Crystal Reports  

[レイアウト]タブ(セクション エキスパート)

[レイアウト]タブは、詳細セクションを選択し、[共通]タブの[複数の列で書式設定]チェック ボックスをオンにすると表示されます。

[レイアウト]タブを使用して、複数列形式のレポートを設定します。つまり、データをページの上から下に出力するのではなく、複数の列を用意して、データを列から列に出力できます。また、データをページの横方向に出力し、次に下方向に出力することもできます。 つまり、最初のレコードを各列に出力し、次に 2 番目のレコードを各列に出力し、さらに 3 番目というように出力できます。このダイアログ ボックスは、4 つの小さい領域に分かれています。

詳細のサイズ
このボックスでは、詳細 1 つ分の大きさ(高さおよび幅)を指定します。詳細の文字数やフォント サイズなどに基づいて幅を決定し、[幅]ボックスにその値を入力します。

詳細の行数やフォント サイズなどに基づいて高さを決定し、[高さ]ボックスにその値を入力します。

詳細の間隔
このボックスでは、詳細と詳細の間に設ける空の領域 (間隔) を指定できます。[横]はページの横方向の間隔、[縦]はページの縦方向の間隔です。

間隔を決定し、[横] ボックスに横方向の間隔を、[縦] ボックスに縦方向の間隔を入力します。

印刷方向
[印刷方向]ボックスでは、レポート ページに詳細を印刷する順序を指定します。次のオプションがあります。
  • 横から縦

    まず、詳細を横方向に出力します。1 つの詳細を最初の列、2 番目の列、3 番目の列というように、列から列に出力します。すべての列に詳細が出力されると、ページの下方向に移動し、2 番目の詳細を最初の列、2 番目の列というように出力します。

  • 縦から横

    まず最初の列で下方向に出力し、次に 2 番目の列で下方向に出力するというように詳細を出力します。

複数の列でグループを書式設定
選択したセクションに指定した[幅]、[詳細の間隔]、[印刷方向]を使用して、グループを複数列で書式設定する場合は、このチェック ボックスをオンにします。

参照

レポート セクションの概要 | 出力位置特性の確定 | セクション エキスパート