新規メソッドの抽出

このセクションでは、junit.framework.TestSuite のコンストラクターのコードを改良します。コードが意図することをより明確にするために、テスト・ケースを収集するコードをベース・クラスから抽出して、そのコードを collectTestMethods という新規メソッドにします。

  1. junit.framework.TestSuite.java ファイルで、TestSuite(Class) コンストラクター内の以下の範囲のコードを選択します。

    Class superClass= theClass;
    Vector names= new Vector();
    while(Test.class.isAssignableFrom(superClass)) {
        Method[] methods= superClass.getDeclaredMethods();
        for (int i= 0; i < methods.length; i++) {
            addTestMethod(methods[i],names, constructor);
        }
        superClass= superClass.getSuperclass();
    }

  2. エディター内の選択部分のコンテキスト・メニューから、「リファクタリング」>「メソッドの抽出...」を選択します。

    コンテキスト・メニューのメソッドの抽出

  3. メソッド名」フィールドに collectInheritedTests と入力します。

    「メソッドの抽出」ウィザードのデータ入力ページ

  4. 変更をプレビューするには、「プレビュー>」を押します。行われる変更がプレビュー・ページに表示されます。「OK」を押してメソッドを抽出します。

    「メソッドの抽出」のプレビュー・ページ

  5. 「アウトライン」ビューで抽出されたメソッドを選択して、このメソッドに移動します。

    抽出されたメソッド

関連概念

Java エディター
リファクタリング・サポート

関連参照

Java 設定