Axis ランタイム環境を利用して、Eclipse ワークスペース経由で Ant を使用して Web サービスを生成できます。
この Ant タスクでは、トップダウンまたはボトムアップのいずれによる Web サービス開発もサポートされています。
Web サービスを作成する前に、以下を行う必要があります。
Web サービスを作成する場合は、Ant ファイルおよびサービス Ant プロパティー・ファイルを変更する必要があります。
- 前提条件のステップでインポートした Ant ファイル (wsgen.xml) を編集します。
このファイルがサービス Ant プロパティー・ファイルをポイントしていることを確認します。
このファイルには、<property file="axisservice.properties"/> と記述された行が含まれていなければなりません。 行ったすべての変更を保管します。
- 前提条件のステップでインポートした axisservice.properties ファイルを編集します。
- scenarioType パラメーターがサービスに設定されていることを確認します。
- ワークスペース・パラメーターを、使用する WSDL ファイルまたは Java Bean をポイントするように設定します。
- それ以外のパラメーターはすべてオプションであり、明示的に設定しない場合は削除してください。
これら残りのパラメーターのデフォルト値は、動的プロジェクトの設定から取得されます。
これらのパラメーターの設定方法について詳しくは、以下を参照してください。
axisservice.properties ファイルを保管します。
- wsgen.xml を右クリックしてと選択します。
- 開いたダイアログから「JRE」タブを選択し、
「ワークスペースと同じ JRE で実行」 を選択します。 「適用」をクリックして「実行」をクリックします。
- Web サービスが生成されると、コンソールにメッセージ「ビルドが完了しました」が表示されます。
サービスの WSDL ファイルが作成され、動的 Web プロジェクトの WebContent¥wsdl フォルダーに配置されます。
動的 Web プロジェクトの WebContent¥WEB-INF フォルダーのサブディレクトリーに、
次のファイルが作成され配置されます。
- web.xml
- undeploy.wsdd
- deploy.wsdd
トップダウン Web サービスを作成している場合は、
動的 Web プロジェクトの src フォルダーに次のような Web サービスのファイルが作成されます。
Web サービスのファイルは、その Web サービスが基づく WSDL ファイルによって異なる可能性があります。
- Service_name_PortType.java
- Service_name_Service.java
- Service_name_ServiceLocator.java
- Service_nameSOAPImpl.java
- Service_nameSOAPSkeleton.java
- Service_nameSOAPStub.java