UML、IE、または IDEF1X の図を用いたデータベース・アプリケーションのビジュアルな開発

統一モデリング言語 (UML) のクラス図、情報エンジニアリング (IE) の表記図、 または情報モデリング用統合定義 (IDEF1X) の表記図を使用すると、密接に統合された単一の開発環境において、 データベース・アプリケーションの成果物をビジュアルに表現して開発することができます。

UML のクラス図、IE の表記図、または IDEF1X の表記図を使用すると、 既存のシステムを表示して分析し、システムのコンポーネントや相互関係を識別したり、システムの表示を別の形式で作成したりすることができます。これらの図を使用すると、システムの構造情報を、コードから高い抽象レベルの新しい形式に、自動的に抽象化することができます。システムを再設計することで、保守容易性を改善し、また最初の開発時の設計を使用することなく、システムの複製を作成できます。また、ターゲット・システムを変更したり、新しいシステムを開発して生成したりすることもできます。

UML のクラス図では、アプリケーションのデータ・オブジェクトの一部または全部が図示されます。クラス図を使用すると、データ・オブジェクトの構造と関係を表現して作成できます。アプリケーションのオブジェクトのサブセットを使用することで、アプリケーションの理解、コラボレーション、開発を行うための独自のコンテキストを作成できます。また、クラス図からデータ・オブジェクトを直接開発することもできます。

一時的な編集不可のブラウズ図を使用して、静的なビューを簡単に作成したり、アプリケーションの既存の関係を探索したりできます。また、編集不可のトピック図を使用すると、コンテキストおよび照会を基にしてアプリケーションの動的ビューを作成できます。

関連資料
UML モデリングのベスト・プラクティス
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