計算パターン

計算ルールは、計算パターンによって定義されます。このルールは、時間間隔内で各イベントを受信するごとに、収集したイベントに対して式を使用して計算を適用します。これはステートフル・ルールです。

概説

計算パターンは、ルール言語の <computeFunction> エレメントで定義された計算関数を、一定の期間にわたって受け入れられた各イベントに対して実行します。期間は、<timeWindow> エレメントによって定義される必須の時間枠によって指定されます。

ルール応答が実行される条件

計算パターンを使用すると、<onTimeWindowComplete> エレメントで定義されているように、時間枠が完了したときにルール応答が実行されます。計算値は、<onTimeWindowComplete> アクションの実行中に使用可能です。

このルール・パターンの使用例

アプリケーションがカスタマー・オーダー・イベントを処理していると想定します。計算パターンの使用例は、以下を行うルールです。
イベントが受信されるたびに、オーダーの合計値が、指定された期間に発生したすべてのオーダーの合計値に追加され、すべてのオーダーの更新された合計値がユーザー・インターフェースを介して公開されます。
関連資料
計算ルールのサマリー