以下の概念について理解できていることを確認してください。
各アプリケーションは、以下の例で説明しているように、さまざまなイベントのセットを
処理することができます。
- 保険業の例
- 保険業においては、請求プロセス全体の作業フローを追跡するイベントを
生成して相関させ、ビジネス・プロセスが適時に
完了しているかどうかを判別することができます。
- 販売業の例
- 異なるタイプのビジネスにおいて、販売結果を定期的に要約、報告、および
目標と比較して、特定の期間における販売目標の達成状況を
示すことができます。
- IT 環境の例
- IT 環境においては、主幹業務のシステムによって 1 分ごとにイベントを生成し、
データベース・サーバーが正常に稼働していることを示すことができます。相関ルールを
記述して、これらのハートビート・イベントの受信をモニターし、予期される
ハートビート・イベントが受信されない場合に特定のルール応答アクションを
実行することができます。
また、ご使用のアプリケーションが処理するイベントの
フォーマットも理解する必要があります。Active Correlation Technology では、Active Correlation Technology エンジンによって処理されているイベント内のデータにアクセスするために、Java™ クラスおよびメソッドが提供されています。ただし、これらのクラスおよび
メソッドを使用して処理中のイベントに対してアクセスまたは変更を行う場合は、
基礎となるイベント・オブジェクトについての基本的な理解が重要です。