手動でのヒープ・ダンプは、プロファイル実行中の任意の時刻にユーザーの自由裁量でキャプチャーされます。アプリケーションの立ち上げ (その処理中に、ユーザーが関心のあるすべてのクラスがロードおよび初期されます)後にヒープ・ダンプをキャプチャーし、メモリーのリークが疑われるトランザクションの実行後に別のヒープ・ダンプ
をキャプチャーします。
手動でのヒープ・ダンプを使用してデータを収集するには、以下の手順を実行します。
- 「プロファイル」ダイアログ・ボックスの
「プロファイル」ページ (「概要 (Overview)」サブページ) で、
「メモリー・リーク分析 - 手動でのヒープ・ダンプ (Memory Leak Analysis - Manual heap dumps)」プロファイル・セットを選択する。
- リーク候補を報告するためのしきい値を調整したい場合は、以下のステップを実行します。 デフォルト値は 20 です。しきい値を減らすと、より多くの可能性あるリークが表示されます。
- 「編集」、「次へ」とクリックし、「自動リーク検出 (Automatic Leak Detection)」ページを開く。
- しきい値を、1 から 99 の間の数値に設定する。
- 「終了」をクリックする。
- 「プロファイル」をクリックして、ご使用のアプリケーションを開始する。
- 「ヒープ・ダンプのキャプチャー (Capture Heap Dump)」ボタン
をクリックして、アプリケーションの立ち上げ後の最初のヒープ・ダンプをキャプチャーする。
ヒープ・ダンプがプロファイル・リソースとして「プロファイル・モニター」に追加されます。
- アプリケーションを実行し、「ヒープ・ダンプのキャプチャー (Capture Heap Dump)」ボタンをもう一度クリックして、
2 番目のヒープ・ダンプをキャプチャーする。 これで、アプリケーションを終了または切り離すことができますが、アプリケーションの他の部分を調べるために、
アプリケーションを実行し続け、追加のヒープ・ダンプをキャプチャーすることもできます。