アイテム編集は、「スタンドアロン・コンテンツ・オーサリング」または「拡張コンテンツ・オーサリング」画面を使用して実行します。どちらかの画面タイプから、アイテムの追加や編集を行えます。 「拡張コンテンツ・オーサリング画面」を使用すると、一度に複数のアイテムを追加/編集できます。
「スタンドアロン・コンテンツ・オーサリング」画面と「拡張コンテンツ・オーサリング」画面の違い
スタンドアロン・コンテンツ・オーサリング画面 拡張コンテンツ・オーサリング画面
- 「リッチ検索」、「単一編集」、または「複数編集」タブはありません。
- 前後のレコードへに移動するためのナビゲーションがありません。
- 「リッチ検索」、「単一編集」、および「複数編集」タブは使用可能です。
- 「終了」ボタン
コンテンツ・オーサリング画面タイプの設定
使用するコンテンツ・オーサリング画面のタイプは、「マイ・セッティング」の「特定画面設定」構成で設定します。「データの編集と入力に次のものを使用」行を検索し、以下のどちらかの使用画面を選択します。
- スタンドアロン・コンテンツ・オーサリング画面
- 拡張コンテンツ・オーサリング画面
デフォルト設定は、「スタンドアロン・コンテンツ・オーサリング画面」に設定されます。
左ペインで複数のアイテムを選択すると、それらのアイテムは「アイテム・リスト」画面に表示されます。単一アイテムの場合、「単一編集」画面に表示されます。この画面を使用すると、アイテム・リスト・テーブルの任意の列でリストをソートしたり、アイテムの長いリストでも簡単にナビゲートできます。
図 4.1 - 「アイテム・リスト」画面の例
アイテム・リストのソート
必要な場合には、「アイテム・リスト」テーブルの「属性名」列見出しをクリックすると、アイテムを降順でソートできます。下矢印は、これをクリックするとアイテムが降順にソートされるということです。上矢印が表示されている場合、これをクリックすると、アイテムが昇順でソートされます。
図 4.2 - アイテム・リスト・テーブルのソート
アイテム・リストのナビゲート
大きなアイテム・リストの場合、アイテム・リスト・テーブル下部にあるナビゲーション・リンクを使用します。ページを選択して表示するか、アイテム・リストの中央または最後のページにスキップします。
図 4.3 - アイテム・リストのナビゲート
アイテム・リストのボタン
図 4.4 - アイテム・リストのツールバーのボタン
以下に、「アイテム・リスト」のボタンを左上隅から左回りに説明します。
追加 追加するアイテム数 (デフォルトでは 1) を入力してから、「追加」ボタンをクリックします。 「複数編集」画面のリスト上部に、新規アイテムが追加されます。
編集: 選択済みアイテムを編集します
すべて編集 アイテム・リスト上のすべてのアイテムを編集します
階層ドロップダウン・フィールド 階層をブラウズまたは選択します
階層の編集 ドロップダウン・フィールドから階層を選択し、この編集ボタンをクリックして、階層を編集します。 別の階層にアイテムを再カテゴリー化する 最初にカテゴリー化するアイテムまたはアイテムのグループを選択し、その後ドロップダウン選択から階層を選択します。再カテゴリー化ボタンをクリックすると新しいウィンドウが表示され、ユーザーは別の階層を選択できます。「保管」ボタンをクリックするまで、変更はコミットされません。 別のカテゴリーにアイテムをコピーする 最初にコピーするアイテムまたはアイテムのグループを選択し、その後ドロップダウン選択から階層を選択します。コピー・ボタンをクリックすると新しいウィンドウが表示され、ユーザーは別の階層を選択できます。「保管」ボタンをクリックするまで、変更はコミットされません。
基本選択として保管 現在のアイテム・リストを基本選択として「選択コンソール」に保管するには、このボタンをクリックします。 選択への追加: 保管済みの選択に現在のアイテム・リストを追加します。現在のアイテム・リストを選択に追加するには、「選択への追加:」ボックスにチェック・マークを付け、保管済みの選択をドロップダウン・フィールド・ボックスから選択します。 選択ドロップダウン・フィールド アイテム・リストの追加先にする保管済みの選択を選択します。 削除 単一のアイテムをすべて削除します。このボタンを使用する際には注意が必要です。一度アイテムを削除すると、元に戻すことができません。アイテムまたはアイテムのグループを選択して、削除アイコンをクリックします。
