エレメントのコンテンツ・モデルの編集

エレメントのコンテンツ・モデルは、エレメント内に含まれる可能性のあるデータの表現です (つまり、XML ファイル内のエレメントの開始タグと終了タグの間)。 エレメントのコンテンツ・モデルを編集することにより、ユーザーはエレメントが含む (そして、含まない) エレメントを正確に決定することができます。

コンテンツ・モデルには、要素コンテンツ混合コンテンツEMPTY コンテンツANY コンテンツ の 4 種類があります。

要素コンテンツ・コンテンツ・モデルでは、エレメントには他の子エレメントのみが含まれます。 混合コンテンツ・コンテンツ・モデルでは、 エレメントに、文字データ (XML パーサーによって構文解析されないテキスト) および他の子エレメントの両方を含むことができます。 EMPTY コンテンツ・コンテンツ・モデルでは、エレメントには他のエレメントやテキストは含まれません。 ANY コンテンツ・コンテンツ・モデルでは、エレメントには文字どおり、 あらゆるもの (他のエレメント、任意の数、およびテキスト) を含めることができます。

DTD エディターで、これらのコンテンツ・モデルのいずれかを持つエレメントを作成することができます。 DTD エディターでエレメントを作成すると、EMPTY コンテンツ・モデルの子エレメントが自動的に作成されます。

次の説明は Resource パースペクティブを対象にしていますが、他のさまざまなパースペクティブでも使用できます。 

エレメントのコンテンツ・モデルを編集する方法:

  1. DTD エディターで DTD を開く。
  2. アウトライン・ビューで、処理する親エレメントを展開する。
  3. 展開した親エレメントの最初の子エレメントを選択する。 これがエレメントのコンテンツ・モデルです。
  4. 設計ビュー内で、そのコンテンツ・タイプを次のように変更する。
    • ANY
    • (#PCDATA)
    • 別のエレメント
    • 子コンテンツ (Children Content)」または「混合コンテンツ (Mixed Content)」。
    子コンテンツ (Children Content)」または「混合コンテンツ (Mixed Content)」の どちらを選択した場合でも、選択するとグループが作成されて (このグループは、グループ・ノードで表現されます - もし、「子コンテンツ (Children Content)」を選択して、そしてもし、 混合コンテンツ (Mixed Content) を選択した場合)、親 エレメントの下に子エレメントのグループを作成するために使用することができます。 子エレメントは、自動的にグループ・ノードの下に作成されます。 グループの編集の詳細については、下記の関連情報を参照してください。

    : 混合コンテンツを使用する場合、グループの最初のエレメント値は、 (#PCDATA) でなければなりません (したがって、「混合コンテンツ (Mixed Content)」を選択すると、 2 つの子エレメントが自動的に作成され、最初のエレメントの値は (#PCDATA) になります)。

  5. 親エレメントに何も含めない場合は、その コンテンツ・タイプEMPTYのままにする。
  6. 適切な「オカレンス (Occurrence)」オプションを選択して、エレメントが XML ファイルに出現する頻度を指定する。 ANY、(#PCDATA) または EMPTY を選択した場合、このオプションを使用することはできません。
  7. グループに別の既存エレメントを子として追加するには、グループ・ノードを右マウス・ボタンでクリックし、 「コンテンツ・モデルへのエレメントの追加 (Add Element to Content Model)」をクリックして、その名前を指定する。
  8. コンテンツ・モデルにグループを追加するには、グループ・ノードを右マウス・ボタンでクリックし、 「コンテンツ・モデルへのグループの追加 (Add Group to Content Model)」をクリックする。 グループの編集の詳細については、下記のリンクを参照してください。
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