物理データ・モデルのキーのマイグレーション

物理データ・モデルのキー列または関係のプロパティーを変更すると、 関連する外部キーのプロパティーも変更されます。

以下の表は、キーのマイグレーションのアクションがとられる原因になる、オブジェクトに対するアクションを説明しています。 キーのマイグレーションのアクションがとられると、ビジュアル・ダイアグラムまたはデータ・プロジェクト・エクスプローラー内のデータ・オブジェクトを修飾するアイコンが、それに応じて変更されます。
ユーザー処置 キーのマイグレーションの結果
主キーに対する列の追加

主キーが関係の一角をなす場合、列は、外部キー列として子表にマイグレーションされます。

その関係が依存型である場合、マイグレーション後の列は、子表の主キー列の一部としても組み入れられます。

列がすでに外部キーの一部であり、外部キーの残りの列はすでに主キーの一部になっていて、関係が非依存型である場合、関係は依存型に変更されます。

主キーからの列の除去

主キーが関係の一角をなす場合、外部キーとして子表にマイグレーションされた列は、外部キー列リストから削除されます。

その関係が依存型である場合、マイグレーション後の列も、子表の主キー列リストから削除されます。

列がすでに外部キーの一部である場合に、関係が依存型であると、関係は非依存型に変更されます。

主キーの列の再配列 主キーが関係の一角をなす場合、外部キー内のマイグレーション後の列は、主キーに合わせて再配列されます。
主キーの削除 主キーが関係の一角をなす場合、それに関連した関係と空の外部キーが保管されます。
列のデータ・タイプの修正 列が主キーの一角をなし、主キーが関係の一角をなす場合、子表のマイグレーション後の列のデータ・タイプも変更されます。
列のデータ・タイプの長さ、精度、または位取りの修正 列が主キーの一角をなし、主キーが関係の一角をなす場合、子表上のマイグレーション後の列のデータ・タイプの長さ、精度、または位取りも変更されます。
列の削除

列が主キーまたはユニーク・キー制約の一角をなし、しかも主キーまたはユニーク・キー制約が関係に属する場合、子表上のマイグレーション後の列は、子の外部キー列リストから削除されます。

その関係が依存型である場合、子表上のマイグレーション後の列も、子の主キー列リストから削除されます。

ユニーク・キー制約に対する列の追加

ユニーク・キー制約が関係の一角をなす場合、列は、外部キー列として子表にマイグレーションされます。

その関係が依存型である場合、マイグレーション後の列も、子表のユニーク・キー制約列の一部として組み入れられます。

列がすでに外部キーの一部であり、外部キーの残りの列はすでにユニーク・キー制約の一部になっていて、関係が非依存型である場合、関係は依存型に変更されます。

ユニーク・キー制約の列の再配列 キーのマイグレーションは発生しません。
ユニーク・キー制約からの列の除去

主キーが関係の一角をなす場合、子表上のマイグレーション後の列は、子の外部キー列リストから削除されます。

その関係が依存型である場合、子表上のマイグレーション後の列は、子の主キー列リストから削除されます。

ユニーク・キー制約の削除 ユニーク・キー制約が関係の一角をなす場合、それに関連した関係と空の外部キーが保管されます。
外部キーに対する列の追加 キーのマイグレーションは発生しません。
外部キーの列の再配列 キーのマイグレーションは発生しません。
外部キーからの列の除去 列が主キーまたはキー制約の一角をなし、しかも主キーまたはキー制約が関係に属する場合、子表上のマイグレーション後の列は、子の外部キー列リストから削除されます。 それ以外の場合、キーのマイグレーションは発生しません。
外部キーの削除 関連した関係が、子表から削除されます。
関係の追加

関係が依存型の関係である場合、マイグレーション後の列は、子表の外部キーおよび主キーの一部になります。

関係が非依存型の関係である場合、マイグレーション後の列は、子表の外部キーの一部になります。

依存型の関係の削除 関連した外部キーが、子表から削除されます。
非依存型の関係の削除 関連した外部キーが、子表から削除されます。
関係の親表の削除 マイグレーション後のすべてのキー列が、子表の外部キーから削除されます。
関係のタイプの修正

関係を依存型から非依存型に変更すると、子表の主キーから外部キー列が削除されます。

関係を非依存型から依存型に変更すると、子表の主キーに外部キー列が追加されます。


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