XSL ファイルへの <xsl:output> 要素の追加

ユーザーの作成する出力のタイプを指定して、出力を作成する上での制御方法を提供するには、<xsl: output> 要素を使用します。

ユーザーが作成するために選択する出力のタイプによっては、いくつかのフィールドに入力するだけで済む場合もあります。

次の説明は Resource パースペクティブを対象にしていますが、他のさまざまなパースペクティブでも使用できます。

<xsl: output> 要素を作成するには、以下のステップに従ってください。 <xsl:output> 要素は、その作成状況が読み取り専用フィールドに表示されます。

  1. XSL エディターで XSL ファイルを開く。
  2. 断片 (Snippets)」タブをクリックし、XSL ドロワーを開き、それから xsl:output element をダブルクリックします。
  3. メソッド属性は XSLT 文書の出力フォーマットを定義します。「メソッド (Method)」フィールドで、XSL ファイルによって作成される出力のタイプ xmlhtml、または text) を選択します。メソッド (Method)」フィールドに ユーザー独自の出力タイプを入力して定義することもできます。
  4. バージョン属性は、出力メソッドのバージョンを提供します。
  5. エンコード・リストには、 出力文書に選択できるすべての文字エンコード・セットの説明があります。 その 1 つを選択すると、読み取り専用「IANA」フィールドに、その文字セットの正しい名前が表示されます。
  6. 出力 XML ファイルの作成時に XML 宣言を省略する場合は、 「XML 宣言省略 (Omit XML Declaration)」フィールドで「はい (yes)」をクリックする。 それ以外の場合は、「いいえ (no)」をクリックする。
  7. XML 出力ファイルが XML パーサーおよびアプリケーションに対して、 外部エンティティー参照が存在しないことを示すようにしたい場合は、 「スタンドアロン (Standalone)」フィールドで「はい (yes)」をクリックする。 それ以外の場合は、「いいえ (no)」をクリックする。
  8. Doctype Public」フィールドで、 出力 HTML 文書の文書タイプ宣言で使用する public ID を選択する。
  9. 「文書型システム」フィールドで、出力 HTML 文書の文書タイプ宣言で使用するシステム ID を選択する。
  10. CDATA section 要素 (CData-section elements)」フィールドで、 CDATA section を使用して、結果ツリーの任意の要素を出力として指定することができます。
  11. 出力文書にフォーマット設定を使用する場合は、 「インデント (Indent)」フィールドで「はい (yes)」をクリックする。はい (yes)」を選択すると、出力文書に空白が追加されて見やすくなります。 フォーマット設定を行いたくない場合は、「いいえ (no)」をクリックする。
  12. メディア・タイプ属性は、出力文書のメディア・タイプを表します。 たとえば、HTML 出力メソッドの場合は text/html です。
  13. 「終了」をクリックします。
<xsl:output> 要素が XSL ファイルの該当するロケーションに挿入されます。
関連概念
XSL エディター

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