インターフェースへのメソッドのプロモート

リモート・インターフェースを直接編集しなくても、メソッドをエンタープライズ Bean クラスからリモート・インターフェースにプロモートできます。
この機能を使用するためには、ワークベンチ設定で拡張 J2EE 機能をオンにする必要が あります (「ウィンドウ」 > 「設定」 > 「ワークベンチ」 > 「機能」)。

エンタープライズ Bean を作成する際、Bean に必要なメソッドのセットが自動的に作成されます。 これらの必要なメソッドを変更して、独自の新しいリモート (ビジネス) メソッドを追加することができます。

これらのリモート・メソッドを作成すると、リモート・インターフェースを直接編集しなくても、 そのメソッドをエンタープライズ Bean クラスからリモート・インターフェースにプロモートすることができます。 Bean クラスの API をリモート・インターフェースに公開するときは、性能について考慮する必要があります。 リモート・オブジェクト上のメソッドに対する数回の呼び出しは、パフォーマンスを低下させます。 いくつかの操作を単一のバッチ・メソッドに結合すると、パフォーマンスを改善できる場合があります。

他のメソッド・レベルの拡張機能は、デプロイメント記述子エディターの Bean ページで追加できます。

既存のメソッドをインターフェースにプロモートする方法:

  1. 以下の方法のいずれかで、Java™ エディターを開く。
    • J2EE パースペクティブの「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、プロモートするメソッドを含んだ Bean クラスの Java ファイルを選択する。 「アプリケーションから開く」 > 「Java エディター」と選択する。
    • J2EE パースペクティブの「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、ejbModule フォルダーと Bean クラスのパッケージを展開して、ご使用の Bean クラスの .java ファイルをダブルクリックする。
    • デプロイメント記述子エディターの Bean ページの「クラスおよびインターフェース・ファイル」セクションにおいて、 希望するクラスを選択し、「開く」をクリックする。 選択したクラスが、Java エディター内で開く。
  2. J2EE パースペクティブの「アウトライン」ビューで、 プロモートしたいビジネス・メソッドを右クリックする。 ポップアップ・メニューで、使用可能なインターフェースおよび作業対象の Bean の型により以下のオプションのいずれか 1 つを選択します。
    • 「エンタープライズ Bean」 > 「ローカル・インターフェースへプロモートする」
    • 「エンタープライズ Bean」 > 「ローカル・ホーム・インターフェースへプロモートする」
    • 「エンタープライズ Bean」 > 「リモート・インターフェースへプロモートする」
    • 「エンタープライズ Bean」 > 「ホーム・インターフェースへプロモートする」
    • 「エンタープライズ Bean」 > 「サービス・エンドポイント・インターフェースへのプロモート」
    リモート・インターフェースへのプロモートを行った場合、 生成されたプロモート・メソッドは、javax.ejb.RemoteException 例外をスローします。リモート・ インターフェースが既に Java エディターで開かれている場合、ダーティーで表示されます。 そして、リモート・インターフェースを保持しているエディターが保存するまで、Java エディターの「アウトライン」ビューでは、メソッドの横に「R」の印は付けられません。
  3. 変更内容を保管して、エディターを閉じる。
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