アイテム数フィールドと「一括追加」ボタン 追加するアイテムの数を入力し、「一括追加」をクリックします。定義した追加アイテム数が、データ・エントリーに関する「複数編集」画面に表示されます。
「単一編集」画面を使用すると、単一のアイテムを編集できます。この画面は、表示または編集のために単一のアイテムを選択すると表示されます。「拡張コンテンツ・オーサリング画面」の場合は、この画面は「単一編集」タブになります。
「単一編集」画面のボタン
「単一編集」画面の上部と下部に一連のボタン、ナビゲーション・ツール、状況アイコンがあります。
図 4.6 - 「単一編集」画面のボタン (上部の画面)
以下に、「単一編集」画面の機能を左から右の順に説明します。
左側のアイコン アイテムの状況を示します。例えば、アイテムがデータベースと同期しているかどうか、またはエラーが起きているかどうかが示されます。 カタログ名 この上部バーにカタログ名が表示されます。 ナビゲーション・ボタンと「移動」 ユーザーがアイテムのページ間をナビゲートできるようにします。移動先のページを入力して、「移動」をクリックします。 「表示」ドロップダウン・フィールドと「移動」 アイテムのビューに変更を加えるには、ビューを選択して「移動」をクリックします。 上へ移動 (Bring to top) ユーザーが、以下のいずれかの状況に基づいてアイテムの配列の上部に移動できるようにします。
- 失敗
- 変更済み
- 新規
- 未変更
- 処理中
- 選択済み
例えば、「失敗」を選択すると、すべての失敗したアイテムがアイテム・リストの先頭にプッシュされます。
図 4.5 - 「単一編集」画面のボタン (下部の画面)
以下に、「単一編集」のボタンを左上隅から左回りに説明します。
チェックアウト ワークフロー中にアイテムをチェックアウトします。 マクロ アイテムに対してマクロを実行します。 アクション アイテムを CSV、HTML、またはタブ区切り形式でプレビューします。 ログ
アイテムのユーザー定義ログを表示します。
ロケーション・データ (Location Data) このボタンは、アイテムにロケーション・データが構成されていない場合には使用不可になります。 変更を元に戻す 変更を取り消します。
最新表示 画面情報を最新表示します。
追加
アイテムを追加します。
クローン
クローンするアイテムを選択して、「クローン」をクリックします。アイテム情報が、新規アイテムに複製され、基本キーは空のままです。
ドロップ
アイテムをカタログからドロップします。
保管
アイテムを保管します。
階層ドロップダウン・フィールド デフォルトでは、このフィールドにはアイテムの現在の階層が表示されます。使用する階層を切り替えるには、このドロップダウン・フィールドから値を選択します。 階層
カテゴリー・マッピングを追加または置換します。
削除 アイテムを削除します。
「複数編集」画面を使用すると、複数のアイテムを編集できます。この画面は、表示または編集のために複数のアイテムを選択すると表示されます。この画面は、「拡張コンテンツ・オーサリング画面」の「複数編集」タブからしか使用できません。
「複数編集」画面には「単一編集」画面と同じ機能が多数ありますが、以下の画面機能は例外で、「複数編集」画面に固有です (イメージを参照)。
図 4.7 - 「複数編集」画面の追加機能
ページの選択 (Select Page) このページのみのすべてのアイテムを選択します。 ページの選択解除 (Unselect Page) このページのみのすべてのアイテムを選択解除します。 すべて選択 この選択/リスト内のすべてのアイテムを選択します。 選択をすべて解除 (Unselect All) この選択/リスト内のすべてのアイテムを選択解除します。 列幅のサイズ変更 個々の列の上部に、4 つのサイズ変更オプションのセットがあります。このオプションは、列のサイズを大きくしたり小さくしたりするか、または昇順/降順で列をソートするのに使用します。 属性タイプ・インディケーター 個々の列の上部に、属性タイプを示すイメージがあります。 入力値フィールドの横の下矢印 先頭の行に属性の値を入力し、この新しい値を使用するアイテムにチェック・マークを付け、下矢印をクリックすると、チェック・マークを付けたすべてのエントリーに新しい値が設定されます。
