このチュートリアルでは、新聞の案内広告欄の機能をまねた、単純な動的 Web サイトの設計方法を学習します。 このサイトでは、販売品目をリストしますが、 同時に、ユーザーが新規項目を追加したり、価格などの項目の詳細を変更したり、 特定のタイプの項目を検索したりすることができるようにします。 このチュートリアルのサイトは単純な設計になっていますが、 ここで使用される原則とテクノロジーは、より大きい、より複雑な Web サイトにも使用されます。
このチュートリアルは JavaServer Faces (JSF) テクノロジーを使用して、 案内広告を保管するデータベースに Web ページをリンクします。 Faces コンポーネントを対象のページにドラッグすることによって、CRUD アプリケーションとして知られている (データベースからレコードの作成、読み取り、 更新および削除を行えるので、こう呼ばれる) JSF Web アプリケーションを作成することができます。 この Web サイトを表示するユーザーは、これらの CRUD 関数を使用して、 データベース内の案内広告を管理できます。
この Web サイトを終了すると、そのホーム・ページは下図のようになります。 このページ上のリンクにより、新規広告を作成したり、広告を更新または削除したり、 カテゴリーによって広告を検索したりするページに移動できます。
このチュートリアルを完了するには、以下の項目に精通している必要があります。
以下の知識があると、さらに理解が深まります。
このチュートリアルの両方のモジュールを完了するには、約 3 時間 15 分かかります。 ただし、お望みであればどちらか一方のモジュールだけを学習することもできます。 チュートリアルを学習しながら動的 Web サービスの他の面を調べるように決めた場合は、 終了するのにこれより長くかかる場合があります。
このチュートリアルは 2 つのモジュールに分割され、それぞれに学習目標があります。 いずれか一方のモジュールを選択することも、あるいは両方のモジュールを選択することもできます。 それぞれのモジュールで、Web サイトが適切に作動するように課題を完了してください。
『モジュール 1: データ接続を扱う Web ページの作成』では、データベースへの接続をセットアップして、Web ページでそのデータベースから入手した情報を使用する方法を学習します。 このモジュールでは、以下に挙げることを行います。
『モジュール 2: 拡張機能の追加』では、 データベースのデータを使用する効果的な方法を学習します。 このモジュールでは、以下に挙げることを行います。
準備が完了したならば、『モジュール 1: データ接続を扱う Web ページの作成』を始めてください。