実行環境の構成

構成ファイルは、Agent Controller により開始されるすべてのアプリケーションのデフォルトとして使用される実行環境をカスタマイズする能力を備えています。これを行うには、構成ファイルの <AgentControllerEnvironment> 要素内にある <Variable> サブ要素を定義します。変数は、開始時に継承したデフォルト環境を置換したり、環境を増大するよう構成することができます。

構成ファイルに実行環境を指定するには、以下のようにします。

  1. 構成ファイル serviceconfig.xml を見つけます。関連タスクを参照してください。
  2. 構成ファイルをエディターで開いて、以下のような <AgentControllerEnvironment> 要素を検索します。

<AgentControllerEnvironment>
    <Variable name="JAVA_PATH" value="C:\j2sdk1.4.2_06\bin\java.exe" position="replace"/>
    <Variable name="TPTP_AC_HOME" value="C:\tptp" position="replace"/>
    <Variable name="PATH" value="%TPTP_AC_HOME%\bin" position="prepend"/>
    <Variable name="SYS_TEMP_DIR" value="C:\Temp" position="replace"/>
    <Variable name="LOCAL_AGENT_TEMP_DIR" value="%SYS_TEMP_DIR%"  position="replace"/>
</AgentControllerEnvironment>

  1. <Variable> サブ要素を変更または追加して、 Agent Controller に使用する実行環境を指定します。
     

注のアイコン

環境に追加できる <Variable> サブ要素数に制限はありません。   要素は表示された順序で処理されます。  これらの環境設定はすべてのアプリケーションに適用されます。  起動要求が出されされたときに、個々のアプリケーションはさらに環境を変更されることがあります。

serviceconfig.xml で定義された環境変数は、pluginconfig.xml ファイルを使用して拡張できます。  このファイルで定義された環境変数は、最初に起動するときに Agent Controller によって読み込まれ、独自の AgentControllerEnvironment 要素から取得された環境変数に追加されます。

 

関連タスク
構成ファイルのロケーション
Agent Controller の管理
pluginconfig.xml ファイル


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