< 前へ | 次へ >

演習 1.4: XML スキーマ用 Java Bean の生成

XML スキーマ・エディターは、開発者が XML アプリケーションを迅速に作成できるように、XML スキーマから Java™ Bean を生成する機能をサポートしています。 これらの Java Bean を使用することによって、インスタンス文書を素早く作成したり、XML スキーマ準拠の文書をコーディングなしで、直接 Document Object Model (DOM) API にロードすることができます。

この演習を始める前に、 演習 1.3: XML スキーマの編集および妥当性検査を終了しておく必要があります。

Bean を含む Java プロジェクトの作成

University.xsd ファイルから生成する Bean は、Java ソース・コードと一緒に処理されるように構成されるプロジェクトに含める必要があります。
  1. 「ファイル」 > 「新規」 > 「その他」の順にクリックします。 「新規」ウィンドウで、「Java」 > 「Java プロジェクト」と選択します。 「次へ」をクリックします。
  2. 「プロジェクト名」フィールドに UniversityJava と入力し、 「終了」をクリックします。
  3. Java パースペクティブに切り替えるようにプロンプトが出されます。「はい」をクリックします。

Bean の生成

  1. 「ナビゲーター」ビューで、University.xsd を右クリックし、 「生成」 > 「Java」 と選択します。
  2. 「生成 (Generator)」リストで 「SDO Beans 生成 (SDO Beans Generator)」が選択されており、 作成した「UniversityJava」プロジェクトがコンテナーとして選択されていることを 確認した後、「終了」 をクリックします。
UniversityJava プロジェクト内の「ナビゲーター」ビューに Bean が表示されます。 「問題」ビューに表示される警告はすべて無視できます。

演習のチェックポイント

XML スキーマ・エディターは、DOM API を必ずしも十分に理解 していなくても Java Bean を使用するのに必要なツールを提供します。

この演習により、Java Bean の基本を理解できます。 以上で、この演習は終了です。 この演習では、次のことを学習しました。
  1. Bean を含む Java プロジェクトを作成する。
  2. Java Bean を生成する。
< 前へ | 次へ >