プロファイル・リソースの保管

収集されたデータや作成されたプロファイル・フィルターなどのプロファイル・リソースは、外部ファイルに保管できます。

プロファイル・データの保管

プロファイル・セッションから収集されるデータは、ファイルに保管して後で使用できます。 プロファイル・データは、ビューに表示される代わりに、指定したファイルへ転送されます。 転送したデータは、「再ロード」を使用して「プロファイル・モニター」ビューで 再作成し、連続するセッションに使用できます。

プロファイル・データは、プロセスの起動時、またはプロセスへの接続後のいずれかに保管できます。

プロセス起動時のプロファイル・データの保管

プロセス起動後に、データは指定のファイルにキャプチャーされるため、「プロファイルおよびロギング」ビューには 表示されません。

プロセスへの接続後のファイルへの保管

プロセスへの接続後、アプリケーションで、アプリケーションから収集されるプロファイル・データのモニターを 開始します。プロファイル・データをファイルに保管する場合には、 モニターを開始する前に以下の手順を実行します。

  1. 「プロファイル・モニター」ビューでエージェントを選択します。右クリックしてから、 「プロパティー」を選択します。「宛先」ページが開きます。
  2. プロファイル・セッションからのデータの保管先となるプロファイル・ファイルのパスおよび名前を入力します。
  3. ウィザードを完了します。

これで、アプリケーションのモニターを開始できます。「プロファイル・モニター」ビューの ツールバーから、「モニターの開始」ボタン スタイル・アイコン付きのボタン をクリックします。 指定したディレクトリー内にファイルが作成され、セッションからのプロファイル・データが保管されます。

プロファイル・フィルターの保管

プロファイル・セッション中に作成されたプロファイル・フィルターは、外部ファイルに保管できます。

  1. プロファイル・セッションからフィルターをエクスポートするには、プロセッサーまたはエージェントを右クリックして、「エクスポート」を選択します。
  2. エクスポート・ウィザードで「プロファイル・フィルター」を選択します。「次へ」をクリックします。
  3. 矢印キーを使用して、エクスポートするフィルターを選択します。
  4. フィルター・ファイル」フィールドに、フィルターの保存先となるファイル名を指定します。
  5. 終了」をクリックします。

プロファイル・リソースの保管

ホスト、モニター、プロセス、およびエージェントなどのプロファイル・リソースは、XMI ファイルに保管できます。 「プロファイル・モニター」ビューに表示されるプロファイル・リソースを保管するには、以下のようにします。

  1. プロファイル・リソースを右クリックして、「保管」を選択します。選択したオブジェクトに対して XML Metadata Interchange (XMI) ファイルが作成され、プロジェクトに基づいて命名されたフォルダー内の workspace ディレクトリーに 保管されます。以下のテーブルに、保管されたオブジェクト、および対応する使用ファイルの拡張子の要約を示します。
オブジェクト ファイル拡張子
モニター .trcmxmi
ホスト .trcnxmi
プロセス .trcpxmi
エージェント .trcaxmi

警告: ディスクにデータを保管すると、リソース集中が生じる可能性があります。 収集されるプロファイル・データの量を制限するには、プロファイル・フィルターを指定します。

関連概念
プロファイル・ツールの概説

関連タスク
アプリケーションのプロファイル作成
プロファイル・リソースのインポート