「スタンドアロン・コンテンツ・オーサリング画面」または「拡張コンテンツ・オーサリング画面」を使用してコンテンツを編集するには、任意のフィールドの情報を変更して、変更をコミットするために「保管」をクリックするだけです。特定のフィールドを編集する許可がユーザーにない場合や、表示専用フィールドに適用した場合には、エラーが起きます。
アイテムの編集
単一アイテムの編集
1. 左ペインまたは「アイテム・リスト」からアイテムを選択します。アイテムが、「単一編集 (Single edit )」画面に表示されます。
2. アイテムの情報を更新して、「保管」をクリックします。アイテムを保管していない場合に、ユーザーが画面を切り替えようとすると、確認ダイアログ・ボックスが表示されます。アイテムを保管しないで編集画面を切り替えるには、「OK」をクリックします。
一括編集の実行
「複数編集」画面を使用すると、複数アイテムを編集できます。この画面は、「拡張コンテンツ・オーサリング画面」からアクセスできます。固有の「基本キー」以外は、複数アイテムに対して単一の変更を実行できます。
フィールドが灰色になっていて変更が加えられない場合は、そのアイテムはまだデータベースに保管されていないので、情報が更新されていません。情報がデータベースに保管されると、編集できるようになります。
1. 編集するアイテムのグループをアイテム・リストで選択し、「選択した次のものを編集」をクリックします。選択したアイテムのグループが編集用画面に表示されます。
2. 「アイテム編集」画面の先頭行は、同じ属性の複数アイテム全体に対して単一変更を実行するために使用します。アイテム属性の先頭行に値を入力して、「すべて」アイコンをクリックします。アイテム属性が新規値に更新されます。
3. 「保管」をクリックして、すべての編集を保管します。
アイテムの追加
ユーザーにはアイテムを一度に 1 つずつ追加する選択肢と一括して追加する選択肢があります。「一括編集」と同様に、ユーザーは複数のアイテムを追加できます。複数のアイテムの追加は、「複数編集」画面を使用して実行します。この方法により、ユーザーは値が同じ場合に複数のアイテムの 1 つの属性を更新できます。
単一アイテムの追加
1. 以下のいずれかの方法で単一アイテムを追加します。
- 左ペインで、階層ノードを右クリックして「アイテムの追加」を選択します。
- 「アイテム・リスト」で、 「+ 追加 (+ADD)」をクリックします。
2. アイテムは「単一編集」画面に追加されますが、画面を切り替える前に「保管」をクリックするまではシステムにはコミットされません。
3. 必須フィールドが完成されていない場合、不適切な値が入力された場合、または他のエラーが実行されると、エラーが表示され、アイテムは保管されません。
一括追加の実行
1. 複数アイテムを、「アイテム・リスト」画面から追加できます。追加するアイテムの数 (デフォルトでは 20) を入力し、「+ 一括追加 (+BULK ADD)」をクリックします。「複数編集」画面が表示されます。
2. データ・エントリー画面の先頭行は、単一値をすべてのアイテム属性に取り込む場合に使用します。アイテム属性の先頭行に値を入力して「すべて」アイコンをクリックするか、1 行ずつアイテムを入力します。
3. すべてのアイテムを入力し終えたなら、「保管」をクリックして、カタログにアイテムを追加します。
アイテムのコピー
左ペインで、同じカタログ内のカテゴリー同士でアイテムをコピーできます。この場合、アイテムは移動せずに、アイテムの正確なコピーが別のカテゴリーに作成されます。
「未割り当て」フォルダーにはアイテムをコピーできません。
単一アイテムのコピー
注: 単一アイテムを複数カテゴリーにコピーし、そのうちのあるカテゴリーからこのアイテムを削除すると、すべてのカテゴリーからアイテムすべてが削除されます。単一カテゴリーからアイテムを削除するには、簡略メニューから「除去」を選択します。
1. コピーするアイテムを右マウス・ボタンでクリックして、「コピー」をクリックします。
2. アイテムのコピー先のカテゴリーを右マウス・ボタンでクリックし、「貼り付け」をクリックします。
アイテムのクローン
