ログおよびトレース・アナライザーは、ログ・リソースをワークスペースにロードするための 2 つのメソッドを提供しています。デフォルトのメソッドでは、ZIP で圧縮された XMI ファイルを使用して、ワークスペースにインポートされたログ・データを永続化し、大きなログをサポートする代替メソッドでは、ローカルまたはリモートのデータベースを使用して、ワークスペースにインポートされたログ・リソースを保管します。
ログ・リソースは、結果としてログ・リソースがビューに表示されるようなアクションによってメモリーにロードされたときにアクティブ になります。 大きなログのサポート・モードを使用する必要があるのは、インポート時に結合されたサイズが Java ヒープ・サイズの合計 (デフォルトのサイズは 512 MB) の 4% よりも大きい、アクティブなログ・ファイルで作業する場合です。 この推奨は、ログおよびトレース・アナライザーを実行している Pentium III (1GB RAM、1GHZ CPU) に対して実行されたテストに基づいています。
単一セッションでは、XMI と大きなログのサポートは、一緒に使用しないようにする必要があります。 2 つの操作モードを混在させると、単一モード操作を使用した場合のようには動作しない可能性があります。 これらのモードを組み合わせて使用すると、パフォーマンスの低下をきたし、メモリーが必要以上に消費される可能性があります。 ログ・ファイルの処理時に両方のモードを同時に使用しないようにするには、以下のガイドラインに従います。
関連タスク
ログおよびトレース・アナライザー用に大きなログのサポートを使用可能にする
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