このチュートリアルを完了するには、約 2 時間が必要です。チュートリアルの 作業を行いながら EGL の他のファセットやダイナミック Web サイトを探索する場合は、 終了するのにこれより長い時間がかかる可能性があります。
COBOL、RPG、またはクライアント/サーバー言語など、第 3 または第 4 世代 言語でプログラミングを行っている場合、このチュートリアルを完了するのに 最適な準備ができています。
このチュートリアルでは、以下のタスクを行う方法を学習します。
このチュートリアルでは、サンプル・データベースを含む EGL Web プロジェクトをインポートします。その後で、そのデータベースと連携する単純な EGL Web アプリケーションを作成します。アプリケーションの 2 つの Web ページのうち、最初のページには、データベース内に保存されているデータから取得された顧客のリストが表示されます。
Web ページの 2 ページ目には、ユーザーが選択した 1 人の顧客 についての詳細情報が表示され、ユーザーはその詳細情報を変更することができます。
EGL は、ユーザーとデータベースの間の対話を管理するために使用する言語です。
このチュートリアルで示しているように、EGL はいくつかの方法でコードの 再使用をプロモートしています。
dataItem パーツは、データ・ディクショナリーのエントリーに似ており、各パーツには、データのサイズ、型、フォーマット・ルール、入力妥当性検査ルール、および表示に関する提案に関する詳細が含まれています。dataItem パーツを一度定義すると、それをベースとして使用して、変数またはレコード・フィールドをいくつでも作成することができます。
このチュートリアルで示すように、レコード・パーツは一連の dataItem パーツ を参照することができます。この方法でデータを編成すると、より整合性のあるデータ・パーツ の定義を実現し、次第に効率を改善することができます。単一の dataItem パーツを変更すると、 関連する保管データにアクセスするすべての変数が変更されます。
また EGL ではデータ・パーツ・ウィザードも提供しています。 データ・パーツ・ウィザードを使用すると、リレーショナル・データベースへの アクセスに必要な基本コードを作成しないで済みます。このウィザードでは、以下のような、特定の目的を持つ EGL パーツを作成することができます。
ライブラリー関数には、ウィザードによって作成されたレコード・パーツを 基にしたパラメーターが組み込まれています。レコード・パーツを基にした 引数と共にこれらの関数を呼び出すだけで、堅固なアプリケーションを構築することができます。
チュートリアルにおけるアプリケーションのロジックは一組の PageHandler を使用して制御します。それぞれが、実行時におけるユーザーと Web ページとの対話をモニターします。PageHandler 関数は、ユーザーのクリックで呼び出され、ユーザーの作成したライブラリー関数を呼び出します。その結果、Web ブラウザーで作業している ユーザーがデータベースに保管されたデータを表示および変更することができます。
チュートリアル演習は、以下の順番で完了する必要があります。 準備ができてから、 「演習 1: EGL のセットアップ」を開始してください。