<xsl: template> エレメントは、
XSLT で最も重要なエレメントです。これは変換を実行するマッチング・ルーチンの基本です。
<xsl: template> エレメントには少なくとも match または name 属性が含まれているはずです。
match 属性は、パターンの突き合わせに使用されます。name 属性は、テンプレートに名前を付けるときに使用します。
必要であれば、両方の属性を同じテンプレートで使用することもできます。
次の説明は Resource パースペクティブを対象にしていますが、他のさまざまなパースペクティブでも使用できます。
XSL ファイル
に <xsl:template> エレメントを追加するには、以下のステップに従ってください。
<xsl:template> エレメントは、その作成状況が読み取り専用フィールドに表示されます。
- XSL エディターで XSL ファイルを開く。
- 「断片 (Snippets)」タブをクリックし、XSL ドロワーを開き、それから xsl: template element
をダブルクリックします。
- match 属性は、パターンの突き合わせに使用されます。「突き合わせ (Match)」フィールドに、
入力文書でテンプレートを突き合わせたい XPath パターンを入力する。 「XPath 式 (XPath Expression)」ウィザードを使用して XPath パターンを作成する場合は、「XPath」をクリックする。
- name 属性は、テンプレートに名前を付けるときに使用します。「名前」フィールドに、
スタイル・シートに明示的に呼び出せるようにしたいテンプレートの名前を入力する。
- priority 属性は、テンプレートに優先順位を割り当てるときに使用します。
「優先順位」フィールドに、テンプレートに指定したい優先順位を指定する。 この優先順位は、<xsl: apply-templates> エレメントで使用されるパターンと一致する全テンプレートの中から 1 つのテンプレートを選択する際に使用します。たとえば、優先順位が 2 のテンプレートが、
優先順位が 5 のテンプレートより先に選択されます。
- mode 属性は、テンプレートを異なるカテゴリーに区画するときに使用します。「モード (Mode)」フィールドに、テンプレートに指定したいモードを入力する。
- 「パラメーター追加 (Add Parameter)」ボタンをクリックして、テンプレートにパラメーターを追加する。
- 「名前」フィールドに、パラメーターの名前を入力する。
- 「選択 (Select)」フィールドにパラメーターのデフォルト値を入力する。 「XPath 式 (XPath Expression)」ウィザードを使用してデフォルト値を作成する場合は、
「XPath」をクリックする。
- 「完了」をクリックする。
<xsl:template> エレメントは XSL ファイルに挿入されます。