mqsichangeflowstats コマンド - z/OS®

構文

z/OS コマンド - BIPCHMS

注:
  1. efg、および j パラメーターの有効な組み合わせについては、パラメーターの説明を参照してください。

z/OS コンソール・コマンド

同義語: cs

注:
  1. efg、および j パラメーターの有効な組み合わせについては、パラメーターの説明を参照してください。

パラメーター

BrokerName
(必須) アカウンティングと統計を変更するブローカーのラベルを指定します。

このパラメーターは、コマンドのコンソール・フォームでは暗黙指定されます。

-a
(必須) アーカイブ・アカウンティングと統計収集をコマンドで変更することを指定します。

-a または -s のいずれかを指定する必要があります。 これらの引数のどちらも指定しない場合、警告メッセージを受け取ります。

-s
(必須) スナップショット・アカウンティングと統計収集をコマンドで変更することを指定します。

-a または -s のいずれかを指定する必要があります。 これらの引数のどちらも指定しない場合、警告メッセージを受け取ります。

-e ExecutionGroupName
(必須) アカウンティングと統計のオプションが変更される実行グループの名前を指定します。

-e または -g のいずれかを指定する必要があります。 これらの引数のどちらも指定しない場合、警告メッセージを受け取ります。

-f MessageFlow
(必須) アカウンティングと統計のオプションが変更されるメッセージ・フローのラベルを指定します。

-f または -j のいずれかを指定する必要があります。 これらの引数のどちらも指定しない場合、警告メッセージを受け取ります。

-g
(必須) ブローカーに属するすべての 実行グループに対してコマンドを適用することを指定します。

-e または -g のいずれかを指定する必要があります。 これらの引数のどちらも指定しない場合、警告メッセージを受け取ります。

-j
(必須) 実行グループに属するすべての メッセージ・フローに対してコマンドを適用することを指定します。

-f または -j のいずれかを指定する必要があります。 これらの引数のどちらも指定しない場合、警告メッセージを受け取ります。

注: すべての実行グループに対して -g オプションを設定する場合、-f ではなく -j を使用しなければなりません。
-c Control
(オプション) スナップショットまたはアーカイブ用のアカウンティングと統計の収集に対して適用するアクションのレベルを制御するストリング値を指定します。 指定できる値は以下のとおりです。
  • active - スナップショットまたはアーカイブをオンにします。
  • inactive - スナップショットまたはアーカイブをオフにします。
-t ThreadData
(オプション) メッセージ・フローのスレッド統計データの収集を変更するストリング値を指定します。 指定できる値は次のとおりです。
  • none - スレッド関連のデータを統計から除外します。
  • basic - スレッド関連のデータを統計に含めます。
-n NodeData
(オプション) メッセージ・フローのノード統計データの収集を変更するストリング値を指定します。 指定できる値は以下のとおりです。
  • none - ノード関連のデータを統計から除外します。
  • basic - ノード関連のデータを統計に含めます。
  • advanced - ノード関連のデータとターミナル関連のデータを統計に含めます。
-r
(オプション) このパラメーターは、アーカイブ・データにのみ適用され、そのアーカイブ・データがリセットされることを指定します。

その結果、このインターバルでこれまで累積したアカウンティングと統計のデータが消去されて、この時点から収集が再始動することになります。実行グループまたはグループ内のすべてのフローのアーカイブ・データはすべてリセットされます。

アーカイブ・インターバル・タイマーがリセットされるのは、mqsicreatebroker または mqsichangebroker-v オプション (統計アーカイブ・インターバル) がゼロでない場合だけです。

つまり、内部タイマーは、外部の方式ではなく、内部インターバル通知メカニズムが使用された場合にのみ設定されます。

-b AccountingOrigin
このパラメーターは何の効果もありません。
-o OutputFormat
(オプション) 統計レポートの出力先を指定します。 指定できる値は以下のとおりです。
  • usertrace - これはデフォルトで、"bip" メッセージを usertrace に書き込みます。これは、 後で mqsireadlog および mqsiformatlog コマンドを使用し、通常の方法で処理できます。
  • xml - 統計レポートは、XML 文書として生成され、メッセージ・フローを実行しているブローカーによってパブリッシュされます。
    データがパブリッシュされるトピックは、以下の構造になっています。
    $SYS/Broker/<brokerName>/StatisticsAccounting/<recordType>
    /<executionGroupLabel>/<messageFlowLabel>
    この recordType は Snapshot または Archive に設定され、 サブスクライバーの要件に応じて、 ブローカー、実行グループ、およびメッセージ・フローの名前が指定されます。
  • smf - 統計レポートは、SMF タイプの 117 レコードとして出力されます。

変更の始まりBIPCHMS コマンドの使用
  • すべての実行グループ内のメッセージ・フロー「myFlow1」のスナップショット統計をオンにして、アカウンティング起点によってデータが収集されるように指定します。
    mqsichangeflowstats BrokerA -s -g -j -b none   
  • 実行グループ「EGRP2」内のメッセージ・フロー「MyFlow1」のアーカイブ統計の収集をオフにし、それと同時に (次の活動化時に) 収集されるデータの細分性を変更して、スレッド関連のデータを含めます。
    mqsichangeflowstats BrokerA -a -e "EGRP2" -f MyFlow1 -c inactive -t basic   
変更の終わり
次の例では、コンソール形式のコマンドを使用しています。 ブローカーに所属しているすべての実行グループ内のすべてのメッセージ・フローのアーカイブ・アカウンティングをオンにして、レポートを SMF レコードとして出力します。
F VCP2BRK,CS A=YES,G=YES,J=YES,C=ACTIVE,O=SMF
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最終更新 : 2009-02-13 10:23:37

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