Faces 案内広告の詳細

Faces 案内広告 Web サイトは、多くの Web ベースの案内広告サイトに類似しています。最初にこのサイトを開くと、ホーム・ページにリダイレクトされます。JavaServer Faces テンプレートがサイトのページのすべてに適用され、バナーおよびナビゲーションがすべてのページで使用可能になっています。 以下に、このサンプルのページについての概説があります。(リストに続くセクションで、それぞれのページがより詳細に説明されています)

  • ホーム - サンプルをロードしたときに表示される初期のホーム・ページを開きます。
  • ブラウズ - サイトにある任意の広告をユーザーがブラウズできるページを開きます。
  • 広告の投稿 - ユーザーが広告を作成し、その広告を Web サイトに送り、広告のリスト内にそれを載せることを可能にします。
  • 検索 - サイトの広告についての拡張検索です。
  • ログアウト - 現行ユーザーをログアウトします。
  • 管理 - 管理者としてログインしている場合にのみ表示されます。このサンプルの場合、任意のパスワードを使用して「管理者」としてログインできます。このリンクは、ニュース項目および使用可能なカテゴリーを管理できるページを開きます。また、管理者としてログイン中は、編集モードで案内広告の詳細が表示されます。

すべての広告、ニュース項目、および関連データは、データベースに保持されます。サンプル・データを含んでいる Cloudscape データベースは、サンプルと一緒にパッケージされています。 ただし、データは、DB2 データベースに保持することも簡単にできます。サンプルと一緒に使用するために DB2 データベースに格納する方法については、この文書の末尾にある説明を参照してください。

また、サイトで管理者が実行する機能を例示できるように、単純な管理者アカウントが提供されています。このログイン機能は、ログインのインプリメンテーションとしては適切ではなく、また、正しい認証も提供しません。管理者タスクの詳細については、この文書の末尾に記載されています。


ホーム

「サインイン」、「高速検索 (Quick Search)」、「管理リンク (Admin Links)」、「最新広告 (Latest Ads)」、および「ニュース」の各領域がこのページでユーザーに示されます。
「サインイン」は、管理用タスクにアクセスできるように、管理者によって使用されます。
「高速検索 (Quick Search)」は、任意のユーザーがタイトルまたはロケーションに基づいて広告を検索できるようにします。タイトルで検索されるワードは、広告のタイトル記述の最初のワードでなければなりません。検索は、大/小文字の区別があります。
「最新広告 (Latest Ads)」は、最新の 5 広告のみを表示するようにフィルタリングされたデータ・テーブルです。 広告を選択すると、その広告に関する詳細ページが起動されます。サイトで最後に投稿された日付および広告数が、「最新広告 (Latest Ads)」領域の上部に表示されます。
「ニュース」は、サイトに関連するニュース項目が表示される領域です。 これらは、管理者が変更できます。ヘッドライン・リンクを選択すると、その項目が起動されます。

案内広告

Web サイト上で、広告のカテゴリーがすべてユーザーに示されます。カテゴリーを選択すると、サブカテゴリーが表示され、また、そのカテゴリーのすべての広告が最初に表示されます。 サブカテゴリーを選択すると、そのサブカテゴリーの広告のみが表示されます。広告の投稿にイメージが含まれている場合、そのイメージも表示されます。そうでない場合は、デフォルトのイメージが表示されます。 広告を選択すると、その特定の広告に関する詳細ページが起動されます。ユーザーが投稿した詳細がすべて、ここで表示されます。イメージをクリックすると、フルサイズのイメージが表示されます。広告詳細の上部に、ID、カテゴリー、およびサブカテゴリーが表示されます。 前の選択に戻るには、「リスト表示に戻る (Back to listings)」をクリックします。

広告の投稿

広告を Web サイトに投稿することを選択します。使用可能なサブカテゴリーのリストが、選択対象として表示されます。ユーザーがイメージを含めるために、ファイル・アップロード機能が使用可能です。フォーマット設定された広告記述を作成できるように、リッチ・テキスト・エディター・コンポーネントが提供されています。完了し、実行依頼されると、ユーザーの投稿はバックエンド・データベースに保管されます。投稿の詳細についての確認が表示されます。

検索

このオプションを使用すると、ユーザーは目的とする広告を対象に検索できます。検索条件を指定しない検索では、すべての広告が、ページ当たり 5 項目のページ・データ・グリッドで表示されます。タイトルおよび説明の検索は、大/小文字の区別があります。ワードの一部分の検索は、目的とする句の前または後にワイルドカード文字「%」を設定することにより実現できます。ユーザーは、検索範囲のカテゴリーを選択でき、価格の範囲でも選択できます。 「検索結果」ページから広告を選択すると、広告詳細が表示されます。

ログアウト

このオプションを選択すると、管理者がログアウトされます。ユーザーが再びログインしない限り、管理者アクションを実行できません。

管理用タスクの実行

このサイトの管理用タスクには、以下のものがあります。
広告の変更および削除
カテゴリーおよびサブカテゴリーの追加および変更
ニュース項目の作成および変更
ユーザーは、最初に、管理者ユーザー名とパスワードを使用してサイトにサインインする必要があります。このサンプルの場合、任意のパスワードを使用して「管理者」としてログインできます。ユーザーが管理者としてログインすると、広告の詳細が表示されるときはいつでも、ユーザーは、詳細を変更してその変更を実行依頼するか、またはその広告を完全に削除することができます。
ホーム・ページには、「メイン」リンクを含む「管理リンク (Admin Links)」領域が表示されます。 ユーザーが管理者としてログインしていて、このリンクを選択すると、管理者が変更したり、新規の案内広告カテゴリー、サブカテゴリー、およびニュース項目を作成したりすることが可能なページが表示されます。
このサンプル用の管理者ユーザー名とパスワードは次のとおりです。
ユーザー名 = admin
パスワード検査は、このサンプルでは使用不可です。

DB2 へのデプロイ

ご使用のシステムに DB2 がインストールされていることを確認します。次に、W5SAMPLE という名前で DB2 データベースを作成します。

データベース・サーバー上で SetupDB2Dbases.sql ファイル (「プロジェクト・エクスプローラー」の classifieds/WebContent/dbsetup フォルダーにあります) を実行します。その結果、DB2 データベースにサンプル・データのテキスト値が取り込まれます。

DB2 表にイメージはロードされないことに注意してください。 ただし、アプリケーションを実行するときにサンプル広告用のイメージをロードできます。

DB2 の使用法については、ヘルプ・トピック「ウィザード使用によるデータベースへの接続 (Connecting to a database using a wizard)」を参照してください。このトピックには、DB2 に関するその他のヘルプ・トピックへのリンクも含まれています。