mqsicreateusernameserver コマンド - Linux および UNIX システム

構文

パラメーター

-i ServiceUserID
(必須) ブローカーの実行に使用するユーザー ID。

ServiceUserID のセキュリティー要件の詳細は、Linux および UNIX プラットフォームでのセキュリティー要件に説明されています。指定される ServiceUserID は、以下の条件を満たす必要があります。

  • username の形式で指定されている。
  • ローカル・グループ mqbrkrs の直接または間接のメンバーである。
  • ローカル・グループ mqm の直接または間接のメンバーである。
  • ホーム・ディレクトリー (WebSphere® Event Broker がインストールされている場所) にアクセスする権限がある。
-a ServicePassword
(必須) ServiceUserID のパスワード。

既存のシステムとの互換性を保つために、引き続き <password> を指定することができます。しかし、コマンドの実行時にパスワードをこのパラメーターとともに指定しない場合は、起動時にパスワードを入力するようにプロンプトが出され、正しく入力したことを確認するためにパスワードをもう一度入力するようにプロンプトが出されます。

-q QueueManagerName
(必須) ユーザー・ネーム・サーバーに関連付けられたキュー・マネージャーの名前。

キュー・マネージャーがまだ存在していない場合は、このコマンドによって作成されます。 ただし、デフォルトのキュー・マネージャーとしては作成されません。 このシステム上で、このキュー・マネージャーをデフォルトのキュー・マネージャーにするには、このコマンドを発行する前にキュー・マネージャーを作成する必要があります。

キュー・マネージャー属性 MAXMSGL (キューに挿入できるメッセージの最大長) は、100 MB に更新されています。 この更新は、このコマンドによってキュー・マネージャーが作成されたかどうかに関係なく行われます。

-r RefreshInterval
(オプション) ユーザー・ネーム・サーバーがユーザーやグループの属性変更についてセキュリティー・サブシステムに問い合わせるインターバル (秒単位で指定)。これが指定されない場合、ユーザー・ネーム・サーバーのデフォルトのインターバルである 60 秒が使用されます。
-w Workpath
(オプション) このユーザー・ネーム・サーバーの作業ファイルが保管されるディレクトリー。これが指定されない場合、製品のインストール時に指定したデフォルト値が使用されます。
-g AuthProtocolDataSource
(オプション) このパラメーターは、プロトコル関連情報を入手するために使用するパスワード・ファイルの名前と場所を指定するために使用します。 デフォルトでは、そのファイルは、ホーム・ディレクトリーにあるはずです。 このファイルを別の位置に保管する場合、ファイル名を含む絶対パス位置を指定します。

製品ホーム・ディレクトリーの examples/auth ディレクトリーに、password.dat および pwgroup.dat という 2 つのサンプルが用意されています。

(オプション) このパラメーターを使って、認証プロトコルで必要なデータ・ソースの名前を指定します。
-j
(オプション) グループおよびグループ・メンバーシップが、オペレーティング・システムから引き出されるのではなく、認証プロトコルのデータ・ソースで定義されることを示します。
-o
(オプション) グループおよびグループ・メンバーシップが、認証プロトコルのデータ・ソースで定義されるのではなく、オペレーティング・システムから引き出されることを示します。

mqsicreateusernameserver -i wbrkuid -a wbrkpw
   -q WBRK_QM -r 1000
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最終更新 : 2009-02-13 10:23:36

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