GROUP BY 文節はグループ化の式を含みます。この式は、SELECT
ステートメントの前の文節の結果セットのグループ化を定義するのに使用さ
れます。
GROUP BY 文節の結果とは、行のグループのセットが作成されることです。結果テーブルのそれぞれの行は、グループ化式が等しい行のセットを表しています。
グループ・セットを指定することで、複数のグループ文節を単一ステートメントで指定することができます。
SQL ウィザードおよび SQL ビルダーでの SQL サポートは、
ご使用のデータベース・ベンダーから提供されるサポートのレベルに依存します。グループ化は以下をサポートします。
- DB2®:
Group By、Rollup、Cube および Grouping Sets
- Oracle: Group By、Rollup および Cube
- Sybase、Cloudscape™、
および Derby: Group By
グループ化について詳しくは、ご使用のデータベース製品の資料を参照してください。
グループを指定するには、以下を行います。
- データ・パースペクティブに切り替える。
- SQL ビルダーで SELECT ステートメントを開く。
- 設計ペイン内で「グループ」タブをクリックする。
- グループ・ページで、
リストの「グループ・ルート」をクリックする。 リストに、現在定義されているグループ化式が表示されます。最初は、このリストには「グループ・ルート」しかありません。これは、グループ化式にまだ何も追加されていないためです。
- 「グループ・ルート」を追加するに
は、「列」の下の先頭にある空の行をダブルクリッ
クする。
- セルで列を選択し、式をビルドするかリストからグルー
プ化のタイプを選択する。 列を選択するか式を指定すると、グループ化を判別す
るために評価される結果セットの特徴が定義されます。グループ化タイ
プを選択すると、グループ化文節がネストされます。
- ネストされたグループ化タイプを変更するには、グループ化式
のリストでタイプを選択する。 グループ化タイプを選択後、その他
のグループ化のネストなど、そのグループ化タイプの詳細を完成させる
ことができます。これを行うには
、「グループ・ルート」リストでグループ
化タイプを選択し、「列」リストで、列、式、およびグループをそれに追加します。
- グループ化のタイプを変更するには、「グループ・ルート」ボ
ックスからグループ化タイプを選択し、
次に「タイプ」リストからタイプを選択する。
グループ条件 HAVING 文節を追加するグループ条件テーブルは、
設計ペインの「グループ条件」ページで選択可能です。条件は、HAVING 文節で表示されます。HAVING 文節の目的は、結果セットをグループ化す
るのに評価される式を制限することです。テーブル・セルの 1 つに値を入力するには、テーブル内の空の行をクリックしてから、先頭のセルをクリックし、リストから値を選択します。
「列」および「値」列
で式をビルドすることができ
、「演算子」および「And/Or」列
から演算子またはオペランドを選択できます。
以下のリストは、「条件」テーブルにある列の説明です。
- 列
- この列は、テーブル列または式のいずれかを含むことができます。式を入力するには、「式のビルド」をクリックし
、「式ビルダー」ウィザードを開きます。
- 演算子
- 条件に対する演算子を選択します。
- 値
- この列は、列、値、または式を含むことができます。テーブルの空の行をクリックして、先頭セルでクリックして値を入力し、
列を選択するか、「式のビルド」を選択して「式ビルダー」ウィザードを開きます。
- And/Or
- HAVING 文節で複数の述部が必要な場合、各述部の間に、AND
または OR 演算子のいずれかを指定します。
セルを完成させた後、変更を有効にするには Enter キーを押します。
行を削除するには、その行を右クリックし、ポップアップ・メニュー
で「条件の除去」をクリックします。