変換オーサリングのリリース情報

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目次

1.0 既知の問題と回避方法
   1.1 UML メタモデルはモデル間マッピングに自動的には追加されない
   1.2 フィルター済みプロパティーへの (またはプロパティーからの) 変換がマッピング・エディターに正しく表示されないことがある
    1.3 マッピング・ファイルでモデルへの最後 (唯一) の参照を削除すると、マッピング・ファイルからモデルが除去される

1.0 既知の問題と回避方法

1.1 UML メタモデルはモデル間マッピングに自動的には追加されない

UML モデルを入力または出力する変換を生成する場合は、 UML メタモデルをマッピング仕様のルート入力および/または出力として追加する必要があります。  マッピング仕様へ UML プロファイルを追加しても、UML メタモデルは自動的には追加されません。  UML メタモデルは、モデル間変換マッピング・ウィザードおよびマッピング・エディターに用意されている「モデルの追加」ボタンを使用して追加できます。


1.2 フィルター済みプロパティーへの (またはプロパティーからの) 変換がマッピング・エディターに正しく表示されないことがある

ユーザーがフィーチャー・フィルター処理を「Basic」から「Intermediate」または「Advanced」のいずれかのモードに切り替え、マッピングを作成してから、「Basic」フィルター・モードに戻した場合、 マッピング・エンドポイントの一部は以後表示されなくなり、その結果、どこにも接続していない端点をマッピング・コネクターが持っているように見えます。  これは表示上の問題だけです。 マッピングまたはそれらのマッピングから生成された変換ソース・コードには影響を与えません。  この表示は、マッピングが作成されたときに有効であったフィルター・モードに戻すことで訂正できます。

 

1.3 マッピング・ファイルでモデルへの最後 (唯一) の参照を削除すると、マッピング・ファイルからモデルが除去される

マッピング・ファイルに、マッピング入力 (出力) としてある特定モデルのエレメントを指定するマッピングが何も含まれなくなると、そのモデルはマッピング・ファイルから「除去」されます。  未使用モデルの検査は、マッピング入力または出力が削除されると行われます。  分離リストは、入力および出力用のマッピング・ファイルに維持されます。  モデルが「除去」されている場合は、そのモデルのエレメントがマッピング入力 (出力) として再度指定される前に、再追加する必要があります (マッピング・エディターの「モデルの追加」ボタンを使用する)。