ファイル・アップロード・コンポーネントの使用

ファイル・アップロード・コンポーネントを使用して、 ユーザーがファイルをサーバーにアップロードできるようにする方法を作成します。 このコンポーネントは入力フィールド、および関連する「参照」ボタンで構成されています。

ユーザーは手動で入力フィールドにファイルを指定することができ、 また、「参照」をクリックしてファイルを参照することもできます。 Faces JSP ファイル上のファイル・アップロード・コンポーネントを使用する方法は、以下のとおりです。
  1. パレットの「Faces コンポーネント」ドロワーから Faces JSP ファイルへファイル・アップロード・コンポーネントをドラッグする。
  2. ファイル・アップロード・コンポーネント (fileupload) の「プロパティー」ビューで、 ファイル・アップロード・コンポーネントにバインドしたい値 (「値」フィールドの値) を入力する。 また、「参照」ボタンをクリックして、値を検索することもできます。 ファイル・アップロード・コンポーネントは、 通常はデータベースまたは JavaBean といったデータ・ストレージにバインドされます。 ファイル・アップロード・コンポーネントを持つページが実行される場合、 ファイルの内容は指定されたロケーション (データベース内の列、あるいは Bean のプロパティー) に保管されます。
  3. 「プロパティー」ビューの「妥当性検査」パネルで、次の手順を実行する。
    1. ユーザーがファイルを指定することを必須にするには、 「値を必須にする」をチェックする。
    2. ユーザーがアップロードできるファイルのタイプを MIME 表記で指定する。 MIME 表記を使用してファイル拡張子をコンマで区切る (例えば、text/html, image/gif)。
    3. ユーザーにアップロードさせたくないファイル・タイプを指定する。 ファイル拡張子をコンマで区切る (例えば、xml, bat, exe)。
    4. 「クイック編集」ビューの「値の変更」イベントで、追加の妥当性検査を提供できます。 「クリックしてカスタム検証コードを作成/編集」の横のボタンをクリックして、 「クイック編集」ビューに切り替える。

ファイル・アップロード・コンポーネントについて、さらに学習される場合は、 以下のチュートリアルに従ってください (特に、ファイル・アップロード・コンポーネントの使用に関する課題):

チュートリアル: JavaServer Faces による Web ページでの動的情報の表示
関連概念
JavaServer Faces
関連タスク
Faces アプリケーションの作成 - 概要
Faces JSP ファイルの作成
Faces 入力コンポーネントへの妥当性検査の追加
関連資料
Faces コンポーネント参照
Faces コンポーネントの属性
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