XML Path 言語 (XPath) は、
ソース XML 文書のパーツを一意的に識別または表すよう設計された XSL サブ言語です。
XPath 式を使用すれば、XML 文書を検索し、文書内のノード (要素、
属性など、XML 文書のパーツ) から情報を抽出することができます。
「XPath 式」ウィザードは、以下のいずれかの方法で立ち上げることができます。
- XSL ファイル内の「選択 (select)」 または 「一致 (match)」 属性のいずれかのポップアップ・メニューを使用する。
属性を選択してそれを右クリックし、「XPath 式」をクリックする。
- 「フィールド値」の 「XPath 式」を指定可能な「XSL エディター」ウィザードのいずれかを使用する。
適切なウィザード内で、「XPath」ボタンをクリックする。
XPath について詳しくは、www.w3.org/TR/xpath を参照してください。
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「XPath 式」ウィザードを使用して XPath 式を作成するには、以下の
ステップに従ってください。
- 前述のいずれかのメソッドを使用して「XPath 式」ウィザードを立ち上げる。
- XPath 式のビルドに使用する XML ファイルを選択する。
- ソース・ツリー・ページ内で、ユーザーのコンテキスト・ノードにしたいノードを選択します。 コンテキスト・ノードは XPath 式の開始点です。
これは文書ルート・ノードまたはルート・ノードに含まれる任意のノードです。
- 右マウス・ボタンでクリックして、「コンテキストの設定 (Set Context)」をクリックする。 それは「評価コンテキスト (Evaluation Context)」フィールドに表示される。
- 「評価コンテキスト (Evaluation Context)」フィールドの下の空のフィールドには、ユーザーの XPath 式が含まれる。 「XPath 式」ウィザードのソース・ツリーおよび参照ページから適当なオプションを選択して、
XPath 式を作成または変更することができます。
- ソース・ツリー・ページのツリーには、XML 文書内のすべてのノード (属性、要素など) がリストされます。
検索したいノードを選択して、右クリックしてから「式に追加 (Add to Expression)」をクリックする。 ノードは式フィールドに表示されます。 適用したいすべてのノードにこのプロセスを繰り返して式に追加できます。
- 「参照 (Reference)」タブをクリックします。 参照ページを使って、関数、演算子、XPath 式へのロケーション・パスを指定することができます。
- 「関数参照 (Functions Reference)」を拡張します。 下記のオプションが含まれています。
- ノード・セット。 ノード・セットに適用される関数。
- ストリング。 ストリングの処理に使用される関数。
- ブール。 ブール数学に使用される関数。
- 数。 数値を操作する関数。
- XSLT. XPath 式に使用される XSLT 関数。
- ユーザー定義済み。 ユーザーによって定義された関数。
- 作業したい 「関数参照 (Functions Reference)」オプションを拡張して、
そこで右クリックしてから「式に追加 (Add to Expression)」をして
それを XPath 式に追加します。 各オプションに関する追加情報は、それを選択するとその情報が詳細ペインの参照ページ下端に表示されます。
関連する参照ファイルを参照することもできます。
- 「構文参照 (Syntax Reference)」 を拡張する。 下記のオプションが含まれています。
- 軸指定子。XML 文書内で移動する方向を決定する。
- ノード・テスト。 検索対象のノードの種類を指定する。
- 演算子。 下記のオプションが含まれています。
- ノード・セット。パスの結合または定義に使用する演算子。
- ブール。 ストリングまたは数式、またはブール値を比較する演算子。
- 数。 数値操作に使用できる演算子。
- 作業したい 「構文参照 (Syntax Reference)」オプションを拡張して、
そこで右クリックしてから 「式に追加 (Add to Expression)」 をクリックして
それを XPath 式に追加します。 各オプションに関する追加情報は、それを選択するとその情報が詳細ペインの参照ページ下端に表示されます。
関連する参照ファイルを参照することもできます。
- ユーザーはその式を式フィールドで手動で編集することができます。
コンテンツ支援は使用可能であり、Ctrl + Space をクリックして呼び出すことができます。
XPath 式に追加したいオプションをダブルクリックしてください。
- ユーザーの XPath 式は作成時に自動的に評価されます。
その結果は、「結果ツリー」ページのノード・フォーマットに表示されます。
結果をソース・コード・フォーマットで見たい場合は、「ソース・コード (Source Code)」タブをクリックしてください。 入力するときにユーザーの XPath 式が自動的に評価されたくない場合は、XPath 式ビルダーの設定ページでこのオプションを変更できます。
「XPath ビルダー設定ページ」ボタン
をクリックしてアクセスします。
- XPath 式を完了後は OK をクリックする。
XSL エディターを使用して「XPath 式」ウィザードを立ち上げた場合は、
OK をクリックすると、XSL ファイルに XPath 式が表示されます。
これを XSL エディター・ウィザードから立ち上げた場合は、ユーザーの作成したフィールドに表示されます。