Bean へのクライアント・ビューまたはインターフェースの追加

EJB デプロイメント記述子エディターを使用して、 既存のエンティティーまたはセッション Bean に、 クライアント・ビューあるいはインターフェースを追加したり、 そこから除去したりすることができます。

クライアント・ビューはローカル、またはリモートのいずれかであり、 エンティティー Bean およびセッション Bean には少なくとも 1 つのクライアント・ビューが組み込まれている必要があります。 EJB 2.x Bean には、ローカルおよびリモートのクライアント・ビューを組み込むことができますが、EJB 1.1 Bean には、デフォルトのリモート・クライアント・ビューのみを組み込むことができます。 メッセージ駆動型 Bean にはクライアント・インターフェースがありません。 EJB 2.1 ステートレス・セッション Bean にも Web サービス・クライアント・ビューを含めることができます。

例えば、既存の EJB 2.0 BMP エンティティー Bean にローカルおよびローカル・ホーム・インターフェース (ローカル・クライアント・ビュー) が組み込まれている場合は、 デプロイメント記述子エディターを使用して、リモートおよびリモート・ホーム・インターフェースを追加できます。 このインターフェースを追加する場合には、 既存のローカル・インターフェースから新規リモート・インターフェースにメソッドをコピーするオプションがあります。 さらに、リモート・インターフェースの追加と同様に、 既存のローカル・インターフェースを同時に削除することも選択できます。

EJB 1.1 Bean には、リモート・インターフェースのみ組み込まれていますので、 クライアント・ビューを追加すること、または EJB 1.1 Bean から既存のクライアント・ビューを除去することはできません。

クライアント・ビューを EJB 2.x エンタープライズ Bean に追加する方法:

  1. J2EE パースペクティブの「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、 EJB プロジェクトのデプロイメント記述子を右マウス・ボタンでクリックして、 「アプリケーションから開く」 > 「デプロイメント記述子エディター」を選択し、デプロイメント記述子エディターを開く。
  2. エディターの Bean ページで、作業したい Entity または Session Bean を選択する。
  3. 「クラスおよびインターフェース・ファイル」セクションで、 「追加」をクリックする。
  4. 「クライアント・ビューの追加」ウィザードを使用して、 「新規インターフェースの追加」セクションのチェック・ボックスを選択して、 追加するクライアント・ビューのタイプを指定する。 存在しているインターフェースに対応して、該当するチェック・ボックスのみが使用可能になります。
  5. 既存のインターフェースから新規クライアント・ビューにメソッドを追加」セクションで、 既存のインターフェースからメソッドをコピーするかどうかを選択する。 このオプションは、既存のインターフェースがない場合は使用できません。
  6. 次へ」をクリックする。
  7. それぞれのインターフェースに対して、対象のパッケージ、およびクラスを選択する。
  8. 「終了」をクリックする。
Bean に特定のクライアント・ビューは必要ないと判断した場合、そのクライアント・ビューが必須でなければ Bean から除去できます。クライアント・ビューを追加した後に除去するには、「クラスおよびインターフェース・ファイル」セクションでそのクライアント・ビューを選択して「除去」をクリックします。「クライアント・ビューの除去」ウィザードが、除去を完了させるのに役立ちます。
関連概念
EJB デプロイメント記述子エディター
キー・クラスとキー・フィールド
関連タスク
CMP フィールドの追加または除去

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