文書ストアは、すべての着信および発信ファイルが保管される WebSphere Product Center 内の領域です。これには、インポート・スクリプト、レポート、および仕様ファイルが含まれます。監査のため、検索機能が提供されています。
WebSphere Product Center を経由するすべてのファイルがコピーされて、文書ストアに保管されます。ですから、文書ストアはバックアップ・エンジンとして使用できます。
文書ストアでは、GUI が Oracle データベースに保管されたファイルへのハイパーリンクを提供するように構成されています。本質的には、それらはファイルのロケーションへのポインターです。
ユーザーは文書ストアを介して、以下の方法でファイルを管理できます。
- ファイルの内容と詳細の表示
- ファイルへのアクセスの制御
- 文書の監査ログの表示
- ファイルの削除
図 10.1 文書ストア
文書ストアへのアクセス
文書ストアへは、ツールバー・パス「コラボレーション・マネージャー」>「文書ストア」を使用するとアクセスできます。
文書ストアは、ファイル・ディレクトリー構造によって提示されます。任意のフォルダー / サブフォルダーをクリックすると、ディレクトリー内にあるファイルが表示されます。完全な文書パスが表示されます。
文書詳細の表示
文書ストアには、各文書の詳細情報が備えられています。この情報には、文書にアクセスしたユーザーとその日時を表示した監査ログ情報が含まれています。
- 文書の詳細を表示するには、「表示」アイコンをクリックします。
文書の内容の表示
- 文書の内容を表示するには、文書の詳細テーブルから「内容の取得」ハイパーリンクをクリックします。文書の内容が新規ウィンドウに表示されます。
文書へのアクセスの制御
文書ストアでは、文書へのアクセスを制御できます。アクセス制御グループ (ACG) を選択するか、新規 ACG を作成できます。
1. 文書にアクセスできるユーザー・グループを制御するには、文書名の横にある施錠ボタンをクリックします。 「文書ストアのアクセスの詳細」テーブルが表示されます。
2. ACG を既に作成済みの場合、ドロップダウン・フィールドから ACG を選択します。 作成していない場合には、「新規」をクリックして新規 ACG を作成します。ユーザー・グループでは、文書の作成、表示、または削除を制御できます。
3. ACG を選択し、「保管」をクリックすると、文書設定の制御を保持できます。
文書の削除
文書ストアでは、文書ストアを介してファイルを削除できます。 文書ストアから文書を削除するには、文書名の横にあるごみ箱アイコンをクリックします。
注! ファイルを削除すると元に戻せません! 削除を確認するダイアログ・ボックスが表示されます。「キャンセル」をクリックすると、削除操作がキャンセルされます。