XSL ファイルへの <xsl:template> 要素の追加

<xsl: template> 要素は、XSLT で最も重要な要素です。 これは変換を実行するマッチング・ルーチンの基本です。

<xsl: template> 要素には少なくとも match または name 属性が含まれているはずです。match 属性は、パターンの突き合わせに使用されます。name 属性は、テンプレートに名前を付けるときに使用します。 必要であれば、両方の属性を同じテンプレートで使用することもできます。

次の説明は Resource パースペクティブを対象にしていますが、他のさまざまなパースペクティブでも使用できます。

XSL ファイルに <xsl:template> 要素を追加するには、以下のステップに従ってください。<xsl:template> 要素は、その作成状況が読み取り専用フィールドに表示されます。

  1. XSL エディターで XSL ファイルを開く。
  2. 断片 (Snippets)」タブをクリックし、XSL ドロワーを開き、それから xsl: template element をダブルクリックします。
  3. match 属性は、パターンの突き合わせに使用されます。「突き合わせ (Match)」フィールドに、 入力文書でテンプレートを突き合わせたい XPath パターンを入力する。 「XPath 式」ウィザードを使用して XPath パターンを作成する場合は、「XPath」をクリックする。
  4. name 属性は、テンプレートに名前を付けるときに使用します。「名前」フィールドに、 スタイル・シートに明示的に呼び出せるようにしたいテンプレートの名前を入力する。
  5. priority 属性は、テンプレートに優先順位を割り当てるときに使用します。 「優先順位」フィールドに、テンプレートに指定したい優先順位を指定する。 この優先順位は、<xsl: apply-templates> 要素で使用されるパターンと一致する全テンプレートの中から 1 つのテンプレートを選択する際に使用します。たとえば、優先順位が 2 のテンプレートが、 優先順位が 5 のテンプレートより先に選択されます。
  6. mode 属性は、テンプレートを異なるカテゴリーに区画するときに使用します。「モード (Mode)」フィールドに、テンプレートに指定したいモードを入力する。
  7. 「パラメーターの追加」ボタンをクリックして、テンプレートにパラメーターを追加する。 
    1. 名前」フィールドに、パラメーターの名前を入力する。
    2. 選択 (Select)」フィールドにパラメーターのデフォルト値を入力する。 「XPath 式」ウィザードを使用してデフォルト値を作成する場合は、 「XPath」をクリックする。
  8. 「終了」をクリックします。
<xsl:template> 要素が XSL ファイルに挿入されます。
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