ブローカー・ドメインへのユーザー定義ノードのインストール

始める前に

コンパイル済みのユーザー定義拡張機能が必要です。 これは、サード・パーティー・ベンダーか、WebSphere® Message Broker バージョン 6.0 ユーザーによって提供されています。

  1. コンパイル済みまたはパッケージされたユーザー定義拡張機能ファイルのコピーを、拡張機能ファイルを使用することにしている各ブローカー・システムに置きます。
    mqsichangebroker コマンドまたは mqsicreatebroker コマンドのいずれかを使用して、ファイルを書き込むディレクトリーを指定します。
    注: .lil または .jar ファイルを WebSphere Event Broker インストール・ディレクトリーに保管しないでください。

    C ユーザー定義拡張機能の場合、.lil ファイルに対応する .pdb ファイルも、選択したディレクトリーに保管することをお勧めします。 .pdb ファイルは、アクセス違反や他のソフトウェアの誤動作が起きてスタック診断情報が表示されるときに、WebSphere Event Broker が使用するシンボル情報を提供します。

  2. 各ブローカーを停止してから開始します。これを行うのは、新しいファイルが存在することを間違いなく検出するためです。
    ブローカーの再始動が不要な状態が 2 種類あります。
    • ToolKit に実行グループが作成済みで、その実行グループにまだ何もデプロイしていない場合、選択したディレクトリーに .lil、.pdb、および .jar ファイルを追加できます。
    • 使用したい実行グループにすでに何かをデプロイしてある場合には、選択したディレクトリーに .lil、.pdb、および .jar ファイルを追加した後、mqsireload コマンドを使用してグループを再始動してください。Windows プラットフォームでは、オペレーティング・システムによるファイル・ロックのため、ブローカーの稼働中に既存ファイルを上書きすることは不可能です。
    実行グループを再始動したり、実行グループに初めて何かをデプロイしたりすると、同じブローカーに接続しているあらゆる実行グループが新しい .lil、.pdb、および .jar ファイルを検出することにもなるため、これらの 2 つの状態は、注意して使用する必要があります。より標準的なブローカーの再始動方法を使用することにより、特定の実行グループに興味のあるユーザーが、ブローカーに最近変更があったことを確実に認識できるようになります。

    上記の 2 種類の状態では、その前のステップがすでに完了していること、およびそれに伴ってユーザー定義拡張機能ファイルが置かれているディレクトリーを、mqsichangebroker コマンドまたは mqsicreatebroker コマンドのいずれかを使用してブローカーに通知済みであるということを前提としています。

    ユーザー定義ノードをインストールすると、メッセージ・フローと同じように、ノードはスキーマと名前で参照されます。

関連概念
ユーザー定義のノード
関連タスク
ユーザー定義ノードの削除
ユーザー定義拡張機能の問題の解決
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最終更新 : 2009-02-13 10:23:45

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