プロファイル・リソースのインポート
ファイルから、プロファイル・データやプロファイル・フィルターなどのプロファイル・リソースをインポートできます。プロファイル・ファイルは、それ以前のプロファイル・セッションの間に、独立型のプロファイル・セッションによって生成され、
Agent Controller によってリダイレクトされている、あるいは外部ファイルに保管されている場合があります。
ファイルからのプロファイル・データのインポート
- 「ファイル」>「インポート」を選択します。「インポート」ウィザードが開きます。
- 「プロファイルおよびロギング」>「プロファイル・ファイル」を選択します。 「次へ」をクリックします。「プロファイル・ファイル」ウィンドウが開きます。
- インポート先の「プロファイル・ファイル」と、インポート後にそのファイルを内包するプロジェクトおよびモニターを指定します。「インポート」ウィザードでは、デフォルトで .trcxml ファイルが指定されます。
- 完全プロファイル・ファイルをインポートするのか、パーセンテージで表される、特定の範囲のファイルだけをインポートするのかを指定します。
- ヒープ統計のみを表示する、実行統計のみを表示する、またはすべての詳細を表示するのいずれかを指定します。
- インポート時にデータに適用するプロファイル・フィルターを指定します。フィルターが定義されていない場合は、「フィルター」タブを開き、「新規...」をクリックして、新規のインポート・トレース・フィルターを作成できます。
- オプション: 2 つのタブ「標準」または「拡張」で、フィルター・メカニズムのいずれか 1 つまたは両方を使用してフィルターを定義します。「標準」タブでは、いくつかの単純な共通フィルターを短時間で設定できます。「拡張」タブでは、高度にカスタマイズされたフィルターを作成できます。
- 標準フィルターを定義する手順は、以下のとおりです。
- パターンに一致するデータをフィルターで取り除くには、「フィルター・ストリング」フィールドにストリング・パターンを指定します。
- フィルターに使用するオブジェクト・タイプ、すなわち、「パッケージ」、「クラス」、または「メソッド」を選択します。
- 拡張フィルターを定義する手順は、以下のとおりです。
- 「拡張」タブをクリックします。拡張フィルター・テーブルには、定義されているすべてのフィルター基準が表示されます。
1 つ以上の基準に一致するプロファイル・データ・エントリーが、インポート中にフィルターで取り除かれます。
- テーブルにエントリーを追加するには、「追加」をクリックします。フィルターに掛けたい属性を「属性」リストから選択します。演算子を選択します (「like」 は、パターン・マッチングを実行します)。その属性をフィルターに掛けるために、プロファイル・データ・エントリーに必須の値を入力します。
- 任意のストリングを表すには、アスタリスク (*) を使用します。
- 非排他的「OR」を表すには、バー (|) を使用します。
「OK」をクリックします。
- 既存のエントリーを編集するには、該当するエントリーを選択し、「編集」をクリックしてフィールドを変更します。
- エントリーを除去するには、該当するエントリーを選択して「除去」をクリックします。
「終了」をクリックします。
インポートされたリソースは、「プロファイル・モニター」ビューに表示されます。
ファイルからのプロファイル・フィルターのインポート
これまでのプロファイル・セッションによって保管されたプロファイル・フィルターをインポートして、再使用できます。プロファイル・フィルターをインポートする手順は、以下のとおりです。
- 「ファイル」>「インポート」を選択します。「インポート」ウィザードが開きます。
- 「プロファイル・フィルター」を選択します。「次へ」をクリックします。
- 「プロファイル・フィルターのインポート (Import Profiling Filter)」ウィンドウの「フィルター・ファイル (Filter file)」フィールドに、プロファイル・フィルターが入っているファイル名を指定します。
- 矢印キーを使用して、指定されたプロファイル・フィルター・ファイルからインポートするフィルターを選択します。
- 「終了」をクリックします。プロファイル・フィルターがインポートされ、すぐに現行のプロファイル・セッションで使用できます。
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