ログ・セットを使用したログのインポート
ログ・セットを使用すると、ログ・ファイルの反復インポートを容易に行うことができます。
ログ・セットの処理を開始するには、「ナビゲーター」ビューから「インポート」ウィザードを起動します。
- 「ナビゲーター」ビューで、右マウス・ボタンでクリックし、「インポート」を選択して
「インポート」ウィザードを起動します。
- インポート・ソース・リストから「ログ・ファイル」を選択します。
「次へ」をクリックします。「ログ・ファイルのインポート」ウィンドウが開きます。
- 「ログ・ファイルのインポート」ウィンドウから、ログ・セットについて以下のアクション
を実行できます。
デフォルト・ログ・セットを使用してログをインポートする
デフォルト・ログ・セットは、「インポート」ウィザードが初めて起動されたときに作成され、
インポート済みのすべてのログ・ファイルは「デフォルト・ログ・セット (Default Log Set)」
に保管されます。
デフォルトのログ・セットを使用するには、以下のステップに従ってください。
- 「ログ・ファイルのインポート」ウィンドウで、デフォルト・ログ・セットがウィザードの
「選択されたログ・ファイル (Selected log files)」リストに読み込まれます。
- リスト内のすべてのログをインポートするため、「終了」をクリックします。 リストされているすべてのログがインポートされます。
ログ・セットを作成する
新規ログ・セットを作成するには、以下のステップに従ってください。
- 「ログ・ファイルのインポート」ウィンドウで、「新規ログ・セット」をクリック
します。
「新規ログ・セット」ダイアログ・ボックスが開きます。
- ログ・セットの名前を入力し、「OK」をクリックします。「ログのインポート
(Import Log)」ウィザードが空のログ・セットでリフレッシュされます。
新規ログ・セットが作成されると、前のログ・セットはメモリーに保管され、
その新規ログ・セットが現行の作業ログ・セットになります。
ログ・セットが保管されるのは、ウィザードが「終了」のクリックによって閉じられた場合だけです。また、
ログ・ファイルの追加、現行ログ・セットからのログ・ファイルの編集または除去を行うこともできます。
既存のログ・セットを開く
既存のログ・セットを開くには、以下のステップに従ってください。
- 「ログ・ファイルのインポート」ウィンドウで、「ログ・セットを開く」をクリックします。
「ログ・セットを開く」ダイアログ・ボックスが開きます。

- 使用したいログ・セットを選択し、「OK」をクリックします。「ログのインポート
(Import Log)」ウィザードが、選択したログ・セットからのログのリストでリフレッシュされます。
既存のログ・セットを編集する
既存のログ・セットを編集するには、以下のステップに従ってください。
- 「ログのインポート (Import Log)」ウィンドウで、「ログ・セットの編集」をクリックします。
「ログ・セットの編集」ダイアログ・ボックスが開きます。

- 編集したいログ・セットを選択します。
- ログ・セットを名前変更するには、「名前変更」を選択します。
- ログ・セットを除去するには、「除去」を選択します。
「OK」をクリックします。
「ログのインポート (Import Log)」ウィザードが更新でリフレッシュされます。
関連概念
ログおよびトレース・アナライザーを使用した分散アプリケーションの問題の判別
共通ベース・イベント・モデル
症状データベース
関連タスク
ロギング優先設定を設定する
ログ・ファイルのインポート
分散トレースを表示する
実行プロセスに接続してログ・レコードを収集する
相互作用トレースの表示
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「ログ」ビュー
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