コミュニケーション図は、システムまたはソフトウェア・アプリケーションの動的な振る舞いを検討するために使用できる、相互作用図の一種です。 コミュニケーション図は、シーケンス図と同じ情報を代替ビューで表現します。 シーケンス図でのフォーカスは時間の経過に伴うメッセージの順序にありますが、コミュニケーション図でのフォーカスは、相互作用の中でオブジェクト間で受け渡されるメッセージの構造にあります。 これらのダイアグラムは、オブジェクト間のメッセージの流れ、およびクラス間の暗黙の関係を示します。
コミュニケーション図の外観は、ライフラインが相互作用におけるオブジェクトを表し、矢印がライフライン間で受け渡されるメッセージを表すオブジェクト図と似ています。 矢印はメッセージの方向 (順方向または逆方向) を示し、シーケンス番号はメッセージが渡される順番を示します。
以下のトピックでは、コミュニケーション図内の要素について説明しています。