「カバレッジ・ナビゲーター (Coverage Navigator)」ビュー

カバレッジ・ナビゲーター (Coverage Navigator)」ビューにはツリー形式で、 プロファイル・リソースのそれぞれのパッケージ、クラス、およびメソッドごとの行レベルのコード・カバレッジの 概要が表示されるほか、そのリソース全体の要約も示されます。

「カバレッジ・ナビゲーター (Coverage Navigator)」ビューを表示するには、「プロファイル・モニター」のプロファイル・リソース・エントリーを右クリックし、次に 「アプリケーションから開く」 > 「カバレッジ詳細 (Coverage Details)」とクリックします。このコマンドは、 「カバレッジ・ナビゲーター (Coverage Navigator)」ビューと「注釈付きのソース (Annotated Source)」ビューの両方を表示します。リソースのデータは、「メソッドおよび行のコード・カバレッジ (Method and Line Code Coverage)」プロファイル・タイプを含んだプロファイル・セットで収集されていなければなりません。
注: 複数のプロファイル実行についてカバレッジ・データを収集した場合、それらの結果は自動的に、 ホスト・レベル以上でマージされます。「ホスト」プロファイル・リソースを表示するには、「プロファイル・モニター」ドロップダウン・メニューを開き、もし「ホストを非表示 (Hide Host)」コマンドの前にチェック・マークが付いている場合は、 そのコマンドをクリックしてチェック・マークを外します。これで、ホスト・レベル・プロファイル・リソースのカバレッジ・ビューを開くことができるようになります。

「カバレッジ・ナビゲーター (Coverage Navigator)」の各エントリーの左側にある小さな棒グラフ 「カバレッジ・ナビゲーター (Coverage Navigator)」のカバレッジ・インディケーター には、エントリーの行レベルのカバレッジのパーセンテージが表示されます。左側のセグメントは、デフォルトで緑色であり、実行された行を表します。右側のセグメントは、デフォルトで無色のままで、実行されなかった行を表します。カーソルを棒グラフの上で一時停止すると、そのエントリーでカバーされた行の正確なパーセンテージを示すツールチップが表示されます。

ツリーでは以下のシンボルが使用されます。
シンボル 説明
「カバレッジ・ナビゲーター (Coverage Navigator)」の要約のアイコン

要約

「カバレッジ・ナビゲーター (Coverage Navigator)」のパッケージのアイコン

パッケージ

「カバレッジ・ナビゲーター (Coverage Navigator)」のクラスのアイコン

クラス

「カバレッジ・ナビゲーター (Coverage Navigator)」のメソッドのアイコン

メソッド

「可視の子孫なし (No visible descendants)」アイコン

エントリーは、クリックによって展開できる

「すべての直接の子孫が可視 (All immediate descendants visible)」アイコン

エントリーは、クリックによって縮小表示できる

「カバレッジ統計」ビューでは、以下のツールバー・ボタンおよびメニュー・コマンドが使用可能です。
ツールバー・ボタン コマンド 説明

「カバレッジ・ナビゲーターの字句ソート (Coverage Navigator lexical sort)」ボタン

英字順のソート (Sort by Alphabetical Order)

グループ内のエントリーを英字の昇順にソートします。初期のソート順に復元するには、もう一度クリックします。順序には大/小文字の区別があり、ソート順では大文字が小文字よりも下位になります。

「カバレッジ・ナビゲーターのカバレッジ率によるソート (Coverage Navigator coverage rate sort)」ボタン

カバレッジ率によるソート (Sort by Coverage Rate)

グループ内のエントリーを、行レベルのカバレッジ率に従ってソートし、 カバレッジ率の一番低い項目を最初に示すようにします。初期のソート順に復元するには、もう一度クリックします。

ポップアップ・メニュー

ソースを開く

選択した項目について、使用可能な場合、ソース・コードを表示します。ソース・コードが使用可能なのは、現在 Java パースペクティブで開かれている Java™ プロジェクトをプロファイルする場合のみです。

注: 行およびメソッドのカバレッジ・データの収集後に、 このビューで「表示するデータがありません (No data available for display)」と報告された場合は、後続の実行のためにデータを手作業でフラッシュしてください。
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