ナビゲーションの仕様を編集する

Web Site Designer はサイト構造と、外観の定義ファイルである仕様ページから ナビゲーション・バーを生成します。仕様ページは 特殊なコメント・タグと式を持つ HTML ファイルです。

前提条件:
  1. Web プロジェクトを作成する。
  2. Web サイトを作成する。
  3. ページ・テンプレートを作成する。
  4. Web サイトにページ・テンプレートを適用する。
  5. ページ・テンプレートにナビゲーションを追加する。
仕様ページを編集することによりナビゲーションを変更することができます。 以下は、この製品に組み込まれている Web サイト・ナビゲーションと 関連した仕様ページのリストです。
Web サイト・ナビゲーション 仕様ページ (HTML または JSP)
水平バー horizontal-text

horizontal

horizontal-button

horizontal-sep

horizontal-tab

水平タブ horizontal-tab01

horizontal-tab02

horizontal-tab03

垂直バー vertical-text

vertical

vertical-button

vertical-sep

vertical-tab

垂直タブ vertical-tab01
ナビゲーション・トレール trail

trail_horizontal

trail_vertical

ドロップダウン・メニュー dropdown
サイト・マップ sitemap

sitemap_vertical

ナビゲーション仕様を変更するには、以下のようにします。

  1. ナビゲーション・エレメントを右クリックし、「プロパティー」 を選択してプロパティー・ビューを開く。さまざまなプロパティー・タブの情報を編集することにより、 ナビゲーション仕様を編集できます。
  2. 仕様コードを直接編集してナビゲーション仕様を編集したい場合は、 プロパティー・ビューで「仕様」タブをクリックする。
  3. 開く」をクリックしてナビゲーション・エレメントの仕様ページを開く。
  4. 仕様ページを編集し、CTRL+S を押してファイルを保管する。
仕様ページは siteedit:navbar、siteedit:navtrail、 siteedit:navtab、および siteedit:sitemap タグの属性として指定することができます。 これらはナビゲーション・バー、ナビゲーション・トレール、ナビゲーション・タブ、 およびサイト・マップなどの Web サイト・ナビゲーションを追加するときに Web ページに 挿入されるタグです。
以下は仕様ページの例です。

<HTML>
<HEAD>
<TITLE>horizontal</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
<TABLE border="0">
	<TBODY>
		<TR>
<!-- siteedit:forEach var="item" items="${sitenav.items}" begin="0" step="1" varStatus="status" -->
			<TD><A href="${item.href}"${item.label}</A></TD>
<!-- /siteedit:forEach -->
		</TR>
	</TBODY>
</TABLE>
</BODY>
</HTML>
siteedit:forEach タグは、 そのタグ内の式を編集することによって編集することができます。
説明
${item.label} 現在の項目によって表されるナビゲーション・ラベルを表します。
${item.href} 現在の項目によって表されるコンテキスト・ルート相対 URL を表します。
${item.ancestor} 現在の項目が現行ページの祖先の場合、これは true になります。
${item.self} これは現在の項目が現行ページの場合、true です。
${item.level} ナビゲーション・ルートからのレベルの数。
${item.first} これは forEach loop の最初のループ について true です。
${item.last} これは forEach loop の最後のループ について true です。
${item.group} これは現在の項目がグループの場合、true です。
条件演算子および論理演算子の式を編集することができます。
説明
${<<varName>> le n}
これは item.level が n 以下の場合、true です。
${<<varName>> lt n}
これは item.leveln 以下の場合、true です。
${<<varName>> ge n}
これは item.leveln 以上の場合、true です。
${<<varName>> gt n} これは item.leveln 以上の場合、 true です。
${<<varName1>> and <<varName2>>}
 
${<<varName1>> ir <<varName2>>}
 
${not <<varName2>>}
 
ここで、n は数値で、<<varName>> は 上記テーブルの式内部の変数です。
siteedit:forEach タグは、 そのタグ内のタグを編集することによって編集できます:
タグの使用法 説明
<!--siteedit:if test="<<condition>>"-->
  <<content>>
<!--/siteedit:if-->
<<condition>> が true の場合、 出力は <<content>> になります。
<!-- siteedit choose -->
  <!-- siteedit:when test="<<conditionA>>"-->
   <<contentA>>
  <!--/siteedit.when-->
  <!--siteedit.when test="<<conditionB>>"-->
   <<contentB>>
  <!--/siteedit.when-->
  <!--siteedit:otherwise-->
   <<contentO>>
  <!--/siteedit:otherwise-->
<!--/siteedit:choose-->
  • <<conditionA>> が true の場合、 出力は <<contentA>> になります。
  • <<conditionA>> が false で、 なおかつ <<conditionB>> が true の場合、 出力は <<contentB>> になります。
  • <<conditionA>> および <<conditionB>> が false の場合、出力は <<contentO>> になります。
これは C プログラミング言語の次の式に似ています。
if (conditionA) {contentA}
  else if (conditionB) {contentB}
  else {contentO}
<!--siteedit:forEach var="<<varName>>" begin="<<beginNum>>" end="<<endNum>>"-->
  <<content>>
<!--/siteedit:forEach-->
<<content>> "<<endNum>> - <<beginNum>> + 1" 回繰り返します。
<!-- siteedit:set var="<<varName>>" value="<<expression>>" -->
<!-- /siteedit:set -->
<<expression>> の結果を <<varName>> に設定します。 この結果は、以下の部分では ${varName} として参照できます。

ナビゲーション・オブジェクトの外観を編集したい場合は、 「ナビゲーション・オブジェクトの外観を変更する」を参照してください。

Web サイト・ナビゲーション・タグは JSP フラグメント・ファイルでは使用できない
注: JSP フラグメント・ファイルの Web サイト・ナビゲーション・タグは、 新規 JSP ファイル・ウィザードで「JSP フラグメントとして作成」を指定して JSP フラグメント・ファイルを Web サイト・ナビゲーションに追加できても、 正しく機能しません。
JSP カスタム・タグ・バージョンのナビゲーション・バー・タグは Faces リンク・タグと一緒に使用できない
注: JSTL タグ・ライブラリーは、ナビゲーション項目の反復のために 使用されます。ただし、Faces は JSTL 内では機能しません。Faces リンク・タグは JSP カスタム・タグと一緒には使用できません。Faces ページでナビゲーション・バーを 使用するには、HTML コメント・タグ・バージョンのナビゲーション・バー・タグを使用してください。
関連概念
Cascading Style Sheet (CSS) Designer
関連タスク
Web Site Designer からページ・テンプレートを適用する
ページ・テンプレートにコンテンツを追加する
ダイナミック・ナビゲーションをページ・テンプレートに追加する
ナビゲーション・オブジェクトの外観を変更する
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