IMS リソース・アダプターのサーバーへのインストールが完了した後で、IMS リソース・アダプターの接続ファクトリーが作成されていなければ、作成する必要があります。接続ファクトリーは、1 つ以上のアプリケーションにより、IMS と IMS Connect 間の接続を作成するために使用されます。
IMS リソース・アダプターの接続ファクトリーを作成するには、次のステップを実行します。
- WebSphere Application Server の「ようこそ」ページで、「リソース」>「リソース・アダプター (Resource Adapters)」を展開する。
- ページ下部までスクロールし、接続ファクトリーの作成対象となる RAR ファイルの名前をクリックする。例えば、「IMSRAR9102」を選択します。「一般」プロパティー・ページが表示されます。
- 「一般」プロパティー・ページの「追加のプロパティー (Additional Properties)」の下の右側の列で、「J2C 接続ファクトリー」を選択する。
- 「新規」ボタンをクリックし、「名前」フィールドに接続ファクトリーの名前を入力する。 例えば、「myIMSA」です。
- 「JNDI 名」フィールドで、デフォルト値を受け入れる。
- 「OK」をクリックする。
- 上記で作成した接続ファクトリーの名前 myIMSA をクリックする。 「構成」ページが開きます。
- 「構成」ページの「追加のプロパティー (Additional Properties)」の下の右側の列で、「カスタム・プロパティー」をクリックする。
- 以下の各フィールドをクリックし、接続ファクトリーを構成するための値を入力する。 例えば次のとおりです。
- 「HostName」行で既存の値をクリックする。表示された「構成」ページで、「値」フィールドに「MYHOST.MYCOMPANYNAME.COM」と入力し、「OK」をクリックする。
- 「PortNumber」行で既存の値をクリックする。表示された「構成」ページで、「値」フィールドに「9999」と入力し、「OK」をクリックする。
- 「DataStoreName」行で既存の値をクリックする。表示された「構成」ページで、「値」フィールドに「MYDSTOR」と入力し、「OK」をクリックする。
- 上部にある「保管」をクリックする。
- マスター構成にワークスペースを保管するよう促されたら、「保管」を再度クリックする。
- サーバーをいったん停止してから再始動し、新規接続ファクトリーを確認する。
これで、RAR ファイル用の接続ファクトリーが作成されました。