return

EGL の return 文は、関数を終了し、オプションで呼び出し側に値を戻します。


return 文の構文図
returnValue
EGL の関数宣言における returns 指定と互換性のある項目、リテラル、または定数。
項目はすべての点で returns 指定に対応している必要がありますが、リテラルおよび定数に対する規則は、以下のとおりです。
  • 数値リテラルまたは定数を戻せるのは、returns 指定内のプリミティブ型が数値型の場合だけです。
  • 1 バイト文字だけを含むリテラルまたは定数を戻せるのは、returns 指定内のプリミティブ型が CHAR または MBCHAR の場合だけです。
  • 2 バイト文字だけを含むリテラルまたは定数を戻せるのは、returns 指定内のプリミティブ型が DBCHAR の場合だけです。
  • 1 バイト文字と 2 バイト文字の組み合わせを含むリテラルまたは定数を戻せるのは、returns 指定内のプリミティブ型が MBCHAR の場合だけです。
  • returns 指定内のプリミティブ型が HEX の場合は、リテラルまたは定数を戻すことはできません。

returns 指定を含む関数は、値を組み込んでいる return 文で終了する必要があります。returns 指定のない関数も return 文で終了することができますが、値を組み込んでいてはいけません。

return 文は、それが try ブロック内の OnException 文節内にあっても、その関数の呼び出しの後の最初の文に制御を与えます。

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