DB2 ブローカー・データベースでデータベース・ヒープ・サイズを変更する操作

各ブローカー・データベースのデータベース・ヒープ・サイズ・パラメーターの値を増やして、十分なヒープ・サイズが確保されるようにしてください。

DB2® インスタンスの各データベースには、ヒープ (一時ストレージ) が関連付けられていますが、ヒープのデフォルト・サイズ (4 KB ページ単位) はブローカーで使用するには小さすぎます。そこで、DB2 でブローカー・データベースを作成する場合は、ヒープ・サイズを 900 以上にまで増やす必要があります。 ヒープ・サイズを 900 にした場合、ブローカー・データベースは 3600 KB (4 KB ページ× 900) のストレージ・スペースを持つことになります。

DB2 コントロール・センターの使用

DB2 コントロール・センターを使用してデータベース・ヒープ・サイズを変更するには、次のようにします。
  1. DB2 コントロール・センターを始動します。
    • Windows® の場合は、「スタート」 > 「プログラム」 > 「IBM DB2」 > 「汎用管理ツール」 > 「コントロール・センター」をクリックします。
    • Linux® および UNIX® の場合は、次のコマンドを入力します (あらかじめ DB2 プロファイルが実行されており、シェルが DB2 環境を実行しているようにしてください)。
      db2cc
  2. 作成した各ブローカー・データベースについて、以下の操作を行います。
    1. ツリーで、データベース名を右クリックして、「パラメーターの構成」をクリックします。
    2. 「データベース構成」ウィンドウで「パフォーマンス」 > 「DBHEAP」をクリックします。
    3. 「値」列のセルをクリックして、「...」というラベルのボタンをクリックします。
    4. 「データベース構成パラメーターの変更」ウィンドウで、DBHEAP パラメーターの値を 900 以上 (入力可能な最大値は 60000) に設定して、「OK」をクリックします。 「データベース構成」ウィンドウで、「ペンディング値」列のセルに新しい値が表示されます。
    5. 「OK」をクリックします。 新しい値が適用され、ヒープ・サイズの変更が正常に完了したことを示すメッセージが表示されます。
    6. 「閉じる」をクリックしてメッセージを閉じ、メインの「DB2 コントロール・センター」ウィンドウに戻ります。
ブローカー・データベースのヒープ・サイズが変更されます。

DB2 コマンド行の使用

  1. DB2 コマンド・ウィンドウを開きます。
  2. 以下のコマンドを入力します。この例では、WBRKBKDB はブローカー・データベースの名前、900 は 4 KB ページの数です。
    db2 update database configuration for WBRKBKDB using dbheap 900
ブローカー・データベースのヒープ・サイズが変更されます。
次に行う事柄: ブローカー・データベースの構成の説明に従って作業してきた場合、次のタスクはブローカー・データベースに対するアクセス権限を与える操作です。
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最終更新 : 2009-02-13 10:23:20

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