マッピング・タイプとして、マッピング (受け入れられたマッピングと手動で作成されたマッピングを含む)、ディスカバーされたマッピング、およびマッピング・グループの 3 種類のタイプがあります。
エディターでは、マッピングはソース・ノードとターゲット・ノードの間の線によって表されます。それぞれのマッピング線の中央にはハブがあります。線の色はマッピング・タイプによって決まります。ディスカバーされたマッピングの線では、ハブがブラケットとして示されます。その他のマッピング線には、正方形のハブがあります。
マッピング線を選択するには、線上の任意の位置または線のハブをマウスでクリック します。選択されているマッピング線の色は、選択されていない線の色よりも濃くなります (「ワークベンチの設定」ページで定義されるマッピング・エディター設定でデフォルトを変更していない場合)。 複数の線を選択するには、Ctrl キーを押しながらマッピング線を選択 します。Ctrl キーを押しながら選択した各マッピング線は、マッピング選択の一部になります。選択した 1 つ以上のマッピング線に対して、 コンテキスト・メニューのオプションを適用できます。マッピング線のハブの表示は、 トランスフォーメーションや式など、マッピング・グループに追加する調整の有無によって変わります。
マッピングは、1 つ以上のソース列を、単一ターゲット列、XML スキーマ文書 (XSD) の単純エレメントまたは属性に接続します。 マッピング・モデルからスクリプトを生成するときに、各マッピングのソース情報が トランスフォームされ (オプションのトランスフォーメーション関数を選択している場合)、 結果がマッピング・ターゲットとして表示されます。マッピングを手動で作成するには、ソース・エレメントとターゲット・エレメントを右クリックしてから、 「マッピングの作成」メニュー・オプションをクリックします。マッピングを自動的に作成するには、ディスカバー関数を実行し、ディスカバーされたマッピングを受け入れます。マッピングを削除するには、マッピング線を右クリックし、 メニュー・オプションから「マッピングの削除」を選択します。
マッピング・グループには、 (リレーショナル・データベース内の) ターゲット表のマップ・エレメントが含まれています。マッピング・グループごとに 1 つの照会が生成されます。マッピングの作成時に、マッピング・エディターによりマッピングを既存のマッピング・ グループに組み込む操作が試行されます。適切なマッピング・グループがない場合、マッピング・エディターにより新規マッピング・グループが作成されます。
ディスカバーされたマッピングとは、ディスカバー関数の実行時に提案されるマッピングです。ディスカバーされたマッピングは、マッピング・エディターに表示され、 マッピング・モデルに保管されます。マッピング・モデルからスクリプトを生成するときには無視されます。ディスカバーされたマッピングを受け入れるには、ディスカバーされたマッピングの線を右クリックし、 「マッピングの受け入れ」メニュー・オプションを選択します。ディスカバーされたマッピングを削除するには、ディスカバーされたマッピングの線を右クリックし、 「マッピングの拒否」メニュー・オプションを選択します。複数のディスカバーされたマッピングの線を選択して、複数のディスカバーされたマッピングを一括で受け入れまたは拒否することができます。 また、ディスカバーされたマッピングをすべて受け入れまたは拒否するには、マッピング・エディター内で右クリックし、メニュー・オプションから 「すべてのマッピングの受け入れ」または「 すべてのマッピングを拒否」を選択します。受け入れアクションまたは拒否アクションを取り消すには、ツールバーから「取り消し」を選択します。