computedValue エレメント

<computedValue> エレメントには、ルールがイベントを受信したときに実行され、イベントの 1 つ以上の属性の値に基づくストリング値を作成する式が含まれます。このストリング値はその後、グループ化キーで使用できます。

詳細

場合により、ルール・ライターはグループ化キーで以下のような項目を使用する必要があるかもしれません。
  • イベント属性値のサブストリング。例えば、イベント属性値に組み込み IP アドレスが含まれている場合、<computedValue> エレメントに含まれている式を使用して、グループ化キーで使用できるよう、その IP アドレスを固有値として抽出できます。
  • 複数の異なるイベント属性の値のサブストリング。例えば、<computedValue> エレメント内の式を使用してサブストリングを抽出し、それらを組み合わせてグループ化キーで使用する固有値を作成できます。

<computedValue> エレメント内の式がヌル値を戻した場合、ルールは、このヌル値を欠落した属性値として取り扱います。

式で使用できる変数に関する情報については、変数 を参照してください。特定の変数の使用方法は、式のコンテキストに依存します。

属性

<computedValue> には以下の属性があります。

表 1. <computedValue> エレメントの属性
名前 説明 データ・タイプ 必須?
expressionLanguage 式の記述に使用されているプログラミング言語を 示します。サポートされている式言語は Java™ プログラミング言語のみであるため、この属性の唯一の有効値は java です。 xsd:NMTOKEN はい

このエレメントを含むエレメント

<computedValue> は以下のエレメントに含まれます。

このエレメントに含まれるエレメント

<computedValue> に含まれるエレメントはありません。

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