ガーベッジ・コレクションの学習

Java ランタイム・システムでは、ガーベッジ・コレクションが自動的に実行されます。ガーベッジ・コレクションにより、プログラムが使用しなくなったメモリーが識別され、解放されます。プロファイル・ツールでは、ガーベッジ・コレクションはプロセスがアクティブな場合にのみ実行されます。  ガーベッジ・コレクションは「メモリー統計」ビューから使用できます。

前提条件:
プロファイル・データを分析してガーベッジ・コレクションについて学習するには、必ず以下のステップを完了しておく必要があります。

ガーベッジ・コレクションの詳細を表示する手順は、以下のとおりです。

  1. 「プロファイル・モニター」ビューで、モニターまたはエージェントを選択します。
  2. 右クリックして、「アプリケーションから開く」>「メモリー統計」を選択します。「メモリー統計」ビューが開きます。
  3. ツールバーから「パッケージ「パッケージ統計」アイコン をクリックして、パッケージ統計を表示します。
  4. 「活性中インスタンス」列と「収集済み」列が表示されていることを確認します。これらが表示されていない場合は、右クリックして、「列の選択」を選択し、これらの列が表示されるよう設定してください。
  5. 次の結果を確認します。
  6. 「プロファイル・モニター」ビューで、モニターまたはエージェントを選択します。
  7. 右クリックして「ガーベッジ・コレクションの実行」  「ガーベッジ・コレクション」アイコン を選択します。
  8. 「メモリー統計」ビューで右クリックして「ビューの更新」を選択します ビューの更新アイコン。ビューが更新され、アクティブなインスタンスの数の変更がパッケージ・レベルで表示されます。

関連概念
プロファイル・ツールの概説
「実行フロー」ビューおよびテーブル
「統計」ビュー

関連タスク
アプリケーションのプロファイル
Java プロセスの起動または接続
リソース集中メソッドの識別