要約 -------- 本資料には、IBM MQ バージョン 9.0 長期サポート・リリースとその保守、および IBM MQ バージョン 9.0 継続的デリバリー・リリースに関する README が収められています。 本書の英語版が最新版です。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 説明 =========== このファイルには、製品の制限事項と既知の問題が記述されています。 本ファイルの最新版を確認できる Web サイト: https://ibm.biz/mqreadmes 翻訳版を確認できる Web サイト: ftp://public.dhe.ibm.com/software/integration/wmq/docs/V9.0/Readme/ このファイルのほかに詳細情報を確認できる IBM MQ Web サイト: http://www.ibm.com/software/products/ibm-mq SupportPac Web ページ: https://ibm.biz/mqsupportpacs 既知の問題と使用可能なフィックスに関する最新の情報を確認できる IBM MQ のサポート・ページ: https://www.ibm.com/support/home/product/P439881V74305Y86/IBM_MQ Web 資料の更新: Web ベースの IBM MQ 資料に関する最新の更新情報を確認できる IBM MQ ライブラリー・ページ: http://www-01.ibm.com/software/integration/wmq/library/ 発表レター: IBM MQ バージョン 9.0 の発表レター (米国英語) は以下で説明する場所で入手できます。 発表レターでは、以下の種類の情報をご覧になれます。 - 詳細な製品説明 (新機能の説明を含む) - 製品の位置付けに関する説明 - 注文の詳細 - ハードウェア要件およびソフトウェア要件 継続的デリバリーのリリースに関する発表レター: IBM MQ V9.0.5 (すべてのプラットフォーム) https://www.ibm.com/common/ssi/ShowDoc.wss?docURL=/common/ssi/rep_ca/9/897/ENUS218-069/index.html IBM MQ V9.0.4 https://www.ibm.com/common/ssi/ShowDoc.wss?docURL=/common/ssi/rep_ca/0/897/ENUS217-420/index.html IBM MQ z/OS V9.0.4 https://www.ibm.com/common/ssi/ShowDoc.wss?docURL=/common/ssi/rep_ca/6/897/ENUS217-416/index.html IBM MQ for z/OS V9.0.3 https://www.ibm.com/common/ssi/rep_ca/5/897/ENUS217-165/index.html IBM MQ Distributed V9.0.1 https://www.ibm.com/common/ssi/cgi-bin/ssialias?infotype=AN&subtype=CA&htmlfid=897/ENUS216-447&appname=USN IBM MQ for z/OS V9.0.1 https://www.ibm.com/common/ssi/cgi-bin/ssialias?infotype=AN&subtype=CA&htmlfid=897/ENUS216-507&appname=USN IBM MQ for z/OS ワンタイム・チャージ・オファリング V9.0.1 https://www.ibm.com/common/ssi/cgi-bin/ssialias?infotype=AN&subtype=CA&htmlfid=897/ENUS216-506&appname=USN IBM MQ バージョン 9.0.0 に関する発表レター: IBM MQ Distributed V9.0.0 http://www.ibm.com/common/ssi/cgi-bin/ssialias?subtype=ca&infotype=an&appname=iSource&supplier=877&letternum=ENUSZP16-0205 IBM MQ for z/OS V9.0.0 http://www.ibm.com/common/ssi/cgi-bin/ssialias?subtype=ca&infotype=an&appname=iSource&supplier=897&letternum=ENUS216-206 IBM MQ for z/OS Value Unit Edition V9.0.0 http://www.ibm.com/common/ssi/cgi-bin/ssialias?infotype=an&subtype=ca&appname=gpateam&supplier=877&letternum=ENUSZP16-0219 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 更新履歴 2018 年 3 月 8 日 - IBM MQ バージョン 9.0.5 の更新 2018 年 3 月 8 日 - IBM MQ バージョン 9.0.0.3 の更新 2017 年 10 月 30 日 - IBM MQ バージョン 9.0.4 の更新 2017 年 9 月 29 日 - IBM MQ バージョン 9.0.0.2 の更新 2017 年 5 月 23 日 - IBM MQ バージョン 9.0.3 の更新 2017 年 5 月 11 日 - IBM MQ バージョン 9.0.0.1 の更新 2017 年 3 月 22 日 - V9.0.1 と V9.0.2 に「JRE のセキュリティーの脆弱性」項目を追加 2017 年 5 月 17 日 - IBM MQ バージョン 9.0.2 の更新 2016 年 11 月 15 日 - IBM MQ バージョン 9.0.1 の更新 2016 年 6 月 2 日 - IBM MQ バージョン 9.0.0 の更新 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ++ ++ ++ インストールの説明 ++ ++ ++ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ インストールの説明は、IBM Knowledge Center で公開されている IBM MQ バージョン 9.0 製品資料の一部として、次の場所から入手できます。 http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSFKSJ_9.0.0/com.ibm.mq.ins.doc/q008250_.htm ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ++ ++ ++ 継続的デリバリー・リリースに関する制限および既知の問題 ++ ++ ++ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ バージョン 9.0.5 の制限と既知の問題 ================================================ Product Insights サポートに対する変更 ----------------------------------- IBM MQ バージョン 9.0.5 では、qm.ini 内の Product Insights 構成スタンザの名前が BluemixRegistration から ReportingService に変更されています。