共通ベース・イベント表記へのログまたは相関のエクスポート

ログ・ファイルまたは相関は、共通ベース・イベントの XML ファイル、または HTML や CSV (コンマ区切り値) などのサポートされているその他の表記へエクスポートできます。

ログまたは相関を共通ベース・イベント・フォーマットまたはサポートされている表記にエクスポートする手順は、以下のとおりです。

  1. ログまたは相関を選択して、それを「ログ」ビューに表示します。
  2. ビューでデータをエクスポートするには、ツールバーで、「レポート...HTML のエクスポート・アイコン を選択します。「新規レポート」ダイアログが表示され、使用可能なレポート・タイプが示されます。
  3. レポート・タイプを選択します。例えば、「XML ログ・レポート」を選択して、ログまたは相関を共通ベース・イベントの XML フォーマットにエクスポートします。
  4. エディターを開く」オプションをチェックして、デフォルトのシステム・エディターで文書を開きます。
  5. 終了」をクリックしてレポートを生成します。
  6. ファイルのロケーションおよび名前を指定するか、「参照」をクリックして該当するロケーションを見つけます。
  7. OK」をクリックします。

XML ファイルの場合、共通ベース・イベントのスキーマに続いて、「ログ」ビューに表示されているすべてのレコードが、指定されたファイルにエクスポートされます。これで、誰でも共通ベース XML ログ・パーサーを使用して、このファイルを各自のログおよびトレース・アナライザーにインポートできます。セッションで得られたログおよび相関を共有すると、他のユーザーが再作成する手間が省けるため有効です。

HTML、CSV、およびサポートされているその他の表記は、ログまたは相関データの表示と共用のために代替手段を提供します。

関連概念
ログおよびトレース・アナライザーを使用した分散アプリケーションの問題の判別
共通ベース・イベント・モデル

関連タスク
ログ・ファイルの分析
ログ・ファイルのインポート
ログ・ファイルの相関

関連参照
「ログ」ビュー