ログおよびトレース・アナライザーは「症状分析結果」ビューを提供し、ログ分析オペレーション中に生成された症状を検査します。分析オペレーション中に症状規則基準がログ・レコードに一致すると、症状が発行されます。 このビューは症状の結果リストを提供します。また、このビューでは症状定義、推奨、アクション、一致するイベント等の各症状に関する詳細情報を提供します。
XPath ログ・アナライザーおよび Symptom V2.0 形式の症状データベースを使用してログを分析すると、 「症状分析結果」ビューが自動的に開きます。「ログ」ビューから右クリックし「分析」>「構成」を選択するか、または「ウィンドウ」>「設定」>「プロファイルおよびロギング」>「ログ」ビュー>「症状データベース」を選択して「症状データベース」設定ページを開くかのいずれかの方法で、任意のログ分析エンジンと症状データベースを構成することができます。 Symptom V2.0 形式のデータベースを使用したログ・ファイルの分析方法の詳細については、 ログ・レコードの分析のタスクを参照してください。
ビューの左側ペインに、一致する症状がリストされます。 分析されるログ・レコードが症状データベースで指定される症状規則に一致する場合、生成された症状がこのペインにリストされます。このビューでは、ページ・サイズ (デフォルト値 = 100) を超える数の症状が表示された場合にページ送りが可能であり、現在のページ番号に応じて「ページアップ」、「ページダウン」、「ページへジャンプ」が使用可能になります。
一致した各症状、症状定義の詳細、推奨およびアクション情報について、選択された症状の症状およびプロパティーに対応するログ・レコードが、以下の 4 つの対応するタブ、「症状定義」、「推奨およびアクション」、「一致するイベント」、「プロパティー」に提示されます。
このタブは、症状の説明についてのタブです。ここで述べられる詳細は、症状の生成に使用された症状定義に対応してしており、分析されたログの中で最低でも 1 つのログ・レコードに一致する症状規則が含まれています。
このタブでは、症状の生成に使用された症状定義に関連する推奨およびアクションについての詳細情報を提供します。推奨は、発生した状態の解決方法に関する可読説明を提供します。 アクションは、症状が発生した場合に実行される、ディレクティブと呼ばれるコード・シーケンスを提供します。 「推奨およびアクション」タブでは、選択した症状に関連するすべての推奨およびアクションのリストがテーブルに表示されます。 リストされた推奨およびアクションに関する情報を表示するには、テーブルの項目を選択し、テーブルの下に表示される「詳細」ペインに対応する属性を表示します。 より詳しい情報を表示するには、「フィルター属性」ツールバー・ボタンをクリックし、「推奨またはアクションの詳細」ペインに表示される任意の属性を選択してビューをカスタマイズします。
このタブは、「症状定義」タブで表示される症状定義に関連する少なくとも 1 つの症状規則に一致するログ・レコードをリストします。これは、ビューの左側ペインで選択した症状に対応しています。 このリストのログ・レコードをダブルクリックすると、「ログ」ビューの対応するログ・レコードが強調表示されます。一致するイベントの大きさが十分である (「ログ」ビューアーのページ・サイズより大きい) 場合は、このタブに組み込まれている「ページアップ」および「ページダウン」の各矢印を使用して分析したレコードをスクロールすることができます。
アイコン | 定義 |
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更新。 |
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フィルターの管理。 |
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属性をフィルタリングします。 |
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作成時にソートします。 |
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症状を検索します。 |
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症状の前のページに進みます。 |
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症状の次のページに進みます。 |
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「ページ」ダイアログを開き、次に進むページを指定します。 |
メニュー項目 | 定義 |
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一致するイベントの前のページに進みます。 |
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「ページ」ダイアログを開き、次に進むページを指定します。 |
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一致するイベントの次のページに進みます。 |
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「ログ」ビューを開きます。 |
関連タスク
ログ・レコードの分析
「症状分析結果」ビューでの症状のフィルター処理
関連参照
症状データベース・エディター
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