JBoss エージェントは、JBoss JMX Remote JNDI Service を介して通信を行い、JMX データを収集します。これにより、エージェントは、Windows パフォーマンス・モニター (Perfmon) エージェント と同等の柔軟性を提供する JMX サーバーから、情報をリモートで収集することができます。
JBoss JMX Server をモニターするには、「エージェント」タブから「JBoss アプリケーション・サーバー」を選択します。こうすることで、「設定」タブに JBoss 固有の変数エントリーが取り込まれます。
JBoss Server Host は、JMX データを取り出すためにエージェントが接続するリモート・ホストを指定します。このホストは、「ホスト」タブで指定されている Agent Controller ホストとは異なります。これは、エージェントがリモートで情報を収集できるので、 JBoss Server Host で Agent Controller が実行していなくてもかまわないためです。 Agent Controller を実行しているサーバーをモニターする場合は、 この値をローカル・ホストのままにしておきます。
JBoss JNP ポートは、JBoss JNDI Service に接続するために使用されるポートです。このポートはサーバー固有ですが、デフォルト値は 1099 です。
JBoss エージェントは、アプリケーション・サーバーで提供されている JBoss ライブラリー・セットへのアクセスを必要とします。アプリケーション・サーバーとの接続を確立するには、エージェントがこれらのライブラリーの場所を認識している必要があります。 Agent Controller の構成中に、以下のように、JBoss Application Server Home を求めるプロンプトが表示されます。
Please enter the JBoss Application Server Home: Default>"C:\jboss_4.0.1" (Press <ENTER> to accept the default value) New value>
このフィールドには、JBoss Application Server インストールのロケーションを入力する必要があります。