ロギングの構成

サーバー・アプリケーションでの重要な局面の 1 つはロギングです。Agent Controller は、デバッグとレポートにロギングを提供します。これは、servicelog.log という単一のログ・ファイルを使用して実行されます。このログ・ファイルは、デフォルトで、Agent Controller がインストールされている config ディレクトリーに置かれています。以下のようにして、ロギングを構成することができます。

デフォルトのロギング・ディレクトリーの変更

ある特定の状態では、デフォルトのロギング・ディレクトリーの変更が必要となります。 たとえば、Agent Controller が読み取り専用のファイル・システムにインストールされているシステムでは、変更が必要です。

デフォルトのロギング・ディレクトリーを変更するには、以下のステップに従ってください。

  1. 構成ファイル serviceconfig.xml を見つけます。関連タスクを参照してください。
  2. エディターで開き、<Logging> 要素を検索します。
  3. この要素の directory 属性の値として、新規ロギング・ディレクトリーを指定します。

ロギング・フィルターの変更

単純なロギング・フィルターの使用により、指定したロギング・レベル以上のメッセージのみをファイルに記録するよう指定することができます。以下のような、さまざまなロギング・レベルを指定できます。

ロギング・フィルターを変更するには、以下のステップに従ってください。

  1. serviceconfig.xml ファイルで、<Logging> 要素を見つけます。
  2. level 属性の値を、要件に応じて、上記のいずれかのロギング・レベルに変更します。

ログ・メッセージのフォーマットの変更

プレーン・テキストまたは CBE フォーマットのいずれかに記録されるように、メッセージのフォーマットを指定できます。 フォーマットの指定は次のとおりです。

ロギング・フォーマットを変更するには、以下のステップに従ってください。

  1. serviceconfig.xml ファイルで、<Logging> 要素を見つけます。
  2. フォーマット属性の値を、要件に応じて、上記のいずれかのロギング・フォーマットに変更します。

 

関連タスク
構成ファイルのロケーション
Agent Controller の管理
 


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