アイテムのクローンはアイテムのコピーとは異なります。アイテムのクローンの場合、すべてのアイテム属性は同じままですが、唯一例外は「基本キー」で、空白になります。それで、この基本キー属性には固有値を入力する必要があります。
単一アイテムのクローン
単一アイテムのクローンは、「単一編集」画面からのみ行えます。
1. 「単一編集」画面から、「クローン」をクリックします。
2. 空白のままになる「基本キー」属性以外のアイテム属性がクローンされます。
3. 基本キーに固有値を入力して、保管をクリックします。
アイテムの一括クローン
アイテムの一括クローンは、「複数編集」画面からのみ行えます。
1. 「複数編集」画面で、クローンするアイテムを選択して、「クローン」をクリックします。
2. 基本キー属性以外のすべてのアイテムがクローンされます。
3. 基本キー属性に固有値を入力して、任意の情報を編集します。「保管」をクリックして、変更内容をコミットします。
アイテムの削除
アイテムは、左ペインまたはアイテム・リストから削除できます。複数アイテムを削除するには、アイテム・リストを使用します。
単一アイテムの削除
注: 簡略メニューの「削除」選択を使用してアイテムを削除すると、カタログ内のそのアイテムのすべてのインスタンスが削除されます。カタログ内のすべてのカテゴリーではなく 1 つのカテゴリーから 1 つのアイテムを除去するには、「除去」を選択してください。
1. 以下のいずれかの方法で、単一アイテムを削除します。
- 左ペインでアイテムを選択して、「削除」をクリックします。
- アイテム・リストでアイテムを選択して、「削除」をクリックします。
2. アイテムを削除すると、確認ダイアログ・ボックスが表示されます。このアクションを確認するには、「OK」をクリックします。
複数アイテムの削除
複数アイテムの削除は、「アイテム・リスト」画面または「複数編集」画面で実行します。
1. アイテムのリストで、削除するアイテムを選択して、「削除」をクリックします。
2. 削除確認ダイアログが表示されるので、「OK」をクリックします。
アイテムのカテゴリー化
未割り当てアイテムを、以下のステップを使用して関連するカテゴリーにカテゴリー化することができます。
1. 左ペインから、カタログをオープンし、「未割り当てアイテム」の下のアイテムをすべて表示します。
2. 1 つのアイテムをカテゴリー化するには、アイテムをクリックし、「単一編集」画面から「階層」ボタンをクリックし、カテゴリーを選択して、「保管」をクリックします。アイテムが新規カテゴリーに移動します。
3. 複数のアイテムをカテゴリー化するには、左ペインから複数のアイテムを選択すると、「アイテム・リスト」にアイテムが表示されます。カテゴリー化するアイテムをすべて選択し、カテゴリー化ボタンをクリックします。カテゴリーを選択して、「保管」をクリックします。すべてのアイテムがこのカテゴリーに移動します。
カテゴリーからのアイテムの除去
左ペインの簡略メニューを使用して、アイテムをカタログから除去できます。
1. アイテムを右マウス・ボタンでクリックし、「除去」を選択します。
2. アイテム除去を確かめる確認ダイアログが表示されます。「OK」をクリックします。
3. アイテムが複数のカテゴリーに割り当てられている場合以外は、アイテムが「未割り当て」フォルダーに移動します。
アイテムの再カテゴリー化
左ペインまたは「アイテム・リスト」から使用すると、アイテムのカテゴリー化後に別のカテゴリーに変更できます。
左ペインでのアイテムの再カテゴリー化
左ペインで、アイテムをカテゴリー間で移動できますが、「未割り当て」フォルダーには移動できません。アイテムは、同じカタログの別のカテゴリーにのみ移動できます。
1. 移動するアイテムを右マウス・ボタンでクリックして、「切り取り」を選択します。
2. 移動先カテゴリーで右マウス・ボタンでクリックして、「貼り付け」をクリックします。
3. アイテムが新規カテゴリーに移動します。
「アイテム・リスト」からの再カテゴリー化
1. 「アイテム・リスト」画面で、単一または複数アイテムを選択して、カテゴリー化ボタンをクリックします。
2. カタログのすべてのカテゴリーが別ウィンドウに表示されます。カテゴリーを選択して、「保管」をクリックすると、新規カテゴリーにアイテムが移動します。
