追加のソフトウェア要件

WebSphere® Event Broker は、正常に動作するために追加のソフトウェア・プロダクトを必要とします。

WebSphere MQ

すべての WebSphere Event Broker コンポーネントには、以下に示す、サポートされている最低限のレベルの WebSphere MQ が必要です。

WebSphere MQ バージョン 6.0 (WebSphere Event Broker と併用するために調整された契約条件付き) が、DVD (Linux®(x86) および Windows® のみ)、および CD (すべてのプラットフォーム) で提供されています。前のバージョンの WebSphere MQ がある場合は、提供されている CD または DVD を使用して、現行のインストール済み環境をアップグレードできます。

変更の始まりすべてのランタイム・コンポーネント (ブローカー、構成マネージャー、および ユーザー・ネーム・サーバー) には、WebSphere MQ キュー・マネージャーが必要です。 タイプが等しいコンポーネントごとに、専用のローカル・キュー・マネージャーが必要です。 複数のブローカーが単一のキュー・マネージャーを共用することはできません。 この制限は、構成マネージャーおよびユーザー・ネーム・サーバーのコンポーネントにも適用されます。 異なるタイプのコンポーネントは、キュー・マネージャーを共用できます。 例えば、単一のコンピューター上のブローカーと構成マネージャーはキュー・マネージャーを共用できます。変更の終わり

オペレーティング・システム 要件

AIX®

HP-UX (PA-RISC)

Linux(x86) および
Red Hat Enterprise Linux V3.0
または SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 9

Linux(System z®) および
Red Hat Enterprise Linux V3.0
または SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 9

Solaris (SPARC)

Windows

WebSphere MQ バージョン 5.3.0.1 (以降)1+2+3

変更の始まり

Linux (POWER™) および
Red Hat Enterprise Linux V4.0
または SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 9

Linux(x86) および Linux Intel® (32 ビット)
Red Hat Enterprise Linux V4.0

Linux(x86) および Linux x86 (64 ビット)
Red Hat Enterprise Linux V4.0

Linux(x86) および Linux Intel (32 ビット)
Red Hat Enterprise Linux V5.0

Linux(x86) および Linux x86 (64 ビット)
Red Hat Enterprise Linux V5.0

Linux(System
z)
および
Red Hat Enterprise Linux V4.0

Linux(System
z)
および
Red Hat Enterprise Linux V5.0

変更の終わり

WebSphere MQ バージョン 6.0.0.0 (以降)1+2+3

Linux (POWER) および
SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 10

Linux(x86) および
SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 10

Linux(System
z)
および
SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 10

WebSphere MQ バージョン 6.0.2.0 (以降)1+2+3

HP-UX (Itanium)

Solaris (x86-64)

WebSphere MQ バージョン 6.0.1.1 (以降)1+2+3

z/OS®4

WebSphere MQ バージョン 5.3.1 (以降)
(MQ Java Classes フィーチャー付属)2+3

注:
  1. 最小限インストールしなければならないコンポーネントは、サーバーと Java Messaging コンポーネントです。 WebSphere MQ のインストールは、WebSphere Event Broker のインストールの前でも後でもかまいません。

    WebSphere MQ バージョン 5.3 がインストール済みの場合は、デフォルトでは Java Messaging コンポーネントはインストールされません。 インストール済み環境にこのコンポーネントが組み込まれているか確認してください。このコンポーネントがインストールされていない場合は、WebSphere MQ バージョン 5.3 CD から追加してください。

    Windows Launchpad から WebSphere MQ バージョン 6 をインストールすることを選択した場合は、高速インストールにより必要なコンポーネントがすべてインストールされます。拡張インストールを使用する場合は、カスタム・インストールを選択し、サーバーと Java Messaging コンポーネントを組み込まなければなりません。

    プラットフォーム (Windows を含む) で直接 WebSphere MQ バージョン 6 インストール・プログラムを開始する場合は、カスタム・インストールを選択し、サーバーと Java Messaging コンポーネントを組み込まなければなりません。

    WebSphere MQ Explorer (Linux(x86) および Windows でのみ使用可能なグラフィカル・インターフェース) を使用する場合は、WebSphere Eclipse プラットフォーム・バージョン 3.0.1 および WebSphere MQ Explorer コンポーネントをインストールします。

    その他のコンポーネントは、オプションで WebSphere Event Broker と併用できます。

  2. WebSphere Event Broker には完全な WebSphere MQ 製品が必要なので、WebSphere Application Server バージョン 5 に組み込まれている WebSphere MQ 製品 (Embedded Messaging という) と併用すると正しく機能できません。

    すでに WebSphere Application Server バージョン 5 がインストール済みの場合は WebSphere MQ をインストールできません。なぜなら、Embedded Messaging コンポーネントを完全な WebSphere MQ 製品にアップグレードできないからです。 WebSphere Application Server バージョン 5 をアンインストールし、WebSphere MQ をインストールしてから、WebSphere Application Server バージョン 5 を再インストールしなければなりません。

    WebSphere Event Broker は WebSphere Application Server バージョン 6 と完全に互換性があります。これらの製品が正常に対話するために特別なアクションを行う必要はありません。