旧スタンザ名を使用して構成されているキュー・マネージャーは、スタンザ名を変更するか、qm.ini からスタンザを削除しないと開始されません。 新しい接続の試行時にキュー・マネージャーが静止していると Java クライアントが停止する ----------------------------------------------------------------------------------- この問題は、次の MQ 機能を使用しているアプリケーションに影響します: - クラス (JMS 用) - クラス (Java 用) - JCA リソース・アダプター - OSGi バンドル - ファイル転送管理 MQ キュー・マネージャーが静止される場合などに、会話 (接続ハンドル) の制御されたクローズを要求する通知を、そのキュー・マネージャーが接続相手のクライアントに送信することがあります。Java クライアント内のスレッドがこれらのいずれかの通知を受け取ることと、このクライアント内の別のスレッドが新しい会話を要求することが同時に起こると、両方のスレッドとも RemoteConnectionSpecification オブジェクト上の内部「connectionsLock」にアクセスする必要があるので、デッドロックが起こることがあります。 この問題は、APAR IT22127 により IBM MQ バージョン 9.0.5 で修正されています。この修正では、必要に応じて新しいスレッドを起動してその RemoteConnectionSpecification との接続を再関連付けして、接続を再使用できるようにしています。 ご使用のアプリケーションでこの修正を有効にするには、Java Security Manager で使用されるポリシー・ファイルに次の新しいポリシーを追加する必要があります: permission java.lang.RuntimePermission "modifyThread"; 一部の暗号のデフォルト値に対する変更 ------------------------------------------ このリリースで、JRE は 8.0.5.10 に更新されています。デフォルトでは、このレベルの JRE では、アルゴリズムが DES40_CBC または RC4_40 と一致する暗号が無効になります。 例: SSL_KRB5_EXPORT_WITH_DES_CBC_40_SHA これらの暗号を再度有効にするには、java/lib/security/java.security ファイルを更新して、暗号で使用されるアルゴリズムを jdk.tls.disabledAlgorithms の名前:値のペアから削除します。 バージョン 9.0.4 の制限および既知の問題 ================================================ 既知の問題や制限はありません。 バージョン 9.0.3 の制限および既知の問題 ================================================ IBM MQ Advanced for z/OS VUE が Bluemix 上の IBM Blockchain サービスに接続 --------------------------------------------------------------------------- するために PTF が必要となる --------------------------- バージョン 9.0.3 では IBM MQ Advanced for z/OS Value Unit Edition 用に新しい Connector Pack コンポーネントが導入されます。このパックは以下の接続を提供します。 - Bluemix 上の IBM Product Insights サービスへの IBM MQ for z/OS の接続 - Bluemix 上の IBM Blockchain サービスへの IBM MQ for z/OS の接続 - リモート z/OS システムで実行する IBM MQ への z/OS 上で実行する MFT Agent の接続 Bluemix 上の IBM Blockchain サービスへの接続を有効にするには、APAR PI81206 用の PTF をインストールする必要があります。これを行わない場合、MQ Blockchain Bridge を 実行しようとすると次のエラー・テキストが表示されます: "The MQ to BlockChain bridge requires an enablement APAR to run. Consult the Knowledge Center for further details." (MQ から BlockChain へのブリッジでは、使用可能化 APAR の実行が必要です。 詳しくは、Knowledge Center を参照してください。) バージョン 9.0.2 の制限および既知の問題 ================================================ JRE のセキュリティーの脆弱性 ---------------------------- IBM MQ Version 9.0.2 で使用される IBM Runtime Environment Java バージョン 8 には 複数の脆弱性が存在します。CVSS スコアリングや暫定修正に関する詳細など、 詳しくは次の資料を参照してください。 http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg22000304 この問題は、IBM MQ バージョン 9.0.3 に含まれる JRE で修正されています。 FDC が、存在しないクラスター・キュー・マネージャーのサブスクリプションを不正確に表示することがある ---------------------------------------------------------------------------- クラスター・リポジトリーのプロセスにはメンテナンス・チェックが含まれます。その 1 つは、 クラスター構成のローカル・キュー・マネージャー・ビューにキューとキュー・マネージャーの オブジェクトの内部サブスクリプションが存在することのチェックです。キュー・マネージャー・レコードで、 そのレコードがメンバーとなっているクラスター内にサブスクリプションが存在しないことが判明した場合、 プローブ RM702021 (サブスクリプションの欠落) の FDC が生成されます。 ただし、新しいフル・リポジトリーを作成するプロセスのある時点では、 ローカル・キュー・マネージャーによってまだ認識されていないクラスター名 (そのクラスター名が、 名前の指定されたクラスターのフル・リポジトリーにも部分リポジトリーにもなっていないため) が キュー・マネージャー・レコードに含まれることもあります 。その場合、 サブスクリプションは存在しないはずなので、生成される FDC は不正確なものとなります。 APAR IT14931 は、キュー・マネージャーが据え置きフル・リポジトリーの可能性があるかをチェックし、 そうである場合には FDC を生成しません。しかし、システムはキュー・マネージャーがすぐに フル・リポジトリーになるかどうかを確認できないので、ユーザーが以下の手動チェックを行う ことも重要です。 - クラスター構成内のクラスター受信側チャネルが適切なクラスター間で共有されていること を確認。 - リモート・キュー・マネージャーのクラスター受信側チャネルによって使用される 名前リストに、想定されるクラスター名のリストが含まれていることを確認。 - 手動で定義された送信側チャネルが正確に定義されていること、および宛先として フル・リポジトリーが想定されていることを確認 (手動で定義されたチャネル (CLUSSDR) は常にフル・リポジトリーを指すことが想定されます。