mqsicreateexecutiongroup コマンド

mqsicreateexecutiongroup コマンドを使用して、新規の実行グループをブローカーに追加します。

サポートされるプラットフォーム

  • Windows®
  • Linux® および UNIX® システム
  • z/OS®. BIPCREG をカスタマイズして実行依頼することにより、このコマンドを実行します。構成マネージャー PDSE の内容を参照してください。

目的

mqsicreateexecutiongroup コマンドを発行する前に、構成マネージャーを開始しておく必要があります。

変更の始まりmqsicreateexecutiongroup コマンドを使用して、新規ブローカーを構成マネージャーに追加できます。変更の終わり

構文

パラメーター

-b BrokerName
(必須) 実行グループの作成先となるブローカーの名前。
-e ExecutionGroupName
(必須) 新規の実行グループの名前。
変更の始まり-s変更の終わり
変更の始まり(オプション) 32 ビットの実行グループを作成します。変更の終わり
-l
(オプション) 64 ビットの実行グループを作成します。
-n CfgParameterFileName
(オプション) このパラメーターは、構成マネージャーへの接続パラメーターを記述する .configmgr ファイルの名前を指定します。
このファイルは、ワークベンチで保管される .configmgr 形式をとる XML ファイルです。以下に例を示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<configmgr crlNameList="" domainName="" host="winmvsd0" listenerPort="2206" 
queueManager="mq06" securityExit="" securityExitJar="" sslCipherSuite="NONE" 
sslDistinguishedNames="" sslKeyStore="" sslTrustStore="" svrconn="SYSTEM.BKR.CONFIG"/>
このファイルを z/OS で使用する場合、最初の行からステートメント encoding="UTF-8" を除去し、ホスト属性の値を除去して、ステートメントを以下のようにする必要があります。
<?xml version="1.0"?>
<configmgr crlNameList="" domainName="" host="" listenerPort="2206" 
queueManager="mq06" securityExit="" securityExitJar="" sslCipherSuite="NONE" 
sslDistinguishedNames="" sslKeyStore="" sslTrustStore="" svrconn="SYSTEM.BKR.CONFIG"/>
注: このパラメーターを提供しない場合、-i-p、および -q パラメーターを指定する必要があります。
-i IpAddress
(オプション) このパラメーターは、構成マネージャーのホスト名または IP アドレスを指定します。

このパラメーターを z/OS で使用しており、ローカル・ホストに接続する場合は、値を ¥"¥" に設定する必要があります。

-p Port
(オプション) このパラメーターは、構成マネージャーのポート番号です。
-q QMgr
(オプション) このパラメーターは、構成マネージャーが使用している WebSphere® MQ キュー・マネージャーの名前を指定します。

-i-p、および -q パラメーターを指定しない場合は、-n パラメーターを指定しなければなりません。

-w TimeoutValue
(オプション) このパラメーターは、コマンドが完了したことを確認するためにユーティリティーが待機する時間 (秒数) です。デフォルト値は 60 です。
-v TraceFileName
(オプション) このパラメーターは、指定されたファイルに内部デバッグ・トレース情報を送信します。

許可

WindowsLinux、および UNIX システム上では、このコマンドの実行に使用するユーザー ID は、mqm グループのメンバーでなければなりません。

コマンドは、このユーザー ID に、構成マネージャーのアクセス制御リストで定義されている正しい権限がある場合にのみ正常に実行されます。 実行グループを作成するには、ブローカー・オブジェクトに対するフル・コントロール権限が必要です。構成マネージャーで定義できる許可のリストについては、ACL 許可を参照してください。

応答

mqsicreateexecutiongroup コマンドは、以下の応答を戻します。
0
(成功) 要求が正常に完了し、実行グループが構成マネージャーのリポジトリーに正常に作成されたことを示します。 次回ブローカーがデプロイされるときに、新規の実行グループ・リストがブローカー上で初期設定されます。
2
(失敗) 何らかの理由で実行グループを作成できなかったことを示します。
98
構成マネージャーに到達できないことを示します。
99
ユーティリティーに提供された引数が無効であることを示します。

fred.abc.com:1414 で聴取している QMGR という関連キュー・マネージャーがある構成マネージャーにより制御されるドメインでは、ブローカー BROKEREG1 という実行グループを作成します。

  mqsicreateexecutiongroup -i fred.abc.com -p 1414 -q QMGR -b BROKER –e EG1

ファイル domain1.configmgr によって指定されているドメインでは、ブローカー BROKEREG2 という実行グループを作成します。

  mqsicreateexecutiongroup –n domain1.configmgr –b BROKER –e EG2 

ファイル domain2.configmgr によって指定されているドメインでは、ブローカー FRED に実行グループ EG3 を作成します。 構成マネージャーが応答するのを 5 分間待ち、出力を trace.txt に送信します。

  mqsicreateexecutiongroup –n domain2.configmgr –b FRED –e EG3 –w 300 –v trace.txt
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最終更新 : 2009-02-13 10:23:32

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