演習 1.5: パフォーマンス・ボトルネックの解決

演習 1.5 を始める前に、『演習 1.4: コード・カバレッジの検査』を終了しておく必要があります。

コード・カバレッジを検査して、メソッド quickFast が実行されていないことが分かりました。 この情報を使用して、パフォーマンス・ボトルネックの検出と解決を行います。

コードを開いて編集し、ボトルネックを解決するには、次の手順に従ってください。

  1. 「パフォーマンス・コール・グラフ」を再び参照し、quick の呼び出し経路を検査します。 mainQsort を呼び出し 、Qsortquick を呼び出すことが分かります。 Qsort を参照して、quick が呼び出され 、quickFast が呼び出されなかった理由を調べます。
  2. Qsort を右クリックして「ソースを開く」を選択します。
    Software Development Platform が「Java」パースペクティブ に切り替わり、Java エディターに、Sort.java ファイルの Qsort メソッドの位置が表示されます。
  3. Qsort メソッドの直後に位置するコメントを読みます。 このコメントは、アプリケーションで quick では なく quickFast を実行するように指示しています。
  4. コメントに記載されている指示に従って、コードを変更します。
  5. 「ファイル」>「保管」を選択して変更を保管します。
  6. 「実行」>「プロファイル」を選択してから、「プロファイル」をクリックします。
  7. 「パフォーマンス・コール・グラフ」をチェックし、 クイック・ソートがバブル・ソートよりもはるかに高速になっていことを確認します。
  8. 「カバレッジ詳細」ビューをチェックし 、quickFast がこの実行でカバーされている ことを確認します。

これで、ボトルネックが修正され、問題がなくなったことが確認されました。 要約の内容を復習して、このチュートリアルを終了します。

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