部分リポジトリー を指す CLUSSDR は構成上誤りです)。 先行ゼロが付いたシリアル番号を持つ証明書が証明書鍵ストアに含まれる場合、 ----------------------------------------------------------------------- 証明書鍵ストアが開かない場合がある -------------------------------------------- IBM MQ V9.0.2 で提供される JRE 以外の JRE を使用する場合、IBM MQ でサポートされる、 最近リリースされた JRE 保守レベル (Oracle および他の IBM 製品で提供されるものを含む) は、 証明書鍵ストアに、エンコードで先行ゼロが付いたシリアル番号を持つ証明書が含まれる場合に、 その証明書鍵ストアを開けないことが認知されている点に留意してください。 これにより、製品とアプリケーションの機能に影響が及ぶ可能性があります。 詳しくは、次の資料を参照してください。http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg22000235 IBM MQ V9.0 Managed File Transfer エージェントはデフォルトで、 -------------------------------------------------------------------- XML 状況メッセージをバイト・メッセージ形式 (MQFMT_NONE) でパブリッシュする -------------------------------------------------------------------------- IBM MQ V9.0.2 に組み込まれた APAR IT15971 によって、プロパティー messagePublicationFormat が追加されました。 このプロパティーは、SYSTEM.FTE トピックにパブリッシュされるメッセージの形式を 制御します。MFT エージェントのデフォルトの動作を変更することは意図されていませんでした。そのため メッセージはデフォルトで、混合形式、つまりトピックに応じて MQFMT_NONE と MQFMT_STRING の形式で パブリッシュされるはずでした。しかし、APAR IT15971 の下で、messagePublicationFormat=mixed を指定すると、効果は messagePublicationFormat=MQFMT_NONE を指定する場合と同じになります。 この問題は、APAR IT19721 により IBM MQ バージョン 9.0.3 で修正されています。 バージョン 9.0.1 の制限および既知の問題 ================================================ JRE のセキュリティーの脆弱性 ---------------------------- IBM MQ Version 9.0.1 で使用される IBM Runtime Environment Java バージョン 8 には 複数の脆弱性が存在します。CVSS スコアリングや暫定修正に関する詳細など、 詳しくは次の資料を参照してください。 http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg22000304 この問題は、IBM MQ バージョン 9.0.3 に含まれる JRE で修正されています。 MQ JMS ExceptionListener が接続切断例外の特定の事例で起動しない ------------------------------------------------------------------------------------- JMS で IBM MQ V9.0 クラスを使用する JMS アプリケーションにおいて、次の問題が影響を与えます。 - JMS の ConnectionFactory プロパティーの JmsConstants.ASYNC_EXCEPTIONS を 値 JmsConstants.ASYNC_EXCEPTIONS_ALL に設定すると、アプリケーションの JMS の ExceptionListener を、接続切断例外が発生した場合だけでなく、JMS の MessageListener への非同期メッセージ配信中に発生した例外でも呼び出す必要が あります。ところが、接続切断以外の例外 (MQRC_GET_INHIBITED など) が、 ExceptionListener に送信されていませんでした。 - JMS セッションが JMS 接続に対して別の異なる TCP/IP ソケットを使用するときに、 JMS セッションによって使用されるソケットのみが切断された場合は、 アプリケーションの ExceptionListener が起動しませんでした。 - 接続切断例外の発生時にアプリケーションの JMS の ExceptionListener が起動するのは、 アプリケーションが非同期メッセージ・コンシューマーを使用している場合のみで、 同期メッセージ・コンシューマーを使用している場合は起動しません。 APAR IT14820 は次のフィックスを実装します。 - アプリケーションによって登録される ExceptionListener は、アプリケーションが 使用しているのが同期メッセージ・コンシューマーであっても非同期メッセージ・ コンシューマーであっても、あらゆる接続切断例外で起動します。 - アプリケーションによって登録された ExceptionListener は、JMS セッションによって 使用される TCP/IP ソケットが切断された場合に起動します。 - メッセージ配信中に発生する接続切断以外の例外 (MQRC_GET_INHIBITED など) は、 アプリケーションが非同期メッセージ・コンシューマーを使用しており、かつ、 アプリケーションが使用する JMS の ConnectionFactory の ASYNC_EXCEPTIONS プロパティーが値 ASYNC_EXCEPTIONS_ALL に設定されている場合、アプリケーションの ExceptionListener に配信されます。 GSKit 8.0.50.69 以降で stash ファイル・フォーマットが変更される ----------------------------------------------------- APAR IT16295 は、GSKit コンポーネント・レベルを 8.0.50.69 以降に更新します。この更新により、 .sth ファイルを生成して鍵データベース・パスワードをスタッシュするときに使用される stash ファイル・フォーマットが変更されます。このレベルの GSKit によって生成される stash ファイルは、以前の GSKit レベルで読み取ることはできません。 互換性を確保するために、このレベルの GSKit を使用して生成された stash ファイルを 使用するアプリケーションまたはその他のインストール済み環境は、GSKit 8.0.50.69 以降を 組み込んだバージョンの MQ に更新する必要があります。 アプリケーションやその他のインストール済み環境を更新できない場合は、後方互換性のある stash ファイル・フォーマットを要求できます。そのためには、runmqakm コマンドまたは runmqckm コマンドで「-stash」オプションまたは「-stashpw」オプションを使用して stash ファイルを生成するときに、「-v1stash」パラメーターを指定します。 iKeyman GUI を使用する場合は、後方互換性のある stash ファイルを生成することはできません。 