「症状分析結果」ビューでの症状のフィルター処理

「症状分析結果」ビューにフィルターを追加すると、設定した基準を満たす症状のみを表示できるので、症状をより小さいセットに絞り込むことができます。org.eclipse.tptp.platform.models.symptom.Symptom 属性値に従って、表示される症状を制限するフィルターを作成できます。

症状フィルターの作成

フィルターを作成する手順は、以下のとおりです。

  1. ツールバーの「フィルター」ボタンの横のドロップダウン・メニュー矢印 フィルター・ドロップダウン・アイコン をクリックします。「フィルターの管理 (Manage filters)」を選択します。
  2. 「フィルターの編集」ウィンドウで、「新規」をクリックします。
  3. 症状」フィルターを選択して、「OK」をクリックします。
  4. フィルター名」を指定します。この名前は、「フィルター」ドロップダウン・リストに表示されます。
  5. 標準」タブで、オプションとして、「時刻範囲で作成される症状を表示」チェック・ボックスをクリックし、時刻範囲を設定できます。希望する症例作成時刻範囲の開始および終了時刻の値を指定します。時刻値は、yyyy-MM-dd hh:mm:ss.STZD という ISO 形式でなければならず、マイクロ秒までの精度を持たせることができます。
  6. 拡張」タブをクリックします。拡張フィルター・フィーチャーを使用すると、症状属性について特定のフィルター基準を設定できます。フィルター基準が定義されている場合は、それらがすべて拡張フィルター・テーブルに表示されます。 1 つ以上の基準に一致する症状は、「症状分析結果」ビューに表示されます。
  7. テーブルにエントリーを追加するには、「追加」をクリックします。 org.eclipse.tptp.platform.models.symptom.Symptom 属性のリストから、フィルタリングする属性を選択します。演算子を選択します (「like」 は、パターン・マッチングを実行します)。表示されるために、症状がその属性について持つ必要のある値を入力します。

    OK」をクリックします。

  8. 既存のエントリーを編集するには、該当するエントリーを選択し、「編集」をクリックしてフィールドを変更します。
  9. エントリーを除去するには、該当するエントリーを選択して「除去」をクリックします。
  10. グループ式のコンボ・ボックスで値を選択して、テーブルのエントリーを AND または OR 演算子でグループにします。デフォルトでは、AND 演算子が選択されています。
  11. OK」をクリックします。フィルターが作成され、「症状分析結果」ビューの内容に対して適用されます。

症状フィルターの編集または削除

フィルターを編集または削除する手順は、以下のとおりです。

  1. 「症状分析結果」ビューのツールバーで「フィルター」ボタンの横のドロップダウン・メニュー  フィルタードロップダウン・アイコン をクリックします。
  2. フィルターの管理 (Manage filters)」をクリックします。
  3. 「フィルターの編集」ウィンドウで、編集または削除対象のフィルターを選択します。
  4. フィルターを編集する場合は「編集」をクリックし (フィルターの作成については、前述の説明を参照)、フィルターを削除する場合は「削除」をクリックします。
  5. OK」をクリックします。

変更または削除されたフィルターによってフィルタリングされていた「症状分析結果」ビューの内容には、変更内容に従って、症状が表示されます (すなわち、削除の場合はすべての症状)。

症状属性のフィルター処理

症状を選択したときに、「症状分析結果」ビューの詳細ペインにどの属性を表示するかをカスタマイズするには、次のようにします。

  1. 「症状分析結果」ビューのツールバーにある「フィルター属性」ボタン  フィルター属性ツールバー・ボタン をクリックします。「フィルター属性」ダイアログ・ボックスが開きます。
  2.  
  3. 表示する属性を選択またはクリアします。
  4. それぞれの順序を制御するには、「上へ (Up)」および「下へ (Down)」ボタンを使用します。
  5. OK」をクリックします。 

症状のリストが更新され、症状属性フィルターで指定された属性が表示されます。

関連概念
ログおよびトレース・アナライザーを使用した分散アプリケーションの問題の判別

関連タスク
ログ・レコードの分析
ログおよびトレース・アナライザーの設定を変更する

関連参照
「症状分析結果」ビュー