mqsistopmsgflow コマンド

mqsistopmsgflow コマンドを使用して、メッセージ・フローを停止します。

サポートされるプラットフォーム

  • Windows®
  • Linux® および UNIX® システム
  • z/OS®. BIPSPMF をカスタマイズして実行依頼することにより、このコマンドを実行します。構成マネージャー PDSE の内容を参照してください。

目的

指定されたブローカーで、単一のメッセージ・フロー、または実行グループ内のすべてのメッセージ・フローを停止します。 メッセージ・フローはブローカーに BAR ファイルであらかじめデプロイしておく必要があります。

構文

パラメーター

-b BrokerName
(必須) メッセージ・フローを停止するブローカーの名前。

-e および -m フラグを指定しない場合、ブローカー上のすべてのメッセージ・フローが停止されます。

-e ExecutionGroupName
(オプション) メッセージ・フローが停止される実行グループの名前。
-m MsgFlowName
(オプション) 停止されているメッセージ・フローの名前。

単一のコマンドで指定できるのは、1 つのメッセージ・フローだけです。 しかし、このパラメーターを指定しない場合、実行グループまたはブローカー上のすべてのメッセージ・フローが停止されます。

このフラグを指定する場合、-e フラグも指定する必要があります。

-n CfgParameterFileName
(オプション) このパラメーターは、構成マネージャーへの接続パラメーターを記述する .configmgr ファイルの名前を指定します。
このファイルは、ワークベンチで保管される .configmgr 形式をとる XML ファイルです。以下に例を示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<configmgr crlNameList="" domainName="" host="winmvsd0" listenerPort="2206" 
queueManager="mq06" securityExit="" securityExitJar="" sslCipherSuite="NONE" 
sslDistinguishedNames="" sslKeyStore="" sslTrustStore="" svrconn="SYSTEM.BKR.CONFIG"/>
このファイルを z/OS で使用する場合、最初の行からステートメント encoding="UTF-8" を除去し、ホスト属性の値を除去して、ステートメントを以下のようにする必要があります。
<?xml version="1.0"?>
<configmgr crlNameList="" domainName="" host="" listenerPort="2206" 
queueManager="mq06" securityExit="" securityExitJar="" sslCipherSuite="NONE" 
sslDistinguishedNames="" sslKeyStore="" sslTrustStore="" svrconn="SYSTEM.BKR.CONFIG"/>

このパラメーターを提供しない場合、-i-p、および -q パラメーターを指定する必要があります。

-i IpAddress
(オプション) このパラメーターは、構成マネージャーのホスト名または IP アドレスを指定します。

このパラメーターを z/OS で使用しており、ローカル・ホストに接続する場合は、値を ¥"¥" に設定する必要があります。

-p Port
(オプション) このパラメーターは、構成マネージャーのポート番号です。
-q QMgr
(オプション) このパラメーターは、構成マネージャーが使用している WebSphere® MQ キュー・マネージャーの名前を指定します。

-i-p、および -q パラメーターを指定しない場合は、-n パラメーターを指定しなければなりません。

-w TimeoutValue
(オプション) このパラメーターは、コマンドが完了したことを確認するためにユーティリティーが待機する時間 (秒数) です。デフォルト値は 60 です。
-v TraceFileName
(オプション) このパラメーターは、指定されたファイルに内部デバッグ・トレース情報を送信します。

許可

すべてのプラットフォーム上で、このコマンドを実行するために使用されるユーザー ID には、構成マネージャーに定義されているアクセス制御リストで定義された十分な権限があることが必要です。 必要な許可は、Message Brokers Toolkit の同等の機能を実行する場合に必要な許可と同じです。

応答

このコマンドは、以下の応答を戻します。
0
(成功) 要求が正常に完了し、すべてのメッセージ・フローの状態が更新されたことを示します。
2
(失敗) 少なくとも 1 つのメッセージ・フローが何らかの理由で正しい状態に入れないことを示します。
98
構成マネージャーに到達できないことを示します。
99
ユーティリティーに提供された引数が無効であることを示します。

ブローカー B1 の実行グループ default 上のすべてのメッセージ・フローを停止します。このブローカーは、接続の詳細が cm1.configmgr に記述されている構成マネージャーによって制御されています。 実行グループ内のすべてのメッセージ・フローが停止済みであることが報告されるか、またはデフォルト時間の 1 分が経過するか、いずれか早いほうが起こると、制御が呼び出し元に戻されます。

   mqsistopmsgflow –n cm1.configmgr –b B1 -e default

ブローカー B1 の実行グループ default 上のメッセージ・フロー flow1 を停止します。このブローカーは、接続の詳細が cm1.configmgr に記述されている構成マネージャーによって制御されています。 メッセージ・フローが停止済みであることが報告されるか、またはデフォルト時間の 1 分が経過するか、いずれか早いほうが起こると、制御が呼び出し元に戻されます。

   mqsistopmsgflow –n cm1.configmgr –b B1 -e default -m flow1

使用法情報を表示するには、mqsistopmsgflow を入力します。

> mqsistopmsgflow 
BIP1025I: Stops message flows.

> Syntax:
mqsistopmsgflow (-n cfgParameterFileName | ([-i ipAddress] [-p port] [-q qMgr]))
 -b brokerName [-e executionGroupName [-m flowName]] [-w timeoutValue]
[-v traceFileName]
Command Options:
'-n cfgParameterFileName' 構成マネージャー connection file (.configmgr)
'-i ipAddress' IP address or host name of the 構成マネージャー
'-p port' port number of the 構成マネージャー
'-q qMgr' queue manager of the 構成マネージャー
'-b brokerName' name of the broker on which to stop message flows
'-e executionGroupName' name of the execution group on which to stop message flows.
If this is not specified, all message flows on the broker will be stopped.
'-m flowName' name of the message flow to start. 
If this is not specified, all message flows on the execution group will be stopped.
'-w timeoutValue' time to wait (in seconds) for message flows to stop (Default=60)
'-v traceFileName' send verbose internal trace to the specified file.
関連タスク
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最終更新 : 2009-02-13 10:23:32

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