ルーチンのデータベースへのデプロイ

「ルーチンのデプロイ」ウィザードを使用して、ストアード・プロシージャーまたはユーザー定義関数をデータベースにデプロイします。 場合によっては、1 つのサーバー定義を使用してルーチンを作成し、それを同じタイプのサーバー、または異なるサーバー定義を持つサーバーにデプロイすることができます。

前提条件:
DB2 for Linux®, UNIX®, and Windows® または DB2 for z/OS にストアード・プロシージャーをデプロイするには、次の 2 つの方法のいずれかを使用します。
  • サーバーで以前にビルドされたバイナリーをデプロイすることができます。
  • フル・ビルドを実行することによってデプロイできます。

「ルーチンのデプロイ」ウィザードの「デプロイ・オプション」ページで、これら 2 つのデプロイ・オプションのいずれを使用するかを指定します。

制約事項: 既存のドライバーを使用してビルドされた Java™ ストアード・プロシージャーを、バイナリーを使用してデプロイすることはできません。

このトピックでの説明は、データ開発プロジェクト内およびデータベース・エクスプローラー内のルーチンに適用されます。 ルーチンをファイル・システムにエクスポートした場合は、「ルーチンのエクスポート (Export a Routine)」ウィザードで指定したファイル・フォルダーにエクスポート・スクリプトによって生成された DeployInstructions.txt と呼ばれるファイル内の説明どおりに操作することで、ルーチンをデプロイできます。

ルーチンをデータベースにデプロイする方法:

  1. 「データ」パースペクティブに切り替えます。
  2. データ・プロジェクト・エクスプローラーまたはデータベース・エクスプローラー内で、1 つ以上のサポートされるデータ・オブジェクトまたはルーチン・フォルダーを右クリックし、ポップアップ・メニューから「デプロイ」をクリックします。 ウィザードが開きます。
  3. ウィザードのステップを完了します。 ウィザード内の一部のフィールドには、「デプロイ」オプションの設定ページで指定されたデフォルトの設定値に基づいて値が取り込まれ、一部のフィールドには、デプロイしたいルーチンからの値が取り込まれます。 別のサーバーへのデプロイを選択する場合、既存のデータベース接続を選択するか、または新規接続を作成することができます。 サポートされるデータベース・サーバーへの接続は、既存の接続のリストで選択可能な唯一の接続です。
  4. 「完了」をクリックします。
デプロイ・プロセスが開始し、「データ出力」ビューに進行状況とメッセージが表示されます。 ルーチンがデプロイされたら、「データベース・エクスプローラー」ビューでデータベース接続の下にある「ストアード・プロシージャー」フォルダーまたは「ユーザー定義関数」 フォルダーを更新して、そのルーチンがサーバーに追加されたことを確認できます。 ルーチンがデータ・プロジェクト・エクスプローラーからデプロイされており、ターゲット・データベースがデータ開発プロジェクトに割り当てられているものと同じデータベースである場合、「データ・プロジェクト・エクスプローラー」ビューでは、ルーチンがデプロイされたことを示すレンチのアイコンが、ルーチン名の横に表示されます。
関連タスク
DB2 for z/OS データベース・サーバーにストアード・プロシージャーをデプロイするためのデフォルト設定の変更
関連資料
「ルーチンのデプロイ」ウィザード
関連情報
ルーチンのプロジェクトへのインポート
データベース開発プロジェクトからスクリプトへのルーチンのエクスポート

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