シーケンス図の相互作用操作子

シーケンス図における相互作用操作子は、 結合フラグメントのセマンティクスを定義し、 結合フラグメント内での相互作用オペランドの使用方法を決定します。
以下の表には、最も一般的に使用される 3 つの相互作用操作子がリストされています。
相互作用操作子 説明
代替 (alt) 代替 (alt) 相互作用操作子は、if-then-else ステートメントと等価であるロジックを表します。 提供された代替選択肢のいずれかのみが、その相互作用を経由する任意のパスで実行されます。 ただし、いずれのオペランドにおいても、ガード条件が true とテストされる場合にのみ、代替構造体内の選択されたオペランドが実行されます。 ガードがない場合は、オペランドは選択されると常に実行されます。 代替結合フラグメントの else 節は、その他のオプションが選択されない場合に実行されます。
オプション (opt) オプション (opt) 相互作用操作子は、if ステートメントと等価であるロジックを表します。 相互作用の一部として使用されるためには、 ガード条件を満たす必要があります。 ガード条件が失敗すると、その振る舞いは無視されます。 オプション結合フラグメントのグラフィック表記は、1 つの選択肢のみを提供する代替のように表されます。
Loop ループ (loop) 相互作用操作子は、相互作用フラグメントが繰り返し実行されるよう指示します。 そのフラグメントが実行される回数は、演算子の minint パラメーターおよび maxint パラメーターによって決まります。 loop 演算子の構文は、loop (minint, maxint) のようになります。maxint には無限大 (*) にすることもできます。 最小反復回数を経過すると、ブール式が各パスでテストされます。 ブール式が false とテストされると、そのループは終了します。

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