ワークベンチの組み込み機能として Ant サポートが提供されています。任意の XML ファイルを右マウス・ボタンでクリックして、ポップアップ・メニューから「Ant の実行」を選択すると、 「Ant スクリプトの実行」ダイアログに 選択可能な Ant ターゲットが表示されます。実行されるターゲットを順々に検査でき、その実行順序は各ターゲットの横に表示されています。「Ant コンソールへの実行ログの表示」を選択し、 「Ant コンソール」ビュー (「パースペクティブ」「ビューの表示」「その他」「Ant」「Ant コンソール」)に Ant メッセージを表示することもできます。
さらに、「引数」フィールドを使用して、Ant プログラムに -verbose などの引数を引き渡すことができます。 Ant スクリプトが Ant javac タスクを起動する場合は、特殊な -Dbuild.compiler=org.eclipse.pde.internal.core.JDTCompilerAdapter 引数を引き渡す必要があります。そうしない場合、「旧型のコンパイラーは使用できません。」エラーが出されます。
javac Ant タスクに deprecation="on" オプションを使用すると、WebSphere® Studio は破壊されます。何も指定しないか、deprecation="off" を使用するか、いずれかを行う必要があります。
<target name="bad"> <propertyBAD name="MyName" value="MyValue"/> </target>
echo.xml を右マウス・ボタンでクリックし、再実行するために「Ant の実行」を選択する。ターゲットとして「bad」を選択してから、「終了」をクリックする。 「問題」ビューに propertyBad のタイプのタスクを作成できませんでした」というエラー・メッセージを受信します (2 回表示されます)。 このエラーは、propertyBad をプロパティーに変更してから echo.xml を保管することで、部分的に修正することができます。「タスク」ビューのエラーは、Ant 実行時エラーであるため、表示されたまま画面に残ります。 Ant を再実行すると、エラー・メッセージは消えます。