メッセージ・フロー・アプリケーションのデプロイメント

デプロイメント用に、メッセージ・フロー内のすべてのリソースをブローカー・アーカイブ (BAR) ファイルにパッケージします。

メッセージ・フロー・アプリケーションは、実行グループに直接デプロイできません。 その代わりに、すべての関連するリソースをブローカー・アーカイブ (BAR) ファイルにパッケージしてから、デプロイすることができます。 ファイルをブローカー・アーカイブに追加すると、それらはプロセスの一部として自動的にコンパイルされます。

ブローカー・アーカイブ・ファイルは、構成マネージャーに送られる圧縮ファイルで、その内容が抽出され、実行グループに配布されます。 実行グループがブローカーで初期化されていない場合 (つまり、ブローカーが作成されたばかりの場合)、実行グループはデプロイメントの一部として作成されます。

次の図は、メッセージ・フロー・アプリケーションをデプロイするときのイベントの流れを示しています。
次の図は、メッセージ・フロー・アプリケーションをデプロイするときのイベントの流れを示しています。ブローカー・アーカイブを作成して、それにファイルを追加する。BAR ファイルを構成マネージャーに送ることにより、それをデプロイする。そのファイルの内容がドメイン内のブローカー上の実行グループに配布される。
BAR ファイルは、以下の 2 つの方法でデプロイできます。

増分 BAR ファイル・デプロイメント

BAR ファイルを増分デプロイすると、構成マネージャーに、BAR ファイルの内容を抽出し、それらの内容を実行グループに送信するように指示します。 ファイルが BAR ファイルにデプロイされる場合は、以下の条件が適用されます。
  • BAR ファイル内のファイルが、実行グループに既にデプロイされているオブジェクトと同じ名前を持つ場合、既にデプロイされているバージョンは BAR ファイル内のバージョンに置き換えられます。
  • BAR ファイル内のファイルの長さがゼロで、その名前のファイルが実行グループに既にデプロイされている場合、デプロイされたファイルは実行グループから除去されます。
使用すべきとき
  • メッセージ・フロー または他のデプロイ可能オブジェクトを実行グループに増分デプロイする場合。
使用すべきで ない とき
  • BAR ファイルがデプロイされる前に、実行グループの内容を完全にクリアする場合。代わりに、完全 BAR ファイル・デプロイメントを使用してください。

完全 BAR ファイル・デプロイメント

BAR ファイルを完全デプロイすると、構成マネージャーに、最初に実行グループのデプロイ済みの既存の内容を除去して、BAR ファイルのデプロイ可能な内容を抽出し、その内容を実行グループに送信するように指示されます。

使用すべきとき
  • メッセージ・フロー または他のデプロイ可能オブジェクトを実行グループにデプロイする場合。
使用すべきで ない とき
  • 実行グループの既存の内容を BAR ファイルの内容とマージする場合。代わりに、増分 BAR ファイル・デプロイメントを使用してください。
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最終更新 : 2009-02-13 10:23:16

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