テンプレート

「テンプレート」設定ページを開くJava」>「エディター」>「テンプレート設定ページを使用して、新しいテンプレートの作成および既存のテンプレートの編集を行うことができます。テンプレートは、プログラマーが頻繁に使用するソース・コード・パターンをすばやく挿入できるために便利です。

以下のボタンを使用して、テンプレートを操作および構成できます。

アクション

説明

新規...

「テンプレート」ダイアログを開いて、新規テンプレートを作成します。

編集...

現在選択されているテンプレートを編集するための「テンプレート」ダイアログを開きます。

除去

選択されたテンプレートをすべて除去します。

インポート...

ファイル・システムからテンプレートをインポートします。

エクスポート...

選択されたすべてのテンプレートをファイル・システムにエクスポートします。

すべてエクスポート...

すべてのテンプレートをファイル・システムにエクスポートします。

すべて使用可能にする

すべてのテンプレートを使用可能にします。

すべて使用不可にする

すべてのテンプレートを使用不可にします。

コード・フォーマッターの使用

使用可能の場合、テンプレートは、コード・フォーマッター設定で指定されたコード・フォーマット規則に従って挿入前にフォーマットされます。使用不可の場合、テンプレートはそのまま挿入されますが、字下げは正しく行われます

「テンプレート」ダイアログ

新規テンプレートの作成と既存のテンプレートの編集では同じダイアログが使用されます。そのダイアログについて以下で説明します。

ダイアログには、以下のフィールドおよびボタンがあります。

オプション

説明

名前

テンプレートの名前。

コンテキスト

コンテキストは、テンプレートを使用できる場所と、使用可能な事前定義テンプレート変数のセットを決定します。

Java
Java コンテキスト
Javadoc
Javadoc コンテキスト

自動的に挿入

これを選択すると、そのキャレット位置で使用可能なテンプレートが他になければ、コード・アシストによって自動的にテンプレートが挿入されます。

説明

テンプレートの説明で、ユーザーがテンプレートを選択するときに表示されます。

パターン

テンプレート・パターン。

変数の挿入...

事前定義コンテキスト特定変数のリストを表示します。

テンプレート変数

Java コンテキストと Javadoc コンテキストの両方が以下の変数を定義します。

変数

説明

${cursor}

テンプレート編集モードを離れるときのカーソル位置を指定します。これは、テンプレート編集モードを離れるときに、テンプレートの終わりではなく、別の場所にカーソルをジャンプする場合に便利です。

${date}

評価の結果は、現在日付になります。

${dollar}

評価の結果は、ドル記号 '$' になります。

また、2 つのドル記号 '$$' を使用できます。

${enclosing_method}

評価の結果は、エンクロージング名になります。

${enclosing_method_arguments}

評価の結果は、エンクロージング・メソッドの引数名のコンマで区切られたリストになります。この変数は、多くのメソッドにログ・ステートメントを生成するときに役立ちます。

${enclosing_package}

評価の結果は、エンクロージング・パッケージの名前になります。

${enclosing_project}

評価の結果は、エンクロージング・プロジェクトの名前になります。

${enclosing_type}

評価の結果は、エンクロージング型名になります。

${file}

評価の結果は、ファイル名になります。

${line_selection}

評価の結果は、現在選択されているすべての行のコンテンツになります。

${primary_type_name}

評価の結果は、現行コンパイル単位の名前の 1 次型になります。

${return_type}

評価の結果は、エンクロージング・メソッドの戻りの型になります。

${time}

評価の結果は、現在時刻になります。

${user}

評価の結果は、ユーザー名になります。

${word_selection}

評価の結果は、現在のテキスト選択のコンテンツになります。

${year}

評価の結果は、現在の年になります。

Java コンテキストはさらに、次の変数を定義します。

変数

説明

${array}

評価の結果は、宣言した配列名のプロポーザルになります。

${array_element}

評価の結果は、宣言した配列の要素名のプロポーザルになります。

${array_type}

評価の結果は、宣言した配列の要素型のプロポーザルになります。

${collection}

評価の結果は、java.util.Collection をインプリメントするために宣言したコレクションのプロポーザルになります。

${index}

評価の結果は、宣言されていない配列索引イテレーターのプロポーザルになります。

${iterator}

評価の結果は、宣言されていないコレクション・イテレーターのプロポーザルになります。

${iterable}

評価の結果は、宣言した Iterable 名のプロポーザルになります。

${iterable_element}

評価の結果は、宣言した Iterable の要素名のプロポーザルになります。

${iterable_type}

評価の結果は、宣言した Iterable の要素型のプロポーザルになります。

${todo}

評価の結果は、現在指定されているデフォルトのタスク・タグのプロポーザルになります。

関連概念

テンプレート

関連参照

Java コンテンツ・アシスト
タスク・タグ設定
コード・テンプレート設定
コード・スタイル設定