ログ・セットを使用すると、ログ・ファイルの反復インポートを容易に行うことができます。ログ・セットの処理を開始するには、「ナビゲーター」ビューから「インポート」ウィザードを起動します。
デフォルト・ログ・セットは、「インポート」ウィザードが初めて起動されたときに作成され、インポート済みのすべてのログ・ファイルは「デフォルト・ログ・セット (Default Log Set)」に保管されます。デフォルトのログ・セットを使用するには、以下のステップに従ってください。
新規ログ・セットを作成するには、以下のステップに従ってください。
新規ログ・セットが作成されると、前のログ・セットはメモリーに保管され、その新規ログ・セットが現行の作業ログ・セットになります。ログ・セットが保管されるのは、ウィザードが「終了」のクリックによって閉じられた場合だけです。また、ログ・ファイルの追加、現行ログ・セットからのログ・ファイルの編集または除去を行うこともできます。
既存のログ・セットを開くには、「インポート・ログ・ファイル」ウィンドウで、「ログ・セット名」を使用して開きたいログ・セットを選択します。既存のログ・セットが選択されると、「ログのインポート」ウィザードは、選択されたログ・セットからのログのリストでリフレッシュされ、その新規ログ・セットが現在の作業ログ・セットになります。
既存ログ・セットを名前変更するには、以下のステップを実行します。
現在のログ・セット名を変更して「OK」をクリックします。「ログのインポート」ウィザードの「ログ・セット名」は新しい名前で更新されます。
既存のログ・セットを削除するには、「ログのインポート」ウィンドウで、「ログ・セットの削除...」をクリックします。「ログ・セットの削除」ボタンは、ワークスペースに使用可能なログ・セットが 1 つしか存在しない場合は、無効になります。
ログ・セットは、ファイル・システムで使用できる定義済みログ・セット・ファイルからインポートできます。ログ・セット・ファイルは 1 つ以上のログ・セットで構成され、その拡張子は logxml です。
ログ・セット・ファイルの作成方法については、『ログ・セットをファイル・システムにエクスポートする』を参照してください。
ファイル・システム上のログ・セット・ファイルからログ・セットをインポートするには、以下のステップを実行します。
ワークスペースで使用可能なログ・セットは、ファイル・システムにエクスポートできます。ファイル・システムのログ・セット・ファイルは 1 つ以上のログ・セットで構成され、その拡張子は logxml です。
ログ・セット・ファイルのインポート方法については、『ファイル・システムからログ・セットをインポートする』を参照してください。
ログ・セットをファイル・システムにエクスポートするには、以下のステップを実行します。
関連概念
ログおよびトレース・アナライザーを使用した分散アプリケーションの問題の判別
共通ベース・イベント・モデル
症状データベース
関連タスク
ロギング設定を設定する
ログ・ファイルのインポート
実行プロセスに接続してログ・レコードを収集する
相互作用トレースの表示
関連参照
「ログ」ビュー
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