XML 言語は定義済みタグを使用しないので、XML 文書の解釈方法に関する情報を Web ブラウザーに提供する必要があります。 XSL 文書は、XML 文書の表示方法に関する情報をブラウザーに提供します。
XSL ファイルでは、出力文書のレイアウトや、入力文書内のどこからデータを入手するかについて定義することができます。 出力文書は、HTML 文書、XML 文書、またはテキスト文書のいずれかです。
新規 XSL ファイルを作成するとファイルが XSL エディターで自動的に開き、 また XSL エディターを使用して既存の XSL ファイルを開くこともできます。 次に、XSL ファイルの編集に役立つものとして、コンテンツ・アシスト (呼び出すには Ctrl (キー) + スペースを選択します) または XSL エディター・ウィザードを使用することができます。
ファイルの編集を終了したら、そのファイルを検証することもできます。
アウトライン・ビューに XSL ファイルを表示する
XSL ファイルは、2 通りの方法でアウトライン・ビューに表示することができます。
それは、XML ツリー・ビュー (これがデフォルトのビューです) と、
テンプレートのみのビューでの表示です。
それらを切り替えるには、メニュー・ボタンをクリックし、次に「テンプレート・ビューの表示」をクリックします。
XSL ファイルを「テンプレートのみ」ビューに表示すると、XSL ファイルの <xsl:template> 要素とそのパラメーター <xsl:param> のみリストされます。 テンプレートのみビューでは XSL ファイルのすべてのテンプレートがフィルターに掛けられたビューとして表示されるので、 XSL テンプレートの処理が容易になります。
名前テンプレート (name 属性を持つテンプレート) は、以下のアイコンでマークされます。一致テンプレート (一致パターンのための match 属性を使用するテンプレート) は、以下のアイコンでマークされます。
XSL ファイル内のすべてのコンテンツを処理する必要がある場合は、 XML ツリー・ビューに切り替えることができます。このビューを選択すると、 XSL ファイル内の全コンテンツ (たとえば、要素、テキスト、コメントなど) が、 アウトライン・ビューに表示されます。
XSL ノードをアルファベット順にソートする場合は、「アルファベット順にソート」ボタンをクリックします。