制限: Faces Web アプリケーション

ここでは、Faces Web アプリケーションを作成するときに注意すべきいくつかの制限について説明します。

Faces JSP ページへのポスト・バック

Faces JSP ページを作成するときの一般的な使用法のヒントを紹介します。場合によって、Faces JSP ページへのポスト・バックには、最初にページを表示するために最初に使用したオブジェクトを再作成する必要があります。そのオブジェクトの作成に引き数がある場合、それらの引数がポスト・バックで使用可能である必要があります。フォームでは非表示入力フィールドに、また、リンク・タグではパラメーターとして引数を格納することによって、これを行うことができます。つまり、表示された状態の再評価は、ページが最後に表示されたときの状態と一致する必要があります。このため、一致した状態を作成するために必要なものを渡す必要があります。

Faces JSP ウェルカム・ページおよび WAS v5.1

Faces JSP ウェルカム・ページを使用していて、WAS v5.1 サーバーをターゲットとしている場合に問題が発生します。 1 つの対処法として、Faces JSP ページではないウェルカム・ページを使用し、Faces URL に転送します。別の対処法として、Faces JSP ウェルカム・ページに要求を転送する前に、Faces サーブレットで要求を確実に処理する方法があります。URL に /faces/ のプレフィックスを付ける、または .jsp ファイル拡張子を .faces ファイル拡張子に変更することにより、これを行うことができます。Faces サーブレットは、URL を変更し、JSP を指定して転送します。

Internet Explorer で表示されるフィールドのフォーカス問題

Internet Explorer では、Faces JSP Web ページに作成した特定のフィールドのフォーカスに既知の問題があります。フォーカスがラジオ・ボタン、チェック・ボックス、またはリンクにある場合、Internet Explorer では、長方形のフォーカスがそれらの周りに表示されません。実際には、フィールドはフォーカスを持っています (スペース・バーを押したときに表示され、フィールド内で正しく機能します)。対処法として、フィールド・フォーカスが機能するように、ページ上で TAB を手動で押します。
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