EGL Java ランタイム・エラー・コード CSO7000E

CSO7000E: 指定した呼び出し先プログラム %1 のエントリーがリンケージ・プロパティー・ファイル %2 にありません。

説明

このメッセージは以下の場合に発生します。
  • 呼び出し側プログラムの生成時に、呼び出し先プログラムの callLink エレメントのリンケージ・オプション・パーツでプロパティー remoteBind が RUNTIME に設定された。また、
  • 指定した呼び出し先プログラムのエントリーが、実行時にリンケージ・プロパティー・ファイルに見つからない。理由として以下のいずれかが考えられます。
    • リンケージ・プロパティー・ファイルが見つからない。
    • ファイルは見つかったが、 そのファイルに呼び出し先プログラムのためのエントリーがない。
    • 誤ったリンケージ・プロパティー・ファイルが指定された。

ユーザー応答

以下のようにします。
  • このプログラムを Java™ ラッパーから呼び出している場合は、 リンケージ・プロパティー・ファイルの名前を link.properties にする必要があります。ここで、link は、生成時に使用したリンケージ・オプション・パーツの名前です。ファイルが存在し、呼び出し先プログラムのエントリーがあり、CLASSPATH 変数で指定されているディレクトリーまたはアーカイブにあることを確認してください。
  • J2EE 環境で実行されているプログラムからプログラムを呼び出す場合は、 リンケージ・プロパティー・ファイルをデプロイメント記述子の cso.linkageOptions.link 環境変数で指定できます。ここで、link は生成時に使用したリンケージ・オプション・パーツの名前です。環境変数が設定されていない場合は、 リンケージ・プロパティー・ファイルの名前は link.properties でなければなりません。 ここで、link は生成時に使用したリンケージ・オプション・パーツの名前です。ファイルが存在し、呼び出し先プログラムのエントリーがあり、CLASSPATH で指定されているディレクトリーまたはアーカイブにあることを確認してください。
  • J2EE 環境で実行されていないプログラムからプログラムを呼び出す場合は、 状況は以下のとおりです。
    • リンケージ・プロパティー・ファイルを cso.linkageOptions.link プロパティーで識別できます。ここで、link は生成時に使用したリンケージ・オプション・パーツの名前です。プロパティーが設定されていない場合は、 リンケージ・プロパティー・ファイルの名前は link.properties にすることができます。ここで、link は生成時に使用したリンケージ・オプション・パーツの名前です。これら 2 つのどちらの場合も、ファイルが存在し、呼び出し先プログラムのエントリーがあり、CLASSPATH で指定されているディレクトリーまたはアーカイブにあることを確認してください。
    • リンケージ・プロパティー・ファイルが見つからない場合は、 リンケージ・プロパティーがプログラム・プロパティー・ファイルになければなりません。 その場合、プログラム・プロパティー・ファイルに呼び出し先プログラムのエントリーがあり、プログラム・プロパティー・ファイルが CLASSPATH で指定されたディレクトリーまたはアーカイブにあることを確認してください。

その他の詳細については、callLink エレメント、Java ランタイム・プロパティー、 環境のセットアップに関する EGL ヘルプ・ページを参照してください。

問題が解決しない場合は、次のようにします。

  1. メッセージ番号およびメッセージ・テキストを記録する。
    注: エラー・メッセージには以下の重要な情報が含まれています。
    • エラーが発生した個所
    • 内部エラーの種類
  2. このメッセージが出力された状況を記録する。
  3. IBM® サポートに問題を報告する方法の詳細な指示について、 「EGL Installation Guide」を参照する。
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