Managed File Transfer エージェントを z/OS で使用するときのログオンの問題 ------------------------------------------------------------- IBM WebSphere MQ File Transfer Edition 製品が IBM MQ のコンポーネントに なったときに、多数のセキュリティーの強化が行われました。 これには、エージェント・プロセスまたはロガー・プロセスを実行している ユーザーのみが以下のコマンドを発行できるようにする制限が含まれます。 - fteStartAgent - fteStopAgent - fteSetAgentTraceLevel - fteShowAgentDetails - fteStartLogger - fteStopLogger - fteSetLoggerTraceLevel IBM MQ Managed File Transfer を z/OS で使用する場合に、エージェントを 開始タスクとして実行できます。そのようなタスクは通常、ログオン特権を 持たない管理ユーザーとして実行されます。この状況では、エージェントを 実行中のユーザーが z/OS システムにログオンすることはできないので、 そのエージェントに対して次のコマンドを発行することはできません。 - fteStartAgent - fteStopAgent - fteSetAgentTraceLevel - fteShowAgentDetails APAR PI52942 は、z/OS 上で IBM MQ Managed File Transfer エージェントと 併用するための新しいエージェント・プロパティー「adminGroup」を追加 しました。このプロパティーが既存のグループの名前に設定されると、 そのグループのメンバーがそのエージェントに対して以前のコマンドを 実行できるようになります。 strmqweb (Web コンソール) が一部の Ubuntu システムで動作しない ----------------------------------------------------------- Ubuntu で strmqweb コマンドを実行して Web コンソールを起動した後、ログオンして 実行中キュー・マネージャーを確認することはできるのに、キュー・マネージャーと やり取りしようとするとエラーになることがあります。 この問題は、デフォルト・シェルが Dash の場合にのみ Ubuntu システムに影響を与えるようです。 回避策として、コマンド「endmqweb」を実行して Web サーバーを停止してから、コマンド 「bash strmqweb」を実行して再起動します。これにより、スクリプトが Bash で実行されます。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ++ ++ ++ 長期サポート・リリースに関する制限および既知の問題 ++ ++ ++ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ バージョン 9.0.0 フィックスパック 3 の制限と既知の問題 ============================================================ 新しい接続の試行時にキュー・マネージャーが静止していると Java クライアントが停止する ----------------------------------------------------------------------------------- この問題は、次の MQ 機能を使用しているアプリケーションに影響します: - クラス (JMS 用) - クラス (Java 用) - JCA リソース・アダプター - OSGi バンドル - ファイル転送管理 MQ キュー・マネージャーが静止される場合などに、会話 (接続ハンドル) の制御されたクローズを要求する通知を、そのキュー・マネージャーが接続相手のクライアントに送信することがあります。Java クライアント内のスレッドがこれらのいずれかの通知を受け取ることと、このクライアント内の別のスレッドが新しい会話を要求することが同時に起こると、両方のスレッドとも RemoteConnectionSpecification オブジェクト上の内部「connectionsLock」にアクセスする必要があるので、デッドロックが起こることがあります。 この問題は、APAR IT22127 により IBM MQ バージョン 9.0.0.3 で修正されています。この修正では、必要に応じて新しいスレッドを起動してその RemoteConnectionSpecification との接続を再関連付けして、接続を再使用できるようにしています。 ご使用のアプリケーションでこの修正を有効にするには、Java Security Manager で使用されるポリシー・ファイルに次の新しいポリシーを追加する必要があります: permission java.lang.RuntimePermission "modifyThread"; 一部の暗号のデフォルト値に対する変更 ------------------------------------------ このリリースで、JRE は 8.0.5.10 に更新されています。デフォルトでは、このレベルの JRE では、アルゴリズムが DES40_CBC または RC4_40 と一致する暗号が無効になります。 例: SSL_KRB5_EXPORT_WITH_DES_CBC_40_SHA これらの暗号を再度有効にするには、java/lib/security/java.security ファイルを更新して、暗号で使用されるアルゴリズムを jdk.tls.disabledAlgorithms の名前:値のペアから削除します。 バージョン 9.0.0 フィックスパック 2 の制限および既知の問題 ============================================================ Windows 64 で以前のフィックスパックに戻すと MQ Explorer を開始できなくなる ----------------------------------------------------------------------------- 64 ビット Windows 上でフィックスパックをアンインストールし、旧フィックスパックに戻した後に、旧フィックスパック内の strmqcfg を使用して MQ Explorer を開始できない場合があります。この問題は、バージョン 9.0.0 フィックスパック 2 からバージョン 9.0.0 フィックスパック 1 に戻した際に、初めて確認されました。 この問題を解決するには、以下の技術情報を参照してください。 http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg22009137 バージョン 9.0.0 フィックスパック 1 の制限および既知の問題 ============================================================ このフィックスパックで使用可能なプラットフォーム ------------------------------------------------ フィックスパックは、分散プラットフォーム用にのみ配信されます。 z/OS プラットフォームや IBM MQ Appliance 用には配信されません。 IBM MQ バージョン 9.0.0 フィックスパック 1 は、AIX、IBMi、Linux、および Windows でのみリリースされます。HP-UX や Solaris ではリリースされません。 