WebSphere Application Server v5.x への JAAS 認証の追加

JAAS (Java™ Authentication and Authorization Service) バージョン 1.0 は、 Java 2 プラットフォームの Java 2 セキュリティー・アーキテクチャーを拡張して認証およびユーザーへのアクセス・コントロール強制機能を追加したものです。開発環境は JAAS アーキテクチャーをサポートし、アクセス・コントロール・アーキテクチャーを拡張して、サーブレット、JSP、および EJB コンポーネントなどの J2EE リソースに関する役割ベースの許可をサポートします。JAAS により認証済み WebSphere® ユーザー ID が指定されたバックエンド EIS (エンタープライズ情報システム) のユーザー認証データ・セット (ユーザー ID とパスワード) にマップされます。

注: JAAS 認証は、WebSphere Application Server v5.x にのみ追加できます。

JAAS 認証を追加するには、以下のステップを実行します。

  1. 「サーバー」ビューで、WebSphere Application Server v5.x をダブルクリックして開く。 サーバー・エディターが開きます。
  2. エディターの下部の「セキュリティー」タブをクリックする。
  3. 「JAAS 認証エントリー」リスト・テーブルの横にある「追加」ボタンをクリックする。 「JAAS 認証エントリーの追加」ダイアログ・ボックスが開きます。
  4. ダイアログ・ボックスで、別名、ユーザー ID、パスワード、および認証エントリーの説明を入力する。 例えば、 DB2® データベースにアクセスする、 別名、DB2 ユーザー ID、 および DB2 パスワードを入力できます。このダイアログ・ボックスのフィールドについて詳しくは、 フィールドを選択し、F1 キーを押してください。 「OK」をクリックする。
  5. 変更内容を保管して、エディターを閉じる。 JAAS 認証別名がサーバーに追加されています。
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