データ・テーブルへの行カテゴリー・サポートの追加

データ・テーブルに行カテゴリーのサポートを追加すると、指定した複数の行をカテゴリー別にグループ化することができます。ユーザーは、ツイスティー (三角形のアイコン) をクリックして、カテゴリー化した行を拡張したり、縮小したりすることができます。例えば、ある会社の各従業員の行を含むデータ・テーブルがある場合、従業員の居場所ごとに行をカテゴリー化することがきます。 パリにいる従業員全員をカテゴリー化した場合、データ・テーブルが表示され、テーブルの第 1 列にはツイスティーが表示されます。ツイスティーを展開すると、パリの従業員を表すすべての行が展開され、 データが表示されます。ユーザーが再度ツイスティーをクリックすると、パリの従業員を表しているデータ・テーブルの行がすべて縮小します。

データ・テーブルに行カテゴリーのサポートを追加するには以下を実行します。
  1. データ・テーブルを選択します。 データ・テーブルのプロパティー・ビューが開きます。
  2. データ・テーブルのプロパティー・ビューの「表示オプション」タブで、「テーブル・ビューをカテゴリー化するための列を追加」をクリックします。 ツイスティーを含む行カテゴリー列がデータ・テーブルに追加されます。
  3. 行カテゴリー列のツイスティー・アイコンを選択します。(不注意で列のヘッダーや列を選択しないよう気をつけます。) 行カテゴリー・プロパティー・ビュー (panelRowCateogry) が開きます。
  4. 値フィールドに値を入力するか、「参照」ボタンをクリックして、データ・ソースの列を選択します。
    注: テーブルはカテゴリー化に使用したデータですでにソート済みであるこ とを確認してください (例えば、DB2® テーブルでソートされていることを確認してください)。
  5. オプションで、拡張と縮小に使用するアイコンにツイスティー以外のアイコンを指定することができます。
  6. デフォルトでは、ツイスティーの隣のテキストが、カテゴリー化に使用するために選択した列の値です。しかし、自前のテキストを用意したり、自前のテキストと列の値を結合することもできます。カテゴリーを表示するためのテキストをカスタマイズする場合、 「出力値」の隣にテキストを入力するか、このフィールドの横のボタンをクリックして値を検索します。
関連概念
JavaServer Faces
データ・テーブル・コンポーネント
関連タスク
Faces アプリケーションの作成 : 概要
データ・テーブルの追加
行アクションのデータ・テーブルとの関連付け
データ・テーブルの行選択の使用可能化
データ・テーブルへの行編集の追加
データ・テーブルでのパラメーターの引き渡し
データ・テーブルへのヘッダーおよびフッターの追加
JSP ファイル間でのパラメーターの引き渡し
Faces JSP ファイルのナビゲーションの作成
関連資料
データ・テーブル
Faces コンポーネント参照
Faces コンポーネントの属性
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