WebSphere Application Server v5.x のトレースの使用可能化

WebSphere® Application Server v5.x テスト環境またはサーバーのトレースのサポートを使用可能または使用不可にすることができます。トレースを使用して、アプリケーション・サーバー、 クライアント、およびその他の環境内のプロセスなど、ランタイム・コンポーネントの実行に関する詳細情報を入手することができます。トレース・ファイルには、ランタイム・ベース・クラスが呼び出すメソッドの時間およびシーケンスが示されます。これらのファイルを使用して、 失敗の位置を正確に示すことができます。

トレースを使用可能または使用不可するには、以下を行います。
  1. 「サーバー」ビューで、サーバーをダブルクリックして開く。サーバー・エディターが開きます。
  2. エディターの下部にある「トレース」タブをクリックする。
  3. トレースを使用可能にする (Enable trace)」 チェック・ボックスを選択する。
  4. ストリングのトレース (Trace string)」 テキスト・ボックスに、コンポーネント、パッケージ、またはトレースするグループを指定する トレース・ストリングを入力する。トレース・ストリングは、次のフォーマットで入力します。 component = trace_type = enabled (ここで、component は、 トレースを使用可能または使用不可にする対象のコンポーネントであり、trace_type は、 使用可能または使用不可にするトレースの型です。例えば、接続マネージャー・プールの動作内容を 確認するには、このボックスに com.ibm.ejs.cm.*=all=enabled と入力します。
  5. トレース出力ファイル」フィールドに、 ログを保管するディレクトリーを入力します。
  6. 保管して、サーバー・エディターを閉じる。
トレース出力の分析の詳細については、WebSphere Application Server 資料を参照してください。
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