新規 XPath 式の作成

症状データベース・エディターには、XPath の言語構文規則に関する予備知識がなくても XPath 式を迅速に作成できるダイアログがあります。式は、AND または OR 演算子のいずれかでグループ化される単純な述部で構成されます。単純な述部は、org.eclipse.hyades.logging.events.cbe.ComonBaseEvent 属性、単純な演算子 (=、<、>、<> など)、および値で構成されます。作成された式は、ログの分析に使用できます。

式を生成するには、以下のようにします。


  1. Symptom バージョン 2.0 フォーマット・エディターで、「XPath 式」ノードを選択します。「XPath 式の詳細」ペインで「新規式」をクリックすると、「新規 XPath 式」ダイアログが表示されます。「追加」をクリックし、エントリーを式テーブルに追加すると、それが単純な述部です。
  2. 単純な述部で使用する属性を org.eclipse.hyades.logging.events.cbe.ComonBaseEvent 属性のリストから選択します。
  3. 演算子を選択します (「like」 は、パターン・マッチングを実行します)。ログの分析時に式と突き合わせるため、ログ・レコードがその属性用に必要とする値を以下のように入力します。

    OK」をクリックします。

  4. 式テーブル内の既存のエントリーを編集するには、該当するエントリーを選択し、「編集」をクリックしてフィールドを変更します。
  5. エントリーを除去するには、該当するエントリーを選択して「除去」をクリックします。
  6. グループ式のコンボ・ボックスで値を選択し、式テーブルのエントリーを AND または OR 条件でグループ化します。デフォルトの選択は、AND 条件です。
  7. OK」をクリックします。XPath 式が作成され、値が「XPath 式」テキスト・ボックスに設定されます。

ヒント: 「ログ」ビューでログ・レコードを右クリックして「クリップボードへコピー」を選択すると、そのログ・レコードのメッセージ・プロパティーがクリップボードにコピーされます。この方法は、一致するパターン・タイプの述部を作成する場合に役立ちます。この述部は、org.eclipse.hyades.logging.events.cbe.ComonBaseEvent メッセージ属性に対して定義される述部であり、演算子 like または not like のいずれかが含まれています。

関連タスク
症状データベースの編集

関連参照
共通ベース・イベント・フォーマットの仕様
「ログ」ビュー