「統計」ビューの設定
「統計」ビューの設定は、ワークベンチ設定のプロファイルおよびロギング・カテゴリーで定義され、「ワークベンチ」メニューの「
ウィンドウ」->「
設定」を介してアクセスできます。
データがない場合のデフォルトの振る舞い
「統計」ビューの「データなし振る舞い」の設定では、
統計データが含まれていないタイム・セグメントをビューが解釈して表示する方法を定義します。固有の要求によって左右されますが、ユーザーは、収集済み統計データの解釈をより直感的に分かるようにするためにタイム・セグメントの表示に前提を設けることができます。
データがない場合の振る舞いには、次の 4 つのオプションがあります。
- 何もドローしない: 統計データが含まれていないタイム・セグメントには、データ・ポイントは描画されません。
「グラフ」ビューのラインは、データ・ポイントを含む連続したタイム・セグメント間でのみ描画されます。次図で、折れ線グラフの隙間は、データが含まれていないタイム・セグメントを表しています。
- ゼロをドローする: ゼロ値に対応するデータ・ポイントは、
データなしのタイム・セグメントに描画されます。空のタイム・セグメントの両側にある有効なデータ・ポイントは、描画された値ゼロにそのままリンクされます。次図では、
空のタイム・セグメントは現在はゼロであると見なされます。
- 直前値をドローする: 直前の有効な統計値がデータなしのセグメントに描画されます。次図は、直前の有効な値がデータなしのタイム・セグメントに対するデフォルト値になること前提にしています。
- 補間値をドローする: 補間された線は、2 つの有効な統計値の間にある空のセグメントを横切って描画されます。次図の空セグメントは無視され、線は有効なデータ・ポイントのみの間を補間されます。
水平スライダーの追従動作
スライダーの追従動作は、各水平スライダーの右端にある矢印ボタン

のトグル操作でアクティブになります。アクティブの場合、スライダーは、その選択された追従動作により自動的にスクロールを試みます。
現在は、次の 2 つのオプションがあります。
- ワークベンチのシステム時刻に追従する (Follow the Workbench System Time): 水平スライダーは、スクロールし、その最大表示値をワークベンチのシステム時刻のそれに合わせようとします。
- 最大データ・ポイントに追従する (Follow the Maximum Data Point): 水平スライダーがスクロールするのは、すべての従前のデータ・ポイントを超える水平値である新規データ・ポイントが受信されたときのみです。スライダーは、この動作が有効になると、最新の追加データに追従するようになります。
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