アイテムのカテゴリー化解除
左ペインからのカテゴリー化解除
1. 左のペインから、アイテムを選択して右クリックし、簡略メニューから「除去」を選択します。
2. アイテムが別のカテゴリーの一部である場合以外は、アイテムがカテゴリーから除去されて「未割り当て」フォルダーに移動します。
「アイテム・リスト」からのカテゴリー化解除
1. 「アイテム・リスト」からアイテムを選択して、「カテゴリー化」ボタンをクリックします。
2. ポップアップ・ウィンドウで、カテゴリーを何も選択せずに「保管」をクリックします。
3. アイテムが「未割り当て」フォルダーに移動します。
データ保管のエラー
カタログ属性に不適切な値を入力すると、エラーのタイプを説明するエラー・ダイアログ・ボックスが、エラーが生じた場所に表示されます。「OK」をクリックして、正しい値タイプを再入力して、「保管」をクリックします。
以下の目的で使用するアイテムのリストを戻すため、選択が作成されます。
- アイテムの表示と編集
- 特定の宛先に対するアイテムの定義済みグループのエクスポート
ユーザーは、基本アイテム選択を作成できます。基本選択は、アイテムの基本キーが選択によって記憶される基準となっている、アイテムのリストです。
アイテム選択コンソールは、以下のタスクを実行するのに使用します。
- 選択の作成
- 選択の削除
- 選択基準の編集
- 選択内のアイテムの表示
アイテム選択コンソールのボタン
選択項目をプレビューします。 選択項目を編集します。 選択項目を削除します。 基本選択
基本選択は以下のオブジェクトで構成されます。
- カタログ
- カタログ・バージョン
- アクセス制御グループ
- 階層
注: 選択するのは 5000 アイテム以下に制限されます。それより多く選択するとアプリケーションが停止して、ユーザーはアプリケーションを終了し、ログがアプリケーションに記録されます。
新規基本選択の作成
パス「プロダクト・マネージャー」>「選択」>「選択コンソール」を使用します。アイテム選択コンソールが表示されます。「新規基本選択」をクリックして、「カタログ選択エディター」ウィザードの個々のステップを完了します。
1. カタログの選択
2. バージョンの選択
3. アクセス制御グループの選択
4. 階層の選択
5 「選択名の入力」フィールドにアイテム選択の名前を入力します。
6. 階層全体、特定の階層、または未割り当てのアイテムを選択します。
7. すべてのサブ階層を再帰的に選択するには、リストから階層を選択し、それから画面の下部で「オン」および「移動」ボタンをクリックします。すべてのサブ階層を選択解除するには、「オフ」および「移動」ボタンをクリックします。
8. 選択を構成し終えたら、「保管」ボタンをクリックします。新しく作成された選択が、「選択コンソール」にリストされます。
選択のプレビュー
選択をプレビューするには、アイテム選択コンソールで「プレビュー」アイコンをクリックします。結果は、アイテム・リスト・テーブル形式で表示されます。
WebSphere Product Center では、階層はカタログとは別に保管されます。これにより、ユーザーは選択した階層を使用して、カタログを表示したり、エクスポートしたりできます。階層コンソールを使用すると、ユーザーは WebSphere Product Center に保管されているすべての階層を変更できます。また、このインターフェースでは新規階層を作成するオプションもあります。
階層を作成する前に、仕様コンソールで階層の基本仕様の作成を実行する必要があります。階層に付加する基本仕様には、以下の最小限の属性が含まれている必要があります。
- 表示名
- パス - カテゴリーを見付けるスクリプトで使用
- 基本キー - カテゴリーの固有 ID (仕様の作成時に判別される)
情報の編成に使用する階層には、2 つのタイプがあります。
- カテゴリー階層 - カタログのアイテムをカテゴリー化するのに使用
- 組織階層 - ユーザーの組織を作成するのに使用
階層の作成
以下の手順を使用して、カテゴリー階層または組織階層を作成します。
「プロダクト・マネージャー」>「階層」>「新規階層」を選択すると、「階層の作成」ウィザードが表示されます。ウィザードの各ステップを完了します。
1. 階層名: 階層の名前を入力します。
