リソース・マネージャー接続ファクトリーは、リソース・マネージャーへの接続を作成するのに使用されるオブジェクトです。 例えば、javax.sql.DataSource インターフェースを実装するオブジェクトは、データベース管理システムへの接続を実装する java.sql.Connection オブジェクトのためのリソース・マネージャー接続ファクトリーです。
デプロイメントでは、リソース・マネージャー接続ファクトリー参照は、ターゲットの作動環境に存在する実際のリソース・マネージャー接続ファクトリーへ結び付けられます。
参照を通じてアクセスするリソース・マネージャー接続ファクトリー・オブジェクトは、ルックアップを実行したコンポーネント・インスタンス内でのみ有効です。
定義したそれぞれのリソース・マネージャー接続ファクトリー参照ごとに、resourece-ref 要素がそのアプリケーション・コンポーネントのデプロイメント記述子に追加されます。 参照は、それらが定義されているアプリケーション・コンポーネントにスコープされるので、ランタイム時は他のアプリケーション・コンポーネントからはアクセスできません。 その他のコンポーネントは、名前の競合なしに同じ名前でリソース・マネージャー接続ファクトリー参照を定義できます。
リソース・マネージャー接続ファクトリー参照の定義方法は、次のとおりです。