ビルド記述子オプション bind は、
バインド制御パーツを指定します。これは、z/OS® 上で動作し
DB2® 上の
SQL テーブルにアクセスする COBOL プログラムを生成する場合にのみ有効です。
生成時、EGL は、ビルド記述子オプション
bind を評価して、次の 2 つのことを行います。
- オプションが値を持つ場合、EGL は、指定された名前を持つバインド制御パーツを検索します。このようなパーツが検出されると、そのパーツの内容がバインド制御ファイルにコピーされます。このようなパーツが検出されなかった場合は、生成エラーが出されます。
- オプションがない場合、または値を持たない場合、EGL は、生成されるプログラムと同じ名前を持つパーツを検索します。このようなパーツが検出されると、その内容を使用してバインド制御ファイルが作
成され、プログラムの準備に使用されます。このようなパーツが検出されなかった場合は、生成されるプ
ログラムの DBRM のみを参照するバインド制御ファイルが生成されます。
bind パーツでは、『EGL 生成用の事前定義シンボリック・パラメーター』に記載されたシンボリック・パラメーターだけではなく、独自のシンボリック・パラメーターも使用できます。