Crystal Reports を使用すると、洗練された色彩豊かなチャートをレポートに組み込むことができます。チャートはデータを表示するだけではなく、分析ツールとしても使用できます。ユーザーはチャートやチャートの凡例をドリルダウンして、詳細な情報を取得できます。
チャートにできるデータは、次のデータです。
- 集計フィールドおよび小計フィールド
- 詳細フィールド、式フィールド、および積算合計フィールド
- クロス集計
注 ほかのバージョンの Crystal Reports では、OLAP データをチャートにできます。Crystal Reports Toolkit for the Rational Software Development Platform は OLAP グリッドをサポートしません。
レポートにはチャートを追加できます。チャートは、グループ レベルで集計または小計を表示するためなどに使います。
チャートを挿入するには
- Crystal Reports ActiveX デザイナ内で右クリックし、[挿入]をポイントして、[チャート]をクリックします。
- [タイプ]タブで、チャート タイプを選択します。
- チャート エキスパートで[軸]タブと[オプション]タブのデフォルト オプションを使用する場合は、[チャート オプションを自動で設定]を選択します。
- [データ]タブをクリックします。
- [配置]領域で、レポートにチャートを表示する頻度を指定します。次に、[ヘッダー]または [フッター]をクリックし、チャートを配置する位置を指定します。
- [レイアウト]領域で[チャートのレイアウト]を選択します。
- [データ]領域で、条件として使用するデータベース フィールドを指定します。
- [軸]タブと[オプション]タブが表示されている場合は、軸の倍率、凡例、データ要素など、チャートのいくつかのプロパティをカスタマイズできます。
- [テキスト]タブをクリックします。チャートにデフォルトのタイトル情報を適用するか、新しいタイトルを追加します。
- [OK]をクリックします。
参照
チャートのレイアウト | チャート タイプ