Web サービス・ウィザードを使用しない場合、Ant ファイルを使用して、
Axis ランタイム環境を利用する Web サービスおよびクライアントを作成できます。
Web サービス Ant タスクを実行する方法は 2 とおりあります。
を使用して Eclipse ワークスペースから実行する方法と、
コマンド行からヘッドレスで実行する方法です。
作成した Web サービスは、サーバーにデプロイしてテストし、ビジネス・エンティティーまたはビジネス・サービスとして公開できます。
前提条件
Ant タスクを使用して Web サービスやクライアントを作成する前に、
いくつかの前提条件を満たしておく必要があります。
- Apache Tomcat サーバーおよび Web プロジェクトの作成
の記述に従って、Apache Tomcat をインストールし、サーバーを作成して、そのサーバーに関連する動的 Web プロジェクトを作成する。
- ワークスペースに必要な Ant ファイルをインポートする。
- プロジェクトを作成する。
- 必要な Ant ファイルをインポートする。
と選択します。
- 作成したプロジェクトを選択して、「終了」をクリックする。
次の 3 つのファイルがこのプロジェクトにインポートされます。- wsgen.xml - これは Ant ファイルです。
- axisservice.properties - これは Ant ファイルが参照するサンプルの Ant プロパティー・ファイルです。
このファイルのプロパティーを変更して、Web サービスを生成できます。
- axisclient.properties - これは Ant ファイルが参照するサンプルの Ant プロパティー・ファイルです。
このファイルのプロパティーを変更して、Web サービス・クライアントを生成できます。
- Web サービスまたはクライアントの動的 Web プロジェクトを作成する。
Web サービスまたはクライアントの作成
前提条件を満たしたら、以下の作業を行うことができます。