グラフは、以下のコンポーネントから構成されます。
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スライダーStatCon のスライダーは、垂直軸がデータの値 (グラフが作成されている単位での値) で、水平軸が時間を表すような、グラフの水平軸と垂直軸をコントロールします。 各グラフには、水平スライダーと垂直スライダーが付加されます。 水平スライダーは表示されるデータの時刻表を指定し、垂直スライダーは表示されるデータの 境界を指定します。 |
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標識各グラフの付加されている垂直スライダーには、そのグラフの標識が含まれています。 実行時、グラフ・データ (普通は最新のデータ) の右端が標識 (グラフと同じカラーのスライダー上のバー) によって表示されます。 古いデータを見るときは、水平スライダーを左マウス・ボタン・クリック すると、垂直の黒い行が表示されます。 この黒い行により、標識が表示するデータのポイントが定義されます。 |
グラフ・テーブルは、グラフ情報の要約であり、グラフを容易に構成できます。 テーブル内の単一行で各グラフが表されます。
統計モデル内でのコントロールはコントロール・テーブルに表示されます。テーブル内の単一行で各コントロールが表されます。
StatCon を使用すると、統計モデルのメトリックに対するアラートを追加できます。 StatCon のアラート・テーブルの単一行で各アラートが表されます。 アラートは、メトリックの最新の値に基づいてトリガーまたはリセットされる構成可能なイベントです。 アラートを追加するには、個々のメトリックを表すグラフ・アイコンが表示されるまでトレース内のノードを開く必要があります。 グラフ・アイコンを右クリックして、「この監視に対するアラートを追加 (Add an Alert over this observation)」を選択します。アラートの名前を要求するプロンプトが表示され、新しく作成したアラートがアラート・テーブルに表示されます。
アラートには、グラフの平均的な情報とは別の独自の平均的な情報があります。これによって、 特定の平均的な計算を行った後にメトリックの値が特定の期間のみに設定された境界を超えた場合に、 アラートをトリガーするよう設定できます。つまり、グラフには詳細なグレーン情報を表示し、アラートはスパイク間で平均化されるように設定することができます。
アラートがトリガーされると、テーブル名の隣に警告アイコンが表示されます。アラートがリセットされると、警告アイコンは表示されなくなります。さらに、アラートがトリガーまたはリセットされるときに、さまざまなアクションが実行されるようアラートを構成することができます。アラートの「トリガー時」列をクリックして「...」ボタンをクリックし、「アクション構成 (action configuration)」ダイアログを表示します。このダイアログの「追加」および「除去」ボタンを使用して、トリガー・アクションおよびリセット・アクションを自由に追加および除去できます。ドロップダウン・メニューからアクション・タイプを選択して、下のパネルでアクション・タイプを構成できます。構成をテストする場合は、「すぐにテストを実行」ボタンをクリックします。
「トレース・エージェント (Trace Agent)」内に保管されたすべての 共通ベース・イベントのメッセージが共通ベース・イベント・ログに表示されます。 以下の情報のみ、ログに書き込まれます。
共通ベース・イベントのメッセージは、ログの左側にある保管ボタンを使用して、テキストとして保管することができます。 実行時にメッセージの表示が速すぎで読み取れない場合は、ログの左側にあるロック・ボタンを 使用すると、一時的に新しいメッセージをブロックし、静的ログを表示できます。
関連概念
統計コンソール
関連タスク
パフォーマンス・トレースの作成
パフォーマンス・オブジェクトの構成
トレースの開始および停止
統計モデルの表示
パフォーマンス・トレース用の新規 statcon
ファイルの作成
関連参照
統計コンソールのグラフおよびテーブル
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