EGL および JSP ファイルへのコードの断片の挿入

「断片」ビューでは、再使用可能なプログラミング・オブジェクトをコードに挿入できます。 「断片」ビューには、EGL コードの複数の断片の他に、それ以外の多くのテクノロジーのコードも含まれています。 用意されている断片を使用するか、独自の断片を「断片」ビューに追加することができます。 「断片」ビューの使用の詳細については、『「断片」ビュー』を参照してください。

ご使用のコードに EGL コード断片を挿入するには、次のようにします。

  1. 断片の追加先としたいファイルを開く。
  2. 「断片」ビューを開く。
    1. ウィンドウ」>「ビューの表示」>「その他」をクリックする。
    2. 基本」を展開し、「断片」をクリックする。
    3. OK」をクリックする。
  3. 「断片」ビューで、EGL ドロワーを展開する。 このドロワーには、使用可能な EGL コードの断片が入っています。
  4. 次のメソッドのどちらかを使用して、ファイルに断片を挿入する。
    • 断片をクリックして、ソース・コードにドラッグする。
    • 断片をダブルクリックして、現在のカーソル位置にその断片を挿入する。 その断片内の変数を説明するウィンドウが表示される場合があります。 その場合は、 その変数の値を入力してから「挿入」をクリックします。
    注: カーソルが、打ち消し線のある円 (そのポイントに断片を挿入できないことを示す) に変わる場合、断片を誤った位置に挿入しようとしている可能性があります。 断片の詳細を検査して、断片をコードに挿入する位置を検出してください。
  5. ご使用のコードに応じて適宜、断片内の関数、変数、およびデータ・パーツの事前定義名を変更する。 大部分の断片には、変更の必要がある名前を説明するコメントが含まれています。

EGL で使用可能な断片は、次のとおりです。

表 1. EGL で使用可能な断片
断片の名前 説明
setCursorFocus Web ページ上の指定された書式フィールドにカーソルのフォーカスを設定する JavaScript™ 関数。
autoRedirect セッション変数の有無についてテストする JavaScript 関数。 セッション変数が存在しない場合は、ブラウザーを別のページに転送します。
getClickedRowValue データ・テーブル内のクリックされた行でハイパーリンクされた値を検索する EGL 関数。
databaseUpdate PageHandler からレコードを渡したときに、 リレーショナル・テーブルの単一行を更新する EGL 関数。

関連概念
「断片」ビュー

関連タスク
コンテンツ・アシストを使用した EGL テンプレートの使用
書式フィールドへのフォーカスの設定
セッション変数の有無についてのブラウザーのテスト
データ・テーブル内のクリックされた行の値の検索
リレーショナル・テーブル内の行の更新

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