DTD およびスキーマの変更による XML ファイルの更新

XML ファイル (現在開いている) に関連付けられた DTD ファイ ルまたは XML スキーマを変更した場合には、これらの変更で XML を更新す るために「XML」>「依存関係の再ロード」をクリックします。 これらの変更は、エディターで利用可能な、コンテンツ・アシストなどのガイド付き編集機構で反映されます。

たとえば、DTD ファイル「Contact.dtd」およびこの DTD ファイルに 関連付けられた XML ファイル「Contact.xml」があるとします。Contact.dtd には 、Contact という名前のルート要素があります。この要素 は、NamePostalAddressEmail の いずれかの子要素を含むことができます。DTD から子要素 Email を 除去すると、Contact.xml ファイル内のルート要素 Contact には Email 子 要素を追加できなくなります。ただしこの変更は、変更内容を DTD に保管して、XML エ ディターの「XML」>「依存関係の再ロード」をクリックするまでは有効になりません。 このボタンをクリックするまでは、Email 要素 を Contact.xml に追加できます。

この機能は、DTD と XML スキーマ、および DTD と XML スキーマに関連付けられた XML ファイルの両方を更新する際に、 非常に便利です。

関連概念
DTD および XML スキーマと XML ファイルの関連付け
関連タスク
DTD または XML スキーマの制約による編集
DOCTYPE 宣言の編集
XML カタログへの項目の追加
名前空間情報の編集