シーケンス図での相互作用使用

シーケンス図では、相互作用使用により、既存の他の相互作用を参照できます。 完全で複雑なシーケンスを、より小さく単純な相互作用から構成できます。

相互作用使用は、結合フラグメントと同様にフレームで表されます。 「参照」タグがフレームの内側に配置され、参照されている相互作用の名前、パラメーター、および戻りタイプがそのフレームのコンテンツ領域に配置されます。

「引数」ページの「プロパティー」ビューで、引数の取得方法、および相互作用使用で必要なその他のプロパティーを指定できます。

サンプル

以下の例では、相互作用使用が Interaction2 という相互作用を参照しています。 この例で参照する Interaction2 は、銀行の窓口係と銀行の管理者の間の相互作用です。 Interaction2 は、Interaction1 で顧客がローンの申請情報を入力するときの、銀行の窓口係および銀行の管理者からのメッセージを示します。

参照元の相互作用 参照先の相互作用
Interaction1 は、Interaction2 を参照する相互作用使用を示します。 Interaction2 は、銀行の窓口係と管理職が受け渡すメッセージを示します。
関連タスク
シーケンス図での相互作用使用の作成

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