JOnAS JMX メトリック・エージェント

JOnAS エージェントは、JOnAS JMX RMI JRMP (Java リモート・メソッド・プロトコル) Service を介して通信を行い、JMX データを収集します。これにより、エージェントは、Windows パフォーマンス・モニター (Perfmon) エージェント および JBoss エージェントと同等の柔軟性を提供する JMX サーバーから、情報をリモートで収集することができます。

JOnAS JMX Server をモニターするには、「エージェント」タブから「JOnAS アプリケーション・サーバー」を選択します。こうすることで、「設定」タブに JOnAS 固有の変数エントリーが取り込まれます。

3 列のテーブルを示す「設定」タブ。列は、変数名、説明、および値です。

JOnAS Server Host は、JMX データを取り出すためにエージェントが接続するリモート・ホストを指定します。このホストは、「ホスト」タブで指定されている Agent Controller ホストとは異なります。これは、エージェントがリモートで情報を収集できるので、 JOnAS サーバー・ホストで Agent Controller が実行していなくてもかまわないためです。 Agent Controller を実行しているサーバーをモニターする場合は、 この値をローカル・ホストのままにしておきます。

JOnAS JRMP ポートは、JOnAS JRMP Service に接続するために使用されるポートです。このポートはサーバー固有ですが、デフォルト値は 1099 です。

Agent Controller の構成

JOnAS エージェントは、JBoss エージェント同様に、アプリケーション・サーバーで提供されている JOnAS ライブラリー・セットへのアクセスを必要とします。アプリケーション・サーバーとの接続を確立するには、エージェントがこれらのライブラリーの場所を認識している必要があります。 Agent Controller の構成中に、以下のように、JOnAS Application Server Home を求めるプロンプトが表示されます。

Please enter the JOnAS Application Server Home:
  Default>"C:\JOnAS_4.3" (Press <ENTER> to accept the default value)
  New value>

このフィールドには、JOnAS Application Server インストールのロケーションを入力する必要があります。

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