Apache エージェントは、サーバーのサーバー状況ページから Apache 状況情報を収集します。この情報を収集するために、エージェントは、この状況データを表示するようにサーバーが正しく構成されていることを要求します。一般に、このためには、Apache サーバーの httpd.conf 構成ファイルを少し変更する必要があります。
Apache 2.x では、構成に以下の変更を行う必要があります (構成ファイルの行の先頭の # を除去すると、その行のコメントを外すことができます)。
· LoadModule status_module modules/mod_status.so のコメントを外します。
· 追加情報を得るために ExtendedStatus On 行のコメントを外します。
· <Location /server-status> 属性を調整して、Agent Controller のホストから接続できるようにします。
サーバーが再始動すると、URL http://yourservername/server-status を使用してサーバー状況ページに照会できるようになります。 Apache エージェントを使用し情報を収集する前に、このページに照会できることを確認してください。
サーバーがセットアップされ、データを提供するようになると、Apache エージェントを立ち上げ、このデータを TPTP ワークベンチに収集できます。最初に、「エージェント」タブで、「Apache サーバーの状況」項目を選択します。これにより、「設定 (Settings)」タブに Apache 固有の変数が取り込まれます。
単一の Apache 変数は、情報を収集するためにエージェントが照会先として必要としているサーバー状況ページの URL を提供する変数です。
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