EAR インポート後の循環依存関係の訂正

EAR をインポートした後、循環依存関係を解決できます。

エンタープライズ・アプリケーション内の複数のモジュール間の循環依存関係は、プロジェクトがワークベンチの外部からインポートされたときに最も発生しやすくなります。 エンタープライズ・アプリケーション内の複数のモジュール間に循環が存在する場合、Java™ ビルダーはプロジェクトのビルド順序を正確に計算できません。 このような条件では、フル・ビルドは失敗するか、またはいくつかの呼び出しを必要とします。

そこで、最適な方法はプロジェクトまたはモジュールをコンポーネントとして編成することです。こうして、モジュール依存関係を循環ダイアグラムではなく、ツリーとして機能させる ことができます。この方法には、内容が詳細に検討されて階層化されたアプリケーションが生産されるという利点もあります。

  1. JAR ファイル内のクラスで循環依存関係があるものをすべて確認し、そのクラスを共通 Java プロジェクトまたは JAR ファイルに移動します。
  2. エンタープライズ・アプリケーション・エディターを使用して、ユーティリティー JAR ファイルを共通プロジェクトにマップします。
  3. JAR 依存関係エディターまたはプロパティー・ページを使用して、アプリケーション内の JAR のモジュールごとに、本当に必要な JAR ファイルにのみ依存関係を設定します。

関連概念
J2EE モジュール間の循環依存関係
関連タスク
エンタープライズ・アプリケーション EAR ファイルのインポート