演習 3.5: サーバー上でのテスト
この演習を始める前に、演習 3.4: グラフ・コンポーネントの追加を完了している必要があります。
Web アプリケーションを公開する準備ができたら、ユーザーがインターネットを介して Web サイトにアクセスできるよう、それをホスティングするサーバーが必要になります。
開発中には、アプリケーションのテストも行う必要があります。
サーバーの始動
Web サイトの開発中にはいつでも、Page Designer でファイルを開き、「プレビュー (Preview)」タブを使用して設計がブラウザーでどのように見えるかを確認することができます。
ただしプレビュー・ビューでは、サーバーから実行した場合に表示されるようなページのダイナミックな性質 (作業データの接続など) を見ることはできません。
サーバー上で Web サイトをテストするには、次のステップを実行します。
- プロジェクト・エクスプローラー・ビューで、テストしたいファイルを右マウス・ボタンでクリックします。
- ポップアップ・メニューから、「実行 (Run)」 > 「サーバーで実行 (Run on Server)」の順にクリックします。
「サーバーの選択 (Server Selection)」ウィンドウが開きます。
- すでにセットアップされたサーバーがある場合には、「既存のサーバーを使用 (Use existing server)」を選択し、リストから該当するサーバーを選択することによって、既存のサーバーを使用してアプリケーションを実行することができます。
または、プロダクトをインストールした時点でデフォルトで使用可能になる WebSphere Application Server V6.0 を使用することもできます。
- 「終了 (Finish)」をクリックします。
サーバー・ツールがサーバーを始動させ、ワークベンチの内部 Web ブラウザーでページを開きます。
これには少しだけ時間がかかります。
コンソール・ビューで、サーバー・ツールがサーバーを始動するとメッセージを見ることができます。

これで、サイトが実際に Web サーバーに公開された場合にどのように見え、どのように動作するかを、プレビューすることができます。
リンクをクリックし、フォームにデータを入力し、プレビュー・ビューでは表示されないサイトのダイナミックに生成されたコンテンツを見ることができます。
また、異なる Web ブラウザーでページを見たい場合は、ワークベンチ Web ブラウザーから必要なブラウザーに URL をコピーすることができます。
おめでとうございます !
これで「モジュール 3: タブ・パネル、ツリー、グラフの各コンポーネントを追加する」を完了しました。
次のことを行う方法を学習しました。
- データの複数のビューを提供するためのタブ・パネルの挿入と構成
- 階層データを表示するためのツリー・コンポーネントの挿入と構成
- 円グラフ、図表、または折れ線グラフでデータを表示するためのグラフの挿入と構成
- サーバー上での JSP ファイルのテスト
これで、要約に進む準備ができました。