統合 Agent Controller の考慮事項
- ローカル Agent Controller (および別のローカルの
統合 Agent Controller) との共存
統合 Agent Controller またはローカル Agent Controller のいずれかは、いつでも実行できます。しかし、並行して実行することはできません。統合 Agent Controller を使用中のときは、ローカル Agent Controller を始動してはならず、逆のこともしてはなりません。
さらに、統合 Agent Controller をワークベンチで使用中の場合は、同一マシン上のもう 1 つのワークベンチで別の 統合 Agent Controller を同時に使用することはできません。
- 非サポート関数
統合 Agent Controller は、分散プロファイル作成シナリオに必要となる Peer Monitoring 関数をサポートしません。
- プロファイル作成時のフィルターの使用
TPTP テストをローカルにプロファイル作成して実行するためには、統合 Agent Controller を使用すると便利ですが、過大なデータを使用してワークベンチを過負荷にさせないように注意してください。例えば、プロファイル・エージェントは、ワークベンチ側でバッファーに入れられるデータを大量に送信することがあります。この場合、ワークベンチの必要メモリー量を追加することになります。一般に、プロファイル作成時は適切なフィルター処理を使用して、データ転送およびバッファー要求を最小にすることをお勧めします。
また、収集されるデータ量が膨大な場合は、スタンドアロンの
Agent Controller を使用することをお勧めします。
- 統合 Agent Controller 使用時に問題が発生した場合
統合 Agent Controller 使用時に問題が報告された場合は、ローカル Agent Controller が実行されていないことを確認してください。
- Agent Controller 共用ライブラリーがシステム・パスに無いことを確認します。
統合 Agent Controller と Agent Controller には、いくつかの共用ライブラリーがあります。
Agent Controller のバージョンが 統合 Agent Controller のバージョンと異なると、
統合 Agent Controller で予測不能な問題が発生します。
このような問題が発生しないようにするために、共用ライブラリーの
Agent Controller のコピーがシステム・パスにインストールされていないことを確認してください。
次のライブラリーを確認します。
Linux および Unix
- libhcbnd.so
- libhcclco.so
- libhccldt.so
- libhccls.so
- libhcclsm.so
- libhcjbnd.so
- libhclaunch.so
- libpiAgent.so
関連タスク
Agent Controller の操作
関連概念
統合 Agent Controller