XML エディター

XML エディターは、XML ファイルを作成および表示するツールです。

これを使用すると、以下のようなさまざまなタスクを実行できます。

XML エディターには、「ソース」ビューおよび「設計」ビューの 2 つのビューがあります。 「アウトライン」ビューを使用して、要素の挿入および削除を行うこともできます。

「ソース」ビュー

「ソース」ビューでは、ファイルの ソース・コードを直接、表示および操作することができます。XML エディターの「ソース」ビューにある多 数の XML 編集機能は、Page Designer の「ソース」ビューで選択可能な機能 と非常に似ています。

「ソース」ビューには、以下に示す多数のテキスト編集機能があります。
  • 構文強調表示、無制限の元に戻す/やり直し、およびユーザー定義のテンプレート。
  • コンテンツ・アシスト。 この機能は DTD またはスキーマ・コンテンツ・モデルの情報を使用し、XML ファイル内のカーソル位置に応じて、または入力された文字に応じて、受け入れ可能な継続のリストを提供します。
  • "スマート" ダブルクリックの動作。 カーソルが属性値上に配置されている場合には、 最初のダブルクリックでその値が選択され、次のダブルクリックでその属性と値のペアが選択され、 3 回目のダブルクリックでタグ全体が選択されます。 これによって XML で一般的に使用される部分が、簡単にコピーおよび貼り付けることができます。

「設計」ビュー

XML エディターには「設計」ビューもあります。 「設計」ビューには、以下の機能があります。
  • XML ファイルは、テーブルおよびツリーとして同時に表されます。 これにより、ナビゲーションおよび編集を簡単に行うことができます。
  • コンテンツおよび属性値は、テーブル・セル内で直接編集でき、また、ツリー・ノードのポップアップ・メニューは、 そのロケーションで有効な代替手段を提供します。 例えば、「子の追加」メニ ュー項目は、そのポイントで有効な子である DTD または XML スキーマから、これら の要素のみをリストします (文法制約がオンになっている場合)。

設計ビューは、ユーザーが XML に慣れていない場合や、フォーム指向の編集が必要な場合に、特に役立ちます。 例えば、「XML ファイルの作成」ウィザードを使用して、ジョブ記述フォーム用のテンプレート XML ファイルを、ジョブ記述 DTD から作成することができます。これらのステップが完了すると、後は「設 計」ビューを使用してフォーム・データに入力するのみです。

下記のリンクは XML エディターについての追加情報を提供しています。

関連概念
DTD および XML スキーマと XML ファイルの関連付け
関連タスク
空の XML ファイルの作成
DTD からの XML ファイルの生成
XML スキーマからの XML ファイルの生成
XML ファイルの編集
「設計」ビューでの編集
「ソース」ビューでの編集
XML ファイルの検証