WebSphere Application Server v5.x のホット・メソッド置換の使用可能化

デバッグ中に Java™ クラスに変更を加えたい場合、サーバーを始動する前に サーバーを編集して設定をセットすることができます。 変更内容を認識させるために アプリケーションまたはサーバーを再始動する必要はありません。

WebSphere® Application Server v5.x テスト環境またはサーバーのホット・メソッド置換を 使用可能にする方法は、以下のとおりです。
  1. 「サーバー」ビューで、WebSphere Application Server v5.x をダブルクリックしてサーバー・エディターを開く。
  2. 概要ページで、「デバッグ・モードのホット・メソッド置換を使用可能にする 」チェック・ボックスを選択する。
  3. 保管して、エディターを閉じる。
  4. デバッグ・モードでサーバーを始動する。 サーバーがデバッグ・モードで開始すると、自動的にサーバーがクラス・ファイルの変更を取り上げる。
注:
  • ホット・メソッド置換を使用して独立型アプリケーションをデバッグするには、JRE が x:\eclipse\jre にある場合には (ここで、x はこの製品がインストールされているディレクトリー) 、この製品を使用しなければならず、また VM 引き数として -Xj9 を指定しなければなりません。
  • ホット・メソッド置換は、アプリケーションのプロファイル作成時には 使用できません。アプリケーションのプロファイルを作成するとき、プログラムの ランタイム動作に関連したデータが収集され、グラフィック・図形による、および 表によるビューの両方で表示されます。プロファイルによって、最も時間のかかる操作を 確認することができ、メモリー・リークの発見および解決に役立ちます。詳しくは、 プロファイルおよびロギング資料を参照してください。
  • ホット・メソッド置換を使用してサーブレットのデバッグを行うとき、 サーバーは変更されたメソッドを再ロードします。クラスの再ロード、またはサーブレットの再ロードおよび 再初期化は行いません。
  • JSP デバッグはホット・メソッド置換をサポートしません。
  • ホット・メソッド置換を使用可能にすると、JIT (Just-In-Time) コンパイラーも 使用可能にされます。ホット・メソッド置換に使用した JIT コンパイラーが 使用可能にされ、通常のデバッグ時よりもはるかに高速に 動作します。アプリケーションのデバッグ時にホット・メソッド置換を 使用可能にした場合、JIT コンパイラーを使用不可にする JAVA_COMPILER=NONE 環境 変数およびシステム・プロパティー -Djava.compiler=NONE は 無視されます。ホット・メソッド置換を使用可能にすると、-Xint オプションは JIT コンパイラーを 使用不可にします。
ご利用条件 | フィードバック
(C) Copyright IBM Corporation 2000, 2005. All Rights Reserved. (C) Copyright IBM Japan 2005.