この課題を始める前に、『』を完了しておく必要があります。

Java ビジュアル・エディターは、 ボタンをクリックするとデータ・ソース上のサービスを呼び出すためのアクション・バインダーを提供しています。 たとえば、「更新」ボタンをクリックする場合、このアプリケーションは、 変更が詳細フィールドに入力された状態で、Web サービス上で modifyEmployee() メソッドを実行する必要があります。

更新」ボタンをバインドするには、以下のようにします。

  1. デザイン域で「更新」ボタンを選択し、 「バインド」タブをクリックして「コンポーネント・アクションのバインディング」ダイアログ・ボックスを開く。

    「更新」ボタン上の「バインド」タブ

    1. ソース・タイプ」フィールドで、「Web サービス」を選択する。
    2. データ・ソース」フィールドで、「webServiceDataSource」を選択する。
    3. ソース・サービス」リストから、「modifyEmployee(directory.service.FullEmployeeRecord)」を選択する。
    4. 名前」フィールドが自動的に modifyEmployeeAction に変わる。 このデフォルトを受け入れます。
    5. 引数」フィールドで、「selectedEmployeeRecord」を選択する。
    6. modifyEmployee() メソッドは、従業員のフル・レコードを引数として取るため、 「プロパティー」フィールドを空白しておく必要があります。
    7. ボタンの「初期状態」を「無効」に設定する。

      更新ボタン用の「コンポーネント・アクション・バインディング」ダイアログ・ボックス

    8. ボタンでどのように状態を変更するかを定義するには、「使用可能化の規則 (Enablement rules) 」をクリックします。 ボタンは引数の値を変更する時にのみ使用可能になるように指定して、他のすべてのインスタンスを無効にします。「OK」をクリックします。

      更新ボタン用の「コンポーネント・アクション・バインディング」

      このことは、「更新」ボタンは、selectedEmployeeRecord を変更するまでは、使用することができないということを意味しています。 言い換えれば selectedEmployeeRecord にバインドされている詳細フィールドの 1 つに新しい値を入力すると、 バインダーはボタンをすぐに使用可能にします。新規レコードを選択するか、「更新」 をクリックすると、再度ボタンが使用できなくなります。

  2. OK」をクリックする。

    新規の SwingDataServiceAction バインダーが「更新」ボタンに対して追加されます。 このボタンをデザイン域で選択すると、 ビジュアル・エディターは、このボタンが Web サービス・データ・ソースにバインドされていることを示す線を引きます。 ピンクの点線の矢印が selectedEmployeeRecord オブジェクトからこの線を指します。 この矢印は、selectedEmployeeRecord がこのサービスに対する呼び出しの引数であることを示しています。

    「更新」ボタン用のバインダー線のスクリーン・ショット

これで、アプリケーションを実行すると、従業員レコードを更新できます。 テーブルにある従業員を選択し、ラストネームを変更します。 ラストネームを変更すると、「更新」ボタンがすぐに使用可能になります。 「更新」をクリックするすると、modifyEmployee サービスが呼び出され、その従業員が更新されます。 新規ラストネームが employeesTable に反映されます。

これで、課題『』に進む準備が完了しました。

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