CICS 関連の考慮事項

このページでは、CICS® 上での EGL 生成プログラムの実行に関する各種の情報について説明します。

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プログラム間でのレコード・プロパティー

CICS for z/OS® 上で動作する EGL 生成プログラムに関しては、いくつかのレコード・プロパティーの値が、同じ実行単位内の同じファイルにアクセスする各 EGL レコードごとに同じでなければなりません。レコード・プロパティーは以下のとおりです。
  • ファイル名
  • レコード・タイプ
  • 内部構造体の形式と長さ
  • キー項目の長さとオフセット (キー項目がある場合)
  • レコード内の可変長項目のオフセット (項目がある場合)
  • レコード内のオカレンス項目の数のオフセット (項目がある場合)

CICS 上での一時記憶域キューの利用

相対レコードまたはシリアル・レコードが CICS 上の一時記憶域のキューに関連付けられていると、EGL は、 そのキューに関連付けられている EGL レコードの先頭に削除バイト を付加します。削除バイトはレコード定義自体には入っていないが、一時記憶域のキューを共用する非 EGL プログラムは、削除バイト用のスペースを割り当てる必要があります。これには、次の 2 つの値があります。
  • 「1 (One)」。レコードが削除済みで、そのレコード長は 1 です。
  • 「0 (Zero)」。レコードがファイル内に論理的に存在します。
一時記憶域のキューを操作する EGL 文は、次のように機能します。
  • add 文または replace 文は、削除バイトに 0 を設定します。
  • delete 文は、削除バイトとレコード長に 1 を設定します。
  • 削除バイトが 1 の場合、inquiry 文または update 文は、EGL エラー値 NRF を設定します。
  • get next 文は、削除バイトが 1 のそれぞれのキュー・レコードをスキップします。
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