FDC が、存在しないクラスター・キュー・マネージャーのサブスクリプションを不正確に表示することがある ---------------------------------------------------------------------------- クラスター・リポジトリーのプロセスにはメンテナンス・チェックが含まれます。その 1 つは、 クラスター構成のローカル・キュー・マネージャー・ビューにキューとキュー・マネージャーの オブジェクトの内部サブスクリプションが存在することのチェックです。キュー・マネージャー・レコードで、 そのレコードがメンバーとなっているクラスター内にサブスクリプションが存在しないことが判明した場合、 プローブ RM702021 (サブスクリプションの欠落) の FDC が生成されます。 ただし、新しいフル・リポジトリーを作成するプロセスのある時点では、 ローカル・キュー・マネージャーによってまだ認識されていないクラスター名 (そのクラスター名が、 名前の指定されたクラスターのフル・リポジトリーにも部分リポジトリーにもなっていないため) が キュー・マネージャー・レコードに含まれることもあります 。その場合、 サブスクリプションは存在しないはずなので、生成される FDC は不正確なものとなります。 APAR IT14931 は、キュー・マネージャーが据え置きフル・リポジトリーの可能性があるかをチェックし、 そうである場合には FDC を生成しません。しかし、システムはキュー・マネージャーがすぐに フル・リポジトリーになるかどうかを確認できないので、ユーザーが以下の手動チェックを行う ことも重要です。 - クラスター構成内のクラスター受信側チャネルが適切なクラスター間で共有されていること を確認。 - リモート・キュー・マネージャーのクラスター受信側チャネルによって使用される 名前リストに、想定されるクラスター名のリストが含まれていることを確認。 - 手動で定義された送信側チャネルが正確に定義されていること、および宛先として フル・リポジトリーが想定されていることを確認 (手動で定義されたチャネル (CLUSSDR) は常にフル・リポジトリーを指すことが想定されます。部分リポジトリー を指す CLUSSDR は構成上誤りです)。 MQ JMS ExceptionListener が接続切断例外の特定の事例で起動しない ------------------------------------------------------------------------------------- JMS で IBM MQ V9.0 クラスを使用する JMS アプリケーションにおいて、次の問題が影響を与えます。 - JMS の ConnectionFactory プロパティーの JmsConstants.ASYNC_EXCEPTIONS を 値 JmsConstants.ASYNC_EXCEPTIONS_ALL に設定すると、アプリケーションの JMS の ExceptionListener を、接続切断例外が発生した場合だけでなく、JMS の MessageListener への非同期メッセージ配信中に発生した例外でも呼び出す必要が あります。ところが、接続切断以外の例外 (MQRC_GET_INHIBITED など) が、 ExceptionListener に送信されていませんでした。 - JMS セッションが JMS 接続に対して別の異なる TCP/IP ソケットを使用するときに、 JMS セッションによって使用されるソケットのみが切断された場合は、 アプリケーションの ExceptionListener が起動しませんでした。 - 接続切断例外の発生時にアプリケーションの JMS の ExceptionListener が起動するのは、 アプリケーションが非同期メッセージ・コンシューマーを使用している場合のみで、 同期メッセージ・コンシューマーを使用している場合は起動しません。 APAR IT14820 は次のフィックスを実装します。 - アプリケーションによって登録される ExceptionListener は、アプリケーションが 使用しているのが同期メッセージ・コンシューマーであっても非同期メッセージ・ コンシューマーであっても、あらゆる接続切断例外で起動します。 - アプリケーションによって登録された ExceptionListener は、JMS セッションによって 使用される TCP/IP ソケットが切断された場合に起動します。 - メッセージ配信中に発生する接続切断以外の例外 (MQRC_GET_INHIBITED など) は、 アプリケーションが非同期メッセージ・コンシューマーを使用しており、かつ、 アプリケーションが使用する JMS の ConnectionFactory の ASYNC_EXCEPTIONS プロパティーが値 ASYNC_EXCEPTIONS_ALL に設定されている場合、アプリケーションの ExceptionListener に配信されます。 GSKit 8.0.50.69 以降で stash ファイル・フォーマットが変更される ----------------------------------------------------- APAR IT16295 は、GSKit コンポーネント・レベルを 8.0.50.69 以降に更新します。この更新により、 .sth ファイルを生成して鍵データベース・パスワードをスタッシュするときに使用される stash ファイル・フォーマットが変更されます。このレベルの GSKit によって生成される stash ファイルは、以前の GSKit レベルで読み取ることはできません。 互換性を確保するために、このレベルの GSKit を使用して生成された stash ファイルを 使用するアプリケーションまたはその他のインストール済み環境は、GSKit 8.0.50.69 以降を 組み込んだバージョンの MQ に更新する必要があります。 アプリケーションやその他のインストール済み環境を更新できない場合は、後方互換性のある stash ファイル・フォーマットを要求できます。そのためには、runmqakm コマンドまたは runmqckm コマンドで「-stash」オプションまたは「-stashpw」オプションを使用して stash ファイルを生成するときに、「-v1stash」パラメーターを指定します。 iKeyman GUI を使用する場合は、後方互換性のある stash ファイルを生成することはできません。 Managed File Transfer エージェントを z/OS で使用するときのログオンの問題 ------------------------------------------------------------- IBM WebSphere MQ File Transfer Edition 製品が IBM MQ のコンポーネントに なったときに、多数のセキュリティーの強化が行われました。 これには、エージェント・プロセスまたはロガー・プロセスを実行している ユーザーのみが以下のコマンドを発行できるようにする制限が含まれます。 - fteStartAgent - fteStopAgent - fteSetAgentTraceLevel - fteShowAgentDetails - fteStartLogger - fteStopLogger - fteSetLoggerTraceLevel IBM MQ Managed File Transfer を z/OS で使用する場合に、エージェントを 開始タスクとして実行できます。そのようなタスクは通常、ログオン特権を 持たない管理ユーザーとして実行されます。この状況では、エージェントを 実行中のユーザーが z/OS システムにログオンすることはできないので、 そのエージェントに対して次のコマンドを発行することはできません。 - fteStartAgent - fteStopAgent - fteSetAgentTraceLevel - fteShowAgentDetails APAR PI52942 は、z/OS 上で IBM MQ Managed File Transfer エージェントと 併用するための新しいエージェント・プロパティー「adminGroup」を追加 しました。このプロパティーが既存のグループの名前に設定されると、 そのグループのメンバーがそのエージェントに対して以前のコマンドを 実行できるようになります。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ++ ++ ++ 初期 V9.0.0 リリースに関する制限および既知の問題 ++ ++ ++ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ MQ Explorer Managed File Transfer プラグインは、MQCSP Authentication Mode が ----------------------------------------------------------------------------- 有効な場合、12 文字よりも長いパスワードを処理しない ---------------------------------------------------------- MQ Explorer Managed File Transfer プラグインを使用する場合、または CLIENT トランスポートを 使用してキュー・マネージャーに接続しパスワードを指定する Managed File Transfer エージェントが ある場合、指定されたパスワードが 12 文字よりも長ければ、エージェントはキュー・マネージャーを 認証しません。これは、コードが MQCSP 認証を使用せず、パスワードの長さを 12 文字に制限する 「互換モード」を使用して認証するためです。 APAR IT17772 の下で、デフォルトの互換モードを無効にして MQCSP Authentication モードを 有効にできるようにコードが更新されています。これは以下の方法で行うことができます。 - MQ エクスプローラーで: - 接続するキュー・マネージャーを選択します。 - 右クリックして、「接続詳細」>「プロパティー」を選択します。 -「ユーザー ID」タブをクリックします。 -「ユーザー ID を有効にする」が選択されていることを確認し、 「ユーザー ID の互換モード」チェック・ボックスをクリアします。 - MFT エージェントでは: 新しいパラメーター "useMQCSPAuthentication" を関連ユーザーの MFTCredentials.xml ファイルに追加します。パラメーターを true に設定します。パラメーターが存在しない場合はデフォルトで 「false」に設定され、互換モードを使用してユーザーをキュー・マネージャーに対して認証します。 以下は useMQCSPAuthentication パラメーターを MFTCredentials.xml ファイルに 設定する方法を示すサンプルのエントリーです。 このフィックスは、IBM MQ バージョン 9.0.3 と IBM MQ バージョン 9.0.0 フィックスパック 2 で実装されています。 パラメーターなしで実行するファイル転送 fteCleanAgent コマンドには、 -------------------------------------------------------------------- -all と同等の働きがある ----------------------- エージェント名だけを指定し、引数を指定しないで fteCleanAgent コマンドを実行すると、 その動作は fteCleanAgent -all と同等になります。その結果、コマンドの実行対象 エージェントでの、すべての進行中および処理中の転送、リソース・モニター定義、および スケジュール済み転送定義はクリアされます。例えば、以下の 2 つのコマンドの結果は同じ動作になります。 fteCleanAgent agent100 fteCleanAgent -all agent100 APAR IT15522 の下で、fteCleanAgent コマンドが更新され、ユーザーは適切なパラメーターを コマンドに渡し、エージェント名を指定することにより、どのファイル転送管理状態をクリアするのかを 指定しなければならなくなりました。この APAR では、必要に応じて fteCleanAgent を元の動作に戻す 新しいプロパティーも追加されています。そのプロパティーの名前は「failCleanAgentWithNoArguments」 で、command.properties ファイル内に設定されます。デフォルトで「failCleanAgentWithNoArguments」 の値は true なので、エージェント名のパラメーターだけが指定されている場合、fteCleanAgent コマンドの 実行は失敗します。 このフィックスは、IBM MQ バージョン 9.0.3 と IBM MQ バージョン 9.0.0 フィックスパック 2 で実装されています。 .NET クライアントのポリシー・ファイルは古い MQ バージョン 9 リリースと共に出荷されない ------------------------------------------------------------------------- IBM MQ の .NET クライアントのポリシー・ファイルは IBM MQ バージョン 9.0.3 以前、または IBM MQ バージョン 9.0.0 フィックスパック 1 以前と共に出荷されません。 V9 より前の MQ バージョンを使用してコンパイルされたアプリケーションを、この問題の影響を受けるいずれかのバージョン 9 リリースに対して実行する必要がある場合には、NonPrimaryRedirect.configファイル (&MQ_INSTALL_PATH&\Tools\dotnet\samples\cs\base にある) の内容をアプリケーションの app.config ファイルにコピーするか、またはこの問題の影響を受けるバージョン 9 リリースを使用してアプリケーションを再コンパイルしてください。 この問題は APAR IV98407 で修正されています。このフィックスは、IBM MQ バージョン 9.0.4 と IBM MQ バージョン 9.0.0 フィックスパック 2 で実装されています。 JMS メッセージ・リスナーに定義された相関 ID セレクターがキュー・マネージャーに ------------------------------------------------------------------------------ 渡されない ---------- JMS MessageListener が登録されている MessageConsumer または JMSConsumer オブジェクトに 定義された相関 ID メッセージ・セレクターが、キュー・マネージャーに渡されません。これにより、 セレクターと一致するものだけではなく、宛先にあるすべてのメッセージがリスナーに送られます。 この問題は APAR IT16016 で修正されています。このフィックスは、IBM MQ バージョン 9.0.3 と IBM MQ バージョン 9.0.0 フィックスパック 2 で実装されています。 