ログ・レコードの分析とは、ログ分析オペレーション用に選択された症状データベースからロードされた、特殊化された規則をログ・レコードに適用することを意味します。ログおよびトレース・アナライザーには 2 つのログ・アナライザー (分析エンジン) があります。
1 つは Symptom V0.1 形式のデータベースを使用する症状 0.1 ログ・アナライザーで、もう 1 つは Symptom V2.0 形式のデータベースを使用する XPath ログ・アナライザーです。
症状 0.1 ログ・アナライザーは一致パターン規則を使用し、これらの規則をログ・レコード・メッセージに一致させます。
症状 0.1 ログ・アナライザーを使用した分析オペレーションの結果は、一致した症状のソリューションとディレクティブを示すオブジェクトの配列です。ログ・ファイルが分析されると、そのソリューションは分析結果ペインで報告され、報告された問題の解決についてのアドバイスをカスタマーに提供します。XPath ログ・アナライザーは、
XPath 式を関連付けた特殊化された症状規則を使用して、ログ・レコード (正確には
org.eclipse.hyades.logging.events.cbe.ComonBaseEvent
ログ・レコード) を分析します。
org.eclipse.hyades.logging.events.cbe.ComonBaseEvent
」フィールドに基づいて構成することができます。
XPath ログ・アナライザーを使用した分析オペレーションの結果は、「症状分析結果」ビューに表示される症状のリストです。
注: ログおよびトレース・アナライザーが提供しているツールのセットを使用すると、ワークベンチにプラグインして、ログおよびトレース・アナライザー内で使用できる、追加のログ・アナライザー (分析エンジン) を実装することができます。
関連概念
ログおよびトレース・アナライザーを使用した分散アプリケーションの問題の判別
共通ベース・イベント・モデル
症状データベース
関連タスク
ロギング設定を設定する
症状データベースのインポート
ログ分析の構成
「ログ」ビューでのログ・レコードのフィルタリング
ログ・レコードのソート
ログ・レコードを検索する
ログ・ファイルの相関
関連参照
「ログ」ビュー
「症状分析結果」ビュー
(C) Copyright IBM Corporation 2000, 2006. All Rights Reserved.