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演習 1.3: Web サービスの検索と Web サービス・プロキシーの作成

このチュートリアル演習に対する簡略説明を提供します。

始める前に、『演習 1.2: Faces JSP ファイルの作成』を完了しておく必要があります。

ここで、クライアントを作成したい Web サービスを見つける必要があります。 この Web サービスは、プライベートまたはパブリック UDDI レジストリー、URL、 またはワークスペースに置かれている可能性があります。 このチュートリアルでは、www.xmethods.com で提供されている、指定した郵便番号に対し気温を返す Web サービスを検索します。

以下の手順を実行して、「Web サービス・ディスカバリー」ウィザードを使用し、Web サービスの検索とその Web サービスのプロキシーの作成を行うことができます。

  1. パレット」で、「データ」タブを選択する。 「Web サービス」を選択し、「挿入」を右クリックします。
  2. 既知の URL からの Web サービス」を選択する。WSDL ファイルの URL はわかっていますが、Web Service Inspection Language (WSIL) ファイルを使用すると、使用可能なすべての Web サービスを検索することができます。 多くの場合、WSIL ファイルは 次のようなロケーションにあります。http://www.web_service_provider.com/inspection.wsil
  3. URL フィールドに WSDL の URL (http://www.xmethods.net/sd/2001/TemperatureService.wsdl) を 入力し、「ジャンプ (Go)」をクリックする。
  4. 選択した Web サービスが表に表示される。 「ポート: TemperaturePort」をクリックして選択します。
    WSDL 詳細が表示されている Web サービス・ディスカバリー・ダイアログ
    Web サービスのテストを行うには、「詳細」を クリックして、Web サービス・エクスプローラーの Web サービスを起動します。Web サービス・エクスプローラーの使用に関する詳細については、 オンライン・ヘルプを参照してください。
  5. Web サービスをテストしたならば、「プロジェクトに追加」をクリックする。 ユーザーのシステム上のファイルを上書きするように求めるプロンプトが出された場合には、 「すべて「はい」(Yes to All)」をクリックします。
  6. これで、選択した Web サービスが既存 Web サービスのリストに表示される。 選択すると、この Web サービスで使用可能な唯一のメソッドがメソッド・リストにリストされます。 「終了」をクリックすると、それが JSP に追加されます。

これで、プロキシーが「ページ・データ」ビューに表示されます。「ページ・データ」ビューが表示されない場合は、「ウィンドウ」 > 「ビューの表示」 > 「ページ・データ」の順にクリックして、 開くことができます。

「ページ・データ」ビューに表示されるプロキシー

また、それを呼び出すメソッドおよびアクションが JSP ファイルに追加されています。次のようになります。

メソッドおよび実行ボタンが追加された WSProxy.jsp

サーバーでのプロキシーの実行

  1. 「ファイル」 > 「保管」をクリックして、WSProxy.jsp を保管する。 WSProxy.jsp エディターを閉じます。
  2. プロジェクト・ナビゲーターで、「WSProxy.jsp」を右クリックし、 「実行」 > 「サーバーで実行」をクリックする。
  3. 動的 Web プロジェクトに関連付けられているサーバーを選択し、「終了」をクリックする。別のサーバーで Faces JSP を 実行したい場合は、作成した Web プロジェクトのターゲットを新規のサーバーにする必要があります。
JSP がサーバー上で実行されると、 ワークスペース内の Web ブラウザーで JSP が開きます。 郵便番号フィールドに有効な値を入力し、「実行」をクリックすると、Web サービスをテストすることができます。

演習のチェックポイント

要約』の内容を検討して、チュートリアルを終了してください。

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