統合 Agent Controller

以前の TPTP ワークベンチ・ユーザーは、プロファイルおよびロギング・パースペクティブやテスト・パースペクティブ内の関数を使用する前に、スタンドアロンの Agent Controller のサービスを必要としました。ユーザーが Java アプリケーションのプロファイル作成をローカルに行ったり、TPTP テストの実行をローカルに行ったりしようとする場合は、Agent Controller をローカル・マシン上にインストールしなければなりませんでした。

統合 Agent Controller は、TPTP ワークベンチの新規フィーチャーです。これを使用することにより、ユーザーは Java アプリケーションのプロファイルをローカルに作成したり、TPTP テストをローカルに実行したりすることができます。しかも、ローカル・マシンでスタンドアロンの Agent Controller を必要としません。リモート・マシンでのプロファイル作成やリモート・マシンでの TPTP テストの実行を行うには、そのリモート・マシンで Agent Controller が依然として必要です。統合 Agent Controller があることの最大の利点は、ローカル Agent Controller での依存関係を除去することにより、ローカル側のシナリオで TPTP 機能の使用方法が簡単になることです。プロファイルおよびロギングのパースペクティブとテスト・パースペクティブをローカルに使用するときは、ローカルの Agent Controller をインストールおよび構成する必要がありません。

統合 Agent Controller は、スタンドアロン Agent Controller のエントリー・レベルの機能を提供します。   全機能を入手するには、スタンドアロンの Agent Controller はまだ開発途上にあります。

このフィーチャーは、TPTP プラットフォームのランタイム・インストール・イメージでパッケージされており、したがって別個のインストール・ステップは不要です。   統合 Agent Controller はどのような構成も必要としません。 Agent Controller (ユーザーが Java 実行可能ファイルのパスなどの情報を入力する必要がある) とは異なり、統合 Agent Controller が始動時に Eclipse ワークベンチからの必要な情報を決定します。

関連タスク
Agent Controller の操作
 


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