2. 1 次仕様の選択: 階層で使用する 1 次仕様を選択します。
3. 表示属性の選択: ドロップダウン選択から表示属性を選択します。
4. パス属性の選択: ドロップダウン選択からパス属性を選択します。
5. 階層タイプの選択:「カテゴリー階層」または「組織階層」を選択します。
6. アクセス制御グループの選択: 階層で使用する ACG を選択します。
7. 階層が作成されると、左ペインに追加されます。必要に応じて、サブ階層 (カテゴリーまたはユーザー) を追加します。カテゴリー階層は「階層」の下の左ペインのドロップダウンにリストされ、組織階層は「組織」の下にリストされます。
階層ノードの管理
1. 階層を編集するには、左ペインを使用して、階層属性の追加、移動、コピー、削除、または表示を行います。左ペインのドロップダウン・メニューで階層を追加します。
注: デフォルト階層は編集できません。
2. 階層ノードをクリックして、階層属性を表示します。
3. 階層を変更するには、カテゴリーを右マウス・ボタンでクリックし、簡略メニューからアクションを選択します。カテゴリーを追加する場合には、新規カテゴリーを追加する親ノードを右マウス・ボタンでクリックしてください。
簡略メニューには、階層構造を操作するための 5 つの異なる機能が備えられています。
カテゴリーの追加
新規カテゴリーを追加します
切り取り
既存のカテゴリーを階層内の新しい場所に移動します
コピー
既存のカテゴリーを、新規カテゴリーを作成しないで階層内の新しい場所にコピーします
貼り付け
「切り取り」または「コピー」の選択後、カテゴリーを階層内の新しい場所に移動します
除去
階層から削除することなく、使用していたカテゴリーを除去します
削除
既存のカテゴリーを削除します
最新表示
階層表示を最新のものにします
階層ロールバック
カタログのように、階層にはロールバックできるバージョンが付いています。
- 階層コンソールで階層を選択して、「ロールバック」ボタンをクリックします。その後、ロールバック先のバージョンを選択します。
階層削除
- 階層コンソールで階層を選択して、「削除」ボタンをクリックします。階層が別のオブジェクト (カタログ、組織) で使用されている場合は、エラーが起きます。
階層マッピング
カテゴリーは 2 つの階層間でマッピングできます。それにより、個々のアイテムのマッピングに煩わされることなく、社内のカテゴリー化を標準カテゴリー化へとマップできます。
たとえば、「商品カテゴリー (Product Category)」という名前の内部ツリーを標準の「UNSPSC」ツリーにマップできます。
アイテムの作成時に、アイテムを 1 つのツリー内のカテゴリーにマップできます。カテゴリーを他のツリーにマップする場合、アイテムは追加のマッピングを継承します。
階層マップの作成
1. メニュー・パス「プロダクト・マネージャー」>「階層」>「階層マップ」>「カテゴリーのマッピング (Mapping Hierarchies)」を使用すると、カテゴリー・マップ・ウィザードが表示されます。
2. マップ元の階層とマップ先の階層を選択します。
3. カテゴリーのリストが表示されます。マップするカテゴリーの横にある 2 重矢印アイコンをクリックします。
4. 2 次階層が別ウィンドウに表示されます。マップするカテゴリーを検索して (複数のカテゴリーを選択できます)、「保管」をクリックします。
注: 緑のチェック・マークは、マッピングが存在する場所を表します。
5. すべてのカテゴリーをマップし終えるまで、ステップ 3 と 4 を続行します。
階層マッピングの追加
1. メニュー・パス「プロダクト・マネージャー」>「階層」>「階層マップ」>「階層マッピング・コンソール」を使用して、ソースおよび宛先の階層が表示されている行の横にある編集ツール・ボタンをクリックします。
2. ツリーをブラウズして、マップされるカテゴリーを検索します。
3. マップするカテゴリーの横にある 2 重矢印アイコンをクリックします。2 次階層が画面にポップアップします。
4 マップ先のカテゴリーを検索して選択し、「保管」をクリックします。
階層マッピングの削除
- 「階層マッピング・コンソール」内の階層名の横にある「削除」ボタンをクリックします。
