マスター・ビルド記述子

インストールは、ビルド・オプション用のデフォルト値の独自のセットを提供して、それらのデフォルト値をオーバーライドできるかどうかを制御することができます。

マスター・ビルド記述子をセットアップするには、同じビルド・ファイル内に 2 つのビルド記述子パーツを作成し、ビルド記述子オプション nextBuildDescriptor を使用して、最初のパーツが 2 番目のパーツを参照するようにします。最初のパーツのオプションでは、 オーバーライドできないオプション用のデフォルト値を指定します。 2 番目のパーツのオプションでは、 オーバーライドできるオプション用のデフォルト値を指定します。

ワークベンチにマスター・ビルド記述子をインストールするには、以下のようなプラグイン XML ファイルをワークベンチ・プラグイン・ディレクトリーに追加します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<plugin
 id="egl.master.build.descriptor.plugin"
 name="EGL Master Build Descriptor Plug-in"
  version="5.0"
 vendor-name="IBM">
 <requires />
 <runtime />
 <extension point =
 "com.ibm.etools.egl.generation.base.framework.masterBuildDescriptor">
 <masterBuildDescriptor
 file = "filePath.buildFileName"
 name = "masterBuildPartName" />
 </extension>
 </plugin>

ファイル・パス (filePath) は、ワークスペース・ディレクトリーと関係しています。

EGL SDK を使用している場合は、マスター・ビルド記述子の名前とファイル ・パス名を eglmaster.properties という名前のファイルに宣言します。 このファイルは CLASSPATH 環 境変数にリストされたディレクトリー内にあります。プロパティー・ファイルの形式は以下のとおりです。
  masterBuildDescriptorName=masterBuildPartName
  masterBuildDescriptorFile=fullyQualifiedPathforEGLBuildFile

関連する概念
ビルド
ビルド記述子パーツ
ビルド計画
EGL プロジェクト、パッケージ、およびファイル

関連するタスク
EGL ビルド・ファイルへのビルド記述子パーツの追加

関連する参照項目
ビルド記述子オプション
eglmaster.properties ファイルの形式
マスター・ビルド記述子 plugin.xml ファイルの形式

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