ログ・セットを使用したログのインポート

ログ・セットを使用すると、ログ・ファイルの反復インポートを容易に行うことができます。ログ・セットの処理を開始するには、「ナビゲーター」ビューから「インポート」ウィザードを起動します。

  1. 「ナビゲーター」ビューで、右マウス・ボタンでクリックし、「インポート」を選択して「インポート」ウィザードを起動します。
  2. インポート・ソース・リストから「プロファイルおよびロギング」>「ログ・ファイル」を選択します。「次へ」をクリックします。「ログ・ファイルのインポート」ウィンドウが開きます。
  3. 「ログ・ファイルのインポート」ウィンドウから、ログ・セットについて以下のアクションを実行できます。

デフォルト・ログ・セットを使用してログをインポートする

デフォルト・ログ・セットは、「インポート」ウィザードが初めて起動されたときに作成され、インポート済みのすべてのログ・ファイルは「デフォルト・ログ・セット (Default Log Set)」に保管されます。デフォルトのログ・セットを使用するには、以下のステップに従ってください。

  1. 「ログ・ファイルのインポート」ウィンドウで、デフォルト・ログ・セットがウィザードの「選択されたログ・ファイル (Selected log files)」リストに読み込まれます。
  2. リスト内のすべてのログをインポートするため、「終了」をクリックします。 リストされているすべてのログがインポートされます。

ログ・セットを作成する

新規ログ・セットを作成するには、以下のステップに従ってください。

  1. 「ログ・ファイルのインポート」ウィンドウで、「新規ログ・セット...」をクリックします。「新規ログ・セット」ダイアログ・ボックスが開きます。
  2. ログ・セットの名前を入力し、「OK」をクリックします。「ログのインポート (Import Log)」ウィザードが空のログ・セットでリフレッシュされます。

新規ログ・セットが作成されると、前のログ・セットはメモリーに保管され、その新規ログ・セットが現行の作業ログ・セットになります。ログ・セットが保管されるのは、ウィザードが「終了」のクリックによって閉じられた場合だけです。また、ログ・ファイルの追加、現行ログ・セットからのログ・ファイルの編集または除去を行うこともできます。

既存のログ・セットを開く

既存のログ・セットを開くには、「インポート・ログ・ファイル」ウィンドウで、「ログ・セット名」を使用して開きたいログ・セットを選択します。既存のログ・セットが選択されると、「ログのインポート」ウィザードは、選択されたログ・セットからのログのリストでリフレッシュされ、その新規ログ・セットが現在の作業ログ・セットになります。

既存のログ・セットを名前変更する

既存ログ・セットを名前変更するには、以下のステップを実行します。

  1. 「ログのインポート」ウィンドウで、「ログ・セットの名前変更...」をクリックします。「ログ・セットの名前変更」ダイアログ・ボックスが開きます。
  2. 現在のログ・セット名を変更して「OK」をクリックします。「ログのインポート」ウィザードの「ログ・セット名」は新しい名前で更新されます。

既存のログ・セットを削除する

既存のログ・セットを削除するには、「ログのインポート」ウィンドウで、「ログ・セットの削除...」をクリックします。「ログ・セットの削除」ボタンは、ワークスペースに使用可能なログ・セットが 1 つしか存在しない場合は、無効になります。

ファイル・システムからログ・セットをインポートする

ログ・セットは、ファイル・システムで使用できる定義済みログ・セット・ファイルからインポートできます。ログ・セット・ファイルは 1 つ以上のログ・セットで構成され、その拡張子は logxml です。
ログ・セット・ファイルの作成方法については、『ログ・セットをファイル・システムにエクスポートする』を参照してください。
ファイル・システム上のログ・セット・ファイルからログ・セットをインポートするには、以下のステップを実行します。

  1. 「ログのインポート」ウィンドウで、「ログ・セットのインポート...」をクリックします。「ログ・セットのインポート」ダイアログ・ボックスが開きます。
  2.  「参照」ボタンを使用して、ファイル・システムからログ・セット・ファイルを選択します。
  3. ファイル・システムからインポートするログ・セットを選択します。ログ・セットがワークスペースに既に存在するログ・セットと同一名の場合は、インポートできないことに注意してください。
  4. ログ・セット・テーブルを使用して、ログ・セット名を更新します (必要な場合)。
  5. 「OK」をクリックして、選択したログ・セットをインポートします。インポートのために最初に選択したログ・セットが現在の作業ログ・セットになり、「ログのインポート」ウィザードによって、選択したログ・セットからのログ・セットが更新されます。

    ログ・セットのインポート

ログ・セットをファイル・システムにエクスポートする

ワークスペースで使用可能なログ・セットは、ファイル・システムにエクスポートできます。ファイル・システムのログ・セット・ファイルは 1 つ以上のログ・セットで構成され、その拡張子は logxml です。
ログ・セット・ファイルのインポート方法については、『ファイル・システムからログ・セットをインポートする』を参照してください。
ログ・セットをファイル・システムにエクスポートするには、以下のステップを実行します。

  1. 「ログのインポート」ウィンドウで、「ログ・セットのエクスポート...」をクリックします。「ログ・セットのエクスポート」ダイアログ・ボックスが開きます。
  2. ファイル・システムにエクスポートするログ・セットを選択します。
  3. 「参照」ボタンを使用して、ファイル・システムのログ・セット・ファイルのロケーションを選択します。
  4. 「OK」をクリックして、選択したログ・セットをエクスポートします。
ログ・セットのエクスポート
  

関連概念
ログおよびトレース・アナライザーを使用した分散アプリケーションの問題の判別
共通ベース・イベント・モデル
症状データベース

関連タスク
ロギング設定を設定する
ログ・ファイルのインポート
実行プロセスに接続してログ・レコードを収集する
相互作用トレースの表示

関連参照
「ログ」ビュー