第 2 章 ホーム

WebSphere Product Center の各ユーザーにはカスタマイズ可能なホーム・ページがあります。その設定は WebSphere Product Center システムに保管されます。ユーザーがログインするたびにこのページが表示されます。この章では「ホーム」メニュー項目の次のトピックについて説明します。


ホーム

ホーム・モジュールをメニュー・バーから選択すると、ホーム・モジュールを構成する、関連コンポーネントが表示されます。

マイ・ホーム

標準的なホーム・ページには、左ペイン・バーと右フレームのコラボレーション・エリア・コンソールが組み込まれています。 WebSphere Product Center のユーザー・インターフェースを、ユーザーの役割に合わせてカスタマイズすることができます。すべての役割用の WebSphere Product Center のコンポーネントを選択して、これを許可あるいは制限すると、その役割に割り当てられたすべてのユーザーにこれが適用されます。複数の役割が割り当てられているユーザーの場合、そのうち最高度のアクセスが許可されます。

図 2.1 - ユーザー・ホーム・ページ

マイ・タスク・リスト

WebSphere Product Center のユーザー・インターフェースではさらにカスタマイズが可能です。ユーザーは自分独自の「タスク・リスト (Task List)」画面を構成できます。タスク・リストの設定はアプリケーション・サーバーに保管されるため、ユーザーはネットワーク内のどの Web ブラウザーからログインしても、カスタマイズされた設定にアクセスすることができます。

タスク・リストをカスタマイズして以下のコンポーネントを表示することができます。

「マイ・タスク・リスト」ページの作成

ユーザーが「マイ・タスク・リスト」のコンポーネントを使用するためには、まずそのページを作成する必要があります。

1. メニュー・パス「ホーム」>「マイ・タスク・リスト」を使用します。「マイ・ページ・リスト」のテーブル・ヘッディングの「新規」をクリックします。

2. 「タスク・リスト」画面の名前を「ページ名」フィールドに入力します。

3. 左側には使用可能なモジュールのリストが表示され、右側には選択されたモジュールのリストが表示されます。「使用可能なモジュール」からモジュールを選択し、「追加」をクリックします。

図 2.2 - カスタマイズしたページ設定

4. カスタマイズしたページからモジュールを除去するには、「選択したモジュール」からモジュールを選択し、「除去」アイコンをクリックします。 上下の矢印ボタンを使用してモジュールを表示順に並べます。

5. カスタマイズされたビューのためにすべてのモジュールを選択したら、「保管」ボタンをクリックします。選択されたモジュールがユーザーの「マイ・タスク・リスト」ビューに表示されます。

6. 「マイ・タスク・リスト」ページで をクリックして、使用可能なモジュールを編集します。

: 必ず「保管」をクリックして設定を保存してください。

マイ・セッティング

ユーザー設定は、ユーザー設定インターフェースで検討ならびに編集することができます。設定はユーザーに固有で、アプリケーション・サーバーに保管されるため、ユーザーはネットワーク内のどの Web ブラウザーからログインしても、カスタマイズされた設定にアクセスすることができます。

ユーザー設定の更新

1. メニュー・パス「ホーム」>「マイ・セッティング」を使用してユーザー設定を更新します。

2. ユーザー設定を変更し、「保管」ボタンをクリックして新しい構成を保存します。

: 各設定の説明については、次ページのユーザー設定の表を参照してください。

図 2.3 - ユーザー設定インターフェース

ユーザー設定の説明

一般設定

ユーザー・インターフェース表示のロケール ユーザー・インターフェースの翻訳。
アイテム/カテゴリー・データ表示のロケール アイテムおよびカテゴリー・データを表示するロケールを GUI で選択します。 何も選択しない場合、ベース名が使用されます。
アイテム/カテゴリー画面に表示する属性を選択したロケールに制限 アイテム/カテゴリー画面に表示する属性を選択したロケールに制限します。 

注: ロケールが使用できるように構成されていないと、ロケールは使用できません。 ロケールは「会社属性」で設定します。

時間帯 ユーザーの地域に合った適切な値を選択します。
「日時の入力形式」の選択 入力で使用する日時の形式を選択します。
アプリケーション全体で使用する基本フォント・サイズ GUI で表示するフォントのサイズを選択します。
ツールバーの位置 ツールバーをアプリケーション画面の上または下のどちらに置くかを選択します。
アラート時に E メール アラートを通知する E メールを、ユーザー・プロファイルに設定したアドレスに送信します。

