ビルド記述子オプション itemsNullable は、コードがプリミティブ・フィールドを NULL に設定できる環境を指定します。
itemsNullable のこの設定がデフォルトであり、振る舞いについては、以前のバージョンの EGL と一貫性があります。
次の表は、このオプションの決定による効果を示しています。
操作 | ItemsNullable = NO | ItemsNullable = YES |
---|---|---|
NULL フィールドを別のフィールドに割り当てる | ソースの値は 0 またはブランクであり、この割り当てにより、値と (ターゲットが NULL 可能な場合) NULL 状態の両方がコピーされます。 | ターゲットが NULL 可能な場合、このターゲットは NULL に設定されます。それ以外の場合、ターゲットは 0 またはブランクに設定されます。 |
数式で NULL フィールドを使用する | このフィールドは、0 が含まれているかのように扱われます。 | この式は NULL に評価されます。 |
テキスト式で NULL フィールドを使用する | このフィールドは、スペースが含まれているかのように扱われます。 | このフィールドは、空ストリングであるかのように扱われます。 |
論理式で NULL フィールドを使用する | この式は、フィールドの値が 0 またはブランクであるかのように扱われ、次の例は TRUE に評価されます。
0 == null |
この式は、NULL が NULL と比較される場合のみ、TRUE に評価されます。次の例は、これと異なり、FALSE に評価されます。
0 == null |
フィールドを空に設定する | NULL 状態は設定されません。 | NULL 状態が設定されます。 |
レコードを空に設定する | NULL 状態は設定されません。 | NULL 状態が設定されます。 |
関連する参照項目
ビルド記述子オプション