新規のテクノロジーである Agent Controller では、クライアント、エージェント、および Agent Controller の相互作用における新しいインターフェースのセットが導入されます。 新規フィーチャーおよびパフォーマンスの改善は、この新しいテクノロジーの Agent Controller により実現するため、クライアントおよびエージェントは、この新しいインターフェースを採用することが予想されます。
既存のツールの移行に要する時間を考慮して、下位互換性のレイヤーが新規テクノロジーの Agent Controller に追加されました。 クライアントの互換性レイヤーにより、クライアントは従来どおり、オリジナルの Execution Framework API を使用して、Agent Controller およびエージェントと通信できます。 クライアントの互換性トランスポート層処理コマンドは従来のプロトコルを基にして、新規プロトコルの等価なコマンドに変換し、新規の API を使用して Agent Controller に要求することで、ギャップを埋めます。エージェントの互換性トランスポート層により、エージェントは従来の API を使用して Agent Controller と通信し、同様に従来の API を使用したクライアントからの要求に応答できます。
互換性トランスポート層がアクティブであるかどうかは、serviceconfig.xml にそれが存在するかどうかで決定されます。 存在する場合、そのトランスポート層に割り当てられたポートでのすべての通信は、従来の API で定義されたコマンド・フォーマットおよびセマンティクスを使用することが予想されます。 その他のすべてのトランスポート層では、新規の API を使用する必要があります。
セキュリティーを使用可能にするオプションは、下位互換性レイヤーがアクティブである場合にのみ使用できます。 従来の API で使用可能なファイル転送機能の使用についても同様です。 基本的なファイル転送サービスは、新規 API で使用可能です。
関連タスク
データ収集概念モデル
Agent Controller の管理
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