ロギング・エージェントを使用したアプリケーションのモニター

アプリケーションの問題を判別して診断する効果的な方法は、アプリケーションのイベントとエラーのログを記録することです。これらのイベントとエラーについては、基本的にロギング機能 (例えば JSR-047 または Java Logging API) によりログが記録されます。代わりに、エラーおよびイベントのログは XML フラグメントとしてロギング・エージェントに直接記録されます。 ロギング・エージェントは Agent Controller により管理され、開発者を許可して個人がローカルまたはリモートのロギング・エージェントへ接続してアプリケーションのアクティビティーをリアルタイムでモニターできるようにします。

ロギング・エージェントにログが記録されるイベントおよびエラーは、共通ベース・イベントのような XML フラグメントです。

アプリケーションのイベントおよびエラーのログをロギング・エージェントに記録するために、開発者が既存のロギング機能を構成し、それをロギング・ユーティリティー・サポートを使用して共通ベース・イベントのフォーマットに自動的に変換する場合があります。例として、Apache 共通ロギングのサンプルを例に挙げます。

また、開発者が XML フラグメントを直接 org.eclipse.hyades.logging.core.LoggingAgent クラスに書き込むこともできます。



関連概念
共通ベース・イベント・モデル
ログおよびトレース・アナライザー・ビュー
ログ・ファイル相関


関連参照
共通ベース・イベント・フォーマットの仕様
共通ベース・イベント .xsd ファイル (外部 Web サイトにリンク)
ロギング・ユーティリティーのサポート
.xsd 統計ファイル (外部 Web サイトにリンク)
.xsd トレース・ファイル (外部 Web サイトにリンク)


関連タスク
ログ・ファイルの分析