Web ダイアグラムでのフォーム Bean の実現

Web ダイアグラム内のフォーム Bean ノードが実現されると、そのノードによって 表現されている基になるリソースが作成されるか、既存のリソースが参照されます。フォーム Bean を Web ダイアグラム上にドロップするときに、その名前およびスコープの新しい値を入力するか、リストから既存のリソースを選択できます。既存のリソースを選択すると、フォーム Bean は即時に実現されます。新しいフォーム Bean 名およびスコープ名を入力するか、デフォルト値の <no name> および request をそのまま受け入れると、そのフォーム Bean は、ユーザーがそれらのリソースを作成するか、既存のリソース を参照するまで未実現のままです。

既存リソースの参照によるフォーム Bean の実現を行うには、以下のようにします。
  1. フォーム Bean を右クリックして、「名前変更」を選択する。「フォーム Bean 属性」ウィンドウが開きます。
  2. フォーム Bean 名をリストから選択する。
  3. フォーム Bean スコープをリストから選択して、「OK」をクリックする。
新規リソースの作成によるフォーム Bean の実現を行うには、以下のようにします。
  1. 未実現のフォーム Bean ノードをダブルクリックする。「新規 Form-Bean」ウィザードが開きます。
  2. 「フォーム Bean 名」フィールドに名前を入力する。
  3. 使用する既存の ActionForm を選択するか、新しい ActionForm クラスおよびモデルを作成して、 「次へ」をクリックする。
  4. 使用する ActionForm クラスの項目を選択する。選択した項目それぞれについて、フィールド、getter、および setter が作成されます。 「次へ」をクリックする。
  5. 追加」をクリックして新規フィールドを作成してから、「<no name>」フィー ルドに名前を入力する。 フィールドをクリックして新しいタイプを入力することによって、タイプを変更することもできます。
  6. 「次へ」をクリックする。
  7. 「ActionForm クラス名」フィールドに新しい名前を入力して「完了」をクリックする。

ActionForm.java ファイルが作成されて開きます。詳しくは、『Struts フォーム Bean および フォーム Bean マッピング』を参照してください。

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