Faces JSP ファイルへの Java Bean の追加

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Web ページで動的データを使用するには、 データ・ソースを定義する必要があります。 使用できるデータ・ソースの 1 つは JavaBean です。

Faces JSP ファイルに新規 JavaBean を作成する方法:
  1. パレット上の「データ」ドロワーを開く。 (JavaBean は、このほかに、「ページ・データ」ビュー内で右クリックし、 「新規」 > 「JavaBean」の順にクリックして作成することもできます。)
  2. JavaBean コンポーネントを Faces JSP ファイルにドラッグする。 「Java™ Bean の追加」ウィザードが開きます。
  3. 「新規 JavaBean の追加」を選択して、JavaBean を作成および追加する。 (プロジェクトに既存の使用可能な JavaBean があり、 その JavaBean を使用する場合は、 「既存の再使用可能 JavaBean の追加」を選択します。)
  4. 新規 JavaBean に名前を付ける。
  5. JavaBean のクラス (例えば java.util.Date) を指定する。 また、「検索」ボタンをクリックして、クラスを検索することもできます。
  6. この JavaBean を他のページで使用可能にするには、 「この JavaBean を他のページで再使用可能にする」にチェックマークを付ける。 このオプションにチェックマークを付ける場合は、JavaBean の説明を入力し、次のいずれかの有効範囲を選択します。
    • なし: 要求 (例えばインスタンス変数のような有効範囲変数として利用できない、 オンザフライで作成されたオブジェクト) より短い存続期間。
    • アプリケーション: サーバー・セッションで実行されるアプリケーション (例: データベース接続) の存続期間。
    • セッション: アプリケーション (例: エンド・ユーザーのショッピング・カート) にアクセスするブラウザーの存続期間。
    • 要求: ブラウザーからの Web ページ要求の存続期間 (例: リスト内のレコードに基づく詳細なデータ・セット)。
  7. 「Web ページに JavaBean を表示するための入出力コントロールを追加する」 を選択して、 JavaBean からデータを表示する際のフォームを作成する。
  8. 「プロパティーの初期設定」 をクリックして、 「JavaBean プロパティーの初期設定」 ダイアログを表示する。 このダイアログを使用して、初期設定するプロパティーを追加します。
    1. 「追加」をクリックし、 「名前」フィールド内でクリックして、選択可能な名前またはプロパティーのリストを表示する。
    2. リストから名前を選択する。
    3. 「値」フィールド内をクリックする。 値を直接入力するか、またはこのフィールドの右側にあるボタンをクリックして値を参照することができます。 「ページ・データ・オブジェクトの選択」ダイアログが開き、値を選択することができます。
    4. 「名前」フィールドで選択したプロパティー名に応じて、 「データ型」フィールドに値が入力されます。 (データ型によっては、さらに値を追加できる、追加のダイアログが開く場合があります。)
    5. 「追加」をクリックして別のプロパティーを追加するか、 「除去」をクリックして選択したプロパティーを削除する。 あるいは「上へ」「下へ」をクリックしてプロパティーの順序を変更する。
    6. プロパティーの追加が終了したら、「OK」をクリックする。
  9. 「次へ」をクリックする。 「データ・コントロールの構成」パネルが表示されます。
  10. 「データの表示 (読み取り専用)」のコントロールを作成すること、 または「データの入力」のコントロールを作成することのいずれかを選択する。
  11. 「メソッドの起動」をチェックして、リストからメソッドを選択する。 「追加」をクリックして、 選択したクラスのメソッドを表示してから、起動するメソッドを選択する。
  12. 「表示するフィールド 」 テーブルで、表示するすべてのフィールドにチェックマークを付ける。

    指定されたフィールドのデータ型に応じて、 リストから「コントロール・タイプ」を選択できます。 プロパティーがリストまたは配列の場合、「コントロール・タイプ」列の下に新しいボタンが表示されます。 このボタンをクリックすると、ウィザード・ページが表示されます。 このウィザード・ページから、リストまたは配列のエレメントのコントロール・タイプを選択できます。

  13. フィールドの順序を変更するには、右側の上矢印と下矢印を使用する。
  14. フィールドの表示方法をより詳しく指定する場合は、 「オプション」をクリックする。
  15. 「終了」をクリックする。
「Web ページに JavaBean を表示するための入出力コントロールの追加」を選択した場合、 JavaBean が Faces JSP ページに表示されます。 また、「ページ・データ」ビューにも新規作成された JavaBean が表示されます。
関連概念
データ・テーブル・コンポーネント
Faces コンポーネントのためのデータ・アクセス
Faces コンポーネント
データ・テーブル・コンポーネント
関連タスク
Faces JSP ファイルへの関連レコードの追加
Faces JSP ファイルへの関連レコード・リストの追加
Web サービスの作成
関連資料
Faces コンポーネント参照
Faces 属性参照
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