Auto World のセットアップ

Auto World サンプルには、エンタープライズ・アプリケーションおよび EJB プロジェクトが含まれています。

以下のステップは、サンプルのインポート、実行、および探索方法を示しています。
  1. サンプルを構成する前に、まずワークスペースにインポートする必要があります。
    1. サンプルをインポートします。
    2. 「プロジェクトのインポート」ダイアログ・ボックスで、デフォルトを受け入れて 「終了」をクリックします。 次の 2 つのサンプル・プロジェクトがワークスペースに追加されます。
      • AutoWorld20ExampleEAR: エンタープライズ・アプリケーション
      • AutoWorld20Example: EJB モジュール
      これらのセットアップ手順は、IBM® DB2 Universal Database™ へのデータベース・テーブルのエクスポート、WebSphere® Application Server テスト環境での Auto World アプリケーションの実行、および Universal Test Client を使用したエンタープライズ Bean のテストを行うための基本的な ステップを提供します。
      注: このサンプルを DB2® とは 別のデータベース・バックエンドに対して実行するには、エンタープライズ Bean と データベース・テーブル間の新規マッピングを作成する必要があります。 ここで説明されているものとは別のアプリケーション・サーバーでサンプルを 実行するには、特定のサーバー向けにこれらのステップを変更する必要があります。 詳しくは、製品のヘルプを参照してください。

