MBCHAR

MBCHAR 型の項目は、単一バイト文字と 2 バイト文字の組み合わせとして解釈されます。長さは、項目に含めることのできる 1 バイト文字の数とバイト数を反映します。 長さは 1 から 32767 です。

Windows® 2000 などのワークステーション・プラットフォームでは、ASCII 文字セットが使用されます。z/OS® UNIX® システム・サービスや CICS® for z/OS などのメインフレーム・プラットフォームでは、EBCDIC 文字セットが使用されます。これら 2 種類の環境では照合シーケンスが違うため、一般に「より大」および「より小」の比較で結果が異なるものになります。

メインフレーム環境では、項目で 2 バイト文字を使用できる場合、以下のようなシフトアウト文字とシフトイン文字のスペースを含める必要があります。

これらのシフトアウト文字とシフトイン文字は、EBCDIC から ASCII へのデータ変換時に削除され、ASCII から EBCDIC へのデータ変換時に挿入されます。 可変長レコードを変換する場合に、現行レコードの終わり (レコード長で示される) が MBCHAR 型の構造体項目内にあると、シフトアウト文字とシフトイン文字の挿入や削除を反映するようにレコード長が調整されます。

2 バイト文字データは表意文字であり、中国語、日本語、および韓国語などの表示に必要です。 このデータの表示には、2 バイト文字セットに対応した端末が必要です。

関連する参照項目
プリミティブ型

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