データ接続は Faces コンポーネントで作成する動的な Web ページの基本部分です。データ接続で、
Web サイトのユーザーは既存のデータ・ソースからデータを読んだり、新しいデータをデータ・ソースに書き込んだり、またデータを更新および削除することができます。
リレーショナル・データベースへのデータ接続を作成する前に、すでにデータベース・アクセスを作成しているか、既存のサーバー上のデータベースにアクセスできることを確認します。
データ接続を作成する方法の 1 つは、Faces
JSP ページの関連レコードまたは関連レコード・リスト作成中に接続を作成することです。ウィザードにより、ユーザーは接続の作成プロセスを容易に進めることができ、次のようなステップをたどります。Faces JSP ページで関連レコードや関連レコード・リストを作成する前に接続を作成する方法もあります。データベースへの接続にウィザードを使用する方法につ
いては、『
ウィザードを使用したデータベースへの接続』を参照してください。
まだデータ接続を定義していないときに、関連レコード・リストや関連レコードをパレットのデータ・ドロワーからドラッグすると、関連情報の入力を促すプロンプトが表示されます。データベースへの接続を作成した場合、データをページ上の Faces コンポーネントにバインドすることにより、ご使用の動的 Web ページとデータベースの間でデータを共有することができます。また、ページ・データ・ビューから新しい関連レコード・リストや関連レコードを作成することもできます。
注: 関連レコードまたは関連レコード・リストを Faces JSP に 追加する場合は、ページ・コード・ファイルが必要となります。関連レコードまたは関連レコード・リストを追加
する際に、ページ・コードの抑止がオンの場合、ページ・コード・ファイルの生成を許可するようにプロンプトが出されます。