JMS アプリケーションが NULL を返し、メッセージ ---------------------------------------------- 「Receive interrupted by async Session start」をトリガーする ------------------------------------------------------------- アプリケーションが JMS セッションで非同期コンシューマーを作成し、 MessageListener をそのコンシューマーと関連づけてから、元の非同期コンシューマーを 作成したセッションを使用してその MessageListener の onMessage メソッドで 同期コンシューマーを作成すると、その同期コンシューマーでは、それ以降にメッセージを 受信したときに、メッセージの代わりに NULL を返し、コンソールに、 「Receive interrupted by async Session start」というメッセージを出力します。 JMS 仕様では、非同期メッセージ配信を実行しているときに同期メソッドの セッションを使用することは許可されません。同期メソッドと非同期配信を 同時に使用する場合は、JMS アプリケーションで別個のセッションを作成する 必要があります。 APAR IT13758 で、コンソールによるメッセージ出力が、この説明と解決策を提供するよう 変更されています。この変更は、IBM MQ バージョン 9.0.1、および IBM MQ バージョン 9.0.0 フィックスパック 1 で実装されています。 SUITEB SSL FIPS と AMQP リスナーを一緒に使用した場合の JRE NULL ポインター ------------------------------------------------------------------ IBM MQ の AMQP リスナーを使用して、キュー・マネージャーで SSLFIPS(YES) が設定された状態で AMQP クライアントを SUITEB 準拠の証明書と暗号スイートで認証する場合、Java ランタイム環境の com.ibm.crypto.fips.provider.GCTR クラス内から着信した NULL ポインター例外によってリスナーが 予期せず異常終了する可能性があります。 この問題は APAR IV83436 によって Java ランタイム環境で修正されています。 Linux システムにおいて java/lib64/Makefile 内の -mt フラグは削除する必要がある ------------------------------------------------------------------------ 64 ビット IBM MQ Classes for Java の XA スイッチ・ロード・ライブラリーをコンパイルすると、 次のエラーが表示されることがあります: gcc: エラー: 認識されていないコマンド・ライン・オプション‘-mt’ (gcc: error: unrecognized command line option ‘-mt’) このエラーが表示された場合は、以下のファイルから '-mt' フラグを除去します: /java/lib64/jdbc/Makefile フラグは以下の行に設定されています: LINK_OPTIONS = -eMQStart -m64 -mt -mcmodel=medium ${MQLIBPATH} ${MQLIBS} Oracle DB と一緒に使用すると IBM MQ Managed File Transfer Java EE データベース・ロガーが -------------------------------------------------------------------------- WebSphere Application Server Community Edition バージョン 2.1 に警告メッセージを --------------------------------------------------------------------------- 生成する ---------------------- この問題は、調整キュー・マネージャーの SYSTEM.FTE トピックに XML ログ・メッセージとして 公開された情報を Oracle データベースに保持するデータベース・ロガーのすべてのユーザーに 影響します。 Oracle データベースで作成されたテーブルで定義されたいずれかの列が タイプ CLOB (例えば NCLOB) の場合、Java Persistence Architecture (JPA) を使用して そのテーブルを表すように定義された Java クラスは、CLOB のタイプの列を表すクラス・メンバー 変数に "@Lob" でアノテーションを付ける必要があります。そうしない場合、 列のタイプは "VARCHAR" とみなされます。 製品の以前のバージョンでは、このアノテーションは、IBM MQ Managed File Transfer コンポーネントで 提供されていた Java クラスには含まれていませんでした。そのため、JPA 実装が データベース表の列を表すメンバー・フィールドとデータベース表の実際の列を突き合わせると、 差異が検出されて警告が報告されていました。 この問題は、IBM MQ バージョン 9.0.0 で修正されていますが、 以下の継続中の制限があります。 - テーブル "FTELOG"."TRANSFER_EVENT" の "SOURCE_BRIDGE_URL" および "DESTINATION_BRIDGE_URL" という名前の列は、列の長さが 2083 で 定義される必要があります。 - DB2 データベースに接続しているデータベース・ロガーがある MQ Managed File Transfer コンポーネントのユーザーは、このフィックスパックの適用後、 これらの列の長さが 1024 と定義されていた場合は、列の長さを手動で更新する 必要がある場合があります。 そうしない場合、1024 バイトより長いデータが書き込まれると、 データは DB2 からの警告なしで切り捨てられます。 「インストールの説明」に GB18030 文字を使用できないことがある ------------------------------------------------------------------------------ (Windows) ---------- Windows 用サーバーのインストール時に、インストールの説明を指定できます。使用する GB18030 文字によっては、 入力フィールドに表示されず、「要約」ページに正しく表示されないことがあります。 MQ ライセンス: システムのディストリビューションを判別できない (zLinux) ---------------------------------------------------------------------- lsb_release コマンドがインストールされていない Linux システムでは、 mqlicense.sh コマンドを実行すると次のメッセージが表示されることがあります。 'WARNING: Unable to determine distribution and release for this system. Check that it is supported before continuing with installation.' このメッセージが出された場合は、http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27047751 で 示されている要件をシステムが満たしていることを確認してから、インストールを続行してください。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ++ ++ ++ 著作権、特記事項、および商標 ++ ++ ++ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 著作権および商標の情報 本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものです。 