UML 図では、
テキスト、ノート、コメント、イメージ、
図形、および URL を追加して、
要素またはダイアグラムについての追加情報を
提供することができます。
詳細を提供するために UML 図に追加できる要素を、
以下の表で説明します。
項目 |
UML 要素 |
説明 |
コメントとコメント添付 |
あり |
コメントには、テキスト情報が含まれており、
「プロジェクト・エクスプローラー」ビュー、
およびダイアグラム・エディターの両方で表示されます。
コメント添付により、コメントがダイアグラム要素に結び付けられます。コメントを図に添付することで、特定のダイアグラム要素に関して、
レビュー・フィードバックや監視機能を提供することができます。
文書、URL、およびショートカット・ステレオタイプを、
コメントに適用することができます。 |
図形 |
なし |
三角形などの図形を追加することで、UML 図に
見栄えという要素を取り入れ、
追加情報を提供することができます。
これらの図形は、UML セマンティクスを持ちませんが、ビジュアルの差異化を提供します。 |
ノートおよびノート添付 |
なし |
ノートには、テキスト情報が含まれています。
ノート添付を使用することで、
単一または複数のダイアグラム要素に、
ノートを結び付けることができます。 |
テキスト |
なし |
テキストを使用して、
ダイアグラムおよびダイアグラム要素に、
追加情報を追加することができます。
ダイアグラム内の特定の要素に、
テキストを添付することはできません。 |
URL |
あり |
URL は、ステレオタイプ化されたコメントです。
URL をダイアグラムに 追加すると、
「プロジェクト・エクスプローラー」ビュー
およびダイアグラムの両方に表示されます。
ダイアグラム・エディターで
コメント添付を使用すると、URL を
別のダイアグラム要素に接続することができます。
ダイアグラム要素についての
サポート情報を示す、URL または
ファイル・パスを追加することができます。
複数のダイアグラム要素に、
単一の URL を添付することができます。
また、イメージ・ファイルを参照する URL を追加することで、
ダイアグラムにイメージを追加することもできます。 |