ユーザー・リソース

Web サイトの訪問者は、自分のニーズと関心を満たす Web コンテンツに迅速にアクセスすることを求めます。 サイト訪問者のニーズと関心は、ユーザー・プロファイル・データ・ストアにプロパティーとして保管されます。 多くのサイトは、HTML 入力フォームを使用してユーザーのニーズとプリファレンスを取得します。 入力フォームには、めったに変更されない情報 (たとえば、ユーザー名や住所)、および時間が経てば更新が必要になる情報 (たとえば、ギフトの買い物候補リスト) が含まれます。 HTML 入力フォームでサイト訪問者が提供する明示情報に加えて、企業は、ユーザー・プロファイル・データ・ストアを方針に基づいて更新して、他のソースから取得された情報を反映することもできます。 これらのソースには、Web サイトでのユーザーのアクションの分析、および Web 以外でのユーザーと企業との対話からのデータが含まれます。

ユーザーは固有であるので、Web コンテンツのパーソナライズには、多くの場合、ユーザーごとに完全に固有のコンテンツを作成する必要はありません。 ユーザーは、パーソナライゼーションを容易にするカテゴリーに分類またはグループ化することができます。 たとえば、社内の Web サイトでは、特定の情報は管理者に適したものであり、その他のコンテンツは販売員に適している場合があります。

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