このチュートリアルでは、DB2 SQL ストアード・プロシージャーの作成、テスト、およびデプロイの方法を学習します。 ストアード・プロシージャーを使用すると、アプリケーションのパフォーマンスが向上し、データベースのアクセス・トラフィックを削減するのに役立ちます。 全データベース・アクセスではネットワークを利用しなければならず、その結果としてパフォーマンスが低下する場合があります。 データベース・マネージャー・アプリケーションは、DB2 との間で、各 SQL ステートメントごとにそれぞれ別個の通信を開始しなければなりません。 アプリケーションのパフォーマンスを高めるために、データベース・サーバー上で実行されるストアード・プロシージャーを作成することができます。 そのようにするなら、クライアント・アプリケーションからそのストアード・プロシージャーを呼び出すだけで、そのプロシージャーに含まれている SQL ステートメントの結果を得ることができます。 ストアード・プロシージャーによりサーバー上で SQL ステートメントが実行されるため、データベース・パフォーマンスが改善されます。 さらにストアード・プロシージャーは、ビジネス・ロジックを集中管理するのにも役立ちます。 ストアード・プロシージャーに変更を加えた場合、その変更はそのプロシージャーを使用するすべてのクライアント・アプリケーションにすぐに反映されます。