act_eventList 変数

act_eventList 変数は、ルールで受け入れられたイベントのリストに適用されるメソッドへのアクセスを提供します。

詳細

フィルター・ルールと重複ルールは常に、1 つ以下のイベントのリストを持ちます。フィルター・ルールはステートレス・ルールであり、重複ルールは最初に分析されたイベントのみを保持するためです。

タイマー・ルールではイベントを処理しないため、act_eventCount 変数と act_eventList 変数はタイマー・ルール内では無効です。

ルールがグループ化キーを使用して定義されている場合、act_eventCount 変数、act_eventList 変数、および act_threshold 変数は以下の式コンテキストでは無効です。
  • ライフ・サイクル・アクション
  • <activateOnEvent> に含まれる <filteringPredicate> または <activationInterval> に含まれる <deactivateOnEvent>
  • <computedValue>
これは、この場合ルール変数がルール・インスタンスにのみ適用され、 これらの式の実行時にルール・インスタンスが存在しない ためです。

コーディングの例

以下のコードは、act_eventList 変数にアクセスして、イベント・リストの 2 番目のイベントを取得します。
IEvent second_event = act_eventList.get(1);

アクセスできるメソッド

act_eventList 変数がアクセスを提供するメソッドは、表 1 で示すように IEventList インターフェースで定義されます。
表 1. IEventList インターフェースと対応するメソッド、および Javadoc メソッド説明のロケーション
インターフェース メソッド Javadoc メソッド説明のロケーション
IEventList
  • get
  • size
  • isEmpty
  • listIterator
com.ibm.correlation.IEventList