「SQL から XML」ウィザードを使用して、SQL ステートメント
から XML ファイルを作成することができます。XML スキーマまたは、別のアプリケーシ
ョンでの使用のために XML 文書が持つ構造を記述する DTD ファイルを
作成することを選択できます。また、XSL ファイルも作成され、結果を見やすくするため、HTML ファイルを作成する XML に適用されます。
実行時に SQL ステートメン
トから XML 文書を動的に作成する場合、照会テンプレート・ファイルを生成
することができます。テンプレート・ファイルは、拡張子 .xst を持ちます。
ウ
ィザードを使用して SQL から XML を生成するには、以下を行います。
- 以下のうち 1 つを実行して、「SQL から XML」ウィザードを開く。
- SQL ステートメントを SQL ビルダーで開いている場合、「アウ
トライン」ビューでステートメントを右クリックし、ポップ
アップ・メニューの「新規 XML の生成」をクリッ
クする。
- 「データ定義」ビューで、SQL ステートメントを含むデータベースを展開して「ステートメント」フォルダーを展開し、ステートメントを右クリックしてから、ポップアップ・メニューの「新規 XML の生成」をクリックする。
- 以下のオプションのうち 1 つを選択して、XML ファイルの
テーブル列の表示方法を指定する。
- 「エレメント」 - エレメントとしてテ
ーブル列を表示する。
- 「属性」 - 属性としてテーブル列を表示する。
- 「属性として 1 次キー属性」 - 属性とし
て 1 次キーを使用するエレメントとしてテーブル列を表示する。
- 「リンクとして外部キー」 - すべての
外部キー関係を単一の XML 文書にマップする。これにより、外部キー関係を反映する階層文書が作成されます。
- 前のステップで「リンクとして外部キー」オプ
ションを選択した場合、それぞれの外部テーブルを個々の XML 文書にマップするには、「外部キーによる再帰」チェック・ボックスを選択する。 外部キーについて詳しくは、ご使用のデータベース・ツールのヘルプを参照するか
、www.ibm.com/software/data/technical/BOOK/ か
らアクセスできる「SQL Reference」を参照してください。見出しの「Featured
books」の下で、
DB2® Product Manuals (including Business
Intelligence) へのリンクである「View page」をクリックします。「SQL
Reference」の 2 つのボリュームが、「Reference」という見出しの下
にある PDF フォーマットで入手できます。
- XML ファイルの構造についての情報を含むスキーマ定義を生成
するには、「XML スキー
マ」、「DTD」のいずれかを選択する。スキーマ定義が必要ない場合は、「なし」を選択する。
- テンプレート・ファイルに照会を保管するには
、「照会テンプレート・ファイルの生成」を選択
する。
照会
および出力 XML 文書の単体テストを行った後、WebSphere® Application Server
内でアプリケーションを実行するときに、それらを動的に生成した方がよい場合があります。これを行うため、テンプレート・ファイルに照会を保管することができます。テンプレート・ファイルは、サーブレットのような別のアプリケーション
から SQLToXML クラスを起動するときに使用することができます。
SQLToXML クラスについて詳しくは、関連の参照リンクをご覧ください。
- 生成済みファイルを保管するフォルダーを指定するため
、「参照」をクリックしてフォルダーを表示する。
- オプションの選択が完了したら、「完了」をクリックする。
ウィザードが実行され、指定したオプションについて .xml ファイルおよび追加ファイルを生成します。すべてのファイルが指定済みの出力フォルダーに保管されます。