XML スキーマ・サンプルからの SDO の生成

実例の概要

この例では、XML スキーマからサービス・データ・オブジェクト (SDO) を実際に生成する体験をしていただき、 生成された SDO の使用法を説明します。また、この例には、便宜のため PurchaseOrder.xsd ファイルと PurchaseOrderSample.java ファイルが提供されています。

po.test.PurchaseOrderSample.java

現在のところ、SDO 生成プログラムでは、生成された Java クラスの使用法を ユーザーに紹介するサンプル・アプリケーションを生成するようにはなっていません。PurchaseOrderSample.java は、 この例で次のことを示すために提供されています。

  • 生成されたクラスを使用する前に初期化コードを追加する
  • PurchaseOrder およびその他のクラスのインスタンスを作成する
  • PurchaseOrder インスタンスを XML ファイルにシリアライズする
  • PurchaseOrder を XML ファイルからロードする

PurchaseOrder.xsd からのサービス・データ・オブジェクトの生成

PurchaseOrder.xsd から SDO を生成するには、以下のステップに従います。

  1. パッケージ・エクスプローラーから PurchaseOrder.xsd を右クリックし、 「生成」 -> 「Java...」と選択して、Java 生成ウィザードを呼び出します。

  2. 「生成プログラム」コンボ・ボックスから、「Eclipse SDO Generator」を選択します。
  3. 「コンテナー」フィールドで、「ServiceDataObjectFromXSD」プロジェクトを選択します。
  4. 「終了」をクリックすると、生成が開始されます。
  5. 以下に示されているのは、生成された Java クラスの画面のスナップショットです。


PurchaseOrderSample.java の起動

PurchaseOrderSample.java を実行するには、パッケージ・エクスプローラー から PurchaseOrderSample.java を右クリックし、「実行」 -> 「Java アプリケーションの実行」を 選択します。シリアライズされたファイル、"sample.xml" が作成され、改めてロードされます。「コンソール」 ビューに再構成された Java インスタンスが表示されます。 注: sample.xml ファイルを表示するには、プロジェクトを更新する必要があります。 更新するには、プロジェクトを右クリックし、「更新」をクリックします。



以下に示されているのは、シリアライズされた XML 出力の画面のスナップショットです。