グラフ・エリアの制御

マウスを使用したスケールの構成

さまざまな最小値/最大値を表示するためにスケールを変更するには、以下のようにします。

 

スケールの最大値を変更する場合

スケールの最小値または最大値がどちらも ロックされていない 場合は (以下を参照)、以下を実行します。最初に、スケール上を (左ボタンを押したまま) 上方に ドラッグ移動します。最初に上方に移動するということは、スケールの下部 を固定したままにしておく、ということです。スケールの最大値が望ましい値になるまで、(左ボタンを押したまま) コントロール・スケール上を (適宜) 下方に または上方に 一連のドラッグ移動を実行します。

スケールの最小値がロックされている 場合、最小値はマウスの移動による影響を受けません。上方または下方にドラッグ移動しても、それはスケールの最大値にのみ適用されるので、このようなドラッグ移動は、必要な値が得られるまで適用できます。

スケールの最大値がロックされている 場合、その値を変更することはできません。 (アンロックする方法については、以下を参照してください。)

スケールの最小値を変更する場合

スケールの最小値または最大値がどちらも ロックされていない 場合は (以下を参照)、まず、スケール上を (左ボタンを押したまま) 下方に ドラッグ移動します。最初に下方に移動するということは、スケールの上部 を固定したままにしておく、ということです。スケールの最小値が望ましい値になるまで、(左ボタンを押したまま) コントロール・スケール上を (適宜) 下方に または上方に 一連のドラッグ移動を実行します。

スケールの最大値がロックされている 場合、最大値はマウスの移動による影響を受けません。上方または下方にドラッグ移動しても、それはスケールの最小値にのみ適用されるので、このような移動は、必要な値が得られるまで適用できます。

スケールの最小値がロックされている 場合、その値を変更することはできません。 (アンロックする方法については、以下を参照してください。)

スケールを変換する場合: いずれかの適切な方向に右クリックしたままドラッグします。

: スケールの最小値またはスケールの最大値のどちらか、あるいは両方がロックされている 場合、スケールを変換することはできません。

ポップアップ・メニューを使用したスケールの構成

スケールを構成するための専用のダイアログ機能があります。関連するスケールを単に右クリックするだけで、以下のポップアップ・メニューが表示されます。

ポップアップ・メニュー

 

各種オプションの意味は、以下のとおりです。

オプション

意味

スライダーの追加

新規スケールを作成します。

タイトルの設定

スケールの名前を変更します。

最大値のロック

指定された値を超えて、スケールを上 (垂直スケール) または右 (水平スケール) に延ばせないようにします。

最小値のロック

指定された値を超えて、スケールを下 (垂直スケール) または左 (水平スケール) に延ばせないようにします。

最大値の設定

スケールの最大値を定義します。

最小値の設定

スケールの最小値を定義します。

スライダーの除去

グラフ・エリアからスケールを削除します。

関連グラフにスナップ

すべての統計モデルがグラフ・エリアに表示可能となるよう、選択された水平/垂直スケールを自動的に調整します。

該当する場合は、スケールの現在の名前が、大括弧で囲まれてオプションに追加されることに注意してください。例えば

グラフ・エリアへのスケールの追加

グラフィック・エリアに垂直スケールを追加するには、既存の垂直スケールを単に右クリックするだけで、以下のポップアップ・メニューが表示されます。

ポップアップ・メニュー

 

「スライダーの追加 (Add a Slider)」オプションを選択します。既存の垂直スケールのセットのすぐ右横に、新規の垂直スケールが追加されます。新規の水平スケールをグラフ・エリアに追加するには、任意の既存の水平スケールを右クリックし、表示されたポップアップ・メニューから「スライダーの追加」オプションを選択します。既存の水平スケールのセットのすぐ下に、新規の水平スケールが追加されます。

「統計要約 (Statistical Summaries)」ビューでは、表示可能なスケール (Vertical 1、Vertical 2、Vertical 3、など) グラフを指定できます。

以下の例では、2 つの追加の垂直スケール (Vertical 2、Vertical 3) が追加されています。

3 つの垂直スケール

グラフにスナップ

以前に、専用のポップアップ・メニューで使用可能な「関連グラフにスナップ」オプションを使用してスケールを構成できることを示しました。

ポップアップ・メニュー

これにより、選択された水平/垂直スケールが自動的に調整されるので、含まれているすべての統計モデルはグラフ・エリア内に表示できるようになります。基本的には、水平スケールの場合、スケールの最小値は、組み込まれている統計モデルのセットの最小値に設定されます。スケールの最大値も同様です。同様に、垂直スケールの場合、スケールの最小値は、組み込まれている統計モデルのセットの最小値に設定されます。スケールの最大値の場合も同様です。違いがきわめて大きな統計モデル (例えば、時間的にかなり離れているモデル) を表示すると、大きく圧縮されて、グラフ・エリアがゆがんで表示される可能性があります。

インディケーター

グラフ・エリアに表示されるグラフごとに、関連付けられている垂直スケール内には、対応するインディケーター があります (右の例を参照)。 インディケーターは、関連付けられているグラフと同じ色の垂直バーです。

 

実行時に、このインディケーターには、グラフ・エリアの右端 にあるそれに対応する有効な値 (一般には最新のデータ) が表示されます。 履歴 データの場合、水平の時間目盛りを左クリックすると、グラフ・エリアのその点のすぐ上に、垂直の黒い線が引かれます。この線は、インディケーターが表示する、観測された値を決定するためのデータ・ポイントを定義します。

 

グラフが選択解除された場合、それに対応するインディケーターは消えます。

インディケーター

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