WSDL ファイルのための新規型の作成

型とは、クライアントとサーバーの間で使用されるあらゆるデータ型のことです。 WSDL は特定の型システムのみに結合されることはありませんが、 そのデフォルト選択として W3C XML スキーマ仕様を使用します。

WSDL では拡張性エレメントにより型システムの追加ができます。 拡張性エレメントは使用される型定義システムを識別するため、 および型定義用の XML コンテナー・エレメントを規定するために、 エレメントの下に表示されることがあります。

拡張性エレメントを WSDL ファイルに追加するには、以下の手順を実行します。

  1. グラフ・ビューで、グループを右クリックする。
  2. 子の追加」 > 「スキーマの追加」の順にクリックする。  WSDL ファイル内で直接定義されるスキーマであるインライン・スキーマが作成されます。
  3. このグループ内にスキーマ・オブジェクトが表示されます。 これを選択する。
  4. スキーマに関する次の情報がリストされます。
    • 接頭部 - 現行名前空間に関連した接頭部です。
    • URI - スキーマのターゲット名前空間です。
    • versionlanguageattribute form など、その他の属性
    これらどの属性の値も手動で変更できます。
  5. 新規コンポーネントを XML スキーマに追加することもできます。 グラフ・ビューで、スキーマ・オブジェクトの左にある矢印アイコンを押してそのスキーマを掘り下げる。 これでグラフ・ビュー内でスキーマが編集できるようになりました。 終わったら、WSDL エディターの左上にある「戻る」ボタンを押して WSDL 文書の定義ビューに戻ります。

XML スキーマについて詳しくは、XML スキーマ・エディターのオンライン文書を参照してください。

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