このセクションでは、プローブ・オブジェクトとデータ項目の詳細な参照情報を示します。
Probekit オブジェクト
Probekit オブジェクトは、1 つ以上のプローブ・オブジェクト用のトップレベル・コンテナーです。 .probe ソース・ファイルに組み込むことができる Probekit オブジェクトは 1 つだけです。 プローブがビルドまたはインポートされると、Probekit オブジェクトの id および version プロパティー値を使用して Probekit レジストリー内のプローブが識別されます。ラベル・オブジェクト
ラベル・オブジェクトには、Probekit レジストリーに表示される名前と記述情報が組み込まれます。 プローブには多数のラベルを組み込むことができます。各ラベルには、ユーザーに表示される情報が異なる言語で示されます。 Probekit レジストリーは、ロケールに適したラベルを選択し、表示します。 一致するロケール固有のラベルがない場合は、デフォルト・ラベルを表示するよう指定できます。StaticField プローブ・オブジェクト
StaticField プローブ・オブジェクトは、すべてのプローブ実行済み Java クラスに新しい静的フィールドを挿入します。この静的フィールドはプローブ・フラグメントからアクセス可能で、これを使用してプローブ実行済みクラスの内部に情報を保管することができます。executableUnit プローブ・フラグメント
executableUnit プローブ・フラグメントを使用すると、プローブのターゲットとフィルターの指定と一致し、使用可能なソース・コード情報を持つメソッドについて詳細なデータ収集を行うことができます。staticInitializer プローブ・フラグメント
staticInitializer プローブ・フラグメント・タイプを使用すると、すべてのプローブ実行済みクラスのクラス・イニシャライザーに新規コードを挿入することができます。クラスにクラス・イニシャライザーがない場合、クラス・イニシャライザーが 1 つ作成されます。methodLineTables ストリング・フォーマット
methodLineTables データ・ストリングにより、クラス内の実行可能単位ごとに 1 つのエントリーを持つテーブルがエンコードされます。
親トピック: ユーザー定義プローブを使用したランタイム・データの収集