EGL ライブラリーにはプログラム、ページ・ハンドラー、またはその他のライブラリーが 使用できる関数、変数、または定数が保持されます。 ライブラリーはコードの再利用をプロモートし、 時間を節約し、コードを編成します。
この演習で作成するライブラリーには、getAllCustomers という名前の関数が 含まれます。この関数は、前の演習でデータ・パーツ・ウィザードによって作成された パーツを使用して、データベースの CUSTOMER テーブルにアクセスします。.
CustomerLib
CustomerLib.egl ファイルがエディターで開き、構文エラーの存在を示す 赤のマークが表示されます。このエラーがある理由は、EGL にどの情報が必要かを示すテキスト が含まれているためです。一般にカーソルをそれぞれの赤の X の上に移動すると 構文エラーの詳細が表示されますが、この場合はそのエラーの原因となってテキストを 置換することにより X を消去します。
次のステップでは、関数を新規ライブラリーに追加します。
すべてのコードを選択して 除去するには、すべてのコードを強調表示して Delete キーを押すか、 Ctrl+A を押して Delete キーを押すことができます。
package data;
library CustomerLib
function getAllCustomers(Customers Customer[])
get Customers;
end
end
古いコードからのエラーはすべて表示されなくなります。 CustomerLib.egl ファイルは次のようになります。
新規関数は、関数の配列である Customers を受け入れます。その配列の各エレメントは、 Customer と呼ばれるレコード・パーツを基にしています。EGL get 文は、 CUSTOMER テーブルから行のセットを検索し、各行を順次その配列の次のエレメントに配置します。
次のステップでは、EGL ライブラリーのコードに対応する Java 出力を生成します。また、 生成では CUSTOMER テーブルからどの行を選択するかを決定する SQL ステートメントも 作成します。その SQL ステートメント の特性は、レコード・パーツ Customer の詳細を基にしています。SQL ステートメントは カスタマイズできますが、そのステップはこのチュートリアルには含まれていません。
「表示」コマンドが表示されない場合は、 get Customers 行のワード Customers を正しく 右クリックしたか確認してください。
「SQL ステートメントの表示」ウィンドウには EGL コードから生成された SQL ステートメントが表示されます。
これで、「演習 6 Web ページの作成」を開始する準備ができました。