Faces コンポーネントで作成し、テスト環境で実行している Web アプリケーションに特定の変更を加えるたびに、サーバーまたはエンタープライズ・アプリケーション
が再始動します。サーバーがピックアップしようとする変更は、
Web アプリケーションの構成ファイルに影響を与えるものです。
Faces コンポーネントで作成された各 Web アプリケーションは、
faces-config.xml という名前の構成ファイルを含んでいます。この構成ファイルは、次のような Web プロジェクトの情報を保管しています。
- ユーザーが追加した再使用可能な Java™ クラス
- 各 Faces JSP ページに関連付けられたページ・コード・クラスなどの
、自動的に追加された再使用可能な Java クラス
- 「コマンド - リンク」コンポーネントおよび「コマンド - ボタン」コンポーネントの「プロパティー・ビュー」にユーザーが設定したナビゲーション規則
faces-config.xml 内の設定が変更された場合、アプリケーションが変更をピックアップできるように、サーバーのアプリケーションが自動的に再始動されます。多数の新規ページ、データ・ソース、またはナビゲーション規則が追加された場合、この再始動は頻繁に起こる場合があります。サーバーの再始動が頻繁に起こりすぎるときは、
開発作業が妨害されることがあります。これに対処するには、以下のオプションのいずれかを選択します。
- 自動再始動機能をオフにするには、を選択します。 「サーバーの振る舞い」ダイアログで、「Faces 構成ファイルが変更されるときにプロジェクトを再始動」の横のチェックを外します。構成変更の完了後は、手動でアプリケーションを再始動する必要があるので注意してください。
- faces-config.xml に影響を与える変更が完了するまでサーバーをシャットダウンします。
Faces JSP ページをビルドし、それらの間のナビゲーション規則を定義すると、再始動を起動せずに Faces コンポーネントを追加して、レイアウトを変更することができます。