汎用の起動構成プロパティー
Eclipse には「実行」ダイアログの右側に「共通」タブがあり、そこでさまざまな汎用の起動構成プロパティーを編集します。
「実行」ダイアログの右側にある「共通」タブを選択して、以下に示す汎用の起動構成プロパティーを編集します。
- 「実行」ダイアログの下部にある「実行」をクリックして起動構成を保管すると、起動構成ファイル (.launch) が作成、保管されます。
デフォルトで、起動構成ファイルはワークスペースの .metadata ディレクトリーに保管されます。
.launch ファイルのロケーションは、「共通」タブの「別名保管」ペインを介してワークスペース内の任意のディレクトリーに変更できます。
- 起動構成を再実行すると、「共通」タブの「お気に入りのメニューに表示」ペインにある 1 つまたは複数のお気に入りツールバー・メニューへ 1 つのショートカットを関連付けることができます。
- 「実行」ダイアログの下部にある「実行」をクリックして起動構成を実行したときは、「コンソール」ビューを使用して、標準出力データのレンダリングと標準入力データの読み取りが行われます。
デフォルトで、「コンソール」ビューのエンコード方式はローカル・プラットフォームのエンコード方式です。
「コンソール」ビューのエンコード方式は、「共通」タブの「コンソール・エンコード」ペインにある任意の有効なエンコード方式に変更できます。
- 起動構成を実行すると、標準出力と標準入力はそれぞれ出力データを表示し、入力データを読み取ります。
デフォルトで、「コンソール」ビューは標準出力と標準入力の両方に使用されます。
「共通」タブの「標準入力および出力」ペインで、標準入力を使用不可にしたり、標準出力をローカル・ファイルへの書き込みまたは追加に変更したりできます。
標準入力を使用不可にするには、「コンソールに割り当て」チェック・ボックスをクリアします。「コンソールに割り当て」は入力時に必要です。
- 起動構成を実行すると、デフォルトで Eclipse は起動構成をバックグラウンドで実行することで、ユーザーと Eclipse との対話を続行できるようにします。
起動構成の実行が終了するまでユーザーの Eclipse との対話を制限するには、「共通」タブの下部にある「バックグラウンドで起動」チェック・ボックスをクリアします。
関連概念
マニュアル・テストの実行
関連タスク
テスト用デプロイメントの作成