有効範囲指定の規則と EGL での「this」

EGL パーツで変数または定数を宣言した場合、宣言の中で使用された識別子は、そのパーツ全体で有効範囲内 (使用可能) となります。
同一の識別子を同じ有効範囲の中に置くことはできません。しかし、ほとんどの識別子は、論理的にコンテナー (レコードなど) の内部にあるメモリー領域を参照します。また、そのような場合、コードでは、その識別子を格納しているコンテナーの名前で識別子を修飾します。 例えば、関数変数 myString が myRecord01 というレコード内にある場合、コードでは、次のように、その変数をレコードのフィールドとして参照します。
  myRecord01.myString
同じ識別子が 2 つの有効範囲内にある場合、その識別子への参照は、すべて最もローカルな有効範囲への参照となりますが、次のように修飾子を使用して、その振る舞いをオーバーライドできます。

関連概念
関数パーツ
basicLibrary 型のライブラリー・パーツ
nativeLibrary 型のライブラリー・パーツ
PageHandler
パーツ
プログラム・パーツ
パーツの参照
EGL での変数の参照
EGL プロパティーの概要
固定構造体
Typedef

関連タスク
EGL での変数と定数の宣言

関連リファレンス
関数呼び出し
EGL ソース形式の関数パーツ

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