      Auto World サンプル・プロジェクトのインポート後に、以下のステップを実行します。

  2. データベースを作成します。
    1. IBM DB2 Control Center を始動するには、「スタート」 > 「すべてのプログラム」 > 「IBM DB2」 > 「一般管理ツール (General Administration Tools)」 > 「Control Center」と選択します。
    2. 「Control Center」で、「すべてのデータベース (All Databases)」 を右クリックし、「データベースの作成」 > 「標準」と選択します。
    3. 「データベース名」フィールドで、SAMPLE と入力し、「終了」をクリックします。
  3. データベースへの接続を作成します。
    1. プロジェクト・ワークベンチで、「ウィンドウ」 > 「パースペクティブを開く」 > 「その他」 > 「データ」と選択します。 「OK」をクリックします。
    2. 「データベース・エクスプローラー」ビューで、「接続」を右クリックし、 「新規接続」を選択します。
    3. 「データベース・マネージャーの選択」ペインで、「DB2 UDB」を展開し、「V8.2」を選択します。 接続 URL 詳細および クラス・ロケーションを指定します。
    4. 「ユーザー ID」フィールドに、ご使用のデータベース・ユーザー ID (たとえば、db2admin) を入力します。 「パスワード」フィールドに パスワードを入力します。「接続のテスト」をクリックします。 ご使用の接続のステータスを示す情報ダイアログが表示されます。
    5. 「終了」をクリックします。 「データベース・エクスプローラー」ビューで、SAMPLE データベースへのアクティブ接続が表示されるはずです。
  4. 表をデータベースにデプロイします。
    1. 「ウィンドウ」 > 「パースペクティブを開く」 > 「その他」 > 「J2EE」と選択し、「OK」をクリックします。
    2. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、「AutoWorld20Example」 > 「ejbModule」 > 「META-INF」 > 「バックエンド」 > 「DB2UDBNT_V82_1」と展開します。
    3. 「Table.ddl」をダブルクリックし、「実行」 > 「SQL の実行」と選択します。「接続の選択」ダイアログで、 「サンプル」接続を選択します。「終了」をクリックします。
  5. EJB プロジェクトを、サーバーへのデプロイメントのために準備します。
    • AutoWorld20Example プロジェクトを右クリックし、「デプロイメントの準備 (Prepare for Deployment)」を選択します。 デプロイメント・コードが生成され、EJB プロジェクトに追加されます。
      注: デプロイするには、プロジェクトをサーバーにバインドしなければなりません。プロジェクトを右クリックし、 「プロパティー」を選択します。 プロジェクトの「プロパティー」ダイアログで、 「Java™ のビルド・パス」、「プロジェクト・ファセット」、および「ターゲット・ランタイム」を更新することができます。
  6. AutoWorld20ExampleEAR エンタープライズ・アプリケーションのデプロイメント情報を指定します。
    1. プロジェクト・エクスプローラーで、AutoWorld20ExampleEAR プロジェクトを 展開して、デプロイメント記述子をダブルクリックします。 「アプリケーション・デプロイメント記述子」エディターが開きます。
    2. 「デプロイメント」タブをクリックします。 「データ・ソース」セクションで、新規の JDBC プロバイダーを定義します。
      1. JDBC プロバイダーの表の横にある「追加」を クリックします。「JDBC プロバイダーの作成」ウィザードが開きます。
      2. 「データベース・タイプ」リストで「IBM DB2」を 選択します。
      3. 「JDBC プロバイダー・タイプ」リストで、「DB2 Universal JDBC ドライバー・プロバイダー (DB2 Universal JDBC Driver Provider)」を選択します。
      4. 「次へ」をクリックします。
      5. 「名前」フィールドに、ご使用の JDBC プロバイダーの名前 (たとえば、db2jdbc) を入力します。
      6. 「クラスパス」セクションで、既存の項目を除去します。
      7. 「外部 JAR の追加」をクリックして、ご使用のクラス・ファイル を指すパス (たとえば、C:\Program Files\IBM\SQLLIB\java\db2jcc.jar、 C:\Program Files\IBM\SQLLIB\java\db2jcc._javax.jar、C:\Program Files\IBM\SQLLIB\java\db2jcc._license_cu.jar) を追加します。
      8. 「終了」をクリックします。
      認証別名を作成します。
      1. 「認証」セクションで、「追加」をクリックします。
      2. 「別名」フィールドに、別名の名前 (たとえば、db2alias) を入力します。
      3. 「ユーザー ID」フィールドに、ご使用のデータベース・ユーザー ID (たとえば、db2admin) を入力します。 「パスワード」フィールドに パスワードを入力します。「OK」をクリックします。
      JDBC プロバイダーのデータ・ソースを定義します。
      1. 「データ・ソース」セクションで、JDBC プロバイダー・リストに作成したデータ・ソースを強調表示します。
      2. データ・ソースの表の横にある「追加」を クリックします。「データ・ソースの作成」ウィザードが開きます。
      3. 「DB2 Universal JDBC ドライバー・プロバイダー (DB2 Universal JDBC Driver Provider)」を選択し、 「次へ」をクリックします。
      4. 「名前」フィールドに、データ・ソースの名前 (たとえば、myDataSource) を入力します。
      5. 「JNDI 名」フィールドに、アプリケーションで使用する JNDI 名 (たとえば、SAMPLE) を入力します。
      6. 「コンポーネント管理下認証別名」ドロップダウン・リストで、 認証別名 (たとえば、db2alias) を選択します。 このアクションを、 「コンテナー管理下認証別名」ドロップダウン・リストでも繰り返します。
      7. 「終了」をクリックします。
      8. アプリケーション・デプロイメント記述子への変更を保管します。
  7. サーバーを始動します。
    1. 「サーバー」ビューで、アプリケーションを実行するサーバーを右クリックします。
    2. 「始動」を選択します。「コンソール」ビューには、 いつサーバーを始動したかが示されます。
      注: 作成済みのサーバーがない場合は、「サーバー」ビューを右クリックし、 「新規」 > 「サーバー」と選択すると、 サーバーを定義することができます。
  8. サーバーで AutoWorld20ExampleEAR を実行します。
    1. プロジェクト・エクスプローラーで AutoWorld20ExampleEAR プロジェクトを右クリックして、「実行」>「サーバーで実行」とクリックします。 「サーバーの選択」ダイアログが開きます。
    2. より前に定義した既存のサーバーを選択し、「次へ」をクリックします。
    3. AutoWorld20ExampleEAR プロジェクトが「構成プロジェクト」 リストにあることを確認してから、「終了」をクリックします。 EAR ファイルがサーバーで公開されます。
  9. Universal Test Client を使用してエンタープライズ Bean をテストします。
    1. サーバーを右クリックし、「ユニバーサル・テスト・クライアントの実行」を選択します。
    2. Universal Test Client で「JNDI エクスプローラー」をクリックします。
    3. [ローカル EJB Bean] フォルダーを展開して、autoworld Bean を見つけます。
    4. 使用可能なメソッドを使用して Bean をテストします。 Bean をクリックしてホーム・インターフェースを表示してから、Auto World サンプルの エンタープライズ Bean の作成と操作、およびオブジェクトの処理を開始することができます。
親トピック: Auto World

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