WebSphere Event Broker には、メッセージ・フロー内で使用できるメッセージ処理ノードが多数あります。 ユーザー、または他のベンダーおよび会社によって作成され提供されたユーザー定義ノードから選択することもできます。
どのノードを使用するかは、メッセージに対して実行する処理によって異なります。 組み込みノードは、いくつかのカテゴリーに分けることができ、それらのカテゴリーに ワークベンチ グループ化されて表示されます (ただし、このグループ化は操作には影響しません)。 また、同じ方法で、ユーザー定義ノードもカテゴリー化できます。 次のようなカテゴリーがあります
入力ノードのインスタンスは in ターミナルを表します。 例えば、入力ノードのインスタンスを 1 つ組み込んだ場合、サブフローのアイコンは、1 つの in ターミナルを表示します。 これを、他のノードに接続するのと同じ仕方で、メイン・フロー内の他のノードに接続することができます。
メッセージ・フローでは、複数の入力ノードを使用できます。 詳しくは、『複数の入力ノードの使用』を参照してください。
出力ノードのインスタンスは out ターミナルを表します。 例えば、出力ノードのインスタンスを 2 つ組み込んだ場合、サブフローのアイコンは、2 つの out ターミナルを表示します。 これを、他のノードに接続するのと同じ仕方で、メイン・フロー内の他のノードに接続することができます。
入力 XML メッセージを、XMLT スタイル・シートを使って別の形式に変換したい場合は、XMLTransformation ノードを使用します。 データの XML メッセージへの構文解析は必須です。 変換の結果は、BLOB メッセージ形式の出力です。 スタイル・シートは、内部的に定義された規則を使用して、データをソートしたり、いくつかの基準に基づいてデータ・エレメントが組み込まれるかまたは除外されるように選択したり、データをいくつか別のデータ形式に変換したりすることができます。
基礎となる変換エンジンとして、Xalan-Java 変換エンジン (http://xml.apache.org/xalan-j) が使用されます。 XMLT について詳しくは、http://www.w3.org/TR/xslt を参照してください。
スタイル・シートおよび XML ファイルをブローカーの実行グループにデプロイすることにより、スタイル・シートおよび XML ファイルの保守を容易にすることができます。