- 階層マッピングを編集します。マップされたカテゴリーをクリックして、マップされたカテゴリーのリストを表示します。「削除」ボタンをクリックして、単一のマッピングを削除します。
階層名の検索
カテゴリー検索機能が、WebSphere Product Center の随所にインプリメントされています。このセクションでは、左ペインでのカテゴリー・ノードの検索の実行について取り上げます。
フィーチャー
- 基準には「like」検索を含めることができます
- すべての一致するノードへのパスを戻します
1. 左ペインに階層を追加します。
2. 左ペインで「リアルタイム検索の表示」をクリックして、検索基準を表示します。
3. 検索基準を定義して、文字列を入力し「表示名」または「名前」での検索を選択します。緑色の矢印ボタンをクリックします。左ペインに結果が表示されます。
注: 文字列検索を入力する際にワイルドカード「*」を使用できます。ワイルドカードが検索文字列の一部に追加されないと、システムは完全一致を検索します。
WebSphere Product Center の分析モジュールは、アプリケーションの強力なスクリプト・エンジンを利用して、カスタム・レポートを作成して実行できるようにします。 レポート・スクリプトを使用して、情報の配列およびフォーマット方法を定義します。ユーザーはこうした高度なレポート・ツールを使用して、顧客、商品/SKU、地域、宛先などによって多角的に、オンラインの販売アクティビティーを分析できます。
進行および結果の分析用レポート構造は簡単に作成できますし、その多くのインスタンスを別のカタログに対して実行できます。 結果は、E メール、FTP、郵便、または XML 接続などによって、選択された場所に送信できます。 言うまでもなくレポート出力のコピーは、文書ストアにも保管されます。
ユーザーはカタログを処理する方法を分析できます。たとえば、発行済みの特定カタログのバージョンのすべてのカテゴリー化されたアイテムを要約するレポートを作成できます。
レポート・コンソール
レポート・コンソールは、レポートの作成、表示、および編集、さらにはユーザー指定の宛先にレポートを配送するためのスケジューリングの指令部となります。コンソール・テーブルには、既存のレポートのインスタンスがアルファベット順にリストされます。
名前
レポートのインスタンスのユーザー指定名。単一のレポート・タイプに複数の入力パラメーターが含まれる場合には、複数インスタンスを持つことができます。
タイプ
レポートを生成するユーザー定義スクリプトが、タイプを定義します。 ユーザーは、WebSphere Product Center のスクリプト・エディターでレポート作成フローの際にタイプに名前を付けて、レポートを定義します。このレポート・タイプのすべてのインスタンスは、定義されたスクリプトを生成のためのテンプレートとして使用します。
スケジュール
「スケジュール」アイコンを使用すると、「スケジュール状況情報」画面に移動します。この画面の「移動」をクリックすると、生成されたレポートの詳細が要約して表示されます。
アクション
「移動」ボタンは、生成され配布されるレポート・インスタンスをスケジュールします。「プレビュー」リンクはレポートを、直ちにプレビューするため新規ウィンドウに生成します。
配達ロケーション
配達ロケーションは、レポート・インスタンスの作成時にレポートに選択した配布モードを示します。また、その配布の詳細を変更できる配布フローにリンクしています。
レポートの作成
メニュー・パス「プロダクト・マネージャー」>「レポート」>「レポート・コンソール」を使用します。 レポート・コンソールが表示されます。「新規」アイコンをクリックすると、「レポートの作成/編集」ウィザードが表示されます。ウィザードの各ステップを完了します。
1. レポート・タイプの選択: ドロップダウン・メニューからレポート・タイプを選択して、「選択」をクリックします。このステップで、レポート・タイプの作成や編集を行えます。
2. レポート名: レポートの名前を入力し、「次へ」 をクリックします。
3. 配布の選択: ドロップダウン・メニューから配布タイプを選択して、「選択」をクリックします。このステップで、配布タイプの作成や編集を行えます。
4. レポートが正常に作成されたことを示すメッセージ・ボックスが表示されます。レポート・コンソールに戻り、新しく作成されたレポートが表示されます。
