Java™ 仮想マシン (JVM) ヒープは独立したメモリー割り振りで、メイン・メモリー・ヒープの容量を減らすことができます。
それぞれの実行グループが独自の JVM を作成します。実行グループは JVM を使用して、Java を必要とする内部管理スレッドを実行します。この使用量は通常、最小限です。JVM を主に使用するのは、Java 機能を利用する IBM® プリミティブ・ノードです。こうしたプリミティブには、以下が含まれます。
WebSphere® Business Integration Event Broker バージョン 5.0 以降では、JVM の使用に関して最小 128 MB のスペースが割り振られて予約済みの JVM が作成されます。 どの JVM に関しても、最小ヒープ・サイズまたは最大ヒープ・サイズを設定するためにパラメーターを渡すことができます。
大きなメッセージを処理しているメッセージ・フローに対する容量を増やすには、最小 JVM ヒープ・サイズを減らして、メイン・メモリー・ヒープがより大きいアドレス・スペースを占有できるようにします。 最小 JVM ヒープ・サイズを削減する方法について詳しくは、JVM ヒープ・サイズの設定を参照してください。