Installation Manager のリリース情報

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目次

1.0 既知の制限、問題、および回避方法
   1.1 Apache 構成ファイルに AddHandler imap-file map が含まれている場合の MD5 エラー
   1.2 資料
   1.3 既存の Eclipse へのインストール時の正しくないエラー・メッセージ
   1.4 サイレント・インストール - ライセンス・オプション
   1.5 サイレント・インストール - ウィザード・モード

1.0 既知の制限、問題、および回避方法

以下のリリース情報には、製品資料の完成後に判明した問題や制限などのリリース固有の情報が含まれます。

1.1 Apache 構成ファイルに AddHandler imap-file map が含まれている場合の MD5 エラー

ファイル名に文字列「.map」が含まれている場合、Apache Web サーバーは、クライアントへの送信の前に、ファイル・コンテンツの変換を実行する可能性があります。これは、例えば、Apache 2.2 の場合は、使用されるディレクトリーの .htaccess ファイルに、次の行、AddHandler imap-file map を追加すると発生することがあります。

AddHandler imap-file map

一部の Apache インストール用のデフォルト構成は、一般に適用される AddHandler 用です。回避方法として、IBM Installation Manager および IBM Packaging Utility が使用するリポジトリーに影響を与える構成ファイル内の「AddHandler imap-file map」行をコメント化します。

この誤った構成により、以下のようなエラー・メッセージが表示されます。

プラグイン com.ibm.etools.sfm.mft.uri.map.nl1_7.0.0.v200610130814 のダウンロード中。(Downloading plugin com.ibm.etools.sfm.mft.uri.map.nl1_7.0.0.v200610130814.)
 'http://servername.com/ccb/Offerings/wdz70/20061013_1017/repository/plugins/com.ibm.etools.sfm.mft.uri.map.nl1_7.0.0.v200610130814.jar' のダウンロード中 (Downloading 'http://servername.com/ccb/Offerings/wdz70/20061013_1017/repository/plugins/com.ibm.etools.sfm.mft.uri.map.nl1_7.0.0.v200610130814.jar')
ダウンロード先
'D:¥SDP70Shared¥tmp¥cicdip¥v¥md5¥2aa842bc2558c018304a60446ddb2d3'。(D:¥SDP70Shared¥tmp¥cicdip¥v¥md5¥2aa842bc2558c018304a60446ddb2d3a'.)
目次ダイジェストが、ダウンロード・ファイルのダイジェストとは異なります。(Table of contents digests differs from digest of downloaded file.)

1.2 資料 (オンライン・ヘルプ)

Installation Manager オンライン・ヘルプに含まれるトピックの一部は、このリリースの時点では適用されない場合があります。このベータ版の時点で Installation Manager で使用可能でない情報が見つかっても気にしないでください。

1.3 サイレント・インストール; LUM ライセンスのサイレント・インストール

LUM Kit は、製品が含まれる圧縮済みリポジトリーです。LUM Kit は、製品をインストールするときと同様に、サイレント・インストールすることができます。 唯一の違いは、LUM Kit は jar リポジトリーであるため、サーバー・コマンドで jar をリポジトリーとして指定する必要があるという点だけです。

これを開始するには、レコード・モードを使用して、サイレント・インストール用の応答ファイルを生成するのが最適な方法です。次のコマンドを使用して、Installation Manager を開始します。

 -record <生成する応答ファイルのパス>
ライセンス・ウィザードを使用して LUM Kit をインポートします。次に、Installation Manager を終了後に、応答ファイルが作成されます。

1.4 サイレント・インストール; フレックス・オプションのセットアップ

レコード・モードで Installation Manager を開始した後、ライセンス・ウィザードを実行することによって、ライセンス・コマンドが含まれる応答ファイルを生成することができます。

次のコマンドを使用して、インストール済みパッケージのポリシー・ファイルでフレックス・オプションを設定します。

 <license policyFile=”c:¥mylicense.opt”/>
レコード・モードで、ライセンス管理ウィザードを介してフレックス・オプションを設定する場合、ユーザーが設定するオプションは、生成された応答ファイルと同じディレクトリー内の「license.opt」という名前のライセンス・ポリシー・ファイルに記録され、応答ファイルにはポリシー・ファイルを参照するライセンス・コマンドが含まれます。

1.5 サイレント・インストール; ウィザード・モード

応答ファイルは、ウィザード・モードで Installation Manager を呼び出す場合にも使用できます。ウィザード・モードは、インストール・ウィザードまたはアンインストール・ウィザードのいずれかで Installation Manager を開始します。ただし、この場合に応答ファイルに含むことができるのは、設定コマンドとインストール・コマンドの両方またはいずれか、または設定コマンドとアンインストール・コマンドの両方またはいずれかのみです。ウィザード・モードで実行している場合、インストールとアンインストール・コマンドを同じ応答ファイルで混合することはできません。次のコマンドを使用して、ウィザード・モードで実行します。

 launcher -mode wizard -input < 応答ファイル >