実行構成は、ユーザーが使用したい JRE および持っていたい起動構成のタイプのような、ユーザー・ファイルの変換のための詳細を提供します。
実行構成はまた保管して再使用することが可能です。
実行構成を作成するには、以下のステップを行います。
- Java™ パースペクティブに切り替える。
「」をクリックする。
- 「」をクリックする。 「実行構成」ダイアログが開きます。
- 「XSL 変換 (XSL Transformation)」をクリックしてそれを右クリックし、
そして「新規 (New)」をクリックする。 新規の空の構成が作成されます。
- 新規構成を選択する。
- 「メイン (Main)」ページで下記を指定する。
- 名前 (Name)。 ユーザーの新規実行構成の名前を指定する。
- プロジェクト (Project)。 ソース・ファイルを取り込みたい元のプロジェクトを指定する。
- 「ソース XSL ファイル (Source XSL file)」。 ユーザーのソース XSL ファイルを指定する。
- 「ソース XML ファイル (Source XML file)」。 XML を含むいずれかのソース・ファイルを指定する。 2 つ以上のファイルを指定したい場合は「バッチ」ラジオ・ボタンをクリックして、それから「追加」をクリックする。
- 「出力ファイル (Output file)」。 出力ファイルの名前とロケーションを指定する。 2 つ以上のソース XML ファイルを指定する場合は、「出力フォルダー (Output folder)」を「出力ファイル (Output file)」の代わりに指定します。
既存ファイルを出力ファイルとして選択した場合には、そのコンテンツは上書きされます。
- 「パラメーター (Parameters)」タブをクリックする。 パラメーター・ページで以下を指定できます。
- スタイルシート・パラメーター。
XSL スタイルシート内で、xsl:param エレメントを「名前 (Name)」属性付きで定義することができます。
このページを使用して、ユーザーのパラメーター用の新規の「値 (Value)」を指定したり、または既存の値をオーバーライドできます。
そのためには、「追加 (Add)」をクリックし、
それからオーバーライドしたい属性の「名前 (Name)」および新規の、またはオーバーライドする「値 (Value)」
を指定します。
- 「出力プロパティー (Output Properties)」。
XSL スタイル・シート・ファイルで指定されたデフォルトの出力プロパティーをオーバーライドする選択もできる。 たとえば、ユーザーのスタイルシート・ファイルの出力が HTML ファイルでエンコード方式が UTF-8 ですが、ユーザーはこの変換の出力をテキスト・ファイルで
ASCII のエンコード方式にすることを決定したとします。
これらの値を変更するには「デフォルト設定を指定変更 (Override default setting)」チェック・ボックスを選択してユーザーの新規の値を指定します。
これらのフィールドについて詳しくは F1 をクリックしてください。
- プロパティーの変換 (Transform Properties)。
必要ならば「再帰限度 (Recursion limit)」および 「URI ベース (URI base)」値を指定できる。 「再帰限度 (Recursion limit)」 は、いくつのレベルまで変換がリンクすることを求めるか、
そして、「URI ベース (URI base)」は、URI が適切に解決されるように、ユーザーが設定可能なコンテキスト・パスです。
- JRE タブをクリックする。このページはアプリケーションを実行するための JRE を定義する。 ユーザーは、必要とする適切な Xalan および Xerces サポートを提供する JRE を選択する必要があります。
- デフォルトのワークスペース JRE を使いたい場合は「ワークスペース・デフォルト JRE (Workspace default JRE)」
ラジオ・ボタンを選択する。
- そうでない場合、ユーザーが既に定義されている JRE から選択したいときには、
「代替 JRE (Alternate JRE)」ラジオ・ボタンを選択する。 別の JRE をオプションのリストに追加したい場合は「インストール済み JRE (Installed JREs)」クリックする。
注: 「代替 JRE (Alternate JRE)」を選択した場合は、選択した JRE と作業するために使いたい
「Java 実行可能ファイル (Java executable)」も選択しなければなりません。
- Classpath タブをクリックする。 CLASSPATH ページは、アプリケーションを実行するときに使用されるクラス・ファイルのロケーションを定義する。
デフォルトで、ユーザーとブートストラップ・クラス・ロケーションは関連したプロジェクトのビルド・パスから引き出される。
ユーザーはここでこれらの設定をオーバーライドすることもできます。
- 「共通 (Common)」タブをクリックします。 このページには下記のオプションが含まれています。
- 使用したい起動構成の型: 「ローカル (Local)」または「共用 (Shared)」。 起動構成はプログラムを起動する方法を定義する。 「共用 (Shared)」を選択すると、共用構成のロケーションを指定しなければなりません。
- ユーザーの実行構成を デバッグ または好みのメニューの 実行、またはその両方から選択して表示することができます。
- 「バックグラウンド起動 (Launch in background)」チェック・ボックスは、構成を実行するときにバックグラウンドで
行うか行わないかを決定する。
- 「適用 (Apply)」をクリックして構成に対する変更を保管する。
- 「実行 (Run)」をクリックして変換を実行する。
出力ファイルは指定されたロケーションに作成されます。
既存ファイルを出力ファイルとして選択した場合には、そのコンテンツは上書きされます。
いつの時点でも変換を再実行したい場合は、「実行構成」ダイアログを
再度開いて (「」)、構成を選択して 「実行 (Run)」をクリックします。