Windows システム (Perfmon) エージェント

Windows システムは、Window Perfmon 機能を使用してシステム・カウンターを収集し、 それらをワークベンチに戻します。Windows Perfmon API を介してこのデータを収集できるようにするためには、十分な特権を持つユーザーが Agent Controller を実行する必要があります。

Windows システムをモニターするには、Agent Controller が Windows システムで実行されていることを確認し、エージェント起動構成の「ホスト」タブで、このシステムのホスト名を指定します。「エージェント」タブで、エージェント・リストから「Windows システム・トレース (Perfmon)」を選択します。このエージェントの「設定」タブを以下に示します。

3 列のテーブルを示す「設定」タブ。列は、変数名、説明、および値です。

 

Windows システムの「設定」タブには、 3 つのエージェント固有の設定が含まれており、リモート・マシンからの Windows パフォーマンス統計の収集に使用されます。ここでのリモート・マシンは、Agent Controller ホスト以外のマシンを表しています。

したがって、Agent Controller がホスト A にある場合、「リモート・ホスト名」変数はホスト B に設定され、ホスト A のドライブはホスト B にマップされるので、 Agent Controller をホスト A で実行しなくても、ホスト A を介してホスト B から Perfmon カウンターを収集できます。これにより、Agent Controller インストールに問題がある状況であっても、柔軟性が得られます。

このリモート・マシン・アドレスは、 「リモートホスト名」設定を使用して設定します。リモート統計を収集するためには、 Agent Controller ホストに、リモート・マシンと確立された接続が存在する必要があります。 Windows エージェントは、接続を確立する (1 つも存在しない場合) か、または既存の接続を使用することができます。新規接続を確立する場合、エージェントは、指定されたユーザー名とパスワードを認証明細として使用します。

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