相関とは、イベントに含まれたデータの解釈に使用されるルールのセットを基に、関連したイベントのセットを分析および判別するプロセスです。ログおよびトレース・アナライザーを使用して、単一のアプリケーションのログ・ファイル内、またはさまざまなアプリケーションにより生成された複数のログ・ファイル内の情報を関連付けることができます。
ログおよびトレース・アナライザーは、以下の相関メソッドを提供します。
相関タイプを一緒に使用することにより全体像を提供することができます。たとえば、イベントのセットをグループ化する場合、一般にグループ内のイベントの順序付けも行います。
ログおよびトレース・アナライザーは、相関を表示するための 2 つのビューを提供します。
ウィンドウ・タイトルには、次の形式を使ってビュー型および相関スキーマが表示されます。
シーケンス図: ビュー名 <相関スキーマ>
ビュー名は、「ログ相互作用」ビューまたは「ログ・スレッド相互作用」ビューです。
相関スキーマは、「デフォルト時間」などの事前定義済みスキーマ形式です。
相関は、ソース・レコードからターゲット・レコードを指す矢印で視覚的に表されます。 相関のさまざまな表記を以下に示します。
ダイアグラムの左端に沿った時間圧縮バーは、連続するイベント間で経過した時間を示します。 時間圧縮スケールは、最小デルタ時間から最大デルタ時間までの間で経過した時間を示します。色の輝度は、時間の長さを示します。つまり、輝度が深いほどデルタ時間が長いことになります。
関連タスク
ログ・ファイルの相関
ログ相互作用ダイアグラムの使用
ログおよびトレース・アナライザーの設定を変更する
ログ・ファイルの分析
関連参照
「ログ」ビュー
「ログ相互作用」ビュー
「ログ・スレッド相互作用」ビュー
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