FULLSELECT ステートメントを作成する

FULLSELECT ステートメントは、副照会および結果テーブルを形成する値セットから結果を構成します。

構成は、INTERSECT、UNION、EXCEPT、INTERSECT ALL、UNION ALL および EXCEPT ALL の演算子を使用して指定されます。
  • DB2® に対しては、 すべての演算子は値文節と同様にサポートされる。
  • Sybase については、UNION および UNION ALL 演算子のみがサポートされる。
  • Oracle については、UNION、UNION ALL、MINUS および INTERSECT 演算子のみがサポートされる。
  • Cloudscape™については、 UNION および UNION ALL 演算子が、値文節と同様にサポートされるされる。
これらの演算子について詳しくはユーザーのデータベース製品の SQL 参照ガイドを参照してください。

FULLSELECT ステートメントは、別の SQL ステートメント内の副照会として、ネストされることができます。 ステートメント内で式としての単一値を検索するために使用される FULLSELECT ステートメントは、 scalar fullselect または scalar subquery と呼ばれます。

VALUES 文節は単純な式または複雑な式を使用して値の行を指定します。 VALUES 文節内では 1 つ以上の値行を指定することができます。 各 VALUES 行は、FULLSELECT の結果テーブル内の行の各列の値から成り立っています。 選択された構成演算子によっては、値は結果テーブルに含まれる場合も含まれない場合もあります。

ORDER BY 文節は、FULLSELECT ステートメント内のいずれの SELECT ステートメントについても許可されませんが、ORDER BY 文節は 全体的な FULLSELECT ステートメントには指定できることに注意してください。

ユーザーは、「SQL ステートメントの新規作成」ウィザードを使って FULLSELECT ステートメントを作製することはできません。SQL ビルダーを使ってのみ作成できます。

FULLSELECT ステートメントを作成するには以下を行います。

  1. データ・パースペクティブ内のデータ定義ビューに切り替える。
  2. データベースを含むプロジェクトまたはフォルダーを拡張し、そして「ステートメント (Statements)」 フォルダーが見えるまでデータベース・ノードを拡張する。
  3. ステートメント (Statements)」フォルダーを右クリックして、それから 「新規 (New) > ステートメントの全選択 (FullSelect Statement)」をポップアップ・メニュー上でクリックする。
  4. ステートメントの名前を入力して、そして OK をクリックする。
  5. アウトライン・ビュー内で FULLSELECT ステートメントを右クリックして、 ステートメントと VALUES 文節をユーザーの FULLSELECT ステートメントに追加する。
  6. アウトライン・ビュー内で FULLSELECT ステートメント内のノードを拡張または縮小してステートメントの構造を見る。 ステートメントおよび文節をクリックして編集します。
  7. SELECT または FULLSELECT を追加するには、ステートメントを完了する。
  8. VALUES 文節を追加した場合、アウトライン・ビュー内で FULLSELECT ステートメントを拡張して 追加した VALUES 文節を右クリックして、それからポップアップ・メニュー上で「値行の追加 (Add Value Row)」をクリックする。
  9. SQL ビルダー内の値行項目リスト内の値行に値を入力する。 値を直接入力するか、または式を作成するためにExpression Builder ウィザードを使うこともできます。
  10. その他の SQL ステートメント、VALUES 行、または VALUES 文節を必要に応じて追加する。
  11. 完了後はステートメントを実行するため「SQL > 実行 (Execute)」選択する。 出力が DB 出力ビューに表示されます。
関連タスク
SQL ステートメントを編集する
SQL ステートメントを実行する
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