JVM ヒープ・サイズの設定

実行グループを開始すると、Java™ ユーザー定義ノードを実行するための Java 仮想マシン (JVM) が作成されます。

最小ヒープ・サイズおよび最大ヒープ・サイズを設定するために、JVM にパラメーターを渡すことができます。 大きなメッセージを処理しているメッセージ・フローに対する容量を増やすには、最小 JVM ヒープ・サイズを減らして、メイン・メモリー・ヒープがより大きいアドレス・スペースを占有できるようにします。

例えば、ユーザー定義ノードで Java を集中的に使用するのでない限り、最大ヒープ・サイズを大きくする必要はありません。

Java ランタイム環境は、その初期、最大、および現行の各ヒープ・サイズの値を使用して、ガーベッジ・コレクションを行う頻度を計算するので、最大ヒープ・サイズを設定する場合には注意が必要です。 最大ヒープ・サイズを大きくすると、ガーベッジ・コレクションの実行される頻度が低くなります。 ガーベッジ・コレクションの実行頻度が低いと、DataFlowEngine ヒープ・サイズがさらに大きくなっていきます。

変更の始まり必要なヒープ・サイズを設定するには、mqsichangeproperties コマンド中の JVM のパラメーター値に関する情報を使用してください。変更の終わり

関連概念
JVM ヒープのサイジング
スタック・ストレージ
関連タスク
メッセージ・フロー応答時間の最適化
関連資料
メッセージ・フロー
JVM のパラメーター値
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最終更新 : 2009-02-13 10:23:03

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