レポートのプレビュー
「レポート・コンソール」から、「アクション」列の下のプレビュー・ボタンをクリックして、レポートの表示画面を生成します。これによって、プレビューを作成したユーザーや管理者は配布をスケジュールする前にレポートを正確に表示できます。
1. レポート・コンソールでプレビューするレポートを検索します。
2. 「アクション」列から、プレビュー・ボタンをクリックします。
3. レポートの詳細が記された新規ウィンドウが表示されます。必要な場合には、レポートをプリンターに送信します。
レポートの生成
「移動」ボタンは、レポートの生成および配達のアクションを実行します。手動でレポートを生成するには、以下のステップを使用します。
1. レポート・コンソールで生成するレポートを検索します。
2. 「アクション」列から「移動」アイコンをクリックして、定義された宛先モードでレポートを生成して配布します。
レポート状況の表示
レポートの状況情報を表示するには、以下のようにします。
1. レポート・コンソールでレポートを検索します。
2. 「スケジュール」列で、「状況」ボタンをクリックします。状況情報が、「スケジュール状況情報」インターフェースに表示されます。
3. 生成されたレポートに関する詳細については、「ジョブの詳細」ボタンをクリックしてください。
4. 「最新表示」ボタンをクリックすると、状況情報が更新されます。
レポートの削除
レポートを削除するには、以下のステップを使用します。
1. レポート・コンソールで、削除するレポートを検索します。
2. レポート名の左横にある「削除」ボタンをクリックします。
3. レポートの削除を確認するダイアログ・ボックスが表示されます。「OK」をクリックしてレポートを削除するか、「キャンセル」をクリックして削除操作を終了します。
ルックアップ・テーブルは、WebSphere Product Center で使用可能なコンテンツ管理機能を拡張するために提供されています。このテーブルは、カタログ内で検索や置換機能を実行し、特定のカタログ・フィールドに含まれているデータを検証します。計測単位 (UOM)、通貨、国などの標準テーブルを作成します。BK = ブラック、および BL = ブルーなどのカスタム置換テーブルを作成します。
ルックアップ・テーブル・レコードの作成および管理は、標準アイテムの作成および管理によく似ています。カタログ用のツールのように、ルックアップ・テーブルの管理に使用できるツールには、一括操作 (追加、編集) および検索ツールが含まれます。
ルックアップ・テーブルの作成
ルックアップ・テーブルを手動で作成するには、以下のようにします。
- 最初に、ルックアップ・テーブルの仕様を作成します。
- メニュー・パス「プロダクト・マネージャー」>「ルックアップ・テーブル」>「ルックアップ・テーブル」を使用すると、ルックアップ・テーブル・コンソールが表示されます。
- 「新規」をクリックすると、「ルックアップ・テーブルの作成」ウィザードが表示されます。ウィザードの各ステップを完了します。
1. タイプの選択: 「単一ストリング・キー」を選択します。
2. 仕様の選択: 使用するルックアップ・テーブル仕様を選択します。このステップで、ルックアップ・テーブル仕様の作成や編集を行えます。
3. ルックアップ・テーブル: ルックアップ・テーブルの名前を入力します。
4. ルックアップ・テーブル・コンソールで、「プレビュー」ボタンをクリックして、新しく作成したルックアップ・テーブルを表示します。新しいテーブルなので、アイテムはありません。
5. 追加または一括追加ボタンをクリックして、ルックアップ・テーブルに値を入力します。
ルックアップ・テーブルからのアイテムの削除
1. ルックアップ・テーブルで、アイテム名の横にあるボックスをクリックして削除するアイテムを選択します。
2. 「削除」ボタンをクリックすると、ルックアップ・テーブルからアイテムが除去されます。
ルックアップ・テーブルの検索
1. ルックアップ・テーブル・コンソールで、ルックアップ・テーブルを選択して、「検索」をクリックします。「検索」画面が表示されます。
2. 「検索基準」テーブルに基準を入力して、「検索」をクリックします。同じ画面に結果が表示されます。