  3. 一部の特定のブローカー機能の場合は、さらに新しいレベルが必要になる場合があります。
    • WebSphere MQ リアルタイム・トランスポートを使用するパブリッシュ/サブスクライブ・アプリケーションを実行する際に、ブローカー・システムの負荷が重くなる問題を経験する場合は、WebSphere MQ バージョン 5.3.0.10 (以降) が必要になる可能性があります。
    • MQOptimizedFlow ノードを組み込んだメッセージ・フローを開発する場合、個々の影響を受けるブローカー・システムごとに WebSphere MQ バージョン 5.3.0.10 (以降) をインストールしなければなりません。
    • JMS SSL のサポートは、影響を受けるブローカー・システムごとに、WebSphere MQ バージョン 5.3.0.11 (以降) を必要とします。
    • JMS Real-time ノードのサポートは、影響を受けるブローカー・システムごとに、WebSphere MQ バージョン 5.3.0.10 (以降) を必要とします。
    • WebSphere MQ リアルタイム・トランスポートと Multicase PGM サポートを併用するメッセージ・フローを開発する場合、個々の影響を受けるブローカー・システムごとに WebSphere MQ バージョン 6.0.1.0 (以降) をインストールしなければなりません。
    • 1 つのプロセスでの複数のスレッドの実行をサポートしている、Native POSIX Threading Library (NPTL) のパフォーマンス向上を Linux システムで活用するには (カーネル 2.6 以上と併用可能)、WebSphere MQ バージョン 6.0 (以降) をインストールしなければなりません。パフォーマンスを向上できる可能性があるのは、1 つの実行グループに複数のメッセージ・フローがデプロイされている場合です。
    • 64 ビットの実行グループを活用するには、影響を受ける個々のブローカー・システムごとに WebSphere MQ バージョン 6.0 (以降) をインストールする必要があります。
    • DB2® バージョン 9.1 を使用する場合は、影響を受けるブローカー・システムごとに WebSphere MQ バージョン 6.0.2.0 (以降) をインストールする必要があります。(z/OS では DB2 バージョン 9.1 はサポートされていません。)
  4. z/OS では、WebSphere MQ は必須要件で、WebSphere Event Broker をインストールする前にインストールしなければなりません。WebSphere MQ の必要なレベルについて詳しくは、「Program Directory for WebSphere Event Broker for z/OS 」を参照してください。

WebSphere MQ 製品およびサポートされているバージョンについて詳しくは、WebSphere MQ 製品情報 Web サイトを参照してください。

JRE

Java ランタイム環境 (JRE) が必要です。サポートされる最低限のバージョンはバージョン 1.4.2 です。バージョン 5 (Java 1.5 としても知られる) SR2 もサポートされています。

分散システム
  • 製品コンポーネントには Java バージョン 1.4.2 が組み込まれています。 このバージョンは製品のデフォルト・オプションです。このサポート・レベルが必要な場合は、構成は必要ありません。このシステムにインストールおよび作成されるコンポーネントはすべて Java 1.4.2 を使用します。
  • Java 5 SR2 は製品コンポーネントと一緒に提供されます。この代替レベルの Java を使用する場合は、構成を変更する必要があります。コマンド環境: Linux および UNIX システムを参照してください。
z/OS
  • Java 1.4.2 (フィックスパック 2) はサポートされていますが、別個にインストールする必要があります。 適切であれば、このシステムにインストールおよび作成する各コンポーネントのプロファイルをカスタマイズして、Java 1.4.2 が使用されるようにします。
  • Java 5 SR2 (32 ビット) はサポートされていますが、別個にインストールする必要があります。 適切であれば、このシステムにインストールおよび作成する各コンポーネントのプロファイルをカスタマイズして、Java 5 SR2 が使用されるようにします。

追加の情報は、z/OS での Java のバージョンのカスタマイズおよびJava 2 on z/OS Web サイトを参照してください。

Rational Application Developer

Message Brokers Toolkitには、Rational® Application Developer (RAD) 統合開発環境のコンポーネントが含まれています。これらのコンポーネントには、同一システム上に他の互換性のある Rational 製品が 1 つ以上インストールされている場合に、それらの製品と共用する共通の Rational フレームワークが備わっています。

RAD およびMessage Brokers Toolkitの詳細については、インストール・ガイドを参照してください。

ブラウザー

Message Brokers Toolkitでインフォメーション・センターを表示して最良の結果を得るには、Windows の場合は Internet Explorer バージョン 6.0 (以降)、または Linux(x86) の場合は Mozilla 1.4.2 (以降) を使用してください。

一部の Linux(x86) オファリングでは、デフォルトで Mozilla はインストールされません。ご使用の Linux(x86) システムに Message Brokers Toolkit をインストールすることを計画している場合、Mozilla のサポートされるバージョンがすでにインストールされていることを確認してください。インストールされていない場合、Linux(x86) オペレーティング・システム・メディアから Mozilla をインストールしてください。

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最終更新 : 2009-02-13 10:23:19

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