プロファイル・リソースの保管
収集されたデータや作成されたプロファイル・フィルターなどのプロファイル・リソースは、外部ファイルに保管できます。
プロファイル・データの保管
プロファイル・セッションから収集されるデータは、ファイルに保管して後で使用できます。プロファイル・データは、ビューに表示される代わりに、指定したファイルへ転送されます。これにより、「プロファイル・モニター」ビューで「ファイル」>「インポート...」>「プロファイルおよびロギング」>「プロファイル・ファイル」オプションを選択することによって、データを再作成できるようになります。プロファイル・データは、「プロファイル構成」ダイアログで外部ファイルに保管できます。
- プロセスの起動中に、「宛先」タブにより、「ファイルへのプロファイル・データの送信」を指定します。
- プロファイル・セッションからのデータの保管先となるプロファイル・ファイルのパスおよび名前を入力します。
- デフォルトでは、ファイルは拡張子 trcxml 付きで保管されますが、ファイル名と拡張子を二重引用符に囲んで指定すると、独自の拡張子を指定できます。
- プロファイル・データが「プロファイルおよびロギング」ビューに送られる場合と同様に、モニターを一時停止したり再開したりすることが可能です。また、ガーベッジ・コレクションの実行や、オブジェクト参照情報の収集も行えます。
プロセス起動後に、データは指定のファイルにキャプチャーされるため、「プロファイルおよびロギング」ビューには表示されません。
プロファイル・フィルターの保管
プロファイル・セッション中に作成されたプロファイル・フィルターは、外部ファイルに保管できます。
- プロファイル・セッションからフィルターをエクスポートするには、プロセスまたはエージェントを右クリックして「エクスポート」を選択します。
- エクスポート・ウィザードから、「プロファイルおよびロギング」>「プロファイル・フィルター」を選択します。「次へ」をクリックします。
- 矢印キーを使用して、エクスポートするフィルターを選択します。
- 「フィルター・ファイル (Filter file)」フィールドに、フィルターの保管先ファイルの名前を入力します。
- 「終了」をクリックします。
関連概念
プロファイル・ツールの概説
関連タスク
アプリケーションのプロファイル
プロファイル・リソースのインポート
(C) Copyright IBM Corporation 2000, 2006. All Rights Reserved.