J2EE バリデーター

バリデーター名 説明
EJB バリデーター EJB バリデーターは、EJB プロジェクトに含まれているエンタープライズ Bean が Sun Enterprise JavaBeans™ 仕様 (1.1、2.0、および 2.1。これは、Bean のレベルによる) に準拠しているかどうかを検証します。EJB 1.0 仕様のコード検証はサポートされません。

具体的には、EJB バリデーターは以下のリソースを検証します。

  • エンタープライズ Bean のメンバーである Java™ .class ファイル (ホーム・インターフェース、リモート・インターフェース、エンタープライズ Bean クラス、および、その Bean がエンティティー Bean の場合はキー・クラス)
  • ejb-jar.xml
  • ibm-ejb-jar-ext.xmi (アソシエーション、ファインダー、および WebSphere® コンポーネント継承)

このバリデーターは、EJB 開発をサポートするワークベンチのバージョン内でのみ使用可能です。

EJB XML バリデーター EJB XML バリデーターは、特殊な形式の XML バリデーターです。 このバリデーターは適格で有効な XML を検査します。EJB XML は、ejb-jar.xml ファイルの取り扱い方法の点が XML バリデーターと異なります。開発中に、EJB XML バリデーターは、少なくとも 1 つの Bean が存在する場合にのみ ejb-jar.xml を検証します。 常にデプロイメントの前に ejb-jar.xml が検証されます。
JSR-109 Web サービス・バリデーター JSR-109 バリデーターは、J2EE モジュール内の Web サービス・デプロイメント記述子を検査し、JSR-109 v1.0 仕様の主な規則に準拠しているかどうかを判断します。このバリデーターは、次のことを検査します。
  • WSDL ファイルへの参照
  • JAX-RPC マッピング・ファイルへの参照
  • Web モジュール・デプロイメント記述子 (web.xml) への参照
  • EJB モジュール・デプロイメント記述子 (ejb-jar.xml) への参照
  • Web サービスを含む Web モジュール (web.xml) の正しい構成
  • Web サービスを含む EJB モジュール (ejb-jar.xml) の正しい構成
Web サービス・デプロイメント記述子、webservices.xml ファイル、webservicesclient.xml ファイル、および JAX-RPC マッピング・ファイルは、JSR-109、「Web Services for J2EE, Version 1.0」で定義されており、http://jcp.org/aboutJava/communityprocess/final/jsr109/index.html から入手できます。
マップ・バリデーター EJB プロジェクトに含まれているすべての EJB から RDB へのマップを検証します。

このバリデーターは、WebSphere Studio Site Developer では使用できません。

静的 Web サーバーおよび公開サーバー構成バリデーター 静的 Web サーバーおよび公開サーバー構成バリデーターは、以下のことを検証します。
  • 静的 Web 公開サーバーまたは J2EE 公開サーバーの構成に定義済みのプロジェクトがワークベンチ内にある
  • 静的 Web 公開サーバー構成に定義済みの別名パスが、ワークベンチ内の静的 Web プロジェクトによって使用されている
Struts 構成ファイル・バリデーター Struts 構成ファイル・バリデーターは、struts-config.dtd ファイルによって提供される記述に従って、構成済みの Struts 構成ファイルを検証します。このバリデーターは、DTD に対する直接の XML 妥当性検査がキャッチできない追加の意味エラーをキャッチします。例えば、次のようなものです。
  • CDATA ブロックの内容 (例えば %Integer ENTITY)
  • 要素定義内の従属属性
  • 要素定義の重複
WebSphere サーバー構成バリデーター WebSphere サーバー構成バリデーターは、以下の操作を実行して、サーバー・プロジェクトに含まれているサーバー構成ファイルを検証します。
  • WebSphere Application Server の構成モデルによって定義されている規則に照らして、サーバー構成ファイルの構文を検査する。
  • サーバー構成ファイルに定義されているプロジェクトが、ワークベンチに定義されているリソースと整合しているかどうかを検査する。
このリリースの WebSphere サーバー構成バリデーターでは、自動コード検証はサポートされていませんので注意してください。
XSL バリデーター XSL バリデーターは、XSL ファイルの形式が正しいことを確認します。バリデーターは、静的なエラー (つまり、実行を開始する前にスタイル・シート内で検出できるエラー) の検出を試みます。

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