テーブル表示設定

仕様コンソールの 1 ページの行数 仕様コンソールの単一のページに表示される行数
スクリプト・コンソールの 1 ページの行数 スクリプト・コンソールの単一のページに表示される行数
アイテム・セットの 1 ページの行数 アイテム・セットを表示する画面で単一のページに表示される行数
マルチ編集の 1 ページの行数 「マルチ編集」画面の単一のページに表示される行数
アラート表示の 1 ページの行数 アラート表示の単一のページに表示される行数
ルックアップ・テーブルの 1 ページの行数 ルックアップ・テーブルの単一のページに表示される行数
テキスト域の行数 テキスト域に表示される行数
テキスト域の列数 テキスト域の列数を設定します。
ストリングの最大文字数 (この数を超えた場合は複数行表示を使用して水平方向のスペースを節約する) 複数行表示が使用されるストリングの文字数を設定します。

固有の画面設定

仕様画面にノード・タイプを表示 仕様ツリーにノード・タイプのアイコンを表示します。
仕様画面に詳細ノード・アイコンを使用 このオプションを選択すると、ノードの詳細情報が提供されます。
左ペインでカタログのブラウズに使用された最後に保管されたカテゴリー・ツリーを呼び出す (Remember Last Saved Category Tree Used For Browsing a Catalog in the Left Pane) ユーザーがログアウト後に再びログインする際、左ペインでカタログのブラウズに使用された、最後に保管されたカテゴリー・ツリーが呼び出されます。
アイテム編集画面にノード・タイプを表示 アイテム編集画面にノード・タイプアイコンを表示します。
マルチ編集で可視レコードだけをソート (チェック・マークを外すとワークセット全体がソートされる) 「複数編集」ページでソート・レコードを選択します。選択しないと、作業セット全体がソートされます。
マルチ編集で、カテゴリーが不明な場合、ユーザー定義ビューのカテゴリー固有属性をすべて表示 ユーザー定義ビューのカテゴリー固有属性をすべて表示します。 ただし、カテゴリーが不明な場合にのみ行います。
仕様属性の表示方法 ポップアップ・ウィンドウまたはドロップダウン・メニューを選択します。
データの編集と入力に次のものを使用 「スタンドアロン・コンテンツ・オーサリング画面」または「拡張コンテンツ・オーサリング画面」を選択します。
マルチ編集のドロップダウンで使用可能な値の最大数 マルチ編集画面のドロップダウン・リストに表示できる値の数を選択します。
デフォルトですべてのアイテム・リストを基本キーでソート: デフォルトでアイテム・リストを基本キーでソートします。
ルックアップ・テーブルのソート列の永続性を使用可能にする 「はい」に設定すると、ルックアップ・テーブル (ユーザーによって選択される) のソート列は永続します。 「いいえ」に設定すると、ルックアップ・テーブルは常に基本キー列によってソートされます。
1 個のアイテムを表示するために「アイテム・リスト」画面に移動 1 個のアイテムを表示するために「アイテム・リスト」画面を使用するかどうかを選択します。
データ入力の最大エントリー数 (この数を超えるとバックグラウンドで [保管] と [マクロ] が実行される) バックグラウンドで保管されるエントリーの数を設定します。
データ入力の最大エントリー数 (この数を超えると [マクロ] または [列に値を設定] がデータベースにエントリーを自動的に保管する) データベースに自動的に保管されるエントリーの数を設定します。
多値アイテムの初期表示で次のものを表示 最初のグループ化、最後のグループ化、またはすべての多値グループ化を表示します。
グループ化された属性の初期表示用 グループ化の拡張表示または縮小表示を設定します。
常にヘルプ・テキストを表示 常にヘルプ・テキストが表示されるように設定します。
カタログ/階層コンソールにロック状態のアイコンを表示 カタログ・コンソールおよび階層コンソールにロック状態のアイコンを表示します。
アイテム編集画面に UOM ブラウザーを表示 UOM ブラウザーを表示することを選択します。
左側のナビゲーション・ペインを非表示 ログイン時に左ペインを非表示にします。
カスタム・ツール・ページを開始ページとして使用 開始ページとしてカスタム・ツール・ページを選択します。

WebSphere Product Center を終了/サインアウトする前に、作業内容を保管してください。

サインアウト

「サインアウト」を使用すると、ユーザーは「ログイン」に戻ります。 WebSphere Product Center からサインアウトする前に、作業内容を保管してください。

WebSphere Product Center からのサインアウト

終了

「終了を使用すると、ブラウザーがクローズされます。 WebSphere Product Center を終了する前に、作業内容を保管してください。

WebSphere Product Center の終了

非アクティブ・ダイアログ・ボックス

非アクティブになってから 15 分後に、セッションがタイムアウトになることを警告するダイアログ・ボックスが表示されます。 「OK」をクリックしてセッションをリセットするか、または「キャンセル」をクリックしてログアウトします。