リンケージ・オプション・パーツの callLink エレメントのプロパティー
providerURL は、EGL 生成の Java™ プログラムまたはラッパーが使用するネーム・サーバーのホスト名とポート番号を指定します。このネーム・サーバーにより、EJB セッション Bean が特定され、EGL 生成の Java プログラムが呼び出されます。このプロパティーは、次の形式をとらなければなりません。
iiop://hostName:portNumber
- hostName
- ネーム・サーバーが動作しているマシンの IP アドレスまたはホスト名
- portNumber
- ネーム・サーバーが listen しているポート番号
プロパティー
providerURL は、以下が揃った状況でのみ適用できます。
- プロパティー type の値が ejbCall である。
- プロパティー pgmName が、生成された Java プログラムまたはラッパーから呼び出されるプログラムを参照する。
ポート番号の前にピリオドまたはコロンのいずれかがある場合に問題が発生しないように、URL を二重引用符で囲みます。
providerURL の値を指定しない場合、デフォルトが使用されます。デフォルトでは、EJB クライアントは、ローカル・ホスト上に存在して、ポート 900 で listen するネーム・サーバーを探すよう設定されます。このデフォルトは、次の URL と同等です。
"iiop:///"
次の
providerURL 値では、EJB クライアントが
bankserver.mybank.com という名前で、ポート 9019 で listen するリモート・ネーム・サーバーを探すよう指示しています。
"iiop://bankserver.mybank.com:9019"
次のプロパティー値では、EJB クライアントが
bankserver.mybank.com という名前で、ポート 900 で listen するリモート・ネーム・サーバーを探すよう指示しています。
"iiop://bankserver.mybank.com"