本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。日本で利用可能な製品、 サービス、および機能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。 本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、または サービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。 これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の 製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。 ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの 評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。 IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合があります。 本書の提供は、お客様にこれらの特許権について実施権を許諾することを意味するものではありません。 実施権についてのお問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。 〒103-8510 東京都中央区日本橋箱崎町19番21号 日本アイ・ビー・エム株式会社 法務・知的財産 知的財産権ライセンス渉外 以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。 IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提供し、 商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むすべての明示 もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が 禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。 この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。 本書は定期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、 改良または変更を行うことがあります。 本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、 便宜のため記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものでは ありません。 それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部では ありません。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。 IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うことのない、 自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとします。 本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムと その他のプログラム (本プログラムを含む) との間での情報交換、 および (ii) 交換された情報の相互利用を可能にすることを目的として、 本プログラムに関する情報を必要とする方は、下記に連絡してください。 IBM United Kingdom Laboratories, Mail Point 151, Hursley Park, Winchester, Hampshire, England SO21 2JN 本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用すること ができますが、有償の場合もあります。 本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他の ライセンス資料は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれと同等の条項に基づいて、 IBM より提供されます。 IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、 もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。 IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、 他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。 本書には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。 より具体性を与えるために、それらの例には、個人、企業、ブランド、 あるいは製品などの名前が含まれている場合があります。 これらの名称はすべて架空のものであり、 名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶然にすぎません。 著作権使用許諾: 本書には、様々なオペレーティング・プラットフォームでのプログラミング手法を例示する サンプル・アプリケーション・プログラムがソース言語で掲載されています。 お客様は、サンプル・プログラムが書かれているオペレーティング・ プラットフォームのアプリケーション・プログラミング・インターフェースに 準拠したアプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、 いかなる形式においても、IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、 配布することができます。 このサンプル・プログラムは、あらゆる条件下における完全なテストを経ていません。 従って IBM は、これらのサンプル・プログラムについて信頼性、利便性もしくは機能性が あることをほのめかしたり、保証することはできません。 お客様は、IBM のアプリケーション・プログラミング・インターフェースに準拠した アプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、いかなる形式においても、 IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、配布することができます。 以下は、International Business Machines Corporation の米国およびその他の国における商標です。 AIX、IBM、WebSphere、z/OS Windows は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。 Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは Oracle やその関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。 UNIX は The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。 Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。 詳しくは、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml を参照してください。