照してください。 http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSFKSJ_7.1.0/com.ibm.mq.doc/zi00090_.htm +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ セクション 4: 著作権、特記事項、商標 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 4.1 著作権および商標の情報 ----------------------------------------- http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml 4.2 特記事項 ------------ IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として 現存するままの状態で提供し、商品性の保証、特定目的適合性の 保証および法律上の瑕疵担保責任を含むすべての明示もしくは 黙示の保証責任を負わないものとします。 国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が 禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。 この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。 本書は定期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、 改良または変更を行うことがあります。 第三者の使用許諾条件、注意事項およびお知らせ 本製品の使用許諾契約書は、本製品に含まれる第三者のソフトウェア・コードに 適用される使用条件の詳細、および特定のソフトウェア・コードの ライセンスに基づき、IBM がお客様にあらかじめお知らせしなければならない 注意事項とその他のお知らせについては、本書または本書が参照するファイルを 参照するよう記載しています。 関連する使用許諾条件、注意事項、およびお知らせは、以下で提供もしくはご覧いただけます。 下記使用許諾の英語以外のバージョンは、非公認であり、便宜のためにのみ提供されています。 使用許諾条件は、英語バージョンのみが正式に発表されているものです。 お客様が IBM または他の関連会社 (総称して IBM といいます) との間で、たとえどのような契約を取り交わしていても、以下に示す第三者のソフトウェア・コードは、「適用除外コンポーネント」であり、以下の使用許諾条件が適用されます。 * すべての「適用除外コンポーネント」は、特定物として現存するままの状態で * 提供されます。 * IBM は、「適用除外コンポーネント」に関して、法律上の瑕疵担保責任、商品性の * 保証および特定目的適合性の保証を含むすべての明示もしくは黙示の * 保証責任を負わないものとします。 * IBM は、「適用除外コンポーネント」に関するいかなる請求についても、お客様に * 対して賠償責任を負わないものとします。 * IBM は、「適用除外コンポーネント」に関するいかなる直接的、間接的、特別、 * 偶発的、懲罰的、あるいは結果的損害に対しても責任を負わないものとします。 4.3 商標 --------------- IBM、IBM ロゴ、ibm.com、AIX、WebSphere、z/OS、i5/OS、および OS/400 は、世界の多くの国で登録された International Business Machines Corporation の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれ IBM または各社の商標である場合があります。 現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml をご覧ください。 Microsoft および Windows は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。 Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは Oracle やその関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。 UNIX は The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。 Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における登録商標です。